ぬか床おすすめランキング10選｜スーパーで買える市販品・初心者向けも！

少し前の日本では各家庭に必ずといっていいほど常備されていたぬか床ですが、毎日かき回す必要がある手入れの手間や、独特のにおいなどが原因で現在も家庭でぬか漬けを作っている家庭は少なくなっていきました。しかしながら現代において、発酵食品は美容や健康のサポートに適する食品とされ、ぬか漬けにも注目が集まるようになりました。

ぬか漬けに必ず必要となるものが「ぬか床」です。実はこのぬか床こそがおいしいぬか漬けとなるための味を決める存在なのです。発酵食品が健康にいいとされてから市販のぬか床がスーパーで手軽に買えるようになりました。ぬか床は作り方やベースとなる材料に違いがあるため、自分好みのぬか床を見つけるのがおいしいぬか漬けを作るうえで重要なポイントです。

今回は美容と健康だけでなく、おいしいぬか漬けを食べるための大切なぬか床のおすすめメーカーをランキング形式で紹介していきます。ぬか漬け作り初心者ために、どのような容器を選べばいいのかも見ていきます。おすすめの食材もピックアップしていますので美味しいぬか漬けを作ってください。

生ぬかとはお米を精米した際にでる外皮と胚芽が混ざっている粉で、名前の通り火などで加工していない出来たてのぬかです。生ぬかはスーパーなどではほとんどおいていないため、お米専門に取り扱っている店舗などで入手する必要があります。

生ぬかは生の状態であるため非常に傷みやすいため、毎日しっかりとぬか床の管理を行う必要があります。また生ぬかを入手したらすぐにぬか床を作る必要があるため、十分に時間的余裕がある方や、メンテナンスをきちんと行える方に向いている米ぬかです。

傷みやすい生ぬかではありますが、その分含まれている菌も豊富なので炒りぬかと比較したときにより早くぬか床が完成します。また生ぬかをぬか床にしたぬか漬けは、ぬか本来の味を楽めるため、本格的なぬか漬けを楽しみたい方は生ぬかを使用するぬか床がおすすめです。

炒りぬかとは、生ぬかを火を加えて炒った状態のぬかです。火を加えると日持ちができるようになるため、虫がつきにくくなっています。炒りぬかは一般的なスーパーなどでも市販品が購入できて、手軽に始められるのが魅力です。

炒ると日持ちや虫がつきにくくなる半面生ぬかにいた菌が死滅してしまうため、十分に発酵したぬか床を完成するまでには時間がかかってしまいます。しかしながら生ぬかよりも傷みにくいため、メンテナンスをうっかり忘れてしまう方には炒りぬかの方が安心して挑戦ができます。

炒りぬかは炒ると香ばしさが加わるため、炒りぬかを使用したぬか床で漬けたぬか漬けは食べやすいと感じる方が多いです。ぬか臭さが苦手な方にも香ばしさでさっぱりと食べられるため、家族でぬか漬けを楽しむ方にもおすすめです。

近年はぬか漬けが注目されているため、ぬか床の種類も豊富にあります。そのためぬか床に挑戦する場合や、ぬか床経験者別など自分のタイプに合わせたぬか床を選ぶようにしましょう。

初めからぬか床をつくる場合には、ぬかに塩水を加えて混ぜたり昆布やトウガラシなどの調味料を加えてます。さらに、ぬか床を完成するには発酵を進め熟成させるためにくず野菜などで捨て漬けを何度か行います。そのためぬか床を十分に発酵させるにはかなりの時間と手間を要します。

そのため、ぬか漬けに初めて挑戦する方やどのような調味料がいいのかわからない方におすすめなのが、ぬか漬けセットです。セット内容はメーカーによってもさまざまですが、多くの場合ぬかと調味料、容器がセットになっているため、届いてすぐにぬか床づくりを開始できます。

またすでに十分に発酵させた状態のぬか床で届くため、捨て漬けの作業も不要で、ぬか漬けにしたい野菜などをぬか床に入れるだけでおいしいぬか漬けを楽しめます。初心者の方や手軽にぬか漬けを始めたい方にもおすすめです。

ぬか床をすでに持っているけど、好みのぬか漬けができない方や、味にばらつきが起きてしまう方は「発酵ぬか床」がおすすめです。発酵ぬか床は、すでに発酵が十分に行われている状態で届くため、現在のぬか床に追加して捨て漬けなくすぐにぬか漬けを楽しめます。

