【2024】エクセル学習本おすすめ17選｜初心者の勉強になる参考書も

表作成や計算に特化したエクセル（Excel）は、膨大なデータを簡単に計算・分析・グラフ化できるため、仕事を効率化するうえで重宝されています。そのため、エクセルを活用できるスキルは就職・転職時に注目されがちです。

しかし、エクセルは多彩な機能や複雑な操作が必要なため、初心者が独学でエクセルを勉強するのが難しそうと感じる方もいますよね。実は、自分に適した、エクセルの基本操作や活用テクニックなどをまとめた本や参考書を購入できれば、スムーズにスキルアップができます。

今回はエクセル本の選び方とおすすめ17選をご紹介します。内容のボリューム・難易度・読みやすさなどの観点からおすすめの参考書をご紹介していくので、エクセルを勉強したい方はぜひ参考にしてみてください。

エクセルの本は、使用スタイルや用途に合わせて実にさまざまな種類が展開されているため、自分のスキルや習熟度・用途などといった、さまざまな観点から選ぶのが大切です。

いきなり難しい内容の本を読んでしまうと間違えて覚えてしまったり、途中で挫折する場合もあります。自分のレベルや理解度に合った本を選ぶのがおすすめです。

これからエクセルを学習する初心者には、図面や図解が掲載されているものがおすすめです。エクセルは数字や関数をはじめとした用語が多く使われているため、初心者の場合は、文章だけ読んでも上手く理解できない場合も少なくありません。

そんなときに、実際の操作画面をキャプチャーした画像や、操作手順が図解されている本を用意しておけば、本に掲載されている画像と操作画面を見比べながら、丁寧に操作方法を学習できます。

エクセルの基本的な操作に慣れてきた中級者は辞書タイプと呼ばれるエクセル本がおすすめです。用途・シーン別で紹介されている本が多く展開されています。基本的な関数を使っての操作を学べるため、より実践的な内容を勉強できます。

エクセル本では上級者・中級者向けと一括りにされている本も多いです。しかし、レベルに応じて分けられている場合も多いため、安心して活用できます。

SUMやAVERAGEなどの基本的な関数を扱える上級者の場合は、操作や式をまとめている本がおすすめです。仕事でも活用できるさまざまな操作やより複雑な式を学べるため、本格的にエクセル技術を身に着けられます。

しかし、方式が複雑なものも多いため、しっかりと基礎知識を身に着けてから購入してください。

エクセルをより使いこなすためには、自分が必要とする機能を学習するのが大切です。そのため、エクセルを使う目的を決めてから選ぶと、使いやすい本が見つかりやすくなります。

独学で勉強をしたい方は、基本書の購入しておきましょう。基本書は、エクセルを勉強するうえでの心構えやまず何から取り組めばいいのかを順番に教えてくれるため、Excelの勉強方法が分からない方にもおすすめです。

最近のExcel基本書は初心者向けの傾向にあるため、非常に丁寧で読みやすくなっておりあまり本を読まない方でも読みやすい方なので、ぜひ購入を検討してみてください。

セルにデータを入力するだけでなく、もっとできる幅を増やしたい場合には関数や表作成について学習できる本を選ぶのがおすすめ。関数は四則計算をはじめ、平均値や変数などの計算を自動的にしてくれる仕組みです。

表作成についても、資料・グラフ作成時のレイアウトを自由にアレンジできる機能であり、どちらもビジネスシーンや論文・家計簿作成などで重宝される機能といえます。2つの機能を使いこなせれば、オリジナリティのある資料が作れるようになるため、活用の幅が広がります。

顧客名簿作成や売上計算などといったシーンで、たくさんのデータや数字を分析・整理する必要がある場合にはピボットテーブルについて学習できる本がぴったりです。

ピボットテーブルとは、数式や特殊な関数を使わなくても、大量のデータを集計・分析できる機能で、活用できればマウス1つで簡単にデータ整理ができるようになります。特化した内容がまとめられた本も販売されているため、特に多くのデータを扱う方は熟読しておきましょう。

一通りの関数や機能を使いこなせるようになったら、今度は上級テクニックであるマクロやVBAを学習できる本がおすすめです。マクロとは、エクセル上の操作を自動化する機能であり、マクロを実行するために必要な指示にあたるのがVBAと呼ばれるプログラミング言語です。

VBAを活用できるようになれば、ビジネスシーンにおけるデータ集計・分析がより楽にできるようになります。プログラミング言語であるため、初心者には少し難しく感じる場合もあります。しかし、使いこなせると転職活動にも有利です。

エクセル作業であっても、業種や職種によって使用スタイル・求められるスキルは違ってきます。そのためビジネスでエクセルを活用したい方は、仕事別でエクセルの本を選ぶのもおすすめです。

