【2024】携帯ラジオのおすすめ10選｜ポケットラジオ・ウォーキングラジオも

携帯ラジオはポケットラジオ・ポータブルラジオとも呼ばれる小型のラジオです。通勤時・運動中・料理中・ウォーキング時など好きな時間にラジオ放送を楽しめます。また、スマホと比べて電池の持続時間が長いのも特長です。最近では非常時に情報を得るためのツールとしても注目を集めています。

ただ、携帯ラジオはライターサイズラジオや超小型ラジオなど種類が多いため、どのラジオなら使いやすいのか、どの製品を選べばいいのかよくわからないですよね。

そこで本記事では、おすすめの携帯ラジオを詳しく紹介します。また、選び方もわかりやすくまとめているので、ラジオ選びで困っている方はぜひこちらのページを参考にしてください。

携帯ラジオを持ち運べば好きなっラジオ番組をいつでも楽しめる以外にもメリットがあります。たとえばアウトドアの際にさまざまな情報を手に入れたり、音を出すことで動物除けになったりします。

ライフラインが寸断されるような災害に見舞われた時も重要な情報を入手できるのも大きなメリットです。ネットが使えない状況になってもラジオは使える場合も多いので1台持っておくと安心です。

通勤や通学など移動時にラジオを楽しみたい方は、カードサイズやライターサイズの携帯ラジオがおすすめです。カードサイズは名刺大で、ライターサイズはカードサイズよりもやや大きく、ライターのような形状をしてています。

どちらのタイプも小型で軽量なのが特長で、ポケットに入れて持ち歩きやすいようになっています。胸ポケットに入れたまま操作をできる機種もあります。耳からはずれにくいイヤホンをつければ、ランニングなどの運動時にも使えます。

音声はイヤホンのみで聴くタイプと、スピーカーからも聴けるタイプのものがあります。電源形式は、単4形乾電池を使うものが主流ですが、専用の電池とスタンドを使って充電できる機種もあります。

「手のひらサイズ」は、文字通り、手にひらにちょうどおさまるサイズの携帯ラジオです。サイズはカードタイプやライタータイプに比べると、やや大きいものの、持ち歩きしやすい作りになっています。

スピーカーが標準装備されており、イヤホンだけでなくスピーカーからもラジオ番組を聞けます。そのため、屋外でラジオを楽しむほか、熊よけの鈴代わりにするなどの用途でも使えます。小型のラジオとして昔から親しまれているサイズで、「ポケットラジオ」と呼ぶ場合もあります。

ポータブルタイプは、手のひらサイズよりも大きいタイプの携帯ラジオで、据え置きでもラジオを聞けるように設計されています。持ち運びも簡単で、家の中の好きな場所で聴いたり、キャンプ場に持ち運んだりして楽しめます。

ボディは手のひらサイズのものよりも大きさと厚みがありますが、その分パワフルな音が楽しめます。防滴処理がされた機種もあり、キッチンやお風呂などの水まわりで使える製品もあります。

また、災害など非常時に備えた「防災仕様」の機種があります。手回しなどで簡易的に充電できるので、停電時や非常時に重宝します。ほかにも、太陽光充電ができる機種や、スマートフォンや携帯電話の充電ができる機種もあります。

ラジオは周波数を合わせて選局します。携帯ラジオには次の2つのチューニング方式があります。

アナログチューニングは、自分の手で本体のダイヤルやツマミを動かして周波数を合わせるチューニング方式です。操作がシンプルで使いやすいのが特長です。

また、周波数の微調整も簡単で、電波状況に合わせて最適なチューニングができます。また、周波数がぴったり合っていないときに、自動で調整してくれる製品もあります。

選局は手動で行うので、ラジオ局の周波数を覚えておく必要があります。なお、チューニングを手動で行う分、電池の持続時間が長い機種が多いのもこのタイプの特長です。

選局をデジタルで行うタイプのものを「シンセチューニング（デジタルチューニング）」と呼びます。本体に液晶がついていて、ボタン操作で簡単に周波数を合わせられるようになっています。アナログチューニング手軽に周波数を合わせられます。

また、周波数の登録や呼び出しができるのも強みで、ワンタッチで聴きたい局を選べます。液晶部分には、時間や周波数などさまざまな情報が表示されます。タイマー機能やアラーム機能がついた機種もあります。

