ワイパーブレードおすすめ11選｜ワイパーゴムの替えゴムについても！人気メーカーは？

ワイパーブレードとは、ウインドウガラス表面を払拭するためのワイパーのラバーエレメント(ゴム)や、その骨組みの金属部分を指す総称です。

ワイパーゴムは、使い続ける内に劣化するため、撥水力が落ちたと感じたらゴムを交換しなければなりません。また、グラファイトワイパーなど、種類が豊富なので用途に合わせて選ぶ必要があります。

今回は、そんなワイパーブレードの車用の商品にスポットを当て、選び方・種類・おすすめメーカーを解説します。さらに、車用ワイパーブレードのおすすめ人気ランキング11選をあわせてご紹介しますので、あなたの車に合ったおすすめの車用ワイパーブレードを見つけましょう。

ワイパーブレードとは、車のフロントガラスの雨・雪・ほこりなどを拭き取るパーツです。運転中の視界を確保するのに欠かせないアイテムです。ワイパーアームに取り付けて使用しますが、ワイパーブレードはワイパーゴムとセットになっており、使い続けていくと劣化していきます。そのため、1年に1回の目安で交換が必要です。

ワイパーブレードを購入するうえで、ご自身の車に取り付けられる規格の商品を選ぶのは何より大切です。ワイパーブレードはさまざまな規格の商品があり、対応できる車種も異なります。商品説明に適合車種が記載されていますので、購入してから合わなかったといった事態を防ぐためにも、必ず確認してください。

まず紹介する車用ワイパーブレードのタイプは「ノーマルタイプ」です。このタイプは「スタンダード」「生ゴム」等いくつかの呼び名があり、一般的な標準タイプのワイパーゴムが付いた車用ワイパーブレードとなっています。商品内にメーカーなどがゴムの仕様特徴を何も謳っていないものであれば一般的なノーマルタイプです。

さらに、「ノーマルタイプ」の車用ワイパーブレード最大の特徴は低価格な値段である点です。このタイプの車用ワイパーブレードは、数種類あるタイプのワイパーブレードの中でも最も安い値段で購入できます。予算に余裕がない方にはおすすめの車用ワイパーブレードのタイプです。

次に紹介する車用ワイパーブレードのタイプは「グラファイトタイプ」です。車のフロントガラス部分に、撥水効果を配合した成分をコーティングしている場合に使用するタイプです。半分乾いている状態のワイパーブレードのゴム部位と、車のフロントガラスの摩擦抵抗を減らしてくれます。

さらに「グラファイトタイプ」は、撥水剤でコーティングされた車のフロントガラスの撥水効果を持続させるメリットもあります。「ノーマルタイプ」の車用ワイパーブレードよりは値段は高くはなりますが、車の洗浄を頻繁にされる方や水気の多い場所に車を駐車されている方にはおすすめです。

次に紹介する車用ワイパーブレードのタイプは「撥水タイプ」です。このタイプはワイパーブレードのゴムの仕様がシリコン等で作られており、ワイパーを使った際にそのまま撥水効果をフロントガラスにコーティングしてくれるのが特徴となっています。

「撥水タイプ」は「ノーマルタイプ」や「グラファイトタイプ」よりも値段は高くなりますが、面倒な方には一石二鳥となるおすすめの車用ワイパーブレードです。また、「撥水タイプ」は車種専用であればより効果が大きいので、ご自身の車の車種に対応している商品があれば購入をおすすめします。

最後に紹介する車用ワイパーのタイプは「雪用タイプ」です。このタイプは寒冷地などで雪が降った際に対応できるよう、ワイパーブレードの骨組みやゴム部分が頑丈に作られている点が特徴となっています。さらに、寒さで凍結しないようにも作られているので、寒冷地にお住まいの方には「雪用タイプ」はなくてはならない必需品です。

そして、このタイプの車用ワイパーブレードは運転時に撥水効果も与えるので氷の張り付きを軽減でき、アーム部位もとても錆びにくいので寒冷地に限らずおすすめできます。ゴム交換も簡単にできるので経済的にも安心です。

トーナメント式ワイパーは一般的に使用されている車の、従来のワイパーでです。骨格が枝分かれしていて、トーナメント表のような形状をしています。強度があり、フロントガラスの曲面に沿って動く構造で、動作に安定性があります。

