IKEAのカーテンおすすめ15選｜おしゃれ・透けないカーテンも！お直し・オーダー

北欧はスウェーデンの大人気ブランド、IKEAのカーテンはおしゃれでコスパも優れています。130種類以上ものバリエーションがあり、サイズ・デザイン・レースカーテンやブラインドなどの選択肢も豊富。価格が安いだけでなく、有料ながらサイズ調整・オーダーにも対応する充実ぶりです。

一方で海外ブランドならではの注意点もあり、日本の規格が適用されなかったり、サイズが自宅の窓と適合しなかったりといった面も。購入・注文の前に予備知識を身につけるのは重要と考えられます。

以上を踏まえ、本記事ではIKEAのカーテンの選び方・取り付け方・おすすめ商品を紹介します。サイズ・規格の表記など盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。透けないカーテン情報も必見です。

IKEAのカーテンは、何と言ってもデザインがおしゃれ。北欧ブランドならではの洗練されたデザインと上質な生地は、流行の北欧インテリアと相性抜群です。また商品バリエーションも豊富で、カーテンのラインナップは130種類以上を誇ります。サイズ調節のサービスも行っているため、日本の住宅でも取り付けOKです。

カーテンロッド式とは、カーテンをポール（ロッド）に通して吊り下げる方式です。日本の住宅に多いレールにたくさんのフックが付いたタイプは、カーテンレール式と呼ばれています。IKEAのカーテンの多くはカーテンロッド式です。

ただしIKEAのカーテンでもカーテンレール式のものがあるほか、別売りのカーテンリングやフックを取り付ければ両方のタイプに対応できる場合もあります。

IKEAのカーテンはコストパフォーマンスにおいても優れています。スタンダードな機能の商品なら1,999円で購入できるほか、生産終了品・特別価格商品なら1,499円・999円といった例も。高機能タイプでも1万円以内で収まるため、低予算でカーテンを揃えたい方にぴったりです。

ドレープカーテンは最もスタンダードなスタイルのカーテンで、全体が波うつような形にデザインされているのが特徴です。厚手の生地で遮光・断熱・目隠しに役立つほか、防音効果が備わったタイプもあります。

装飾性が高く視覚的なインパクトも大きいため、インテリア用品としての存在感もポイントの1つ。スタンダードなタイプである分、デザインの選択肢も豊富です。

レースカーテンは主に白系統のカラーを基調とした、薄手のレース生地によるカーテンです。ドレープカーテンと比べて開放的な造りで、日中に窓を開け光・風を通しつつ、内部が透けないよう目隠しするのに役立ちます。

ちなみにカーテンレールが備え付けられている住宅の場合、レールは2列あるのが一般的。1列はドレープカーテン、もう1列はレースカーテンの組み合わせで取り付けるのがおすすめです。

ブラインドカーテンは左右に開閉するのではなく、上下に動かして操作するタイプのカーテン。オフィスで採用されており、「スラット」と呼ばれる横長の羽根・蛇腹の開閉で光や視界を確保します。

IKEAのブラインドカーテンは、ローラーブラインドタイプとプリーツブラインドタイプの2種類。基本的には取り付けの際に壁や天井に穴をあけるものの、条件次第で穴あけ不要の場合もあるので購入前にチェックするようにしましょう。

遮光性とは、生地によって光を遮る機能があります。光によって内側が透過しないため、遮光性の高いカーテンはプライバシーを保護したいときにおすすめです。なお、日本メーカー製のカーテンはJIS規格に基づき、遮光性を1～3の等級で表記いています。

一方、IKEAのカーテンは海外メーカー品であるため、JIS規格の表記はありません。ただし遮光タイプの製品は「遮光カーテン」と表記されているため、これを手がかりにしましょう。

断熱性とは、生地によって熱をシャットアウトする性能です。強い日差しに伴う熱気や冬場の冷気を遮り、部屋の温度を快適に保つために役立ちます。断熱タイプのカーテンを取り付ければ空調の負荷も減らせるため、省エネも図れて一石二鳥です。

空気清浄機能付きカーテンGUNRIDはIKEAならではの独自商品です。2019年に複数の研究機関と共同開発していると発表し、2020年春には商品化に成功しました。

電気・フィルターを使わずに空気を清浄化する画期的なコンセプトで、世界的なサステナビリティの動向ともマッチします。省エネ志向の方にもおすすめです。

カーテンは外気に触れなくとも、室内の空気の循環に伴って汚れていきます。明るめの色が多い北欧カーテンは汚れも目立ちやすいため、注意が必要です。また花粉症の方にとって、カーテンに花粉が付いたままの状態は望ましくありません。

洗濯対応カーテンなら洗濯機で手軽に洗えるため、衛生的に使える点でおすすめ。洗濯機に収まらない場合はクリーニングに出しましょう。

タッセルとはカーテンを束ねる帯や紐の呼び名です。既製品の場合、カーテン付属のタッセルは帯タイプが多く、房掛けに引っかける形で使うのが一般的ですが、一部の住宅には房掛けが付いていない場合があります。

房掛けのない部屋の場合は、紐タイプのタッセルを使いましょう。なお、IKEAのカーテンでタッセル付きの商品には、帯タイプが採用されています。

おしゃれなデザインで人気のIKEAのカーテンも、相性のいいインテリアとの組み合わせによって本来の魅力を発揮します。デザインを選ぶ際には、部屋のテーマに合わせて決めましょう。