ぬか床が完成してから3か月程度は発酵具合が安定しないため、ぬか漬け自体の味にもばらつきが発生してしまいます。長い目でぬか漬けの成長を楽しむのもおすすめですが、発酵ぬか床を加えると発酵が進みぬか床を安定させられます。

ぬか床の種類によってぬか漬けの味も変化するため、好みの味を探したい方にも発酵ぬか床は活躍します。既存のぬか床を捨てる必要がないので、環境にもやさしくぬか漬けを長く楽しめます。

ぬか床自体は口に入れないですが食品を漬けるものなので、安心して食べられるぬか漬けを作るうえでは品質は重要なポイントといえます。しっかりと成分などを確認して選ぶようにしましょう。

一般的なぬか床は比較的手ごろな価格で入手するできますが、中には高価なぬか床も存在します。こうしたか床は含まれている調味料や食品にこだわって製造されており、その分価格が高い傾向にあります。そのため高価なぬか床には無添加を謳っているものや、ぬか漬けもおいしく仕上がるものが多いです。

金額が上がるほど品質が高いといえますが、反対に価格が安いぬか床は品質が悪い訳ではありません。ぬか床に配合されている調味料が増えるほど金額は高くなる傾向にあるため、あくまでも高価なぬか床は品質にこだわって製造されているととらえましょう。

ぬか床は自分でも昆布やトウガラシ、山椒の実などを加えて自分好みのぬか床にカスタマイズが可能です。そのため配合されている調味料が少ないぬか床の場合には、家庭の味を作っていく楽しさもあります。

手頃な価格で購入できるぬか床は、容量が少ないものや配合されている調味料が少ないものが多いです。そのため安価なぬか床はある程度ぬか床づくりに慣れている方や、一人暮らしや夫婦のみなど少人数でぬか漬けを楽しむ方におすすめです。

シンプルなぬか床の魅力は、加える調味料の種類によって自分好みのぬか漬けにカスタマイズができる点です。ぬか床経験がある方は、シンプルで安価なぬか床で発酵状況でのぬか漬けの違いを楽しんだり、こだわりの調味料を加えてみたりとぬか床づくりを楽しんでみてはいかがですか。

ぬか漬けを敬遠する理由として、毎日ぬか床をかき回す面倒さが挙げられます。しかしぬか床のメンテナンスを毎日から週に数回程度に減らせるぬか床が最近発売されています。発酵食品を毎日の生活習慣に取り入れたいけど、メンテナンスが苦手な方におすすめです。

こうしたメンテナンスが少ない回数で済むぬか床は、冷蔵庫保管をする必要があるため、ぬか床独特のにおいも密閉容器を利用すれば最小限に抑えられます。またメンテナンス頻度が少ないため、旅行などで家を空ける場合にもぬか床がダメにならずに保管できるのも魅力です。

ぬか床はどうやって作るのでしょうか。米ぬかから作るぬか床の作り方について紹介します。

1. 大きい鍋やボウルに米ぬかと塩を加え、よく混ぜ合わせる
2. 40度程度のぬるま湯を準備する
3. 耳たぶ程度の硬さになるまで、ぬるま湯を少しずつ加える
4. 保存容器に移し、唐辛子と昆布を加える
5. 捨て漬け用の野菜を加え、空気を抜きながら表面が平らになるように手で押しならす
6. 容器のフチなどに付いたぬかはきれいに拭き取っておく
7. 1日1回底からかき混ぜ、捨て漬け野菜は3日~4日おきに取り替える
8. ぬか床からほのかに酸っぱい香りがしてきたら完成

• 蓋つき
• 口が広めで奥まで手を入れてかき混ぜやい
• 収納する場所に収まるサイズ
• 作りたい分量の食材が入るサイズ
• かき混ぜた時にこぼれない深さがある
• 金属の容器はNG

上記の条件を満たしていれば100均で購入してもOKです。サイズの目安は米ぬか1kgであれば容器は3～4Lのサイズがベターです。少量から始める方はジッパー付きの保存袋でもできます。慣れてきたら大きなサイズの容器に移し替えていくのもおすすめです。

ここまで初心者の方から経験者の方までおすすめのぬか床をランキング形式で紹介していきましたがいかがでしたでしたか。メンテナンスが面倒と感じるぬか床ですが、自分のライフスタイルに合わせたぬか床を選べば、おいしいぬか漬けを長く楽しめます。ぜひぬか漬けづくりに欠かせない、ぬか床選びの参考にしてみてください。