ホッチキスリムーバーのおすすめ10選｜100均・外し方・代用品も紹介！

ホッチキスは書類などをまとめるのに人気の文房具で、現在でもオフィスや家庭で多く使用されています。書類をまとめるのには便利ですが、針を外すとなると面倒に感じてしまいます。ホッチキスリムーバー（ステープリムーバー）は、ホッチキスの針を簡単に取り外すことができる商品です。

紙を傷つける心配もないので、快適な事務作業が行えます。持ち運びがしやすいタイプや、女性の手でも扱いやすい商品が揃っています。商品によってはホッチキスの針だけでなく、ステープラーやタッカーの針を取り外せることができる商品も販売されています。セリアやダイソーなどの100均でも購入できます。

そこで今回はホッチキスリムーバーの選び方・おすすめ商品・ホッチキスリムーバーの使い方も紹介しています。ぜひ最後までチェックしてみてください。

ホッチキスリムーバーとして、とても人気のある定番タイプがスライドタイプです。ホッチキスの針の穴に、リムーバーの先端を通すようにして使用します。針を通したら本体をスライドさせるだけなので、誰でも簡単に使用できます。

スライドタイプはスティックのような形状をした商品が多いです。そのため、ペンケースなどに入れて持ち運びもしやすいです。保管時も場所を取ることがないので、とても使いやすいです。オフィスだけでなく日常使いとしてもおすすめのタイプです。

ホッチキスの針を抜くのに力を必要としないのが、このハンドルタイプのリムーバーです。先端部分をホッチキスの針の穴に通し、ハンドルを握るだけで簡単に針を取り外せます。上方向に力がかかるので、キレイな状態で針を外しやすいです。

ハンドルタイプの特徴として、テコの原理を利用しているので、書類の枚数が多くても簡単に針を取り外しやすいです。女性の手でも使いやすいサイズの商品も多く、オフィスで人気のタイプです。持ち運びには向いていないので、使用する場所に合わせる必要があります。

釘抜きタイプは、使い方としてはスライドタイプと似ているタイプです。ホッチキスの針の穴に先端を入れて、スライドさせるのではなくテコの原理で針を取り外します。とても素早く、簡単に針を取り外せるので人気が高いです。

先端に強力な力をかけることが可能で、ステープラーやタッカーの針に対応している商品も多く販売されています。スライドタイプと同じように、スティック状の商品が多いことも特徴です。DIYなどでもリムーバーを使用したい方におすすめのタイプです。

日常的にたくさんホッチキスの針を外す作業をする方は、自動・電動タイプが適しています。とくにおすすめなのが、マックスの電動リムーバーERZ-30です。

こちらはボタンを押すだけで簡単に針が外せ舞う。その速度は1つにつき約1秒で、手作業に比べて作業時間の大幅な短縮になります。また紙の破れや穴の広がりを防止する設計になっているのも魅力です。

一般的なホッチキスに使用されている針は、10号サイズが多いです。そのため、家庭などでも使用する場合は10号に対応している商品を選ぶことが重要です。オフィスなどの多くの場所でも使用されており、さまざまな場所で使用がしやすいです。

10号の具体的なサイズは、幅が8.4mmで足の長さが5mmとなっています。針の太さは約0.5ｍｍで、小学生から大人まで幅広い年代層の方に使用されています。コピー用紙なら約20枚程度の枚数を綴じることができます。

3号タイプは、3号針と3号U針と呼ばれる2つの種類が販売されています。幅の長さはどちらも一緒ですが、足の長さが違うので注意しておきましょう。幅が11.5mmで、足の長さが一般的な3号針は6mm、U針タイプは10mmです。

3号U針の場合は、コピー用紙70枚程度を綴じることが可能です。3号の針に対応しているリムーバーは、ホッチキスの針だけではなくステープルに対応している商品も多いです。DIYなどで使用する方は、3号針に対応している商品を選ぶのがおすすめです。

上記で紹介したホッチキスの針のサイズは、小型・中型に分類されます。電子ホッチキスで使用される針は、大型タイプの場合が多いです。そのため、使用しているホッチキスが電子ホッチキスの場合は、対応しているリムーバーをしっかりチェックしましょう。

