RTSのおすすめ人気ランキング10選｜名作も紹介【PC・PS4・スマホ用も】

RTSは「リアルタイムストラテジー」の略称であり、多様なゲームジャンルの中の1つとして位置付けられているものです。一昔前までは、PC専用ソフトが多数販売されているのが当たり前でしたが、スマートフォンの普及とともにアプリでの販売も行われるようになりました。

RTSは、プレイヤーが俯瞰して、戦場などの大局を把握しながら、自分のチームに有利になるようにコントロールしながら進めていくゲームです。シューティングゲームやアクションゲームは1つのユニットだけ使用する形が普通ですが、このゲームは複数のユニットを操作するために不確定要素が生まれます。

今回は、RTSの魅力やMOBAとの違い・選び方を解説します。また、PS4・PC用含めたおすすめのRTSゲームをランキング形式で紹介し、名作と評判の2種類のRTSも紹介していきます。ぜひご覧ください。

RTSとMOBAはどう違うのでしょうか。MOBA（マルチプレイ・オンラインバトルアリーナ）とは、e-Sportsにおける主要競技の1つで、ゲームジャンルの1つです。MOBAでは、複数プレイヤーでチームを結成し、相手チームと戦います。相手を撃破したり、拠点を奪取したりしますが、戦況がリアルタイムで変わる点から、RTSと同じと考える方も多いです。

RTSとMOBAの大きな違いは、プレイヤーの「立ち位置」と「視点」にあります。チームの指揮官としてバトルに参加するのがRTSで、チームメンバーの1人として参加するのがMOBAです。

RTSはどんなジャンルでも、先を読む戦略的思考が求められる点は変わりません。しかし、ジャンルによってゲームの舞台が異なります。架空のファンタジーワールド進んでいくのか、はたまた三国志のように史実をもとにして作られた世界で進んでいくのか、街を形作るのかなど多種多様に存在します。

世界観が変われば、もちろんその中で繰り広げられるバトルや使用アイテムなどの要素が様変わりしていきます。1つのゲームをやりこんだ後に、他のジャンルのゲームを購入すれば、新たな楽しみを発掘できます。

オートバトルとは各ポジションに位置しているキャラクターなどに対してコマンドの指示をする必要はなく、自動で戦闘が行われる仕様になっている点です。戦略ゲームにはよく持ち込まれている要素の1つです。

自動で行われるとはいえ、そのユニットが戦闘が開始されるとどのような方法で戦うのか、スキルはどのような状況で使用するのかについては、プレイヤー各自が選択するので、まったくの手放しではありません。

ある程度は、キャラクター各自が自動で戦闘を行うため、常に各戦闘に気を張る必要がなくなり、その分戦略方面に頭を使えます。一方、自動で戦闘が行われるため、不確定要素をはらむ場合も多々あるので、それをできる限り排除したい方にはおすすめできません。

㍶ゲームが主体のころのRTSは、主にソロプレイでコンピュータと対戦するのが、主なプレイスタイルでした。しかし、通信環境が世界的に整備されるようになった結果、固いようゲーム機におけるオンライン対戦やスマホにおけるフレンド対戦が可能になりその様子も様変わりしました。

現在では、フレンドと主に共通のチームを操作しながら、国内だけでなく世界中のプレイヤーとリアルタイムで戦況を動かせるようになり、幅が広がりました。さらにランキング制が導入できるようになった結果、新たな楽しみも増えました。

PS4を選ぶ利点としては、扱うソフト数がかなり多い点です。PCのみの対応ゲームも、比較的タイプソフトが販売されている場合が多いので、RTSをPCでよく遊ぶ方にもおすすめです。

xboxは操作性の面では、特にPS4に劣りません。しかし、ソフト数の面においてはやはりかなりの差があります。海外向けのソフトは充実しているので、海外ユーザーからの支持はたくさん集めています。一方、国内向けのソフトは少ないため、その点で難色を示すプレイヤーが多数います。

xboxの利点としては、独自タイトルのソフトをプレイできる点です。また、Blu-rayプレイヤーとしての性能ではPS4を大きく上回っている為、映画鑑賞をする方にはこちらがおすすめです。

ゲーミングPCの利点としては、その圧倒的なグラフィックのクオリティと言えます。最高画質の4k画質、60fpsでプレイできるのはゲーミングPCのみです。さらに、プレイできるソフトの数が多く存在しており、PC専用ソフトなどもあるので、際限なく遊べるのが魅力です。

スマホの利点としては、いつでもどこでもプレイできる手軽さです。容量にもよりますが、1台所有しているだけでアプリをダウンロードして、さまざまなゲームをプレイできます。

Googleやマイクロソフトが主導で行っている、クラウドゲームのプラットフォームが整備されれば、ますますスマホで遊べるタイトルも増えますね。

基本的にゲームを進めていくごとにチームのレベルは向上していきます。課金制が導入されているゲームの場合、より速いスピードでレベルを向上できるため、有利にゲームを進められます。

スマートフォン対応ゲームなどの場合、ログインするごとにゲーム内通貨をプレゼントする制度もあります。そのため、必ずしも課金する必要はありません。

しかし、いわゆる課金勢と呼ばれる人たちには、その点においては明らかに及ばないので、ソフトによってはプレイヤーに敬遠される場合もあります。

育成は、戦略ゲームにつきものな要素です。しかし、この育成には基本的に時間の制約が設けられている場合が大半です。その時間制約を課金で取り払えるタイプもあります。

時間の短縮も、自軍のサポート同様戦況を有利に運ぶためには重要な位置づけにあたるので、購入前にその要素が存在しているのかの確認をしておきましょう。

戦略ゲームでは1、ターンに動せるコマや進められる行動範囲が決まっている場合がほとんどです。どのプレイヤ－も基本的に動せる範囲は同じですが、それだと状況やそのプレイヤーの力量で大きく差がついてしまいます。

課金による体力サポートが可能なゲームでは、この力量差を埋められます。「この場面でこう動かすべきだったのに、こう動かしてしまった。それにより戦況が大幅に不利になった」なんて事態になっても、課金で体力ゲージを増やせば、修正ができる場合もあります。

RTSを象徴する2大作品といえば、「StarCraft」と「Age of Empiresシリーズ」です。RTSの金字塔とも言え、e-Sport公認の競技タイトルにも選ばれています。

「StarCraft」は、アメリカのゲームメーカーから開発されたPCゲームで、シリーズ2作目がe-Sportの競技タイトルに選ばれました。プレイヤーは3つの種族の中から1つを選び、ソロプレイでもチームプレイ・対戦プレイでも楽しめます。インターネットを通して、世界中のプレイヤーと対戦できるのも魅力です。

世界史をテーマにした「Age of Empiresシリーズ」は、2作目と3作目のe-Sportの世界大会が開催されています。プレイヤーは文明を選択し、ユニットを操り、自国領を探索したり、他国を襲撃したりしながら、文明の発展を目指します。ソロプレイだけでなく、世界中のプレイヤーとオンライン対戦も可能です。

世界では、日本では規格外の賞金・規模でRTSの大会が開催されています。2017年に開催されたStarCraftⅡとWorld War Craftの世界大会では、数千万円といった莫大な賞金金額が出されています。

RTSジャンルでも大きい金額のお金が動くようになり、世界中にファンが存在します。それに伴い、世界におけるe-sportsのプレイ人口や賞金総額なども、どんどん多くなってきています。

今回はRTSとはどのようなゲームなのか、魅力はどのようなところにあるのかについて紹介してきました。RTSの選び方を参考に、自分に合った商品を見つけましょう。