糖質0ビールおすすめランキング15選｜体にいいビール・太らないビールって本当？

普段の食前酒・晩酌から、バーベキューや花見などのイベントまで、さまざまなシーンで楽しめるビールですが、なかには、ビールは体に悪い・飲みすぎると太るなどのイメージを持つ方もいますよね。

実は昨今、血糖値が高めの方・ダイエット中の方でもヘルシーに楽しめる太りにくいビールとして「糖質0ビール」が注目されています。糖質0ビールは、一般的なビールに比べて糖質が少なく、通常のビールよりも太りにくいのが特徴です。

そこで今回は、糖質0ビールの選び方や、アサヒスタイルフリーなどおすすめ銘柄を紹介します。また、糖質0ビールが体にいいという噂は本当か・太らないビールの飲み方についても紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。

糖質0ビールの糖質は100mlあたり0.5g未満となっています。完全に糖質が含まれていないわけではありませんが、一般的なビールよりもはるかに糖質を抑えられます。また、カロリーが低いというわけではないので、飲む量によっては太ってしまいます。

一般的なビールは100mlあたりのカロリーが約40kcalなのに対し、糖質0のビールは100mlあたり20～30kcalです。ビールと一緒におつまみを食べる場合は、カロリーの摂りすぎに注意しましょう。

糖質0ビールとよく似た商品の1つに「糖質オフビール」があります。どちらもヘルシーにビールが楽しめるとして人気ですが、2つは含まれている糖質の量に違いがあります。

ビールに含まれる成分についての表記は「食品表示法」にて基準が定まっており、「糖質0」は100ml当たりに含まれる糖質量が0.5g未満のものが表示できるものとされています。

対する「糖質オフ」は、比較対象となる商品に比べて糖質が低い場合に掲載するものとされています。過去に販売された同シリーズ商品や、ブランド全体で比較されることが多いですが、具体的な数値基準は定まっていないため、他の商品と比べながら購入することが大切です。

糖質0と糖類0は、異なる意味を持ちます。 糖質0の商品は、砂糖やデンプン、糖アルコールを含まないものです。 一方、糖類0の商品は砂糖やブドウ糖を含まず、代わりにキシリトールなどの甘味料を使用しています。

「糖質0」と表記されているビールであっても、商品によってはわずかに糖質が入っているものもあります。糖質0ビールを購入するときは実際の糖質量・カロリーなどの数値で選ぶのがおすすめです。

糖尿病予防を考えている方は糖質量が少ないものを選びましょう。ビールを含めた飲料食品は、食品表示法の基準によって、食品100ml当たりの糖質・糖類の含有量が0.5未満のものは「糖質0」と表示できるため、必ずしも全く糖質が含まれていないわけではありません。

糖質0ビールを購入する際には、広告やパッケージのPR文だけでなく、ラベルなどに掲載されている「栄養成分表」に記載された糖質量をチェックしましょう。

糖質制限ダイエット中の方は、カロリーの数値も確認しておきましょう。糖質0ビールのなかには「ゼロカロリー」と表記されている商品も増えています。しかし糖質量と同様、100ml当たり5kcal未満のものが表示できるため、購入の際には具体的な数値を見ましょう。

一般的なビールのカロリーは40kcal前後が平均ですが、糖質0ビールは25kcal前後が平均とされているため、カロリーの数値で選ぶのが難しい場合は、平均の数値を基準にして選ぶのもおすすめです。

またアルコール度数が高いビールはカロリーが高くなる傾向があります。カロリーを優先するなら、アルコール度数の低いビールを選びましょう。

健康を考えて糖質0ビールを選ぶ方は多いですが、自分が苦手なテイストのビールを無理に飲んでいてはゆっくりお酒を楽しめません。自分が美味しく飲める風味・喉ごしが自分好みのものを選びましょう。

ビールの風味は商品ごとに少しずつ違っているため、実際に飲んだ時のキレや香り・苦味の強さなどをチェックして選びましょう。

また、味の濃い料理には苦味が強めのビールがマッチしやすいように、ビール自体の特徴だけでなく、ビールと一緒に食べるおつまみ・料理の味に合わせて選びましょう。より美味しく糖質0ビールが楽しめます。

毎日ビールを飲む方は、人工甘味料の含有量をチェックして選びましょう。人工甘味料とは、スクラロース・アスパルテームをはじめとした、ガム・アイスクリームなどのお菓子にも使われている成分です。

砂糖よりも甘味が強く、少量配合するだけで済むため、昨今はカロリー・血糖値の調節をサポートするダイエット食品に多く採用されています。ただし、適量を摂取する分には問題ありませんが、摂取しすぎてしまうと肝臓や腎臓に負担がかかる場合もあります。

ビールをはじめ、お酒を頻繁に楽しむ方は人工甘味料ゼロや含有量の少ないタイプを選びましょう。

ヘルシーにビールを楽しみたい方は着色料の使用の有無をチェックしましょう。糖質0ビールに限らず、ビールにはより美味しそうな見た目にするために、カラメル色素をはじめとした着色料を使うケースがあります。