たとえば同一色・類似色といったカラーのテーマを意識すれば、インテリアとしての統一性を打ち出せます。反対に部屋にデザイン・カラーなどのテーマが存在しない場合は、空間全体が散漫な印象を与えがちです。

IKEAには、子どもが喜ぶかわいいデザインのカーテンも取り扱いがあります。リビングや寝室だけでなく、子ども部屋にもIKEAのカーテンを取り入れて家中をおしゃれに演出したい方にもおすすめです。

年齢に関係なく使えるシンプルなデザインや、子どもらしいかわいいデザインもあるので、子どもと一緒に選んだり、家具に合わせたりもできます。

スウェーデンのブランドであるIKEAのインテリア用品は、サイズの規格が日本とは異なります。カーテンの場合は丈250cmの商品がほとんどであるため、日本の窓・サッシとはサイズが合わない場合がある点に注意しましょう。

ただし、IKEAでは有料でサイズ調整のサービスを実施しています。気に入ったカーテンを見つけた場合はぜひご活用ください。

IKEAのカタログは約70年もの歴史を誇る、ブランドの名物です。取扱い商品を網羅しているだけでなく、リビング・キッチンをはじめとするインテリア・レイアウトの参考資料としても人気があります。

カタログは2022年版より紙媒体からデジタル版に移行し、Web上で参照する形になりました。カーテンの飾りつけにおいても大変参考になるため、ぜひ有効活用しましょう。

IKEAでは、「ソーイングサービス（お直し）」や「オーダーカーテン」などのサービスも提供しています。IKEAで買ったカーテンのサイズが合わないときや、既製品では気に入ったデザインやサイズが見つからない場合は、オーダーカーテンも検討しましょう。

【既成カーテンのお直し】

• 料金：1,500円（丈つめ、上部のお直し、自宅までの送料込み）
• 期間：お届けまで1週間～10日程度（お盆・年末年始・繁忙期は時間がかかる場合あり）

【オーダーカーテン（配送料込み）】

• 丈～150cm×幅～150cm：3,500円
• 丈～150cm×幅151～300cm：5,000円
• 丈151～200m×幅～150cm：4,500円
• 丈151～200cm×幅151～300cm：7,000円
• 丈201～280cm×幅～150cm：5,500円
• 丈201～280cm×幅151～300cm：9,000円
• 期間：お届けまで1週間～14日程度（お盆・年末年始・繁忙期は時間がかかる場合あり）

詳しくは公式HPの情報をご参照ください。

裾上げなどをお直しを店舗に頼まず、自分で挑戦してみたいと考える方もたくさんいます。ここでは自分で裾上げする方法を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

1. カーテンにアイロンをかけておく。
2. サイズに合わせて裁断する。
3. 好みのサイズの通りに縫う。（手縫い・ミシン）より簡単に済ませたい場合は、テープや布用接着剤を使用してください。

先述したように、IKEAのカーテンはロッド式が中心。ラインナップの中ではドレープカーテン・レースカーテンが該当します。注意点として、部屋にカーテンロッド・カーテンワイヤーを設置するには、取り付け位置の壁もしくは天井に穴をあける必要があります。

特に賃貸物件にお住まいの方は、壁・天井に対する造作の許可を得られるか十分に確認しましょう。

部屋に元々カーテンレールが付いている場合は、対応するフックを用意すればIKEAのカーテンも吊るせます。具体的にはクリップでカーテンの上部をはさみ込み、さらにクリップをフックで吊り上げる仕組みです。

カーテンフックはIKEAで販売されているため、必要に応じてカーテンとセットで購入すればOK。カーテンロッドを設置する必要がない場合は、フック取り付けの工作が別途必要になる点は押さえておきましょう。

IKEAには現在パネルカーテンの取り扱いはありません。パネルカーテンは、複数枚のパネル状の生地を、カーテンレールに専用フックを取り付けて使用します。手で直接スライドさせるため、スッキリとした印象でもたつきやかさばりがありません。

 窓際以外にも間仕切りなどに利用できますが、パネルカーテンをお求めの場合はほかのメーカーをチェックしてください。

エアコン不要の過ごしやすい季節には、分厚いカーテンを開け外の空気を室内に取り入れたいものですが、家の中が丸見えなのは困りものです。IKEAには遮光性のあるレースカーテンもありますが、レースカーテンは日光を取り入れる関係上薄く作られているので透けてしまいます。

透けるのが気になる場合は、レースカーテンを重ねて使うのがおすすめです。レースカーテンの重ね使いは部屋が暗くなるのを防げますし、レースならではのやわらかい質感がおしゃれです。

ただし、通りに面している窓に設置する場合、レースカーテンを重ねても夜は照明をつけるので家の中が見えてしまいます。レースカーテンのみでの使用は場所を選ぶのが留意点です。

IKEA以外にもおしゃれなカーテンを販売している店舗はたくさんあります。とくにおすすめのメーカーを紹介しますので、参考にしてください。また記事の下のリンク先ページでは、より詳しい情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

• 川島織物：インテリアにこだわりたい方におすすめ
• 無印良品：シンプルでおしゃれ
• ニトリ：リーズナブルで高品質

IKEAのカーテンはしばしば見かける「北欧風」ではなく、北欧インテリアそのもの。本場の上質なデザイン・世界観を低価格で体感できるのはIKEAならではです。本記事を参考に、ぜひIKEAのカーテンで北欧スタイルを実現してください。