年賀状プリンターおすすめ13選｜宛名だけ印刷したい方にも【パソコン不要】

「年賀状の宛名だけ印刷したいけれど、パソコンを立ち上げたりして意外と手間がかかる」と感じている方は意外と多いです。宛名印刷や年賀状印刷が簡単にできるプリンターがあったら嬉しいですよね。実は、年賀状プリンターならパソコン不要で簡単＆手軽に年賀状を印刷できます。

インクの種類が豊富なもの・スマホから印刷できるもの・収納しやすいコンパクトサイズなどがあるので、どのように使いたいかをイメージしてみましょう。しかし、年賀状プリンターは種類が豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、年賀状プリンターの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。年賀状しか使わない方には、プリンター1台で完結できる年賀状専用ハガキプリンターも必見です。

年賀状専用プリンターとは、プリンター自体に液晶やキーボードが付いた『ハガキプリンター』です。プリンター本体に内蔵されているテンプレートを使用しながら作成するため、パソコンのいらないプリンターです。プリンター1台で住所や名前などを入力するたけで作成できるので、年賀状しか使わない方におすすめです。

年賀状に写真データを使用したい場合は、Wi-FiやSDカードから転送可能なモデルもあります。一方で、年賀状の印刷以外の用途には使えない点がデメリットです。

使い慣れたスマホで年賀状を作成・印刷したい方には、スマホ対応プリンターが最適です。スマホで作成したデータをWi-Fi・Bluetooth・QRコード・有線などでプリンターに転送するだけで、オリジナルの年賀状が印刷できます。モデルによっては、封筒の宛名印刷やはがき以外のコピーも可能です。

スマホ対応プリンターを選ぶときは、専用のスマホアプリの使いやすさやイラスト・文字のレイアウトの自由度をチェックしておきましょう。また、スマホとの接続方法や画像ファイルの形式なども確認しておくと安心です。

【選ぶポイント】

1. スマホアプリの使いやすさやレイアウトの自由度
2. スマホとの接続方法
3. 画像ファイル形式

パソコン操作が得意な方は、通常のプリンターを使って年賀状印刷をするのもひとつの方法です。通常の家庭用プリンターを使用する場合は、パソコン上で年賀状データを作成します。『筆ぐるめ』や『宛名名人』など、年賀状作りに必要なソフトを使用すると簡単です。

家庭用プリンターは画質や印刷の速さに優れているので、凝ったデザインの年賀状をよりきれいに印刷したい方に向いています。年賀状以外にも、印刷・FAX・スキャン・SNS連携機能など幅広い用途で使えるため、ビジネス利用にも便利です。

年賀状プリンターは、本体やインクの価格も選ぶうえでの参考になります。それぞれ適した場面を紹介するので、コストパフォーマンスが気になる方はぜひチェックしてください。

年賀状プリンターと一口に言っても、そのお値段はさまざまです。そこで、購入する年賀状プリンターの値段は、機能性・タイプから選びましょう。具体的には、年賀状プリンターの価格は、1万円以下・1～3万円程度・3万円以上の価格帯に分けられます。

たとえば、パソコンやスマホ無しで年賀状の作成をしたい方には3万円以上の年賀状専用プリンターをおすすめします。一方で、パソコンが得意で機能はそれほど必要なく、印刷可能なプリンターであればいい場合の相場は5千円～1万円です。

さらに、普段から趣味やビジネスでプリンターを使用する場合であれば、高性能・多機能な1～3万円程度のプリンターをおすすめします。自分のライフスタイルに合った価格帯の年賀状プリンターを選ぶのもひとつの方法です。

通常のインクジェットプリンターと大容量インクタンクプリンターを比較すると、後者の方が本体価格は高いです。しかし、たくさん年賀状を印刷する場合はインク代が抑えられ、かえってお得になります。1か月換算で70枚以上印刷する方は、本体価格よりインク代を重視しましょう。

主流の印刷方式は、レーザー方式とインクジェット方式の2つに分けられます。インクジェット方式はレーザー方式よりも解像度が高い点がメリットです。写真を使う年賀状には、ぼやけずきれいにカラー印刷できるインクジェット方式をおすすめします。

