グレーアイシャドウおすすめ9選│グレージュやブルベにも馴染むアイシャドウも

いつもとは違うアンニュイな目元を演出したいときや、定番のブラウン系やピン系以外のカラーに挑戦してみたいときがありますよね。そんな気分のときにおすすめなのが、アイメイクの幅を広げてくれる、グレーのアイシャドウです。

グレーのアイシャドウは一見上級者向けに思われがちですが、意外と肌なじみがよく、合わせやすいアイテムです。そんなグレーのアイシャドウですが、いざ購入するとなると何を基準に選ぶべきか迷ってしまう方も少なくありません。

今回はそんな方に役立つ、グレーアイシャドウの選び方や使い方を解説していきます。さらにはグレージュや、ブルベに合うおすすめ商品やプチプラアイテム、合わせて使いたいアイシャドウベースについてもご紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

無彩色カラーは似合う人が限られると思われがちで、一見難しそうに見えるグレーのアイシャドウ。しかし、ブラックよりも柔らかい色合いなので、実は普段のメイクに簡単に取り入れられる色です。

アンニュイな印象を演出したりスモーキーなメイクをするだけでなく、リップなどを主役にした時の引き算メイクにも向いています。

華やかで目を惹く色合いのリップを主役にしたメイクをしたいとき、アイカラーまで主張する色だとバランスをとるのが難しくなります。グレーアイシャドウは存在感はありながら無彩色カラーなので、主張しすぎないのがメリットです。そんな時の引き算メイクにも向いています。

黒いアイラインやアイシャドウで囲み目メイクをしてしまうと、印象がきつくなりすぎたり、今っぽさを感じられない顔になってしまいがちです。 グレーなら黒よりもコントラストが下がるので柔らかい印象でありながら、囲み目による目を大きく見せる効果が狙えます。陰影のあるメイクのにはぴったりです。

明るめのグレーを1色で使ってもいいですが、グレーのアイシャドウの上からホワイト系のアイシャドウを上からふんわりと重ねると、適度な抜け感のある目元を作れます。悪目立ちもしにくいので、普段使いにはもちろんオフィスなどにもピッタリです。他のカラーよりも簡単に、適度なこなれ感を演出できます。

一重・奥二重の方は、まぶたで隠れてグラデーション効果が見せにくい方が多いです。そんなときは、上まぶたに太めにグレーアイシャドウを入れると、ナチュラルに目が大きく見せられます。伏目がちにしてもアンニュイな雰囲気になるので、ぜひ試してみてください。

パウダータイプは色をぼかしたり修正したりと、扱うのが簡単なのが特徴です。付属のチップや指などで塗るのが一般的ですが、グラデーションを簡単に作れるだけでなく、失敗しても綿棒やティッシュで落とせるのでリカバリーも簡単です。

しっとりとした上品でツヤやかな目元を演出したいなら、クリームタイプが向いています。 テクスチャも柔らかくまぶたへの密着度が高いので、発色の良さを長時間キープできます。色をぼかすのもリキッドよりも簡単なので、ぜひチェックしてください。

塗れたようなツヤのあるまぶたにしたいなら、リキッドタイプがおすすめです。 伸びの良さから慣れるまでは扱いが難しいと感じる場合も多いのが難点です。しかしみずみずしく美しい仕上がりでありながら、ラメ・粉が飛びにくいので色落ちしにくい利点があります。

イエローベースの方は、暖色系の柔らかいニュアンスのグレーがおすすめです。イエベ春なら赤・黄系の明るい色味だと、もともとの華やいだ雰囲気とよく合います。イエベ秋ならブラウン系の深い色味のグレーを選ぶと、持ち前の上品で知的な雰囲気をさらに際立たせられます。

透明感を感じる青みがかった肌色のブルーベースの方はもともとグレー系は得意なカラーです。ピンク肌っぽさのあるブルベ夏の方は、青みがかった明るめのグレーが、ブルべ冬の方はシンプルで無彩色なグレーがおすすめとなっています。

グレージュは、グレーとベージュを組み合わせた色です。落ち着きや上品さが感じられ、大人らしい目元になります。コスメだけでなく洋服などにもよくある色なので、とても使いやすくておすすです。

同じグレーでも、ラメ・パール・マットなどの質感によって印象は大きく異なります。 上品な印象に仕上げたい場合は、小さな粒のラメやパールがかったものを使うと、適度なツヤと立体感が簡単に作れます。

パーティーなどで華やかに見せたいときなら、グリッターや大粒のラメが入ったものがおすすめです。 シックな印象や、適度な抜け感・こなれ感を演出したいときなら、マットな質感のものを選ぶと色味がしっかりと出せます。