電子ホッチキスの種類によって変わりますが、対応している針のサイズは20FEや70FE、110FEなどの種類が展開されています。大型サイズの針に対して使用する場合は、特にサイズのチェックをしておくことが重要です。

建築現場などでも見かけられるタッカーは、大型のステープルを使用します。そのため、一般的なリムーバーでは対応していない場合が多いです。タッカーなどで使用されるステープルを外す場合は、専用のリムーバーを使用することで安全にステープルを取り外せます。

ステープルとは、ホッチキスなどに使用される針の名称です。ホッチキスの正式な名称はステープラといいます。日本や韓国などではホッチキスが一般的な名称とされていますが、英語圏内では、一般的にステープラと呼ばれています。

ホッチキスは2枚以上の紙をまとめる際に使用されます。リムーバーにも対応している分厚さが定められているので、自分が使用することの多い分厚さに対応しているリムーバーから選びましょう。オフィスで使用する場合は、紙の枚数も増えやすいので注意です。

一般的によく使用されている10号に対応している場合は、約20枚を目安にするようにしましょう。10号を使用したホッチキスの場合は、コピー用紙なら約20枚の紙をまとめることができます。そのため、リムーバーも20枚を目安にするのがおすすめです。

使用されている針のサイズによって、まとめられる紙の枚数が違います。特別な針のサイズを使用している場合は、まとめられる紙の枚数を目安にしましょう。オフィスなどでも使用されやすい3号針に対応しているなら、約30枚を目安にしておきましょう。

フラットクリンチとは、紙をまとめた裏側が平らになっているタイプです。多くの書類をまとめても紙がかさばらないので、オフィスだけでなく日常で使用するホッチキスでも対応している商品が多いです。

とてもしっかり針を曲げるので、除針をする場合は注意が必要です。一般的なクリンチよりも除針枚数が減ることを頭に入れておきましょう。フラットクリンチされている書類を無理に除針しようとすると、穴が広がったり紙を傷つけることがあるので注意が必要です。

外したホッチキスの針を、リムーバー本体に収納できる商品も販売されています。外した針が散乱しないので、とてもスッキリとスムーズに針を外すことができます。外したホッチキスの針は、先が尖っていることもあるので危険です。

また、針が小さいと飛んでしまった場合に探すのが大変です。外した針が内蔵可能なリムーバーは、周囲に迷惑をかけずに作業が行えるので人気があります。内蔵できる針の数には限りがありますが、まとめて後で捨てられるので作業効率もアップします。

リムーバーの一部分がマグネットになっている機能も人気が高いです。取り外した針を、後から磁石でキレイにまとめることができます。手や指でまとめる必要がないので、こちらの機能も作業の効率がアップします。

散乱してしまった針も一気にキレイにすることが可能で、見えにくいホッチキスの針を見逃しません。日常使いや学校はもちろん、オフィスなどで使用する際にも人気の機能です。見た目には磁石が付いているか分かりにくいので、パッケージなどをチェックしましょう。

スライドタイプとハンドルタイプなど、2つのタイプを1台で使用できる2Wayタイプの商品も高い人気を得ています。スライドタイプは手軽に使用が出来ますが、分厚い書類などには向いていないのがデメリットです。

このデメリットが、2Wayタイプなら気になりません。書類の分厚さなどに合わせて使用するタイプを選べるので、非常に便利です。薄い書類にはスライドタイプ、分厚い書類にはハンドルタイプ。といったような使い分けが可能な機能です。

文房具や事務機器などを豊富に扱っているマックス。リムーバーの種類も豊富で、家庭でも使用しやすいシンプルな商品も販売しています。タイプもスライドタイプからハンドルタイプまであり、ニーズに合った商品から選べます。

価格もリーズナブルな商品が多いため、手軽に購入がしやすいメーカーの1つです。使い勝手のいい10号針に対応している商品はもちろん、特殊な大型の針に対応している商品もあります。品質も高いので多くの方から人気を集めています。

ノートのイメージが強いコクヨですが、コクヨもリムーバーを豊富に販売しているメーカーの1つです。家庭でもオフィスでも使いやすい商品を豊富に販売しており、品質の高さからも人気の高いメーカーの1つです。

