靴磨きセットのおすすめ人気ランキング15選｜どこで買う？革靴の手入れセットも

お気に入りの靴や奮発して買った高価な靴はせっかくなら長く愛用したいですよね。そんな時に活用したいのが靴磨きセットです。靴のお手入れに必要なツールが詰まっているメンテナンスセットなので、初心者の方でもすぐに靴磨きに取りかかれます。

しかしいざ買おうとすると靴磨きセットの種類の多さからどれを選んでいいのかわからない方も多いのではないですか。「どこで買うの？」といった疑問もあるかと思います。また革靴・スニーカーなど履物によってシューケア用品を使い分けるのか気になります。

そこで今回は靴磨きセットの選び方・おすすめ商品をランキング形式で見ていきます。あらかじめ必要なものが入った初心者でも使いやすいシューケアセットも紹介しています。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。またこの記事の最後に靴磨きセットの使い方も紹介しています。こちらも確認して、愛用の靴をしっかりとケアできるようにしましょう。

靴磨きセットには大きく分けて2つのアイテムが入っています。汚れを落とすアイテムと見た目をより良くするアイテムです。靴のコンディションに合っていないアイテムを使ってしまうと、効果が出にくいので注意が必要です。

汚れを落とすためのアイテムはステインリムーバーと馬毛ブラシの2つです。ステインリムーバーは革靴の汚れを落とすために使います。ステインリムーバーにはクリームタイプと液体タイプの2種類が存在します。

馬毛ブラシはホコリ落としに使うアイテムです。馬毛は非常に柔らかい毛質なので、デリケートな革靴でも優しく汚れを取り除けます。汚れが落ちていないと靴の通気性が悪くなり、この後の見た目を良くするアイテムの効果が出にくくなってしまいます。

見た目をより良くするアイテムは3つ。豚毛ブラシ、乳化性クリーム、油性クリーム、です。豚毛クリームは乳化性クリームを革に馴染ませるために使います。馬毛と比べて毛質にコシがあり、履きジワや靴先など細かい部分にもクリームを浸透させられます。

乳化性クリームは革に栄養を与えてくれるアイテムです。革に光沢が生まれ、ひび割れにくくなります。油性クリームはさらに革に光沢を加えたいときに使うアイテム。ビジネスシューズやガラスレザーの靴など、より美しく仕上げたい場合にオススメです。

靴の素材によって、靴磨きセットの選び方が変わってきます。革靴をケアするための製品がメインですが、スニーカーに対応したものもあります。お手持ちの靴にあった靴磨きセットを選んで、愛用の靴を長く履くようにしましょう。

ビジネスで相手の印象を良くするためにも革靴のケアは必須です。革靴用の靴磨きセットを購入すればブラシやクリーム、クリーナーやクロスなど必要なアイテムを一遍に手に入れられます。

ポイントは「伸びのいいクリーム」と「持ちやすいブラシ」の2点。靴磨きセットをどの商品で買うか迷った際は、この2つをチェックしてみましょう。また、革とクリームの色味も合わせるようにしてください。塗ったときに色ムラが付いてしまう可能性があります。

アクティブに動けるスニーカーも、定期的に汚れを落としてキレイな状態で履くのをおすすめします。スニーカー用の靴磨きセットは、商品によって対応素材が変わるので注意します。またキャンパス地の場合、靴用洗剤や粉石けんを用いて丸洗いも可能です。

スエード地の場合、キャンパス地のように水洗いは出来ません。ブラシで汚れを落とした後、スエードクリーナーを使ってケアします。レザースニーカーなら革靴と同じケア方法で大丈夫です。お手入れの際は、靴ヒモを外すようにしましょう。

ブラシは毛の種類に応じて使う用途が変わります。毛の種類で代表的なのは3種類です。馬毛ブラシはホコリを落とすために使います。革についたホコリを放置すると、水分が奪われてひび割れを引き起こしてしまいます。