年賀状プリンターを選ぶときは、インクの数もチェックしましょう。一般的には、宛名や文章メインなら4色・写真やイラストメインなら6色が適しているといわれています。それぞれの特徴を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

インクジェット方式のインクの種類は、顔料タイプと染料タイプの2種類です。顔料タイプは滲みにくいので、文字の印刷に向いています。一方、染料タイプは繊細な色も綺麗に発色できるため、写真の印刷に用いられる場合が多いです。

写真やイラストをきれいに印刷するだけなら染料タイプが適していますが、染料タイプのみだと宛名などの文字がぼやけてしまいます。黒1色だけでも顔料タイプを使用していれば文字をはっきり印刷できるので、年賀状プリンターは染料数色＋顔料黒1色のモデルが最適です。

年賀状プリンターを選ぶときは、インクカートリッジにも注目しましょう。インクカートリッジは独立型と一体型の2種類があります。独立型インクカートリッジは1色ずつ用意されているため、それぞれのカートリッジがなくなったタイミングで交換可能です。一方、一体型は全部の色がひとつのカートリッジにまとまっています。

大量印刷するなら、コスパの高いインクタンク方式がおすすめです。インクボトルを内臓タンクに注入するので、カートリッジ交換の手間も省けます。また、プリンターを使う機会が少ない方には、インク交換と同時にプリントヘッドも新しくなるヘッド一体型を選ぶとお手入れが簡単です。

年賀状プリンターを選ぶときにチェックしておきたい大切なポイントのひとつが、本体サイズです。年賀状プリンターによってサイズはまちまちですが、なるべくコンパクトなものをおすすめします。あまりに大きいと収納スペースの確保が大変です。

年賀状プリンターは、大きければ大きいほど多機能で性能がいいわけではありません。性能や機能だけでなく、本体サイズも比較・検討してみてください。

写真やイラストを使用する年賀状なら、解像度も忘れずにチェックしましょう。解像度の単位には『dpi』が用いられ、解像度が高いほど写真やイラストの繊細な色も滑らかに印刷できます。きれいな写真年賀状を印刷したい場合は、解像度の高いプリンターが欠かせません。

年賀状プリンターの電源タイプには、大きく分けて2つあります。それは、AC電源タイプとバッテリー搭載タイプです。こちらの2つのうちどちらがいいかは、使う人によって違ってきます。

AC電源タイプは、コンセントから直接電源供給を行います。バッテリー残量を気にしなくていいので、年賀状を大量に印刷する場合に最適です。また、バッテリー搭載タイプよりも安価である場合が多く、ご家庭で使用する際に向いています。

バッテリー搭載タイプは、コンセントのない場所でも使用ができる点が最大のメリットです。持ち運びに便利ですが、あまり多くの年賀状を作成すると、途中でバッテリー切れになる場合もあります。自分が使用するスタイルによってどちらか選びましょう。

年賀状プリンターにはさまざまな機能が存在しますが、その中でも特に便利なものが音声ガイド付き機能です。音声ガイド付きなら、操作方法を音声で案内してくれます。また、エラーがあった場合も言葉で知らせてもらえるので、とてもわかりやすいです。

機械が苦手な方の場合、操作中に間違えたりわからなくなってしまうと、年賀状印刷自体に苦手意識が芽生えて億劫になってしまいがちです。音声ガイド機能付きなら音声に従って年賀状印刷ができるので、機械操作が苦手な方はぜひ試してみてください。

年賀状専用プリンターであれば、写真アレンジ機能が年賀状作りには必須といえます。たとえば、年賀状に写真をプリントする場合、写真を取り込んだ後に直接文字やイラストをかき込んだりスタンプを押したりできる機能はとても便利です。

また、スマホやパソコンからデータを送るプリンターの場合は、プリンターではなくスマホ・パソコン側に写真アレンジ機能が必要となります。パソコンであれば『筆ぐるめ』などの年賀状作成ソフト、スマホであれば年賀状デザインアプリを使用しましょう。

これから年賀状プリンターを購入するなら、自動両面プリント機能が搭載されたモデルがおすすめです。自動両面プリント機能が付いていれば、はがきを裏返す手間なく自動で両面印刷してくれます。