支出計算・資料作成などをメインとする事務職・経理や、膨大な顧客データを入力する場面が多い営業管理者の場合は、事務作業をより効率化させられるように、基本的な関数・ショートカットキーの活用方法を学習できる本がおすすめです。

たくさんのデータを処理する必要がある仕事のため、手作業でデータ入力をしていては、作業者にはかなりの負担になってしまいます。そのため、エクセルやパソコン本体の機能を活用しながら、手数を少なくしたり、ムダな手順を省く方法を考えるのが大切です。

データ集計や分析・グラフ作成などといった、高いエクセルスキルが必要となる技術者や品質管理者の場合は、関数の応用方法やデータ予測方法などを学習できる本がおすすめです。

データ同士の関連付け・分布などといった、基本機能を応用したテクニックをまとめた内容の本が多い傾向にあります。ただデータ入力をするだけでなく、統計やグラフ作成ができるようになると、1つの情報をより多角的な観点で分析できるようになります。

クライアントの前でプレゼンする機会が多い外資コンサル系の職業の場合、魅せる資料の作り方を学習できる本がおすすめです。

スピーディーでミスのない作業が必要とされるため、基本的な機能の活用方法だけでなく、レイアウト・データ分析に関するテクニックも一緒に学べるものを選んでみてください。

ほかのアプリケーションと同様に、エクセルにもさまざまなバージョンが存在しています。バージョンによって基本的な操作方法が大きく変更になったりはしません。しかし、アイコンのデザインやツールバーの配置・説明方法などが少しずつ違います。

使っているエクセルのバージョンに対応していない本を購入してしまうと、せっかくの図解やキャプチャー画面も分かりにくく感じてしまう場合もあります。そのため、実際に本を選ぶ前には、使っているエクセルのバージョンをあらかじめチェックしておきましょう。

エクセルに関する本のなかには、同じく定番の「オフィスソフト」として知られるワードの活用方法も一緒に掲載されているものも少なくありません。2つのソフトの使い方が一冊にまとめられているため、内容にボリュームがある点が魅力的です。

ワードもエクセルと同様に、ビジネスシーンで重宝されているパソコンスキルの1つです。そのため、これからパソコンスキルを向上させたい方はもちろん、パソコン関連の資格取得を考えている方などは、読んでおいて損はありません。

パソコンやエクセルの基本操作に慣れていない方は練習データ付きの本もおすすめです。特に初心者の場合、文章や図解で数式や表の作り方を学んでも、実際に最初から自分で作成するのは困難に感じる場合も少なくありません。

エクセルの本に付属している練習データでは、テキストに掲載されている数式や表のテンプレートが入っており、本を読みながら実際にデータ入力や数式作成の練習ができます。操作しながらエクセルを覚えたい方におすすめです。

書店で販売されているエクセル関連本のなかには、Windows用ソフト規格のものだけでなく、Mac用のエクセルソフトの操作に対応した本も少なくありません。

Mac用エクセルソフトは、Windows用ソフトとはまた違った画面・ショートカットキー操作があるため、テキストの表記や図解スタイルが異なります。そのためMacパソコンを使っている方は、Mac向けのエクセルの本を購入がおすすめです。

エクセルのスキルをより速く向上させるには参考書を読むだけでなく、実際にエクセルを操作しながら覚えていくのが何より大切です。実際にパソコンを操作をしながら学習すると、気付けなかったミス・操作テクニックを体感できますよ。

特に仕事でエクセルを使うシーンがある方は、いつでも練習できるように、自宅でもエクセルが使える環境を整えておくのがおすすめ。参考書と実際の画面を見比べながら、さまざまな関数・数式を覚えていくのが、エクセルのスキルアップへの近道です。

エクセル本を執筆している方の中には、YouTubeで動画をアップしている方もいます。なるべく本を読む時間をショートカットしたい方は、動画も合わせて見ると時短にも繋がります。中でも金子晃之さんは、動画でも参考書でも分かりやすいと人気があるのでおすすめです。

また、空き時間にスマホから確認もできるため、これからエクセルについて勉強する方はぜひ確認してみてください。

SOQとはデータベースを扱う言語をいい、データベース作成・データと登録・アクセス権の設定などができます。さまざまな仕事に活用できるため、エクセルと一緒に覚えておくと、とても役立ちます。

下記の記事ではそんなSQL本の人気おすすめランキングをご紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

学習者のレベルや用途に合わせて使えるエクセルの本・参考書は、ランキングで紹介したもの以外にもたくさん存在しています。「エクセルを使いこなしてスキルアップしたい！」と思っている方、ぜひ今回ご紹介した選び方・おすすめの本を参考にしてみてください。