手軽に購入がしやすいリーズナブルな商品が多い点も、人気のポイントです。機能性の高い商品も扱っており、作業効率をアップさせたい方にもおすすめです。コンパクトで持ち運びがしやすい商品の取り扱いが豊富で、使い勝手がとてもいいです。

ハンドルタイプの商品を豊富に扱っているのがサンスター文具です。力を必要としないので、年齢を重ねた方や女性からの人気が高いです。持ち運ぶのではなく、一定の場所での使用がしやすい商品が多いです。

そのため、オフィスでの使用におすすめの商品が豊富です。機能性が高い商品もあり、ニーズに合った商品から選びやすいメーカーの1つです。オリジナルの商品が多く、サンスター文具でしか購入出来ない商品もあります。

急ぎでホッチキスリムーバーが必要な方や、使用頻度が低い方はダイソーやセリアなどの100均商品も選択肢に入れてみてください。店舗によって在庫状況が異なるので、気になる場合は各店舗に確認してみましょう。

ホチキスで書類をまとめる時、基本ルールがあることはご存知ですか。読みやすさや保管のしやすさにもつながるので正しい使い方を知っておくと便利です。まず、横書きの場合は「左上斜め45度」、縦書きの場合は「右上斜め45度」でとめます。

横書きと縦書きが混在している場合は、原則「左上斜め45度」ですが、縦書きが多い場合は「右上斜め45度」にするなど、縦横の割合によって向きを判断しましょう。これは、読み進める方向によってめくる向きが異なるため、書類を受け取る人の立場になって考えると覚えやすいです。

また、ハリなしホチキスは強度が低く書類がバラバラになってしまう可能性があるため、ビジネスシーンでは使用を避けた方が無難です。ファイリングする書類は、同じ場所でとめてしまうと一箇所に厚みがでてしまうため、毎回少しずつずらしてとめると厚みを均等にできます。

ホッチキスの針はしっかりと紙をまとめているので、雑に扱ってしまうと紙を傷つけてしまう可能性があります。書いてある文字が読めなくなったりすることもあるので、紙を傷つけないホッチキスリムーバーの使い方を覚えるようにしましょう。

ホッチキスリムーバーにはタイプがありますが、基本的な使い方は同じです。ホッチキスの針の穴に、リムーバーの先端を差し込みます。スライドタイプは、そのまま横に滑らせるように動かして針を外します。

ハンドルタイプは、ハンドルを握るだけです。釘抜きタイプはテコの原理を意識して上方向に力を入れるようにしましょう。どのタイプも、片方の手で紙を抑えることでキレイに外せます。ただし、この手順で使用しても紙を傷つけてしまうことがあります。

どうしても紙を傷つけたくない場合は、先に裏側の折れている部分から処理しましょう。折れている部分を先に立てます。立てた部分を左右に折り曲げて折ってしまいます。こうすることで、針を外す際に紙に引っかかることがなくなります。

最近では、たくさんのホッチキスの針を一気に外せるホッチキスリムーバーも販売されています。素早く針を外すことが出来ますが、一気に外していると針が先端に詰まることがあります。今回は詰まった際の処理の方法を紹介します。

処理の方法は単純です。千枚通しなどの先の細いアイテムで、1本ずつホッチキスの針の足を開くだけです。地道ですが、この方法が最も確実に詰まりを解消できます。正しいリムーバーの使い方をすることで、詰まりにくくなることも頭に入れておきましょう。

ホッチキスの針を外す場合は、ホッチキスリムーバーを使用するのが最適です。が、どうしてもホッチキスリムーバーがない場合は、代用品を使うことで対処が可能です。代用品としておすすめなアイテムは、ラジオペンチや千枚通しです。

先端が細いので、ホッチキスの針の穴に差し込むことができます。ただ、代用品なので紙が傷ついてしまう可能性もあります。代用品を使用する場合は、先に裏側の折れている部分を立ててから針を外すようにすると、代用品でもキレイに針を外すことが出来ます。

ホッチキスリムーバーは、家庭やオフィスでも使用されている文房具です。100均でも購入できますが、マックスやコクヨなどのメーカー品は品質が高いのでおすすめです。自分のニーズに合ったホッチキスリムーバーを使って、作業を効率よく進めましょう。