40代におすすめのファンデーション16選｜カバー力抜群で肌がきれいに見えるのは？

急激に老けこんだ肌になってしまう40代の化粧品選び、中でもファンデーションを選ぶのは難しいですよね。たるみによる毛穴の開き・濃くて大きなシミ・黒いクマ・糖化現象によって黄味がかってきた首など、ファンデーションの色合わせは難しいものです。

しかし、アラフォーの方が今まで通りの若い女性向けベースメイクをすると、お疲れ顔がより目立つ仕上がりになります。「まだ40代なのに、こんなにも老け顔になるなんて」と、ショックを受けた女性も多いはずです。しかし、年齢に合ったファンデーションを選べば、若々しい肌に見せられます。

そこで本記事では、カバー力が高い40代に人気の若見えファンデ・神ファンデを紹介します。デパコスの崩れないファンデーションから、インテグレートの「水ジェリーファンデ」などのプチプラまで揃っていますので、肌がめっちゃきれいに見えるファンデーションを使って美しい肌を目指しましょう。

パウダーファンデーションとは、肌の色を均一に補正する粉状のメイクアイテムです。スポンジやパフに少量をとって、お肌に塗りこむように広げていきます。油分が少ないので、普通肌～オイリー肌の方に適しています。

手も汚れにくいため、学校や職場でのメイク直しにもおすすめの形状です。40代向けのパウダーファンデーションは、最初からシミや毛穴をカムフラージュしやすい色味になっているため、メイクが簡単に仕上がる点も魅力です。

リキッドファンデーションとは、肌色補正の顔料を油分で包んでいる液状のメイクアイテムです。適量を手のひら・指・スポンジにとって、肌に馴染ませていきます。油分が多いので、お肌のシミや赤味に対してのカバー力は秀逸です。

その分、オイリー肌の方が使用すると、メイクが崩れやすくなります。そのため、乾燥肌～普通肌の方におすすめの形状です。また、40代向けのリキッドファンデーションはお肌のアラを隠すため、20代・30代向けよりも色味が極端に暗めだったり、逆に明るめだったりする場合が多いです。色味はよく確認しましょう。

クリームファンデーションとは、リキッドファンデーションよりも油分の高い肌色補正アイテムです。カバー力と保湿力がピカイチなので、シミやそばかすが気になる方や、ツヤが欲しい乾燥肌の40代女性におすすめです。

そして、ジェルファンデーションとは、粘質性のゼリー状になっている肌色補正アイテムを言います。カバー力は低いものの、リキッドタイプより油分が少なく水分が多いのが特徴なので、油分より水分が欲しい乾燥肌の方に向いています。

ミネラルファンデーションとは、酸化チタン・酸化亜鉛・マイカ・酸化鉄といった天然の鉱物を主成分として作られた肌色補正のアイテムです。敏感肌やアトピー肌の方が使えるほど肌に優しいため、2000年以降にミネラルメイクがブームになりました。油分が少なめなので、メイクブラシやパフに適量をとってお肌に乗せていきます。

40代は、凝ったメイクをすると年齢が浮きがちになります。ミネラルファンデーションは基本的に薄づきの仕上がりになるため、お肌のナチュラル感を大切にしたい、だけどすっぴんには抵抗がある方におすすめです。クレンジング不要で、化粧落としは石鹸のみでOKなミネラルファンデーションが多いです。

クッションファンデは、リキッドファンデをコンパクト内部のクッション(スポンジ)に染み込ませてある肌色補正アイテムです。付属のパフを使い少量をとり、お肌にポンポンと叩きこむように塗ります。外出先でメイク直しする際、リキッドファンデだと手が汚れてしまいますが、クッションファンデなら手軽にお肌を整えられます。

一般的なリキッドファンデーションよりも、水分が多く含まれている点が特徴的です。ツヤ感をプラスしたい40代のお肌にとっては、魅力的なファンデーションです。乾燥肌の方に向いている形状で、水分の多さから崩れやすい点がデメリットにあげられます。

スティックファンデーションは、その名のとおりスティック型の形状をしており、顔の中心から外側に向けてスライドさせながら均一に仕上げていく特徴があります。くすみなどの色ムラを均一にしたい方や、手軽にファンデーションを塗りたい方におすすめです。

さらに、スティックファンデーションはコンパクトサイズの商品が多く、持ち運び・収納のしやすさを求める方にもおすすめします。肌に直塗りするため衛生面が気になる方は、使用したあとに表面を軽くティッシュで拭きましょう。

40代女性のファンデーション選びは、メイクの仕上がりで選ぶのもおすすめです。大別すると、薄づきとしっかりメイクの2パターンがあり、ご自身のお好みやバックグラウンドに合わせてセレクトしていきましょう。

40代女性は、化粧するとお肌の加齢サインがどうしても目立ちます。そのため、どうしても隠したいシミがあるわけでないのなら、思い切って薄づきのナチュラルメイクもおすすめです。