豚毛ブラシは革にクリームを伸ばす時に使います。豚毛の特徴は油分が多いのが特徴です。そのため、クリームがブラシの毛に吸収されにくく、革にクリームをスムーズに塗り広げられます。ただし豚毛は硬いので、強く革に当てすぎないようにします。

山羊毛ブラシはお手入れの仕上げとしてツヤ出しに使います。山羊の毛は非常に繊細です。毛が革の奥まで届き、煌めくようなツヤを生み出します。他の毛より高価ですが、お手入れの最後にひと手間加えたい方におすすめです。

靴のケアに慣れていない初心者の方は、大きめのブラシをおすすめします。毛が当たる部分が大きいので、ブラッシングを効率よく行えます。また革にかかる力が散るので、余計なダメージを抑えながらケアが出来ます。

「靴磨きセットを買ってみたら、以外とブラシが小さくて使いづらく、大きいブラシを買うハメになった」との声をよく聞きます。小さいブラシだと細かい作業がしやすいと思いがちですが、作業効率が落ちるので迷ったら大きいブラシと覚えておいてください。

商品の口コミをチェックする際は、ブラシの抜け毛具合についても確認します。同じブランドの商品でも、モデルによって抜け毛のしやすさが変化するものもあります。チェックした方がいいポイントは、機械植えブラシか手植えブラシかです。

機械植えブラシは安価な分、抜け毛が目立つ傾向があります。手植えブラシは、穴のひとつひとつに毛が詰まっており、引き線ですべての穴が繋がっています。手間がかかる分、価格も高めですが抜け毛が少ないのが特徴です。

靴のケアをしていると気になるのがブラシの握りやすさです。見分けるポイントは柄の幅、柄の形状、側面の溝の3つです。柄の幅が狭いタイプの方が、力をかけずに握れます。また柄の形状が少し湾曲していると持ちやすいです。

他にも柄の部分の厚みが所々変えられているブラシも、握りやすいと言えます。また側面の溝にも注目してください。くぼみがあると、指がフィットし握りやすくなります。無理な力をかけずに、軽い力でブラッシングが出来ます。

クリームには2つの種類があります。「乳化性クリーム」と「油性ワックス」です。乳化性クリームは、革に栄養を与えるのが役目です。革のひび割れを防止し、表面に光沢を出してくれます。しかし塗布しすぎると、通気性を悪くして革が傷みやすくなってしまいます。

乳化性クリームは、歯ブラシの半分の量を目安に塗るのがおすすめです。油性ワックスはさらに光沢を出したい時に使います。別名ポリッシュワックスと呼ばれており、ガラスレザーや鏡面磨きに対応しています。

靴の手入れになれていない場合、柔らかいクリームをおすすめします。柔らかいとクリームの伸びがいいので、塗布した時にムラになりにくいです。また油性ワックスよりも乳化性クリームの方が柔らかいので、まずは乳化性クリームで靴のケアに慣れましょう。

乳化性クリームの柔らかさは、成分の割合で変わります。乳化性クリームは油脂、ロウ、水分を主成分としています。中でも水分の割合が高いと、ゼリーのように柔らかいテクスチャーです。塗りやすさや作業効率を重視したいなら、水分の配合率に注目してください。

必ずクリームの色は、ケアをする靴の色に合わせたものを選んでください。靴の色が黒の場合は黒のクリームを、茶色のなど他の色の場合は靴よりも薄い色を選びます。ムラを避けるために、靴よりも濃い色を選ぶのは避けた方がいいです。

薄い色の方が重ね塗りで色の調節がしやすいです。経年劣化によって靴の箇所で色が異なる場合などに重宝します。またクリームには無色の商品もあります。これなら靴の色を気にせずにケアができます。

大切な靴の型崩れを防ぐためにシューキーパーは必須です。手入れの際も靴の形を保ち、しっかりブラッシングするためにあると便利です。ホコリを取りやすくなり、クリームやリムーバーも塗布しやすくなります。

もし持っていない場合は靴磨きセットを選ぶ際に、シューキーパーが付いているかもチェックしておきます。手入れの時だけでなく、普段靴を履かないときも使えます。また付属している商品は多くないので、購入前によく確認するのがおすすめです。