アイシャドウには、いくつかの色がセットになったパレットタイプと、単色で売られているものとの2種類あります。単色タイプは、欲しい色・質感だけを選んで購入できるので、すでにある色にプラスしたいときや、気軽に初めての色に挑戦したいときにおすすめです。

一方、パレットタイプは、パレット全体でまとまりのあるメイクがしやすいので初心者さんにぴったりで、アイデアや工夫次第でメイクの幅も広げるられるメリットがあります。

グレーのアイシャドウは手軽に購入できるプチプラのものから、ブランド品の高級なものまで、さまざまなな価格帯の商品が展開されています。使用頻度や求める品質にあわせて、購入予算を決めておきましょう。

プチプラの商品は、500～1,500円のものが多く、節約したい学生の方や、とりあえずグレーを試してみたい方にぴったりです。また2,000〜4,000円の商品が多いデパコスは、特別なシーンで使用したい方におすすめとなっています。

「Visse（ヴィセ）」はコスパの良さと品質の高さに定評があり、特に学生の方に人気のブランドです。中でも評判の「ヴィセ リシェ ジェミィリッチ アイズ　GY-7」は、ライトグレーを中心とした4色を集めた商品で、きれいなグラデーションが作れると人気を集めています。

「KATE（ケイト）」は、黒をベースにしたかっこいいデザインが人気のメーカーです。グレーのアイシャドウ、「ケイト　クラッシュダイヤモンドアイズ　BK-1」は特にブルべの方におすすめのアイテムで、濃いグレーと淡いグレーの二色パレットで美しいグラデーションを楽しめます。

デパコスの代表格ともいえる「Dior（ディオール）」のアイシャドウは、きれいな発色と、上質な仕上がりが人気です。中でも人気の「サンク クルール クチュール　079」は、スモーキーで合わせやすいグレー系の5色が揃っており、シックなアイメイクを楽しめます。

日本でも人気が上昇中の注目ブランド「rom&nd（ロムアンド）」では「ベターザンパレット　04」がおすすめです。ベターザンパレットは10色も入った豪華なパレットが人気のシリーズで、中でも04はブルべにぴったりな青みグレーが揃っていて、抜け感のある目元を作れます。

無彩色のグレーのアイシャドウは、まぶた全体に広く入れすぎないのがポイントです。まぶたのタイプ別にご紹介します。

• 二重：ベージュなどの肌なじみのいいベースをアイホールに広げ、二重幅にグレーをのせる
• 一重：目頭から目尻に向かって横向きにグラデーションを作る。3分の1程度目尻側に長めのアイラインを入れて切れ長に
• 奥二重：先に目の際にアイラインを引き、二重幅を塗りつぶさないように境目をなじませるようなイメージでグレーをのせる

同じグレーでも、イメージする顔によって使い方は異なります。

トレンドのうるんだ目元にはシャイニーグレーのアイシャドウをアイホールに薄く広げ、下まぶたにホワイトをなじませれば完成です。澄んだモード系ならマットなグレーを二重幅より少しはみ出る程度に狭くのせると、尖りすぎない洗練された印象になります。

アイホール全体にブルーグレーの淡い色をのせて、黒目の上下にだけ少量重ね塗りをすると黒目が強調されてかわいい印象に仕上がります。目元にポイントを置いて、鮮やかな発色のパール系グレーで目を囲んで目幅を強調するのもかわいいです。

単色だと使いにくさを感じるかもしれませんが、他の色と組み合わせで取り入れやすくなります。柔らかい印象にはブラウンが合い、アイホール全体にグレーをのせ、ブラウンのアイライナーで目の際を囲むと、きつい印象になりません。

フェミニンな印象ならピンクのアイシャドウを上まぶた全体に広げ、アイラインのようにグレーアイシャドウを使うと優しく華やかな目元を作れます。 神秘的な雰囲気にはブルーです。グレーを上まぶた全体にぼかし、上からヴェールで覆うようにブルーを重ねると独特の透明感※が演出できます。

※メーキャップによる一時的な印象の変化

アイシャドウが落ちないようにする工夫として、アイシャドウベースを使用する方法があります。アイシャドウのヨレを防ぐのでメイク持ちもアップします。鮮やかに発色させる手助けをしてくれるので、淡い色のグレーを使うときはぜひ試してみてください。

今回はグレーアイシャドウの選び方や人気商品を紹介しましたが、気になる商品は見つかりましたか。一見上級者向けに見えますが、実は使い勝手もよくさまざまな活躍をするカラーです。この記事を参考にして、ぜひ自分に合ったグレーアイシャドウを見つけてください。