古い車種に乗車されている方などからは、デザイン性にも評価が高く愛用されている方も多いです。他の形状のワイパーに比べて低価格で購入できるため利用者が多いブレードですが、空気抵抗に弱い特性があり、高速走行をしたときに浮き上がってしまうケースがあります。

次に紹介する形状は「フラット式ワイパー」です。この形状のワイパーは車用ワイパーブレードの骨格部分を薄くしている点が特徴的で、車を走行中に視界を遮らないメリットがあります。

また、ワイパーの曲線部分が非常にきれいな曲線を描いている構造になっており、車のフロントガラス面が大きく湾曲したタイプの車の方にはとても相性のいい形状の種類となっています。ワイパーブレードの骨格部分を細くスリムに見せたい方や、目立たなくさせたい方にもおすすめの車用ワイパーブレードです。

最後に紹介する形状は「エアロデザインワイパー」です。この形状のワイパーは「トーナメント式ワイパー」に流線型の形をしたカバーが備え付けられているのが特徴で、走行中の風でワイパーブレードが浮き上がってくるのを防ぐ働きがあります。

この点から高速道路などでの走行も安心なため、運搬に車を使う方など職業上の都合で高速道路を頻繁に使う方におすすめです。ノーマルなトーナメントワイパーよりも価格は高めですが、車との一体感があるデザインでとてもおしゃれ点が魅力です。デザイン重視でワイパーブレードを交換したい方にもおすすめします。

劣化した純正品から新しいワイパーブレードに交換する際、ワイパーブレード自体の交換は、ワイパーアームを上げてワイパーブレードを外しながらフロントガラス部分に押すだけで取り外しができるので簡単です。

しかし、取り外しの工程の際にワイパーアームを立てたままにしておくと、元に戻ってしまった際にフロントガラスを叩きつけてしまいヒビが入ってしまうケースが多くあります。フロントガラス部分に押して取り外す際には、立てたワイパーアームは元に戻す点を意識しましょう。

「PIAA（ピア）」は世界で初めて撥水タイプのシリコンワイパーを開発した、技術力のあるメーカーです。取扱商品は車のランプを筆頭に、カーキャリア・ワイパー・アルミホイールといった自動車部品を数多く展開しており、どれも質がいいと定評があります。

そのような「PIAA（ピア）」の大きな魅力は、ワイパーブレードの替えゴムが交換可能な点です。コスパを重要視している方には、特におすすめのメーカーといえます。

「glaco（ガラコ）」は大手であるSOFT99コーポレーションを本社とし、「雨をはじいてよく見える」がコンセプトのガラス撥水剤を主力製品として取り扱うメーカーです。ワイパーブレードにおいてもその撥水性は群を抜いており、口コミでも撥水力を絶賛する声が多くあがっています。

ワイパーを作動させるだけでフロントガラス面に撥水効果をもたらす濃縮ガラコ配合のシリコーンラバーと、新開発のグラファイトコーティングによる、拭き残しのないシャープな作動が魅力です。雨の日の運転に視界トラブルを抱えている方におすすめのメーカーです。

「BOSCH（ボッシュ）」は、自動車機器を中心に事業展開をする大手メーカーです。そんな「ボッシュ」のワイパーブレードは、国産車・輸入車用を取り揃え、さらに撥水機能付きや雪用の商品もあります。優れた拭き取り性能と不快な音の低減を実現するなど、独自の技術を駆使した高い品質も魅力です。

さらに、公式サイトから車種別適合品が調べられます。ご自身の車に合う商品を手軽に見つけたい方にもおすすめのメーカーです。

ここまでワイパーブレードを紹介してきましたが、ほかのカー用品が気になる方もいますよね。以下の記事で「車ガラスのウロコ取り」や、車内の掃除を手軽にしてくれる「カークリーナー」を紹介しています。ご自身の車のお手入れがより快適に行えますので、こちらもあわせてチェックしてください。

今回はおすすめの車用ワイパーブレードについてご紹介しました。用途に合うワイパーゴムの種類やおすすめメーカーの特徴を知ると、よりご家庭の車に合ったアイテムを見つけられます。こちらの記事を参考にして相性のいいワイパーブレードを探してください。