めっちゃ効く湿布のおすすめ20選｜市販の膝・肩こりよく効く湿布はある？

スマホやパソコンを日常的に使っている方にとって、肩こりや首の痛みはつきものです。その為、手軽にケアできるアイテムがあれば、ホームケアも簡単にできるようになりますよね。そんなときに便利なのが、湿布です。

そんな湿布は近頃では、肩専用・膝専用といっ使用箇所を指定するものから、かぶれにくいものまで、市販品でも多様な商品が展開されています。その分商品選びにも迷ってしまいがちですが、せっかく買うならよく効く湿布を手に入れたいですよね。

そこで今回は、湿布の選び方や、おすすめのめっちゃ効く湿布をご紹介していきます。さらには、湿布を使用する際に注意したいポイントなどについても解説していきますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

タイプ：湿布は、症状から選ぶ事で選びやすくなります。症状によっては逆効果となってしまう事もある為、正しい湿布選びをする事で初めて症状が緩和されると言えます。

使い心地：湿布には、大きく分けて温湿布と冷感湿布の2種類のタイプがあります。人によっては、貼り心地に不快感を感じる事もあります。その為、使い心地を重視して選ぶのも、継続して使用する為には大切になってきます。

機能性：湿布は直接皮膚に貼るものなので、アレルギーを持っている方や肌の弱い方にとっても選び方は重要なポイントです。中には、皮膚が弱い方にも安心なかぶれにくいものもある為、肌がすぐにかぶれてしまう方は成分表示などにも注意しましょう。

膝の痛みに対する湿布の効き目は、結論から述べると「有効」です。湿布は冷湿布・温湿布の2種類に分かれますが、どちらにも痛み止めの作用があります。また冷湿布は熱・炎症を鎮める一方、温湿布は膝の血行を促すのが特徴です。

状態に合わせて冷湿布・温湿布を使い分ければ、「めっちゃ効く」と実感できる確率が上がります。

同じ姿勢で長時間キーを叩いたり、画面を見つめ続ける事で慢性的な肩こりを患っている方も多いです。また、夏場には冷房の効きすぎが原因で起こる冷えや血行不良を起こしやすくなるのも事実です。

冷えが原因で起こる血行不良は、肩こりを悪化させる事も多いものです。そんな時には、患部を温めながら血行を良くしてくれる「温湿布」がおすすめです。緩和効果により患部の炎症を鎮めながら、貼った瞬間からじんわり温めてコリや痛みを改善してくれます。

腰痛は、なるべく早めの処置が功を奏します。腰痛に効果を発揮する湿布の選び方として、痛みの度合いによって冷感か温感かを選ぶ事も大切です。痛みと炎症が強い場合には冷感、慢性的で冷える時に悪化する腰の痛みには温感湿布を使うと効果的に痛みが改善される期待が持てます。

いつもよりも激しい運動をしたり、普段あまり運動をしない方が慣れない運動をした場合には、1～2日後に筋肉痛が起こる事も多いものです。筋肉痛の場合、何もしなくても自然と痛みが引く事も多いですが、痛みが強い場合には湿布でケアしてあげるのもおすすめです。

筋肉痛の場合、痛みを早く静めるものや血行を良くしてくれる湿布を選ぶ事により、早めに痛みが改善する期待が持てます。しかし、マイルドな効果のアイテムで十分な場合が多いのも事実です。

筋肉疲労の原因として、従来は乳酸の産生と蓄積が原因とされてきました。しかし、乳酸の有無に関わらず筋肉疲労は起こる事がわかっただけでなく、カルシウム・ナトリウム・カリウムの働きが悪くなる事で筋肉疲労が起こる事もわかってきました。

また、筋肉の温度の上昇や運動時のエネルギー源でもあるグリコーゲンの減少もまた、筋肉疲労の原因とされています。これらの原因を踏まえ、筋肉疲労に効果的な湿布は、血行改善や炎症を抑える効果のある湿布を選び、筋肉を安静に保つ事も大切です。

打撲は、強い外的圧力が掛かる事で瞬時に起こる強烈な痛み・強い炎症・血行不良などが同時に起こる事で発生します。特に、痛みの中でも強烈な痛みとしても知られています。そんな打撲や捻挫をした時におすすめなのが、非常に高い鎮痛緩和効果がある湿布です。

強烈な痛みを改善する為には、早急に炎症や痛みを抑える効果のある湿布を使用する必要があるのは明らかです。痛みが酷い場合や腫れが酷い場合には病院での受診が必要なケースもある為、歩く事が出来ない程の痛みでない限りの応急処置として使いましょう。

湿布のイメージとして、貼った直後は冷たいと感じる物が多いと思いますが、今では患部を温めながら痛みを緩和してくれる温湿布も販売されています。痛みの種類によって、使い分ける必要がある為、ここではおすすめの使い方について紹介していきます。

温湿布の多くには唐辛子エキスが配合された物が多く、唐辛子エキスにより皮膚温度を上昇させます。温刺激による血行促進により、炎症物質の新陳代謝を速める事で消炎・鎮痛を促してくれます。

