ヘアカラーのおすすめ6選｜使いたい分だけ・自分でできる！簡単に髪を染める方法は？

自粛期間が増えて美容院に行く機会が減り、セルフカラーを考える方が増えています。しかし「セルフカラーは難しそう」「市販のヘアカラーは綺麗に染まるか不安」と不安を感じている方も多いです。実は、最近では家でも綺麗に染められる市販ヘアカラーが多く販売されています。

初心者でも染めやすい泡タイプをはじめ、根本やメッシュの部分だけ染めるタイプや、美容液が多く入っているタイプなど、使いたい分だけ使えるものも幅広く販売されています。しかし、種類が多くどれを買ったらいいのか分からない方も多いです。

そこで今回は、市販ヘアカラーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは内容量・成分・付属品を基準に作成したので、ぜひ参考にしてください。自分で簡単に髪を染める方法や、ブリーチ後のカラーケアについてもご紹介します。

たくさん種類があって選ぶのが難しそうなヘアカラーも、実はたった2つのポイントを意識するだけで自分に合った商品を選べます。

その2つのポイントとは、

①なりたいイメージを元にカラーを選ぶ

②染める部位によって種類を選ぶ

です。とても簡単ですが、まずはこの2つに絞って市販のヘアカラーを選んでみてください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 暗めカラー・透明感カラー・おしゃれカラーのうち、なりたいイメージを選択する
• セルフカラー初心者・全髪カラーをしたい方は基本泡タイプ
• 部分染め・白髪染めしたい方はクリーム・乳液タイプがおすすめ

これが自分に合った市販のヘアカラー選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも、【必読】がついた見出しはぜひチェックしてください。