このタイプは、選局が楽なのが特長で、エリアを移動した際もアナログチューニングのラジオよりもスムーズに設定ができます。そのため、旅行や出張などが多い方にもおすすめです。

携帯ラジオはほとんどの機種が乾電池に対応しています。単4形や単3形の乾電池を使うものがほとんどで、大型の製品の場合、単2形の乾電池を使用するものもあります。乾電池はどこでも買え、備蓄もしやすいので、電源の確保が難しい非常時にも使えます。

携帯ラジオは電池の持続時間が長いのもポイントで、電池のサイズが同じであれば、充電用の電池も使えます。メーカーが充電用のセットを販売している場合もあります。

携帯ラジオには、ACアダプターを使用できるタイプもあります。このタイプなら、電池の残量を気にする必要がありません。また、ほとんどの機種で乾電池も使えます。そのため、普段はACアダプターで電源を取り、乾電池は非常時用に備蓄しておくといった使い分けもできます。

ACアダプターは、主に「ポータブルタイプ」などの機種に採用されています。また、ACアダプターをクレードルに接続して充電するタイプの携帯ラジオもあります。電池を気にしないで長時間聴きたい方におすすめです。

「手回し充電ラジオ」は、本体のハンドルを回すことで充電します。そのため、電源が確保できない状況や乾電池がない時でもラジオが聴けます。

ライトやサイレンがついているなど、非常時を想定した作りになっているのも特長です。また、スマートフォンや携帯電話の充電ができるモデルもあります。

乾電池も使用可能で、なかには太陽光で充電できる機種もあります。スピーカーも聴き取りやすい形式のものが採用されており、防災グッズとしておすすめの携帯ラジオです。

録音機能がついた携帯ラジオは、ラジオ番組を録音できます。番組を予約録音できる機種もあり、さらには付属のパソコン用ソフトを使って、録音したラジオ番組を管理したり、編集したりできる機種もあります。

このタイプの携帯ラジオは、好きな番組を録音するだけでなく、学習目的で使うのにも向いています。たとえば、語学などの教養番組を録音しておけば、いつでもどこでも勉強できます。

機種によっては、リピート再生など語学学習向けの再生機能を備えているものもあります。こうした機能を使えば、通勤・通学時はもちろん、ウォーキングや料理をしながらでも学習可能です。

防滴機能がついた携帯ラジオは、キッチンやダイニングなどの水まわりでも使えます。また、「シャワーラジオ」と呼ばれるタイプはお風呂での使用も可能です。

携帯ラジオでは「IPX3相当」「IPX4相当」の防滴が主流で、どちらも多少の水なら耐えられる程度の作りになっています。ただ、「完全防水」や「水の中に沈めても大丈夫な設計」ではないので注意が必要です。

携帯ラジオの中には、ラジオ番組以外の音声を聴ける機種もあります。Bluetoothに対応した機種であれば、コードで繋ぐなどしなくてもスマートフォンの音楽を楽しめます。スピーカーを通して聴けるのが大きな魅力です。

また、ワンセグチューナーを内蔵した機種であれば、携帯ラジオでワンセグTVの音声を聴けます。いつでもどこでもラジオを聴くのと同じような感覚でテレビ番組の音声を楽しめます。

そのほか、トークの声が聴き取りやすくなる機能や、携帯ラジオのマイクで集音した音を聴きやすくする機能のついた機種もあります。

災害時用にラジオを用意したいなら、ワイドFMに対応している機種がおすすめです。ワイドFMとは、AMのラジオ番組をFMで放送できるように、周波数を拡大したFM放送を指します。AM放送に比べノイズが入りにくいので、音声を確実に聞き取れます。

また、FMの放送局は山頂や鉄塔に設置してあり災害の影響を受けにくいため、ワイドFM対応のラジオならAM放送局が地震・津波等により電波を送れない場合にもラジオ放送を受信可能です。

携帯ラジオにはちょっとしたお出かけに使えるものから、防災グッズとして便利なものまで販売されています。ラジオはスマホでも聴けますが、電池の持続時間を考えると、携帯ラジオも持っておきたいところです。自分の用途に合った携帯ラジオを選びましょう。