洗面台（洗面化粧台）おすすめ人気ランキング15選｜メーカー・口コミも紹介

「洗面台の汚れが目立ち、古くなってきた」「新築の家の洗面台をどれにするか迷っている」。そう思い、洗面台の購入を検討している方もいますよね。でも、洗面台を選ぶ基準はさまざまで、メーカーやデザイン、予算をどうしようかと迷ってしまうはず。

最近では、インテリアに馴染むおしゃれでスタイリッシュな洗面台や、お手入れしやすい最新素材を使った洗面台、エコで経済的な照明を使ったものなどたくさんの種類が販売されています。

そこで今回は洗面台（洗面化粧台）の選び方や口コミ、人気のTOTO製品も含めたおすすめ人気ランキング形式をご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。この記事の最後に洗面台のDIY方法も簡単にご紹介しています。こちらも確認して、効果的に使えるようにしてみてください。

1つ目の選び方は「高さや幅・サイズで選ぶ」です。洗面台を誰が使うのかや何人で共有して使うのかやどんな用途で使うのかなどを踏まえたうえで選ぶのがおすすめ。洗面台は高さ、幅、サイズの種類が多いため自分に合ったものを選びましょう。

洗面台は使う人の身長に合った高さのものが使いやすいです。一人暮らしの方なら自分が使いやすい高さで選び、家族で暮らしている方ならみんながほどよく使える高さで選ぶといいです。

サイズに関しては一人暮らしの方は小さいサイズで十分ですが、家族が多い方であれば大きい方が共有しやすくなります。洗面台に水をためて手洗いをしたりペットのシャンプーしたりするのであれば、自分が必要な水の量がためられるサイズを選びます。

まずご紹介する洗面ボウルの素材は「陶器」です。「陶器」でできた洗面ボウルの特徴は傷がつきにくくお手入れが楽な点。傷を付けたくなかったり手入れには手を抜きたい人におすすめの素材です。

価格が安いのにお手入れが楽で光沢があり見た目も美しいとあって、陶器を使った洗面台が最も多いです。選択肢が豊富なのも嬉しいポイントですよね。

続いて紹介する洗面台ボウルの素材は「人工大理石」です。「人工大理石」を使った洗面ボウルの特徴は、デザイン性が高くておしゃれなものが多い点。毎日使う洗面台だからこそデザインにこだわりたい人におすすめの素材です。

また人工大理石を素材に使った洗面ボウルは割れにくいのも特徴です。へこんでしまう場合はありますが、割れるケースはほぼありません。ただ、こまめに掃除をしないとシミや小さな汚れが付きやすいため注意が必要です。

ホーローを素材に使った洗面ボウルの特徴は、「水や湿気に強い・匂いや汚れが付きにくい・割れにくい」などがあります。水に適した素材で長く使えるので長持ちする洗面ボウルがいい人におすすめです。

一方で表面のコーディングが破損するとベースの部分に使われている金属がさびてしまうため、物を落とさないように注意する必要があります。またホーローの洗面台を扱っているメーカーが少ないため探すのに一苦労要します。

洗面ボウルの下が開き戸になっている「開き戸タイプ」は収納スペースを広く確保できます。突っ張り棒を使えば棚も作れます。そのため、たくさんの物を洗面台に収めたい人におすすめです。

ただし収納スペースは広いですが水下で排水ホースも中を通っているため、掃除をこまめに行い清潔を保っておく必要があります。匂いも多少感じられるため、掃除道具やぞうきんなどある程度汚れてもいいものをしまうようにしましょう。

洗面ボウルの下が引き出しになっている「引き出しタイプ」は小物を収納しやすいのが特徴です。こまごましたものも区別して収納できるため、ヘアアクセサリーなどの小物を収納したい人におすすめです。

スライド式になっているものが多く出し入れしやすい点もいいですね。引き出しのなかに100円均一で買ったプラスチックの入れ物を使って、自分なりにアレンジもできます。

開き戸と引き出しの両方がついている「混合タイプ」は収納スペースが多いため、どんな収納にも対応できます。洗面台に収納するものが多い人におすすめのタイプです。洗面ボウル下の左右で開き戸、引き出しと分けているものが多いです。

収納スペースが複数あるためひとつひとつの収納スペースサイズは小さくなってしまいます。またそれぞれをお手入れする必要があるため掃除に手間がかかる点も頭に入れておいてください。

「ミラーキャビネットタイプ」は鏡の横に収納ポケットがついてあるタイプ。収納ポケットがむき出しとなっているため、出したりしまったりしやすいのが特徴です。メイクや髪のセットに使う道具を取り出しやすいところにしまいたい人におすすめですよ。

