PS4用マイクのおすすめ9選｜配信などに！安いUSBマイクやコンデンサーマイクも

最近はTPS・FPSゲームで、仲間通しでボイスチャット(VC)を使い、意思疎通を行ってパーティプレイを向上させたり、ゲーム実況動画の生配信を始める人も多くなってきました。これまでマイクを使ったことがなかったという方でも興味がわいてきたのではないでしょうか。

PS4にはイヤホンマイクが付属しています。ボイスチャットなら特に問題はないですが、実況や生配信など声を載せるならクリアな音声が出力できるマイクなど、用途に合った選び方がおすすめです。

そこで今回は、これからPS4用ゲーミングマイクを購入しようという初心者の方にもわかりやすく、マイクの特徴や選び方をお伝えします。USBマイクや安いマイクなどのおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ本記事を読んで充実したゲーム体験をしましょう。

PS4にマイクを接続してできることは、大きく分けて2つあります。1つは、ボイスチャット機能を使って、世界中のどこにいるプレイヤーとでもリアルタイムで会話をしながらプレイが可能になります。

ゲームの楽しさが増すだけでなく、FPSでチーム戦をする際などは、ボイスチャットで会話することで、勝利する確率も高くなります。もう1つは、PS4のシェア機能を使えば、プレイ中の画面に自分の声を吹き込むこともできます。

YouTubeのゲーム実況動画を撮ったり、生配信も可能になります。ユーチューバーを目指している方なら必須のアイテムといえます。

そもそもマイク単体にするのか、それともマイクとヘッドフォンが一体となったヘッドセットにするのか、という問題があります。ここでは、どういう人にマイクとヘッドセットのどちらがおすすめかを解説します。

ゲーム実況を配信する・動画として投稿する人にはマイク単体が向いています。実況というからには、ゲーム音と同じくらいはっきりと声が入っていなければいけません。ヘッドセットに比べるとマイク単体の方が集音性が高くなっているのがポイントとなります。

同じようにマイクを使ってカラオケを楽しみたい人にもマイク単体がおすすめです。マイク単体であれば、値段が安いものでもしっかりと集音してくれるため、実況を行う人にはおすすめです。

とりあえずボイスチャットをやってみたいという方は、まずはマイク単体から試してみるのもおすすめですよ。

ヘッドセットはAPEXをはじめとするFPSなどの一瞬の判断が勝敗を分けるようなゲームをする人に向いています。特にプロゲーマーとして第一線で活躍するようにな人たちは、ヘッドセットタイプのマイクを好んでいます。

ゲーム内での音声を別のデバイスで聴きながら、また別のマイクでゲーム内に音声を流すことによって生じるラグを少しでも解消できるため、ヘッドセットが人気です。PS4に接続するデバイスが一つで済むのもポイントです。

また、単純にヘッドフォンとマイクを別々に用意するのが面倒な方にも人気となっています。ゲーム内でボイスチャットを楽しみながら遊ぶ程度であれば、ヘッドフォンとマイクが一体になったヘッドセットがおすすめです。

マイクといっても演説で使われるものや、レコーディングで使われるものなどさまざまです。マイクは、大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2つに分けることができます。ここでは、それぞれの特徴をご説明しますので、参考にしてください。

ミュージシャンのレコーディングなどでよく見られるのがコンデンサーマイクです。ダイナミックマイクに比べて、高音質であることが特徴。リフレクションフィルターやポップガードなどの機材を揃えれば、プロ並みの音質で録音できます。

しかし、電源の供給が必要であり、感度の高さから周囲の雑音を拾ってしまうデメリットがあるので気をつけましょう。また、ハウリングやノイズなどが発生しやすいので、中級者から上級者向けであるといえます。

コンデンサーマイクを固定できるスペースや機材の調整などができる方におすすめのタイプです。

カラオケなどで使用されているタイプがダイナミックマイクです。商品によっては電源を必要としないものがあったり、ワイヤレス接続が可能であることがポイント。耐久性が高いこともメリットのひとつです。