その為、温湿布は慢性的な腰痛や肩こり・筋肉のこわばりなどにも効果を発揮します。温湿布は入浴1時間前に剥がしておかなければ入浴時の温度上昇により、痛みが強く出てしまう懸念もあります。入浴後にも同様に、入浴後の1時間後程度空けて貼るようにしましょう。

冷感湿布にはハッカ油やサリチル酸の作用により、湿布を貼った箇所の温度を効率的に下げます。冷やす事により、血管を収縮させながら神経の働きを抑える事で一過性の痛みや腫れを和らげてくれます。

その為、一過性のケガでもある打撲、捻挫などの急性的な痛みに効果的です。急性的な痛みは瞬時に熱を持つ事も多い為、そのような場合には冷感湿布が適しています。

使用されている成分も、湿布を選ぶ際はしっかりとチェックしたいポイントです。市販されている湿布に含まれる成分としては、以下の5つが代表的で、それぞれ効果の強さや適したシーンが異なります。自分の痛みに合う成分が含まれた製品を選びましょう。

• フェルビナク
  市販品の湿布成分で最も代表的で、効果は比較的強い
• ジクロフェナクナトリウム
  強い鎮痛効果が特徴で、持続時間も24時間と長い
• サリチル酸メチル
  効果は比較的弱いが、副作用の心配が少ない
• インドメタシン
  医療用湿布にも使用される成分で、マイルドな効果が特徴
• ケトプロフェン
  比較的効果が強い成分だが、使用している製品は少ない

湿布にはパップ剤・テープ剤などの種類がありますが、かぶれない湿布をお探しの方には水分を多く含むパップ剤がおすすめです。かぶれやすい方の多くは、ムレが原因でかぶれる事も多い為、通気性の良さを重視して選びましょう。通気孔付きの商品もかぶれにくいためおすすめです。

営業やサービス業の方にとって、お客さん相手にする際には匂いに気を遣う方も多くいるはずです。従来の湿布は湿布独特の匂いがきつく、外出時には貼ったまま外出するのも躊躇するほど匂いが気になった方もいますよね。

しかし、今では無香料の物も多く、端から見ても湿布を貼っている事に気付かれない使い勝手のいい商品も増えてきています。効果はそのままに、使いやすい商品選びも普段使いしたい方には重要なポイントです。

効果が高い湿布は、それだけコストが高くついてしまうケースも多いものです。しかし、中には高い効果ながらコストを抑えてケアできるアイテムもあります。慢性的な痛みの場合には、使う頻度がそれだけ多くなってしまいます。

その場合には、なるべくコストを抑えながら、継続して使えるアイテムを選ぶ事も大切です。コスパのいい商品選びは毎日でも使いやすくなる為、値段と効果のバランスがいい商品選びをしましょう。

お風呂上りに湿布を貼る場合には、汗が引いてから貼るのがおすすめです。汗が残っている状態で湿布を貼ってしまうと、蒸れてかぶれやすくなってしまうからです。また、温感タイプの湿布は、肌に対する刺激が強いので、入浴前の30～60分前に外しましょう。

入浴後も同様の時間間隔を空けて貼らなかった場合には痛みを感じたり、熱感を感じてしまい、思わぬ皮膚トラブルを起こしてしまう危険性もあります。その為、お風呂の前後に時間を置いてから使用するのを徹底しましょう。

湿布使用時に注意する事で一番重要なのが、用法・用量をしっかり守って使用する事です。湿布薬は、1日に1～数回貼り直す事により、効果が持続するとも言われています。痛みが強い場合には、長時間貼ったままにする事もあるかもしれません。

しかし、長時間貼ったままにしておくと、どうしてもかぶれやすくなってしまいます。また、効果が十分に発揮されない事にもなってしまう為、用法・用量を守って使うようにしましょう。また、使用期限が切れたものを使わないのも大切なポイントです。

使用期限が切れたものは、薬剤やその他の成分が劣化している可能性も否定できないので、十分な効果が得られないだけでなく、皮膚を刺激してしまう可能性もあります。

湿布が合わずかぶれてしまったり、アレルギーの副作用で湿布が合わないと感じた場合にはすぐに使用を中止し、症状が酷い場合には受診する事も大切なポイントです。合わない湿布を無理に使い続けると薬の成分が蓄積し、大きな副作用を起こす危険性もあります。

また、湿布を取り替えるタイミングも大事なポイントです。長時間貼ったままの状態で取り替える場合、間隔を空けずに再度貼ってしまうと湿布かぶれが起きやすくなります。その為、貼り換える場合には少なくとも2時間以上間隔を空けて貼るようにしましょう。

湿布かぶれの原因や正しい湿布の使い方については、下記の記事で紹介しています。かぶれ対策についても詳しく紹介しているので、是非参考にしてみてください。

今回は、湿布の選び方やおすすめの湿布を紹介してきましたが、いかがでしたか。湿布は使い方次第では、思わぬ皮膚トラブルを引き起こす直接の原因にもなり得ます。ぜひこの機会に正しい使い方を学び、湿布の効果を最大限に生かしましょう。