ミラーキャビネットタイプの洗面台を購入する際にチェックしておきたいのは、収納ポケットの取り外しが可能かどうかです。収納ポケットのなかは汚れがたまりやすいため定期的なお掃除が必要となります。取り外しできるかできないかでお手入れのしやすさに差がでます。

「サイドキャビネットタイプ」は洗面台の横に収納スペースのキャビネットがついたものです。スペースをとりますが、無駄な隙間がうまれない分お手入れしやすいのが特徴です。引き出しや開き戸はどうしても掃除しづらい隙間が生まれますよね。

サイドキャビネットは衣類やタオルの収納に向いているため、洗面台横に衣類やタオルの収納スペースが欲しい人におすすめです。またキャビネットは上下に長いため、上部分の奥に手が届くかどうかを確認しておくのがいいです。

4つ目の選び方は「デザイン性で選ぶ」です。最近は洗面台のデザインも豊富でデザイン性が高いものが多くありますよね。ホテルの洗面台のようなおしゃれな空間を作りたい人は、デザイン性を重視するのがおすすめです。

デザイン性が高い洗面台には「洗面ボウルの独立した洗面台」があります。購入者も増えていて、お店やネット通販などで購入できますよ。他には、真鍮やアンティーク材を使ったもので、思わず「本当に洗面台？」言ってしまうようなおしゃれなデザインの洗面台もあります。

洗面台の隙間には汚れや小さいゴミがたまり、シミや取れない汚れになりやすいです。散った水も隙間にたまりカビの原因にもなります。隙間は継ぎ目の部分にできるため、継ぎ目の少ないデザインのものを選ぶようにしましょう。隙間がなければ拭き掃除も楽に行えます。

特に洗面ボウルとカウンターが一体となっているものや収納スペースの引き出しが取り外せるもの、鏡の後ろの扉を開けたときに拭き掃除がしやすいものを選ぶなどしてみてください。

洗面台で最も掃除に手が掛かる部分といえば、排水口まわりです。髪の毛がたまったり垢がたまったりと頻繁に掃除が必要となる箇所です。排水口部分がお手入れしやすいかどうかもチェックしておくのがおすすめです。

排水口には丸い金属がついたフランジがあるタイプとないタイプがあります。従来はフランジのついた洗面台が多くありましたが、最近はフランジがなく掃除のしやすい洗面台も多くでてきました。中でも、リクシルの「新てまなし排水口」は排水口の掃除がとっても簡単な設計なため、掃除に時間をかけたくない人にとてもおすすめです。

タッチレス水栓はセンサーに反応して水が出るため、蛇口やハンドル部分を触る必要がなく衛生的です。また、手についた水が水栓周りに落ちないため汚れがたまりにくい特徴があります。掃除もしやすいので、特にハンドルにこだわりがなければとてもおすすめです。

一方で、タッチレス水栓は停電の際の対応策をチェックしておく必要があります。費用は5万円前後のものが多くなかには安いもので1万円～3万円のものもあります。洗面台まるごと替える必要がないのであれば水栓部分だけ交換してみるのもいいですね。

洗面台の鏡は「一面鏡」と「三面鏡」とに大きく分かれます。洗面台は歯磨きをしたり顔を洗ったりする他にも、身だしなみチェックに使う人が多いですよね。洗面台の鏡を毎日使う人は鏡の種類も要チェックです。

「一面鏡」は鏡が一枚だけついたもので鏡の継ぎ目がない分、姿が見やすい掃除がしやすいなどの特徴があります。三面鏡と比べて収納スペースが減るため、洗面台にあまり収納するものがない人におすすめです。

「三面鏡」は鏡が三枚ついたもので鏡の角度を変えて横や後ろもチェックできるのが特徴です。他にも鏡を開くと収納スペースがあります。ヘアアレンジにこだわりがある人や収納スペースが多く欲しい人におすすめです。

水栓とは水の開閉を行う蛇口を指します。自動水栓や単水栓、2ハンドル混合水栓、シングルレバー混合水栓、サーモスタット混合水栓などあります。それぞれの特徴を比べて自分に合った水栓を選ぶのがいいです。

たとえば自動水栓はお店のトイレでよく見られるのは、センサーに反応してお水が出る水栓です。自動水栓のメリットは「ハンドルに触れる必要がないため清潔を保ちやすい」「止め忘れを防げる」などあります。

一方停電したときはセンサーが反応しなくなるデメリットも。メーカーごとに停電時の対応策が異なるため購入する際はチェックが必要です。自動水栓はとにかく汚れた手でハンドルを触りたくない人におすすめです。

洗面台には照明がついたものが多いですよね。照明は蛍光灯や白熱球よりLEDを使ったものが消費電力が少なく長持ちします。電気代を節約したい人はLED照明を使った洗面台がおすすめです。