靴磨きセットの相場は4,000円前後です。このくらいの価格のものなら、靴磨きに必要なものがセットの中にすべて揃っています。初心者の方にはコスパのいい価格帯です。2,000円以下だと内容に不安があるので、避けた方が無難です。

逆に8,000円以上の高価な靴磨きセットもあります。ブラシに天然馬毛を使用していたり、クリームの成分が非常に優れているものが多いです。また、パッケージも凝っていてオシャレなものが多いのでギフト用としても最適です。

リーガルは日本の老舗シューズブランドです。既製品のみならず、ビスポークや革小物など幅広いアイテムを展開しています。靴磨きセットも販売しており、靴周りのアイテムがトータルで揃うブランドです。

人気なのはオリジナルの化粧箱に入ったメンテナンスセットです。重厚な雰囲気の化粧箱は、大切な靴をケアするひとときを格上げしてくれます。ギフトにも最適です。もう少し安価なミニセットも販売しています。こちらにウォータープルーフスプレーが同梱されています。

モウブレイはシューズケア用品を取り扱う株式会社R&Dのオリジナルブランドです。このブランドはかつてメルトニアンが販売していたハンドメイドのクリームを復活させました。現代では貴重な製造に手間暇をかけたクラシックなクリームです。

中でも人気なのがトラディショナルワックスです。革に馴染むのが非常に早く、スムーズに鏡面仕上げが行えます。ワックス自体の伸びもいいので、初心者の方にもおすすめです。

安いものであれば、1000円台からセット販売されています。基本的なセットは網羅されているので、簡単な靴磨きであれば十分始められます。高級本格派や上司にプレゼントする場合などには、1万〜2万の道具一式セットもありますので、ぜひ一度チェックしてください。

人気の生活雑貨ブランド無印商品からもシューズケア商品が販売されています。特徴はどのアイテムも使いやすく安価な点です。単品ですべてのケア用品を揃えても、合計6,000円程度で購入出来ます。

おすすめはクリームとクロスがセットになった商品です。クリームは化粧品のようにチューブに入っており、少量ずつ使えます。また携帯用靴磨きシートもおすすめします。外出先でも靴をひと拭きすれば、汚れを落としつつツヤが出せます。

シューケア用品を初めて手にする方は「どこで買う？」と疑問に思うかも知れません。シューケア用品はさまざまな所で販売されています。身近な所で言えばホームセンター・シューズショップ・デパート・東急ハンズ・ロフトです。都市部の東急ハンズであれば、比較的品揃えが豊富です。

実店舗がお近くにない場合は、Amazon・楽天などのネットショップをおすすめします。ネットの強みはメーカー・商品の種類が豊富な点です。いろいろなタイプの手入れセットが販売されているので、用途・予算に合わせて多くの選択肢から選べます。

最初に靴ひもをすべてほどき、シューキーパーを入れて形を整えます。こうすればシワが伸び、革のひび割れを防いでくれます。次に馬毛ブラシで靴を隅々までブラッシング。ホコリが残ったままだと、革の油分が吸い取られてしまいます。

ブラッシングが終わったら、クリーナーで靴の汚れを落とします。布を指に巻き500円玉程度のクリーナーを馴染ませ、円を描くように靴を撫でていきます。その後、クリームを指で直接塗り込みます。クリームは履きジワのところを重点的に塗りましょう。

塗り終わったら、豚毛ブラシで靴をブラッシング。摩擦と毛の弾力でクリームを革に浸透させます。最後に余分なクリームを取り除くために布で乾拭き。さらに光沢を出したい場合は、油性ワックスで鏡面磨きを行いましょう。

スーツでもカジュアルでもおしゃれは足下から。靴磨きセットがあれば、お手持ちの靴が新品同様に生まれ変わります。定期的なケアをすれば、長く靴を愛用できます。靴磨きをした経験がない方は、今回紹介した商品を参考に選んでみてください。