モデルによっては専用ソフトが必要な場合があるので、購入前にチェックしておきましょう。2～3枚ならはがきを裏返す程度は手間に感じませんが、印刷する年賀状が多い方ほど重宝する機能です。

年賀状プリンターは、パソコンやスマホで作成したデータを利用して印刷します。Wi-FiやBluetoothなどで転送できるモデルが主流ですが、USBメモリーやSDカードなどの記録媒体が読み込めるモデルもあります。

記録媒体が読み込めるモデルは、データの入ったパソコンやスマホがない場所でも年賀状印刷ができるので、非常に便利です。記録媒体を利用して年賀状印刷をしたい方は、USBポートやSDカードスロットの有無をチェックしておきましょう。

年賀状プリンターは、年賀状データを作成するパソコンやスマホのOSに対応したものを選びましょう。また、スマホを利用する場合は、対応OSだけでなくスマホ対応機能や年賀状を作るためのアプリが付いているか、自分のスマホで使用できるかも必ずチェックしてください。

プリンターで直接年賀状を作成するのであれば、スマホやデジカメの接続方法も確認しておく必要があります。Wi-Fi・Bluetooth・USBメモリー・SDカードなど、データの転送・読み込み方法に対応しているかも大切なポイントです。

キヤノンからは2020年10月29日にG3360がリリースされました。特大容量タンクが備わっているモデルで、カラーだと最大7,700枚も印刷できます。こまめにインクボトルを交換する手間を費用を抑えられるため、コストパフォーマンスが気になる方におすすめです。

エプソンの最新機種は、カラリオ EP-813Aです。2020年10月22日に発売されました。サクサク印刷するための機能が揃っており、利便性が高いです。具体的には自動両面プリント、QRコードを介するスマホ接続などが可能です。

ブラザーの最新機種は、2020年11月6日にリリースされました。製品名はプリビオ DCP-J587Nです。ACアダプターを必要としないので、コンセントがない場所に設置できます。無線LANに対応しており、パソコンやスマホとの接続もケーブルなしで行えます。

カシオの最新機種は、2016年10月13日にリリースされたPCP-2500です。パソコンなしで簡単にきれいな年賀状が作成・印刷できます。見やすい液晶画面・手書き文字認識など、使いやすい工夫が盛り込まれています。音声ガイド付き文字変換も賢いので、機械操作が苦手な方でも安心して使えるモデルです。

カラーレーザープリンターで印刷するなら、普通紙の年賀はがきが向いています。普通紙は郵便はがきと同じ材質で、鉛筆で書きやすく消しゴムで消しやすいのが特徴です。サインペンや筆ペンなどでも書きやすいだけでなく、レーザープリンターにも最適といわれています。

印刷用にはインクジェット紙がいいと思われがちですが、インクジェット紙はインクジェット式プリンターの印刷用紙です。カラーレーザープリンターにインクジェット紙を使用すると故障の原因となる場合がありますので、普通紙を選びましょう。

イラストメインの年賀状を印刷するならインクジェット紙が最適です。インクジェット紙はインクジェット式プリンター用にコーティングがされているので、カラーイラストを鮮やかに印刷できます。家庭用プリンターのほとんどがインクジェット式プリンターのため、印刷用紙として有名です。

インクジェット紙はイラストの印刷を得意としていますが、写真を印刷するとぼやけた印象に仕上がってしまいます。写真年賀状の印刷には、写真用を選びましょう。

写真年賀状をきれいに仕上げたいなら、インクジェット写真用がおすすめです。写真のように表面がツルツルしていて光沢があります。写真プリントのように鮮明に仕上がるので、結婚や出産などの報告を兼ねた大切な年賀状にぴったりです。

インクジェット写真用は普通紙・インクジェット紙に比べて値段が高く、厚みもあります。プリンターにセットする場合は、紙詰まりを起こさないように余裕をみてセットしましょう。

今回は、年賀状プリンターの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しました。価格や搭載されている機能は、プリンターによって大きく左右されます。各モデルを充分に比較して、使い続けられる1台を見つけてください。