配合されていても問題はありませんが、添加物の1つではあるため、気になる方は着色料不使用のものや、天然素材を原料とした着色料を使っているものを選びましょう。

飲みごたえにこだわりたい方は「アルコール度数」で選ぶのがおすすめです。糖質はビールの風味のなかでも、うまみ・飲みごたえにもつながる成分とされています。

そのため、糖質0ビールは通常のビールに比べてあっさりとした風味のものが多く、ビール好きのなかには「飲みごたえが足りない」と感じる方もいます。

アルコール度数は高いほどビールのキレやうまみが際立つため、糖質0ビールも通常のビールと同様のうまみ・深みのある味を楽しめます。しかし、アルコール度数が高くなると、その分身体への負担は大きくなります。

糖質0ビールのなかには、さまざまな機能性・特徴を持つ商品も展開されています。ダイエット中の方はもちろん、健康志向の方も各商品に掲載されている「機能性」に注目して選んでみましょう。

糖質0ビールのなかには「トクホ（特定保健用食品）」の表示がされている商品が存在しています。トクホとは健康をサポートする保険機能成分を含む食品を指し、消費者庁に届出されたもののみ表示できます。

食品のジャンルによって認定される成分や機能性は少しずつ違っていますが、糖質0ビールの場合は、脂肪吸収の抑制・血中中性脂肪の上昇をおだやかにするなどといった機能性が認められている商品があります。

許可を出す際に、消費者庁が成分の有効性や安全性を個別に審査・証明するため、安心して楽しめる点が魅力といえます。健康志向の方はもちろん、ビールを普段飲まない方にもおすすめです。

頻繁にビールを飲む方は「プリン体ゼロ」と書かれている糖質0ビールがおすすめです。プリン体は肉や穀物・野菜などといった食品全般に含まれており、ビールの場合は旨味を出す成分とされています。

プリン体は体内で尿酸に分解されて対外に排出されるのが通常であり、ビール100ml当たりのプリン体量はそこまで多くはなく、適量摂取する分には問題ありません。しかし、過剰に摂取し続けていると、尿酸を排出しきれなくなり、痛風の原因になります。

毎日晩酌をする方・痛風が心配などの症状が心配な方は「プリン体ゼロ」の糖質0ビールを選びましょう。

同じブランドのビールでも、シーンや人数によって多彩な容量のものが販売されています。購入する際には、自分の楽しみ方に合わせた内容量のビールの購入がおすすめです。

糖質0ビールの場合、350ml・500mlの缶タイプが一般的ですが、普段お酒をあまり飲まない方でも飲み切りやすいとして135～250ml程度のミニサイズも人気です。

糖質0ビールにはセットで販売されている商品もあります。一度に揃うので、自宅に常備しておきたいときはもちろん、バーベキューや花見などのイベントをする際に便利です。

キリンは、東京都に本部を置く日本の老舗飲料メーカーが手掛ける銘柄です。ラガービールや一番搾りシリーズをはじめとした、世界的に人気の高い製品を数多く展開しています。

ビールに関しては、原料となるホップの香り・苦味にこだわっているのが特徴です。また、食生活のバランスを考えた「オフ商品」シリーズも展開しており、糖質0ビールだけでなく、カロリーゼロなども考えられています。

アサヒは、東京に本社がある日本の大手ビールメーカーが展開している銘柄です。「アサヒスーパードライ」や「クリアアサヒ」などといった幅広い年代から愛されているシリーズを販売しています。

また、2007年からは糖質0ビール「アサヒスタイルフリー」を中心に、プリン体量・人工甘味料などの軽減にこだわられたものを多く展開しているのが特徴です。健康志向の方にも飲みやすいビールシリーズも扱っています。

金麦は日本の飲料品メーカーである「サントリー」が手掛ける第三のビールシリーズです。原材料の麦の特徴的な風味・香りを引き立たせるために、天然水ベースで作られています。

また、季節に合わせた異なるフレーバーを展開している点も魅力です。おつまみ・料理に合わせやすいテイストに仕上がっていると、ユーザーから高い評判を得ています。

サッポロは北海道発の大手ビールメーカーが展開する銘柄です。サッポロビール特有のキレ・旨味・喉ごしは多くのビール好きをとりこにしています。

また業界初のアンセリン入りノンアルコールビールを展開したことでも注目されました。糖質だけでなく、カロリーや配合成分を考えたビールシリーズがあるのも魅力です。

「ビール腹」と言われるように、ビールをたくさん飲み続けていると太りやすくなるとされています。ビール好きのなかには、太らないか心配な方も多いのではないでしょうか。ここでは、太らないビールの飲み方・楽しみ方をご紹介します。

太りにくいビールの飲み方をする際には、1日の糖質量を調節するのが大切です。糖質を摂りすぎると、血糖値を下げるために体内が脂肪を溜めこみやすくなるといわれています。

一般的に体重1kg当たりに必要な糖質量は5～7gであり、体重と掛け算をすれば1日に必要な糖質量が算出できます。糖質0ビールを選ぶだけでなく、おつまみや食事に、魚や肉・大豆製品などの低糖質食品を取り入れるのもおすすめです。

飲酒時にはアルコールを分解するために、体内ではさまざまな栄養素が消費されるため、栄養が不足している場合もあるとされています。そのため、食事はしっかり摂りましょう。

理想的なのは、飲酒前に果物や発酵食品・海藻などといったビタミン補給・腸内環境を整える食材の摂取です。あらかじめしっかり食事を摂っておくと、飲酒後の食べ過ぎの予防にもつながります。

ヘルシーで美味しい糖質0ビールはたくさん販売されています。お酒好きの方はもちろん、健康志向の方もぜひ今回ご紹介した選び方や、おすすめの糖質0ビールを楽しんでみましょう。