玄米の人気おすすめ17選｜美味しい玄米！ダイエットにも！スーパーで買える？

毎日の食事メニューにお悩みのダイエッターや、健康志向の方のなかには「普段の食事をもっとヘルシーにしたい」と考える方もいますよね。そんな悩める人々の食事サポートにぴったりな食品として、昨今は「玄米」が注目されています。

玄米は、白米では精米時に除去される胚芽・種皮を残し、もみ殻のみを除去したお米を指します。胚芽や種皮・ぬかには、ビタミンEやミネラル・食物繊維などの栄養が豊富であるとされており、ダイエット時に不足しがちな栄養を効率良く摂取できるのが特徴です。

そこで今回は、初心者必見の美味しい玄米の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。スーパーで買える玄米や、より美味しく玄米を楽しめる食べ方・注意点などもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

玄米には、精米するにあたって除去されてしまうビタミンや食物繊維・マグネシウムなどのミネラルが含まれているため、腸内環境・肌の状態を整えるサポートをしたり、普段の食事で不足しやすい栄養素をカバーできたりなどといった、さまざまな効果が期待できるとされています。

また、玄米とよく似た食品に「発芽玄米」が存在します。発芽玄米は、通常の玄米をわずかに発芽させたものであり、発芽により米に含まれる酵素が活性化されて、栄養価が高くなるとされています。また、ぬか層が柔らかくなるので、より食べやすくなっている点も魅力です。

玄米本来の風味を楽しみたい方には「自然乾燥」を採用した玄米もおすすめです。玄米はしっかり乾燥させると、品質が落ちにくくなるだけでなく、保存性や加工性にも影響するとされています。

昨今はより効率よく乾燥させるために、乾燥機を採用している農家も多いですが、熱によって玄米に含まれている栄養素が影響されるケースも少なくありません。その点、自然乾燥させたものは、玄米の特徴的な風味・食感を損なわずに美味しさを維持できるといわれています。

より手軽に玄米を楽しみたい方には「無洗米」と呼ばれるタイプの商品もおすすめです。無洗米タイプの玄米は、ぬか層部分に水が浸透しやすくなるように加工されているのが特徴であり、水で研いだり、すすいだりする必要がありません。

通常の玄米よりも少ない手順で炊飯ができるため、調理時間を短くしたい方・節水を考えている方にもおすすめです。

初めて自宅で玄米を炊く方には「白米モード」で炊けるものを選ぶのもおすすめです。通常の玄米は一晩水に浸したり、圧力鍋を使う必要があったりなど、白米を炊く時に比べて調理が面倒に感じる方も少なくありません。

その点「白米モード」が使える玄米は、白米と同様の手順・炊飯時間で手軽に食べられるため、初心者にも扱いやすい点が魅力的です。そのため、料理が苦手な方・調理時間を短くしたい方にもおすすめできます。

美容やダイエットのために、長く玄米を食べる予定の方のなかには栄養バランスが不安に感じる人も少なくありません。その場合は「雑穀入り玄米」と呼ばれるタイプの商品がおすすめです。

雑穀入りの商品は玄米だけでなく、大麦やもち麦・あわ・きびなどといったさまざまな穀物をバランス良くブレンドしているため、食物繊維やビタミン・ミネラルをはじめ、玄米だけでは不足しがちな栄養をカバーしやすい点が魅力的です。

また、穀物によって異なる風味・食感が楽しめるため玄米だけではすぐに食べ飽きてしまう方にも食べやすい種類といえます。

健康志向の方には「発芽玄米」と呼ばれる種類もおすすめです。発芽玄米とは言葉の通り、少し発芽させた状態の玄米を意味しており、発芽によって米に含まれる酵素が活性化され、通常の玄米よりも栄養価が高くなるといわれています。

また、通常の玄米はぬか部分が硬くて食べにくく感じる方も多いですが、発芽玄米は発芽によってぬか層部分が柔らかくなっているため食べやすく、玄米のもっちり食感を楽しめる点が魅力です。