デメリットとしては感度が低いため、コンデンサーマイクほどの音質は再現できないことが挙げられます。しかし、裏を返すと、周囲の音をあまり拾わず、ハウリングなどの問題も発生しにくいというメリットにもなるので、初心者向けのマイクです。

PS4の本体に接続する場合には、接続端子がUSB Type-Aになっているものを選びましょう。PS4のUSBポートは標準モデルで2つ、Proならば3つ付いています。標準モデルにすると、コントローラーを充電しながら遊ぶ場合には、これで2つとも埋まってしまいます。

また、接続端子がUSB Type-Aになっているため、たとえばタブレットやスマートフォンなどと接続することが難しいです。マイク単体であればそれでも構わないかもしれませんが、ヘッドセットであればタブレットなどのデバイスで使う機会もあるかもしれません。

PS4とパソコンにしか接続しないとわかっている場合には、本体に接続するためのマイクを購入して使うのがおすすめです。また、マイク単体の場合はUSBで本体に接続することが多くなっています。

PS4の本体にはイヤホンジャックがなく、代わりにコントローラーにイヤホンジャックが付いています。コントローラーに接続する場合には、スマートフォンなどに接続するようなミニプラグタイプのものを選びましょう。

ミニプラグタイプのものであれば、タブレットなどにも簡単に接続できることで流用も可能になりますし、本体のUSBポートを使わなくてよくなります。また、コントローラーに接続することで、本体の近くにいる必要がなくなります。

特にヘッドセットの場合には、ゲーム中に熱くなって体が動いてしまい、線を引っ張ってイヤホンジャックからプラグが外れてしまった、なんて事故も、コントローラーに接続しておけば防げるためおすすめです。

最近増えてきているのがワイヤレスヘッドセットです。ワイヤレス接続のいいところは、何と言っても線がないことです。ヘッドセットをつけたまま動き回れますし、ちょっとものを取るために立ち上がるときにヘッドセットを外す必要がありません。

ただし、ワイヤレスのヘッドセットも万能ではなく、以前に比べると性能は向上していますが、それでも音飛びや遅延が感じられる、という声は少なくありません。プロゲーマーがワイヤレスヘッドセットを使わないのはそのような理由です。

とはいえ、カジュアルにゲームを楽しむ人にとって、線がないのはとても魅力的です。ゲームライフをエンジョイしたい人は、ワイヤレスヘッドセットも選択肢の一つとなります。

PS4に接続するマイク、ヘッドセットといえど、その値段は安いものから高いものまでさまざまです。ヘッドセットの方が高くなりがちなイメージですが、意外と安いヘッドセットも多くあるのが現状です。

安いマイクやヘッドセットと、高いマイクやヘッドセットでは何が違うのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

やはりマイクやヘッドセットで値段の違いが如実に現れるのが「音質」です。特に、安いマイクはちょっと大きな音を出すと、音が割れてしまい、音が飛び飛びになってしまいます。こうなってしまうとせっかくボイスチャットを楽しんでいるのに残念です。

また、ヘッドセットの場合にはヘッドフォンの音質が悪くなりがちです。特にFPSゲームなどをすると、敵が近づいてくる足音や遠くの銃声など、いろいろな音が勝敗を分ける原因にもなってしまいます。

とはいえ、初めてマイクやヘッドセットを導入する方は5,000円以下の比較的安いものを購入して使ってみるといいです。

高い商品には当然ですが、安い商品と大きな違いがあります。前にも書いた通り「音質」が段違いにいいです。特にヘッドセットの場合は10,000円を超えると大幅に音質が良くなります。

マイク単体の場合には、高い商品ほどはっきりと音を拾ってくれますし、音量の変化や声質の変化なども敏感に拾ってくれます。ゲーム実況をしようと思う人は、それなりに高額なマイクを用意するのがおすすめです。