照明がついている位置もチェックしてください。上下・左右から光をあてられる照明は、顔全体を明るく照らし、身だしなみチェックやひげそり、メイクがしやすくなります。

リクシルの洗面台はおしゃれで女性に人気のデザインのものが多かったり、お手入れがしやすかったりするのが特徴です。おしゃれなデザインの洗面台を探している人におすすめのメーカーです。

ほかにもあらかじめ設定しておけば、お湯をひねったときにすぐにお湯がでる「即湯水栓」や排水口の底部の凹凸がない「新てまなし排水口」もリクシルならではの機能です。新てまなし排水口はお掃除がとっても簡単になる優れものですよ。

続いては水回りのメーカーとしてとっても有名な「TOTO」です。TOTOの洗面台の特徴は水まわりに強いメーカーならではのアイデアを活かした洗面台が多い点です。洗面台を探す際はTOTOの洗面台も一通り確認したうえで選ぶのがおすすめ。

たとえば排水口の「らくぽいヘアキャッチャー」を使えば、たまった髪の毛やゴミなどをからめてくれるため掃除が楽々に。また「奥ひろし」と呼ばれる独自の収納では、排水口の設置構造を変えられるので、従来を大きく上回る収納スペースの確保が可能となっています。

パナソニックは家電メーカーのイメージがありますが洗面台のラインナップも豊富です。パナソニックの洗面台の特徴は、電化製品を作るメーカーならではの工夫を活かしたものが多い点です。

たとえば「ツインラインLED照明」「美ルック ツインラインLED照明」は、顔の両面から光を照らしてくれます。「すぐピタ」機能が搭載してあればタッチレスで水が出ます。「すっきり家電収納スペース」はドライヤーや電動歯ブラシなどを収納したままの充電が可能です。

ニトリの洗面台の特徴はコンパクトで省スペース設計のものが多いところです。洗面所が狭い人や洗面台にスペースをあまり奪われたくない人におすすめですよ。

また、ニトリの洗面台は「ベーシック洗面」と「デザイン洗面」の2つのタイプに分かれていて、好みの合った洗面台を選べます。ベーシック洗面は機能性重視の人に、デザイン洗面は無駄な機能をそぎおとしておりデザイン重視の人におすすめです。

ステンレスキッチンのパイオニアであるクリナップは、洗面台でもステンレスの魅力を存分に引き出しています。サビや汚れに強いステンレスは、水回りに使う素材として相性がよく、長寿命。長い目で見た時に「安い買い物をした」と思える洗面台が揃っています。

豊富なカラーも魅力のひとつで、高級感のあるデザインが人気。人工大理石をあしらった洗面台や落ち着いた木目調などから好みのデザインを選べます。

トクラスは楽器メーカーのヤマハの家具・住宅部門から独立した住宅設備機器メーカーです。人造大理石のキッチンカウンターが有名で、現在の日本のシステムキッチンの潮流のを生み出しました。トクラスの洗面台は、高級感があって耐久性が高いのが特徴です。

タカラスタンダードは世界初のホーロー製のキッチンを開発した日本のキッチンメーカーです。タカラスタンダードの洗面台も高品質なホーローを活かして作られています。ホーロー以外にも木製のものもあり、ベーシックタイプからハイクラスタイプまでラインナップが豊富にあるのも魅力です。

洗面台を買える場所で最も手軽なのは、コメリなどのホームセンターです。リクシルなどのメーカー品のほか、コメリオリジナルの洗面台も取り扱っているので幅広く比較できます。

おしゃれなデザインの洗面台を買いたい方には、北欧家具メーカーのイケアが人気。すっきりとシンプルなものから、くすみカラーがかわいいシリーズまでさまざまです。

最後に洗面台DIYについて紹介します。洗面台のDIYができると、自分で洗面台の交換ができるようになります。メリットには洗面台の本体価格しか必要ないため、格安で洗面台の交換できる点。方法を簡単に説明するのでぜひ参考にしてみてください。

1. 給水栓の穴の位置を決めてホールソーで穴開ける
2. 排水口用の穴をホールソーで開ける
3. 洗面台を設置
4. シャワー部品やレバー部品を組み立てる
5. ホース接続用部品を給水栓に取り付ける
6. 給水栓と水栓ホースを接続
7. 排水口に防臭キャップを取り付ける
8. 排水ホースを取り付ける
9. 水漏れがないかをチェックし排水口目隠しシールを張る
10. 洗面台を設置する

この記事では洗面台の選び方やおすすめの洗面台15選、洗面台DIYの方法などご紹介しました。洗面台は毎日使うものなので満足のいくものを使いたいですよね。この記事も参考にしつつ納得のいく洗面台のリフォーム・交換をしてください。