風味についても、栄養面を重視したい方・柔らかめのご飯が好きな方におすすめできます。

食べやすさを重視したい方には「ロウカット玄米」と呼ばれる玄米もおすすめです。ロウカット玄米とは、玄米の表面を覆っている「ロウ層」と呼ばれる、硬くて防水性が高い部分を除去したものを指します。

ロウ層の除去により米全体に水が浸み込みやすくなっており、玄米の栄養価・香ばしさはそのままに、白米のようなふっくらと柔らかい食感に仕上がります。そのため、通常の玄米よりも普段の食事に取り入れやすく、ヘルシーに楽しめる点が魅力です。

玄米ならではのパサついた食感が苦手な方には、「低アミロース米」がおすすめです。「低アミロース米」はもち米とうるち米の中間のお米で、柔らかい食感の美味しいご飯が炊けます。普通のうるち米よりもねばりがあり、硬くなりにくいため冷めても美味しいご飯としても人気です。普段の食卓で食べるのはもちろん、お弁当や冷凍ご飯としても使えるお米です。

小さい子どもがいる家庭・よりヘルシーに玄米を食べたい方は「無農薬栽培」や「減農薬栽培」を採用している玄米がおすすめです。昨今は農薬による身体への影響も心配されており、無農薬・減農薬での栽培を取り入れている農家も多い傾向にあります。

「無農薬栽培」とは農薬の代わりに、除草・除虫を手作業やタニシ・鴨などで行うスタイルであり、現在では「特別栽培米」と記載されているケースが多いです。手間はかかりますが、農薬を使っていないため、健康志向の方の間で人気です。

また「減農薬栽培」は栽培時に使う農薬の量を、通常よりも減らして行うスタイルであり、商品によって減少率が違っています。具体的な減少率は、各商品のパッケージに記載されているため、購入前にしっかりチェックしておきましょう。

玄米は日本各地で栽培されており、栽培場所によって気温や湿度などが異なるため、風味・食感も少しずつ違っています。

たとえば、日本国内においてトップクラスの米の生産量を誇る新潟県は、夏は日照時間が長くて雨量が少なく、冬に降った雪が水として田へ送られるため、玄米にはほのかな甘味とみずみずしさがあるとされています。

産地によっては、複数の銘柄・ブランドを展開している場合もあるため、初めて玄米を食べる方は、人気の産地の玄米を選ぶのをおすすめします。

玄米によっては、栽培している生産者の顔・名前が公開されているものがあり、実際の栽培方法・生産している様子などが、パッケージにまとめられている場合もあります。誰がいつ生産したのかが一目でわかるため、より安心して玄米を食べられる点が魅力です。

玄米には、食べ方・ライフスタイルによってさまざまな容量のものが展開されています。そのため、普段あまり玄米を食べない方は特に、購入する玄米の内容量にも注目してみましょう。

手軽に玄米を取り入れたい方は「レトルトパック」と呼ばれるタイプの玄米がおすすめです。ふっくらと炊き上げた玄米を加工するため、より簡単に楽しめて、長期保存できるように作られています。

電子レンジや湯煎で調理が可能であり、1人分が1つのパックに入っているため、食べたい時にいつでも食べやすいです。また、1人だけ玄米を食べたい場合にも、調理の手間がかかりません。

そのため一人暮らしの方はもちろん、仕事やプライベートなどが忙しく、なかなか料理をする時間がない方にもおすすめです。

食べ盛りの子どもがいる家庭や、長く玄米を楽しみたい方には「大容量」タイプの玄米がおすすめです。毎日の食べる量によってさまざまな内容量が用意されていますが、一般的には1～5kg程度のものが多く販売されています。

また玄米は、保存場所の温度・湿度に気を付けると長期保存もできるため、コスパを重視したい方にもおすすめです。

健康やダイエットのために玄米を選ぶだけでは、なかなか続きません。続けるためには好みの食感や味を見つけるのがポイントです。

玄米でもあっさりした味のものや、もっちりした食感のものなど微妙な違いがあります。好みのものを見つけるにはいろいろな玄米を少しずつ試してみるのがおすすめです。

『FANCL発芽米』は、健康食品や化粧品を数多く展開する「FANCL（ファンケル）」から登場した玄米であり、糖質コントロールやダイエットを頑張る人をターゲットとして開発された商品です。