しっかりとメイクしていない分、ファンデーションのひどい毛穴落ちや厚塗り感を防げます。化粧下地と組み合わせればツヤ感も演出可能で、薄づきメイクの手順に慣れてくると、意外に若々しいお肌になれます。しっかりメイクがお顔の雰囲気を年齢以上に仕上げてしまう方、肌が荒れがちで負担をかけたくない方にもおすすめです。

お肌のアラを隠したい、仕事柄きっちり感が求められる40代女性は、カバー力のあるファンデーションが必須です。質感や色味には濃密さがあり、赤味・シミ・クマなどを補正してくれるものを選びましょう。さらに、摩擦に強くキープ力が高くマスクにつきにくいため、マスクにつかないファンデを探している方にもおすすめです。

また、メイクを落とすにはクレンジング必須のため、仕事中で化粧直しが難しい方に適しています。ティッシュオフ程度で、夕方までメイクをキープできます。ただし、脂性肌だったり、汗かきだったりする方は、しっかりとメイクをしている分、化粧崩れもひどくなってしまう点がデメリットです。

ファンデーションは、肌タイプで選ぶのも大切です。主に肌タイプは、普通肌・乾燥肌・脂性肌に分けられます。普通肌の方は水分と油分のバランスがいいため、基本的にどのファンデーションも使用できます。カバー力・テクスチャーなど好みのものから選びましょう。

乾燥肌の方は、リキッド・クリーム・クッションファンデーションなど保湿効果が高いものがおすすめです。また、脂性肌の方は、水分・皮脂の分泌量が多くテカりやすいため、リキッド・パウダーファンデーションを選びましょう。クッションファンデーションはツヤが出過ぎてオイリーに見えるため、おすすめできません。

40代女性にとって、紫外線は肌老化の大きな原因です。シミやそばかすを作りたくないなら、紫外線UV-Bを防止するSPF値の高いファンデーションを選びましょう。

たるみやシワを防止したいなら、紫外線UV-Aを防止するPA値の＋の数が多いファンデーションほど効果的です。また、通勤など外出するならUV効果の高いものをおすすめします。夏場であれば、ウォータープルーフ効果のあるファンデーションなら紫外線効果が汗によって落ちにくくなるためおすすめです。

40代のファンデーションは、お肌の補正効果で選ぶのもひとつの方法です。シミやそばかすが気になるなら、仕上がりがしっかりしたタイプを、ツヤをプラスしたりくすみを解消したりしたいなら薄づきのタイプを選びましょう。また、お肌が乾燥気味ならリキッドやクリームを、オイリー気味ならパウダータイプがおすすめです。

最近発売されたファンデーションは、ピンク系1色、オークル系3色の展開が主流となってきました。カラー数が絞られているだけに選びやすいメリットがあるものの、個人差によってはピッタリ合う色がなくて困る方もいるはずです。

そんなときは、10～20色近くも展開しているブランドでご自身に合う色を探してみましょう。お店でテスターを試したりサンプルをもらったりして納得するまで吟味すれば、40代女性の肌もより美しく補正できます。

スクワラン・グリセリンなど保湿成分には種類があり、効果にも違いがあります。そのため、保湿成分もチェックし、べたつきが気になる方は水溶性の保湿成分が多く含まれている商品を選ぶなど、肌に合う保湿力がある商品を選ぶのが大切です。主な保湿成分とそれぞれの効果は以下のとおりです。

• スクワラン・ホホバ種子油・オリーブ果実油などのオイル性の保湿成分

油分が肌表面にフタをし、水分蒸発による乾燥が防げる。

• グリセリン・BGなどの水溶性保湿成分

無臭・無色透明で刺激が少なく、質感がさっぱりしたものからしっとりしたものまで幅広くある。

• チャ葉エキス・アロエベラ葉エキスなどの植物エキス

保湿効果以外にも、チャ葉エキスは消炎・収れん作用がある、アロエベラ葉はニキビ・肌荒れを防ぐといった成分ごとの特徴がある

ファンデーションを購入するなら、成分表の上欄に保湿成分が記載されているもの、複数の保湿成分が含まれている商品を選びましょう。成分表は配合量の多い順に記載されており、複数の保湿成分が配合されているものの方がバランスのいい保湿力を得られます。

40代のファンデーション選びに迷ったら、メーカーやネットの口コミなども参考にしてみましょう。普段のスキンケアで使用する化粧水や乳液のメーカーと合わせてもいいですし、人気のあるファンデーションからチョイスしてみるのもおすすめです。

40代のファンデーション選びの注意点は、お肌の悩みをすべてファンデーションで解決しようと思わないのが大切です。いろいろと気になる部分が増えてくる40代の肌悩みをファンデーションだけでキレイにしようと思うと、どうしても厚塗りになってしまいます。

そのため、濃いシミにはコンシーラーを、毛穴には毛穴用下地を、くすみには透明感のでる化粧下地などをプラスしましょう。そうすれば、厚塗りにならず、より自然に美肌をつくりあげられます。

40代のファンデーションの選び方や、おすすめアイテムをご紹介いたしました。自分に合ったファンデーションに出会えれば、40代には見えないほど素肌を輝かせてくれますよ。失敗を防ぐためにも、テスターをぜひ試してから購入してみてくださいね。