ニトリの電動ベッドおすすめ8選｜介護の強い味方

電動ベッドは使用者の寝起きを助けてくれる寝具です。値段がわりと張ることから、介護や自分用に必要となっても「ちょっと高いな…」となかなか一歩を踏み出せないことがありますよね。

しかし近年では在宅介護にむけた市場の拡大にあわせて、価格が安くデザインもおしゃれなものが増えたことはご存知ですか？。なかでもニトリの電動ベッドは価格が非常に安く、注目を集めています。

今回はニトリの販売する電動ベッドから、皆さんが用途に合わせて安価なものを選べるように、電動ベッドの選び方と世の中で人気のニトリ電動ベッドランキングを紹介します。またベッドの選定時、気になる項目も説明していますので、ぜひご覧ください。

ニトリの電動ベッドは価格の安さと設置の容易さが特徴です。電動ベッド購入時にネックとなりがちな項目ですが、ニトリの製品はどちらも心配することなく安心して購入することができます。

まず前提として、ニトリの電動ベッドは購入のみでレンタルはありません。レンタルの場合、条件次第で介護保険が適用できますが、機能の面でベッドを自由に選択できないことがあります。

ニトリの製品は購入のみですが、そのぶん自分でこだわって選ぶことができるため、メリットに感じる方は多いです。

ニトリの電動ベッドは価格が安いです。介護ベッドの大手メーカーと比較すると、フランスベッド製やパラマウントベッド製のものが安い価格帯で100,000円～です。

対してニトリ製のベッドは59,800円～と、とても安いことがわかります。電動ベッドを導入する際には、低コストのものがあると安心ですね。

電動ベッドを導入するとき、多くの人がネックと感じるのが搬入・設置の手間です。ニトリの電動ベッドは購入するとプロの配送員が搬入・組み立て・設置までしてくれます。

自分で組み立てられるか不安で購入を見合わせる方もいますが、費用に加えて購入後の心配をせずに済むのは、大きなメリットでしょう。

ニトリの電動ベッドが便利だとわかりましたか？つぎは電動ベッドのラインナップからどのように製品を選んでいくのか、選び方をさまざまな機能ごとに説明します。

製品の紹介を見ると、モーター数が製品ごとに違うことがわかります。モーター数＝稼働調節が可能な箇所の数と考えてください。ベッド使用者の身体状況にあわせて、適したものを選びましょう。

ここでいう1モーターとは、背中を起こす機能のみついたものを指します。上体を起こすことで、食事や読書・TV視聴など楽に行うことが可能になります。

比較的に要介護度が低い人や、リラックスベッドとして使用したい人が選ぶのに適しています。モーター数＝機能の数が少ないことで価格面でもコストを抑えることが可能となり、はじめて電動ベッドを選ぶ人にとっても、入門用としておすすめできます。

ニトリの電動ベッドで多く採用されているのが2モーターベッドです。背中を起こす機能に加えて、ひざが上がるとより寝起きが楽になるほか、寝たきりで足がむくむことをやわらげる役割も果たします。

要介護度があがり介護者が使用者を抱き上げる必要がある場合にも、姿勢を変えることで抱えやすくなり介護者の負担を減らすことが期待できます。ニトリの製品に限らず、ラインナップが充実しているのも2モーターの特徴です。

上記の機能にマット含むベッドの高さを調節する機能をくわえたものが3モーター製品です。メリットは使用者が膝の状態にあわせて調節することで乗り降りを楽にできることです。

また、就寝中は低床にすることでベッドから落ちてしまう事故のリスクを減らせることもメリットです。

価格が高くなるデメリットはありますが、要介護度が将来上がってしまう可能性を考えると、先取りで多機能のものを選んでもいいですね。

ニトリの電動ベッドに限って言えば、リクライニングの調整は標準で無段階となっています。調節段階が固定のものとくらべて、好きな角度で利用することが可能です。

使用者に寄り添うかたちで調整が可能になることで、よりストレスフリーな就寝環境を実現できます。ニトリの電動ベッドはほぼ無段階なので親切ですね。

ニトリが扱う電動ベッドのサイズはシングルのみです。ダブルサイズの電動ベッドは扱っていないため、注意が必要になります。

とはいえ、ダブルサイズの電動ベッドは価格が高くなりがちです。必ずしもシングルの電動ベッドが窮屈だということはないため、これをもってデメリットととらえる必要はありません。

ニトリの電動ベッドを確認すると、マットレスセットとベッドフレームのみの販売方法があるとわかります。ベッドフレームのみの方がもちろん安いですが、結局はリクライニング対応のマットを購入する必要があります。

別にマットを検討する際は電動ベッドとの互換性も確認する必要があり面倒です。またセットの方が価格面でお得なため、すでにマットを所有しているかた以外はマットレスセットを選ぶのが無難です。

使用者の寝ている時間が長くなればなるほど、マットレスを干すタイミングがなくなります。放っておくとシミやカビなど衛生面で問題が発生し、余計な出費となるケースもあるでしょう。

そのため、電動ベッド購入の際はフレームのデザインを確認することが必要です。介護用のベッドは通気性が考慮されており、フレームがメッシュ状のものや簀子(すのこ)状になったものが多いので、環境にあったものを選びましょう。

消費者庁からの注意喚起で、電動ベッドのサイドレールと起こしたマットの間に首を挟まれる死亡事故が報告されています。使用者が単独で電動ベッドを利用する際はこのようなリスクが大きいため、付属品やベッド周りの環境に気を配る必要があります。

具体的な対策としては、使用者の体の状況にあわせて「サイドレールは取り外し可能なものを選ぶ」・「稼働するマット部分との隙間を確認して埋める」などが挙げられます。

電動ベッドを調べるとよく目にする「非課税」の文字ですが、これは消費税が購入時に免除されることを意味しています。電動ベッドが非課税の対象となるには条件があり、これらを満たす限り、サイドレールやマットレスをセット販売しても非課税で購入できて非常にお得です。

以下が厚生労働省が定めた、非課税となる電動ベッドの条件です。

1. 頭部および脚部の傾斜角度が調節できる機能を有すること
2. 本体の側板の外縁と側板の外縁との幅が100cm以下のもの
3. サイドレールが取り付けてあるものまたは取り付け可能なもの
4. キャスターを装着していないもの

また、非課税の対象外である商品を同時に買うと、適用されない場合があるため、注意してください。

電動ベッド購入には「価格」という高いハードルがつきものですが、お値段以上♪のニトリはそのハードルをぐっと下げてくれることがわかりました。ニトリの電動ベッドで快適な就寝環境を手に入れてみませんか？