暗めカラーは地毛の黒髪に近く、落ち着いた雰囲気になりたい人へおすすめのカラーです。

ダークブラウン・アッシュブラウン・チョコレートブラウンなどが暗めカラーに分類されます。

ブリーチなしできれいに染まるので、初心者にもおすすめです。またムラが目立ちにくく、色の抜け具合も気になりにくいですよ。

透明感カラーはかっこいい雰囲気になりたい人におすすめのカラーです。寒色系のアッシュ・グレージュなどが分類されます。

しかし、日本人の髪質的にブリーチなしで発色させるのは難しいです。

よくイメージされるアッシュ・グレージュに仕上げたいなら、ブリーチする方が満足度が高い仕上がりになりますよ。

おしゃれカラーはかわいらしい雰囲気になりたい方におすすめのカラーです。暖色系の赤・ピンク・オレンジが分類されます。

日本人に多いオレンジや赤身のある髪色と相性のいい、ブリーチなしで明るく染まりやすい色です。

変化が如実に出るので、初めてのカラーにもおすすめです。

泡タイプの最大の魅力は、シャンプーをするように髪にもみこんでいくだけで簡単にできる点です。

泡状なので自分では見えない部分や根元まで届きやすく、きれいにムラなく仕上がります。そのため初心者や全髪カラーをしたい方に適しているタイプです。

しかし毛量が多いとムラになる可能性があるのと、染毛力がクリーム・乳液タイプより弱いのがデメリットとして挙げられます。

クリーム・乳液タイプは、付属しているブラシで染めるので生え際も簡単に染まる点が魅力です。

またクリーム・乳液タイプは部分染めや白髪染めをしたい方にも適しています。

泡タイプよりも染毛力があるのが特徴のため、染まりにくい方は試してみてください。

しかしテクスチャーがやわらかいものがあり、使用する際に顔や目にかからないように注意が必要です。

染めたいカラーが決まったら、トーンにも注目してみてください。トーンとは髪の明るさのことを指します。

目安としては地毛が5トーンくらいで、もともと明るい髪質の方は6トーンくらいになります。

トーンは数字が大きくなるほど明るくなるので、暗めなら8トーン・明るめなら10トーンなどなりたいイメージで決めていくのがおすすめです。

しかし髪質や放置時間・室温などによっても仕上がりのトーンが変わるので、調整しながら染めていくとイメージにより近づけます。

ダメージを少なくしたい・お試しで染めてみたいという方は、ヘアマニキュアやヘアトリートメントが適しています。

ダメージが少なく、1日〜1週間の短期間で色が落ちるので束の間の気分転換にもおすすめです。

またできるだけ安く購入したい方は、メンズ向けを選ぶのもおすすめです。しかし量が少ないため、こちらはベリーショート・ショートヘアの方が対象です。

逆にロングヘアや毛量が多い方は女性用でも1箱では足りない場合もあります。内容量をチェックして、足りなそうな場合は2箱購入してください。

「ヘアカラーは髪が傷むのが心配」という方も多いでしょう。なるべくダメージを少なくするために、ヘアカラー後はケアも大切です。

女性用の市販のヘアカラーの多くはトリートメントや美容液がついていますが、念のため購入前に確認してください。

メンズ用の市販のヘアカラーにはトリートメントがついていない場合が多いので、別途購入が必要となります。

市販のヘアカラー選びを「こんな人」「ニーズ」に合わせて簡単に表すと以下のようになります。

【質問】なりたいイメージは？

【質問】ヘアカラーの目的は？

ここでは簡単に髪を染める方法を手順に沿ってご紹介します。

1. 髪のからまりや、ゴミや埃、油などをとるためによく髪をとかす。
2. 前髪、顔の両サイド、後ろ2段（髪量によっては3段）をクリップでとめてブロッキングする。
3. カラー剤がついても大丈夫なように顔周りにコールドクリームを塗り、ケープを付ける。周囲は新聞紙などで保護する。
4. 仕様書のとおりにカラー剤を混ぜて、髪の生え際から塗っていく。
5. 塗り終えたら、規定の時間そのままで待つ。
6. 時間が経過したら、洗髪する。
7. 髪を乾かし、クリームやオイルで保護する。

染まり具合は、その日の気温によっても異なります。カラー剤は20℃ほどの気温の時が染まりがいいと言われていますので、あまり寒い環境で行うのはやめましょう。また、カラー剤を塗布したら、しっかりと全体に櫛を入れて馴染ませると仕上がりがきれいになりますよ。

おしゃれ用ヘアカラーとして売られている市販品は、白髪全体を染めるのには不向きです。これは、ヘアカラーが色素のある髪を脱色させて染めるため、色素のなくなっている白髪に色を入れにくいためです。

白髪が髪全体の10％以下程度の場合は、明るめの色を選べばおしゃれ用ヘアカラーでもきれいな仕上がりを目指せます。ですが、全体にまんべんなく白髪が多くある場合は、白髪染めヘアカラーを選びましょう。

明るめカラーに挑戦したい方はブリーチで髪の色を抜いてベースカラーを作る必要があります。ブリーチは、オレンジっぽくなる通常のタイプと白っぽい髪に近づけるハイブリーチタイプがあります。なりたいヘアカラーに合わせて選ぶと、髪の傷みを抑えられるので決めておきましょう。

以下の記事では、人気の高いブリーチ剤を紹介しています。セルフで染められるものばかりなので、参考にしてください。

ヘアカラーをする際に、ブリーチでベースカラーを綺麗に作る場合がありますが、次にカラーを入れる前に黄ばみを少なくする紫シャンプーでケアするのがおすすめです。紫は、黄色を打ち消してくれる効果があるので綺麗なベースカラーを作るサポートをしてくれます。

以下の記事では、ブリーチ後のカラーケアに使える紫シャンプーのおすすめ商品を紹介しています。参考にしてください。

自宅で汚さず髪を染めたい！髪を傷めずしっかり染めたい！と思っている方にヘアカラーはおすすめです。メンズの方もぜひ参考にして、お家で簡単にヘアカラーしてみてください。