折りたたみダイニングテーブルおすすめ15選｜折り畳み式ダイニングテーブル【軽い】

折り畳み式ダイニングテーブルは、家族で食事を楽しむだけではなく、勉強やテレワークをする場としても重宝します。でもその大きさゆえ、使わない時のスペースが無駄・子どもや老人がぶつかりやすい・大人数の時だけ使いたいなど、悩みはつきません。

その悩みは、コンパクトにできる折りたたみ式ダイニングテーブルで解決です。折りたたみ式では、好みのテイストだけではなく使う人数や収納方法でも、おすすめの折りたたみ方・大きさ・形・素材が違います。

おうち時間が増える中、おしゃれで使いやすいものが見つかれば、より快適に過ごせます。ここでは、より快適な折りたたみ式ダイニングテーブルを見つけるためのポイントを詳しく紹介していきます。コンパクトで軽いものから大きなファミリータイプなどのおすすめ商品情報も必見です。

ダイニングテーブルの折りたたむ場所は、使い方に合わせて「脚」か「天板」の2つに分かれます。まずは、どちらのタイプが使いやすいか考えてみましょう。ここでは折りたたみ方の特徴について説明していきます。

脚部を折りたたむタイプは、ダイニングテーブルを使わない時に壁に立てかけたり収納したりする人や、自室やリビングなどダイニング以外の場所でも使いたい人など、移動させる可能性がある人におすすめです。

ダイニングテーブルを脚部で折りたたむと、うすく平らになります。薄くたためれば物置や納戸にも収納しやすく、何より移動させるのに便利です。ダイニングテーブルを使わない時に、よりスペースを作りたい人におすすめです。

天板を折りたたむタイプは、ダイニングテーブルを移動せずに天板の大きさだけを調整できます。両端または片方の端だけをたためるタイプの他に、中央部分に調整部分が折り込まれているタイプもあります。

天板の一部分だけ広げてカウンターとして使ったり、大人数で集まるのなら両端を最大限にのばして広々と使ったりと、サイズを調整しながら使えるのが、天板の折りたたみタイプの便利なところです。

大人1人がダイニングテーブルでの食事に必要な広さは、幅60cm×奥行40cmと言われています。この広さ×人数分が、天板サイズを決める目安です。

それは、隣の人とぶつからない広さ×お皿やカトラリーをしっかり並べられる奥行をもとに考えられています。さらに10cm広くなるだけでも、ゆったり感が違います。

上の公式に当てはめると、2人が向かい合って食事ができるサイズは幅60cm×奥行80cmです。でもこの大きさでは、見た目のバランスが良くありません。

奥行をこれより減らすのは難しいので、幅を80cmにして正方形にすると、見た目のバランスも改善しスペースもゆったりした中で食べられます。

同様に考えて、向かい合って3～4人で食事ができるサイズは、幅120cm×奥行80cmですね。子どもを含む家族だとしても、このサイズは最低限必要です。

さらに、4人とも大人で座る場合や来客用にゆとりが欲しい場合には、130～150cmのもう少し広い幅をもつダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。

さらに、5～6人で向かい合って座る場合に必要なサイズは、幅180cm×奥行80cmです。幅180cmまであると、3人ずつ向かい合えます。

もしくは、長辺に2人ずつ短辺に1人ずつ向かいあっても座れますね。これであれば幅160cm×奥行80cmとなります。いずれにしても幅は180cmあれば十分です。

ここまでは、使い道に合わせたダイニングテーブルを見つける考え方について説明してきました。それを踏まえて、ここからはより好みのデザインを選べるように、形や材料の違いについて説明していきます。

ダイニングテーブルの天板は長方形が一般的ですが、円形や半円形など実にさまざまです。見た目の好みはもちろん、使う人たちへの特徴も違います。ここでは天板の特徴について、お話していきます。

天板の広さを重視するのであれば、長方形や正方形のスクエア型がおすすめです。人数分の必要なスペースを最大限に活用できます。一般的な形なので、素材重視の方でも選びやすいのが特徴です。

ただし、小さな子どもがいるおうちでは、角にぶつかっても安全なようにガードなどで保護しておく必要があります。

円形や半円形などのラウンド型では、スクエア型よりも一人分のスペースはせまくなるものの、人数の調整がしやすく全員が向かい合えるメリットがあります。

部分的に折りたためるタイプであれば、天板に直線部分ができるので壁につけて使えます。角がなくなる分、小さな子どもがいてもスクエア型より安心です。

とりわけ木製のダイニングテーブルを探すなら、「無垢材」「集成材」「突板」など、木材表面の加工方法も確認しておきましょう。どれも良し悪しがあるので、使い道に合わせたタイプを見つけてください。

無垢材（むくざい）は一枚板とも呼ばれます。丸太そのものを切って加工しており、重厚感あふれる木材の風合いや経年変化も楽しめる木材です。

乾燥や加工に耐えられる無垢材は貴重なので、安価ではありません。ただ、多少のキズは風合いの一部となり、削り直しなど修繕をしながらオンリーワンに育てていくのが魅力です。

