パーゴワークス ニンジャシェルターの評判・レビュー・口コミ｜冬でも使える？

パーゴワークス(Paagoworks)のニンジャシェルターは、子供の頃の秘密基地の雰囲気が味わえるフロアレスシェルターです。2人～3人で利用できるシェルターは意外と重いものが多く、背負って運ぶのは大変ですよね。ニンジャシェルターは、軽量・コンパクトなので登山でも背負って運べるんです！

設営が簡単・耐水性・耐風性が優秀・高さ調節ができるなど、機能的で快適に過ごせるのも魅力です。すぐに完売するほど人気のニンジャシェルターですが、冬は結露しやすいなどのデメリットもあります。購入者の口コミやデメリットを知れば、本当に必要か良く分かります。

今回は、パーゴワークスのニンジャシェルターの評判・レビュー・口コミについて調査しました。冬でも使用できるのか、カンガルースタイル用のインナーテント、再販の情報などについてもご紹介します。

ニンジャシェルターは、背負って登山に行けるほど軽量・コンパクトです。ポール込みで重量は1150gで、収納時は45×12×12cmとコンパクトになります。収納時のサイズはザックのサイドポケットに入るほど小さいですが、設営時は380×220×140cmの広さです。

登山だけでなく、ツーリング・車の乗り入れできないサイトでのキャンプにも便利です。付属の収納ケースは巻物のような形状で、巻き込むようにしてシェルターを素早く収納できます。

ニンジャシェルターは、耐風性・耐水性に優れたシェルターです。0Dナイロンで作られており、強い風にも耐える耐久性を確保しています。ポールはジェラルミン製で、軽量ながらしっかりとシェルターを支えます。

ニンジャシェルターの生地には、シリコンPUコーティングも施されています。生地にシリコンを染み込ませる加工で、防水性と耐久性を向上させています。

ニンジャシェルターは、ペグ打ちが正確にできるガイドテープのおかげで設営が簡単です。ニンジャシェルターは底面が正方形で、他のタイプより設営しやすいです。ただ、正方形にペグダウンできないと、キレイに設営できません。ガイドテープを使えば、苦労せず正方形にペグダウンできます。

正方形ができたらニンジャシェルターをループで固定し、ポールで自立させたら両サイドをペグダウンして完成です。ロープを引けば、しっかりと自立します。キャノピーを跳ね上げたり、巻き上げれば前室のアレンジも簡単です。

ニンジャシェルターは、高さを簡単に調整できます。プッシュピンのポールの長さを変えるだけで、高さは140cm～120cmの間で変更できます。シェルターの高さを調整しても、ペグを打ち直す必要がないのも便利です。

高くすれば幕下が上がって通気性が良くなり、低くするとスカートが下から空気が入るのを防ぎます。暑い季節は高くして、寒い季節や風が強い時は低くするなど、環境に応じて過ごしやすい高さにできるシェルターです。

ニンジャシェルターは、薪ストーブを中に入れられます。ニンジャシェルターには煙突穴はありませんが、サイドの隙間から煙突を出せば薪ストーブの設置は可能です。ただし、引火の危険もあるので、テント生地と薪ストーブの距離はしっかりと取る必要があります。

きちんと固定して、煙突が倒れるの防ぐようにします。換気を怠ると一酸化炭素中毒の原因になるので、就寝の際は火を消すのを忘れてはいけません。安全のために、一酸化炭素警報器を置くのもおすすめです。

ニンジャシェルターは、別売りのニンジャネストと併用すればさらに快適になります。ニンジャシェルターは、ニンジャネストをインナーテントとして使用できるサイズです。ニンジャネストと併用すれば、4シーズン対応のテントになります。

ニンジャシェルターはフロアレスなので、単体だと雨水や虫が下から入りやすいです。ニンジャネストのバスタブ型のフロアは、雨水や虫の侵入を防止します。冬はスカートが冷気の侵入を防いで、フロアが地面の冷たさを防ぐので快適に過ごせます。

ニンジャシェルターは、冬に使用すると早朝は結露で濡れやすいです。空気を循環させれば結露は少なくなりますが、冬にこまめな換気をするのは難しくなります。結露で濡れた場合に備えて、水滴を素早く拭き取れる吸水タオルを用意しておくと便利です。

濡れたニンジャシェルターを乾かす時間がない場合は、収納が問題です。濡れたままだと汚れも落としにくいので、収納袋を汚してしまいます。ドライバッグを用意しておくと、水漏れの心配なく濡れたニンジャシェルターを収納できます。

ニンジャシェルターは、生地が薄いので焚き火をする際は要注意です。軽量コンパクトな作りのニンジャシェルターですが、その分生地が薄くなっています。生地が薄い上に化学繊維なので、火の粉が当たると簡単に穴が開きます。

焚き火をする際は、ニンジャシェルターから距離を取るなどの対策が必要です。焚き火以外に火を扱う際も、火が生地に当たらないように気を付けましょう。

ニンジャシェルターは、幕下がスカートになる作りです。スカートは、下から冷気の侵入を防げるので、冬に使用するにも便利な作りになっています。とはいえ、ニンジャシェルターはフロアレスなので、地面が冷たくなる冬は単体での使用は厳しいです。

冬はグランドシートを敷く、寝袋やインナーテントを使用するなどの対策が必要になります。ニンジャネスト以外にもニンジャテントなど、サイズが合うテントをインナーテントとして利用可能です。インナーテントを入れれば、4シーズンテントになります。

ニンジャシェルターは、1人～3人用のサイズだけです。サイズのバリエーションは残念ながら、ありません。カラーはダークグレーのみでしたが、2021年に新色のダークベージュを発売しています。

パーゴワークスは、軽量コンパクトなテント・タープを販売するメーカなので今後も大きなサイズが販売される可能性は低そうです。

一時は入手困難だったニンジャシェルターですが、すでに再販されています。ニンジャシェルターは、2020年11月28日販売して間もなく完売した人気商品です。その後再販されて、2022年5月現在は、公式サイトにも在庫があります。

ニンジャシェルターの評判・レビュー・口コミについてご紹介しました。ニンジャシェルターは、軽量・コンパクトで簡単に設営できるシェルターです。ニンジャシェルターで、快適なアウトドアライフを満喫してください。