発芽玄米史上18年連続売上日本一を誇っており、白米と同じように炊飯器で調理が可能ため、玄米デビューをする方はもちろん、ダイエット中の方にも手軽に始められます。

『あきたこまち』は、秋田県をはじめとした東北地方を中心に栽培されている品種であり、玄米については粘りが強く、もっちりとした食感が特徴的です。

玄米が持つ独特の癖が少なく、白米と似た食感や風味で楽しめるため、玄米を食べ慣れていない方にもおすすめです。

『ササニシキ』は、宮城県を中心とした地域で栽培されている銘柄であり、料理店や寿司屋などで高い人気を誇っています。玄米は粘り気が少ないため、玄米独特のプチプチ食感が楽しみやすい点が魅力的です。

手軽に玄米を楽しみたい場合は「スーパーで買える市販の玄米」を選ぶのもおすすめです。

スーパーで買える玄米は、通販に比べるとバリエーション自体は少ないですが、レトルトパック・大容量の両方が販売されており、内容量や品質を実際に見てチェックできる点が魅力的です。

また通販とは違い、購入すればすぐに調理して楽しめるため、これから玄米デビューをする方にもおすすめの購入場所です。

多彩な種類の玄米や、ぼそぼそしない美味しい玄米を楽しみたい方は「ネット通販で買える玄米」を選ぶのもおすすめです。

ネット通販では、スーパーよりも豊富な種類から選べるのはもちろん、定期購入・まとめ買いなどのサービスを利用すると、通常よりも安い価格で買える場合もあります。

時間・場所を問わず購入できるうえ、一度に大量購入もできるので、コスパ重視の方にもおすすめです。配送には時間がかかるため、購入の際には残りのストックを確認しておきます。

お気に入りの玄米を見つけたら「さっそく食べてみたい」と思いますが、通常の玄米を白米と同じように炊いてしまうと、せっかくの玄米の風味・食感がいまいち感じられなくなる場合があります。ここでは、玄米の美味しい食べ方と注意点を紹介します。

玄米は種皮に包まれているため、白米に比べて水や火が通るまでに時間がかかる傾向です。そのため実際に調理する際には、保温ができる土鍋・玄米炊きが可能な炊飯器を使うのが最適です。

水を加えたら4時間以上休ませ、水が玄米に浸透するのを待ちましょう。ある程度浸水させたら、炊飯を始めます。土鍋で作る場合は、蓋をして少し強火にかけたら、すぐ弱火にして25分ほど炊きましょう。

炊飯が完了したら10分ほど玄米ご飯を蒸らし、その後しゃもじで底から掘り起こすようにご飯全体をほぐしましょう。しっかり蒸らしておくと、ご飯のもっちり感が損なわれにくくなります。匂いが気になる方は、炊飯時に塩をひとつまみ入れるのもおすすめです。

普段から玄米を食べ慣れていない方の場合、すぐにすべてのご飯を玄米に変えてしまうと、違和感があるように感じる人も多く、玄米が長続きしなくなるケースもあるため注意が必要です。

そのため、玄米デビューをしてすぐの頃は白米と玄米を2：1の割合で混ぜて食べるようにし、食べ慣れていくとともに玄米の量を増やしていくと、よりスムーズに玄米ご飯へ移行しやすくなります。

また、玄米を炊く時には水を多めにするのが大切です。目安としては、玄米の1.5倍の量の水を加えると、ふっくら柔らかいご飯に仕上がります。

玄米にはさまざまな種類が存在しており、種類によって風味や食感が少しずつ違っています。健康のために玄米を取り入れようと考えている方は、ぜひ今回ご紹介した選び方・おすすめの商品を参考にしながら、無理のない玄米デビューをしましょう。