無垢材の中でも、いくつかの板をはり合わせた木材を「集成材」といいます。一枚板と同じく、木のぬくもりや重厚感をより楽しみたい方へおすすめです。

木材の継ぎ目はありますが、たいていは一枚板よりも安く購入できます。また、板を張り合わせているため経年変化による反りやねじれは少なくなります。

無垢材・集成材のように丸太をそのまま加工しているものに対して、ベニヤ板など別の芯材に丸太をスライスして貼り付けているものを「突板（つきいた）」といいます。

経年劣化の中で表面がはがれる可能性がありますが、軽くて移動しやすいのが特徴です。また、自然な風合いよりもよりデザイン性が高いものを探している人におすすめです。

木にもそれぞれ木目の出方・柔らかさ・経年変化の様子など、個性があります。同じダイニングテーブルの形でも、木の種類が変わるだけでガラリと印象が変わるので、自分と相性がいい素材をみつけたいですね。

日本を代表する杉は、生産量が多く加工がしやすいので、多くのダイニングテーブルにも使われています。くっきりとした木目と節が美しく、木のナチュラルな印象が好きな方におすすめです。

やわらかめでキズがつきやすい木材ですが、経年変化で褐色に変わっていくのとともに味のひとつとして楽しめるのも魅力的です。

北米の松を加工したパイン材は、集成材として加工されているものが多く、白っぽく素朴な見た目が特徴です。優しい印象のダイニングテーブルが好きな方へおすすめします。

杉と同じくやわらかめでキズがつきやすいものの、時間とともにあめ色へ変わる経年変化を楽しめます。集成材のため、反りやねじれが少ないのも嬉しいですね。

ラバーウッドとは、ラバーつまりゴムの木です。南米や東南アジアで樹液がとれなくなり伐採されたものを加工しているものが多く、環境にやさしい素材として知られています。

やわらかな印象の木目にとても滑らかな手触りが特徴のラバーウッドは、じかに肌がふれる機会が多いダイニングテーブルでもおすすめの材木です。

オーク材は、日本ではナラやミズナラと呼ばれるどんぐりの木です。オーク材は硬くて重厚感のある質感と、ダイナミックな木目が美しいのが特徴で、アンティーク家具でよく見かけます。

水や温度変化にも強くて劣化しにくいので、店舗や施設でもよく利用されています。色味は地域によって幅広く、時とともに深みが増します。

ウォルナットは主に北米産のクルミの木で、世界三大銘木の1つとされる高級木材です。温度や湿度にも強く、衝撃にも強いので精度の高さをもとめられるドアなどにも用いられます。

落ち着いたダークブラウンで美しいはっきりとした木目が、高級感のある落ち着いた雰囲気を出しています。経年変化で色が濃くなる木材が多い中、ウォルナットは明るい色味へ変化します。

ダイニングテーブルは存在感が大きいので、部屋で浮かないようにテイストをそろえたいですね。シンプルでスタイリッシュなテイストは、ガラス天板やUV塗装など光沢のある素材と相性抜群。鉄など金属性フレームで渋めの素材なら、大人なビンテージテイストとも合います。

それでも迷う時は、壁や床など面積が広い部分とと同じ色を選ぶとなじみやすくなります。素材で迷う時も同じように、他の家具と同じ素材にすると統一感が出てテイストがまとまりますよ。

ダイニングテーブルとあわせてイスも忘れてはいけません。チェアーセットにすると、1つずつよりも安く購入できますし、デザインや使いやすい大きさなどテーブルと統一感を出せるのでおすすめです。

最近は一人ずつ座るチェアセットの他に、ベンチを含むセットも増えています。ベンチは幅があり重たいので移動は難しいですが、小さな子どもがつめて座れるほか、高さが出ない分部屋が広く見えるメリットもあります。

ダイニングテーブルを購入する際は価格とこだわりポイントのバランスを考えて選んでください。しかし好きなブランド・ほしいデザインが決まっているときは、妥協すると後悔する場合もあるので注意してください。価格を重視したいならDIYで自作するのもおすすめです。

ここからは、ダイニングテーブルでおすすめのブランドを紹介していきます。まずはお手ごろ価格で使いやすさ重視のニトリ、シンプルでカスタマイズできる無印良品、北欧系ナチュラルで温かみのあるデザインであればIKEAが人気です。

さらに、高級木材と品質の高さが評判のカリモク家具、高価格帯ではありますが一生モノを探すならカンディハウス、飛騨高山の老舗メーカーでグッドデザイン賞を受賞している飛騨産業などもあります。

ダイニングテーブルは、生活にゆとりをもたらします。さらに、おうち時間が増える中でよりスペースを効率よく使うには、折りたたみ式がおすすめです。この記事を参考にぜひ理想のダイニングテーブルを探してみてください。