ヘッドセットの場合には、特に低音がよく聴こえるようになり、FPSゲームで重要な足音や銃声の距離感などがより掴みやすくなります。安いヘッドセットを使っていて、うまくいっていない人は、いまより値段の高い商品を検討するのもいいです。

ヘッドセットを使う人向けの説明になってしまいますが、ヘッドフォンの構造は大きく分けて2つあります。1つは「開放型」もう1つは「密閉型」と呼ばれるものです。それぞれ向いているゲームがありますので、解説していきます。

開放型のヘッドフォンは、メッシュなどの開放型ハウジングを採用しています。このため、ドライバーユニットの後ろから発生する音が、耳に向かってだけでなく、ハウジングの外にも出て行くように作られています。

開放型ヘッドフォンのメリットは、音がこもらず外に抜けていくため、ホールで音を聞いているような開放感が感じられる構造です。高音がのびのびと聞けるのも開放型の特徴と言えます。

たとえばレーシングゲームなどをするときには、開放型の方がよりリアルに楽しめます。また、ハウジング自体が密閉型に比べて軽くなっているので、長い時間つけていても疲れにくいメリットがありますよ。

密閉型のヘッドフォンは、その名の通り、ハウジングによって音を閉じ込めるような構造になっています。ハウジングとして採用されているものとしては、樹脂や木材が多くなっています。これにより遮音性が非常に高いです。

ヘッドフォン内部の音が外に漏れにくくなっていると同時に、外からの音を遮断できます。FPSのような、銃声や足音など、音を聞き分けることが重要なゲームをする人には、密閉型が好まれる傾向です。

FPSゲームのプロゲーマーは密閉型のイヤホンを好む方が多いです。しかしながら、開放型と比べると重いため、長時間着用し続けると疲れてしまいますが、本格的にゲームをやる人にはおすすめですよ。

PS4用マイクの多くは有線接続です。有線マイクとPS4との接続にはUSBで接続する方法とコントローラーにミニプラグで接続する方法があります。USB接続の方がノイズが少ないので、音質にこだわりたい際はUSB接続タイプのマイクが適しています。

ですが、ミニプラグで接続するタイプは、音楽プレイヤーや他のデバイスと使いまわせて便利な面もありますよ。プレイヤー同士のボイスチャットに使用する場合は音質にさほどこだわる必要がないので、ミニプラグタイプのPS4用マイクを選ぶのもいいです。以下ではPS4とマイクのつなぎ方を紹介します。

【PS4用マイクのつなぎ方】

• USB接続の可能なマイクを用意　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本体にUSB接続ポートがあるUSB対応のマイクを用意する。
• PS4の事前設定する　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「周辺機器」「オーディオ機器」と進み「出力機器を自動で切り替える」のチェックを外す。
• USB接続して入力設定　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事前の設定後、マイクをUSBケーブルをPS4本体の裏面にあるUSBポートにつなぎ、　　　　　　　「オーディオ機器」に進み、「入力機器」のマイクを選択しオンにする。

マイクが使えない原因には、PS4での音声入出力設定の設定が間違っている可能性があります。確認の方法は、PS4を起動し、「サウンドとスクリーン」「音声出力設定」「ヘッドホンへの出力」を選択し、確認してみましょう。

マイクが使えない場合や、音質が悪いい場合やノイズが入る場合の対処法は以下の通りです。いずれでもマイクの反応が見られない場合、故障の可能性があります。

• マイクとジャックの接続や音量などの設定を確認
• 抜き差ししてみる
• 接続部分の汚れを取る

PS4にはDAMやJOYSOUNDといったカラオケアプリがあり、お家で手軽にカラオケが楽しめます。PS4に対応しているカラオケマイクを使うと、よりカラオケボックスで歌っているような本格カラオケができるのでおすすめです。

以下の記事にておすすめのPS4のカラオケマイクについて詳しく紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

ここまでPS4で使えるマイクについて解説してきました。マイクだけでなくヘッドセットも一緒に解説しましたがいかがでしたでしょうか。自分の好みのマイクやヘッドセットを見つけて快適なゲームライフを送りましょう。