コロコロ（粘着クリーナー）おすすめ10選｜ダイソーなど100均で買える本体も！

コロコロは、カーペットやフローリング、衣服などに付いたほこりや髪の毛を掃除できる便利なアイテムです。一般的に「コロコロ」と呼ばれていますが正式名称は「粘着クリーナー」といい、どのご家庭にもひとつはあるものです。

そんな「コロコロ」は、実は株式会社ニトムズが販売した商品名が由来となっています。そのため、ニトムズ以外のメーカーが販売している商品は厳密にはコロコロではなく、粘着クリーナーの分類です。

とはいえ、一般的にはどの粘着クリーナーも「コロコロ」と呼ばれています。今回は多くの種類が販売されているコロコロの中から特におすすめの商品を、ランキングにしてご紹介していきます。また、100均ショップのダイソーや無印良品などで買えるコロコロ本体についても必見です。ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

コロコロで掃除する際のメリット、デメリットについて見ていきます。どちらの面も理解していれば、コロコロ掃除の効率的な使い方がわかります。

コロコロ掃除には多くのメリットがあります。それらを見ていきます。

• 掃除機をわざわざ出さずに気軽に掃除ができる
• 音が出ないので時間を気にせず掃除ができる
• 収納スペースを取らない
• リーズナブルなので各部屋に置いて置ける

コロコロ掃除の一番のメリットは気軽に掃除ができる点です。テレビを見ながら、寝転びながらのながら掃除ができます。掃除機となると億劫ですがコロコロ掃除なら気になったときに始められます。また、夜の遅い時間や朝の早い時間でも騒音がないのがメリットです。

さらに、コンパクトサイズで収納スペースを取りません。引き出しに入れる、吊り下げて置くなど収納の仕方も自由に選択できます。掃除機と違いリーズナブルな価格なので、気になる箇所にいくつも置いておけるのも嬉しいポイントです。

コロコロ掃除は力を入れすぎると、カーペットやフローリングを傷つける恐れがあります。毛足が長いカーペットの場合、奥のゴミを取ろうと力を入れるとカーペットの寿命を短くする原因になります。また、コロコロ掃除では取れない繊維の奥のゴミは、掃除機を使わないとそのまま蓄積されるので不衛生です。

粘着クリーナーはおもに、「テープ式」と「粘着ゲル式」の2種類に分けられます。テープ式は使い終わったら切り離して捨てる定番タイプです。ゴミがついてもシートを剥がせば新しい粘着面になるため、お掃除が簡単です。

粘着ゲルタイプは、ローラー自体に粘着力があるタイプです。テープ式と同じように、転がして使います。ゴミが取れなくなってきたらローラーを水洗いすると粘着力が復活して、繰り返し使用できます。少し手間はかかりますが、コスト面を抑えられるのがメリットです。

柄が長いロングタイプは、立ったままフローリングやカーペットの掃除できます。いちいち立ったりしゃがんだりを繰り返す必要がなく、掃除しながらの移動もラクラクです。一回の往復で長い距離を掃除できるため、広い範囲をコロコロしたい時に便利です。

また、天井や高い壁の掃除をする際にもロングタイプは便利です。普段は踏み台がないと届かない場所でも、ロングタイプのコロコロがあればほこりを取れます。

一方で、ハンディタイプのように細かな動きがしづらいデメリットもあります。

一般的に多く使われているのがハンディタイプのコロコロです。手に持って使う柄の短いコロコロは、近くのカーペットやフローリング、衣服をささっと綺麗にできます。すぐ取れる位置に置いておけば手軽に掃除でき、手に持って使うため細かな動きもしやすく、狙ったほこりや髪の毛を綺麗にキャッチします。

一方で、一回の往復で狭い範囲しか掃除できないため広い範囲の掃除には向いていません。手軽に小範囲を綺麗にできるのが、ハンディタイプのコロコロの魅力といえます。

柄の部分がジョイント式になっており、用途に合わせて長さを変えられるのがジョイントタイプのコロコロです。ロングタイプ・ハンディタイプのどちらの長さにも変えられるため、両方の便利なポイントを兼ね備えた万能タイプといえます。

高いところや広い範囲を掃除したいときは柄を長くしてロングタイプのように、狭い範囲や細かな動きで掃除したいときは柄を短くしてハンディタイプのように、それぞれ使い分けられます。唯一の欠点としては、他のタイプよりも少し価格が高い点です。しかしそれを差し引いても、他のタイプにはない便利さがあります。

フローリングを掃除する用のコロコロは、他のタイプよりも粘着力が弱くなっているのが特徴です。粘着力が強すぎるコロコロはフローリングにくっついてしまったり、フローリングにべたつきを残してしまう場合があります。そのため、フローリングを掃除する際には必ずフローリング用のコロコロを使うようにしましょう。

また、粘着力が強力なコロコロをカーペットなど別の場所で使って、粘着力が落ちてきたところでフローリングを掃除している方もいるようです。粘着力が強すぎるコロコロの場合は、他の場所で使って粘着力を弱めてからフローリングに使いましょう。

カーペットを掃除するのに適したコロコロは、粘着力が強いのが特徴です。カーペットの奥に紛れ込んだほこりや食べかす、髪の毛などをしっかりと取るためには強い粘着力が必要になります。カーペット全体をしっかりと綺麗にしたい、カーペットの奥に入ったごみを取り除きたい場合は粘着力の強いカーペットタイプのコロコロがおすすめです。

反面、カーペットタイプのコロコロは粘着力が強すぎるためフローリングの掃除には適していません。カーペットタイプのコロコロをフローリングに使いたい場合は、粘着力をある程度弱めてから使いましょう。

粘着力は他のタイプよりも弱く、衣服を傷つけたり伸ばしたりしないままほこりを取れるのが衣服タイプのコロコロです。カーペットのごみを取るなど粘着力が必要な使い方には向いていませんが、衣服のちりやほこりを綺麗に取れます。

また、衣服タイプのコロコロは粘着力が強すぎないためフローリングの掃除にも使えます。衣服のほこりを取った後に残った粘着面でフローリングの掃除をするのもおすすめです。

コロコロの機能性で選ぶ選び方も、堅実な選択肢の一つです。粘着力やテープの切りやすさなど、便利な機能を比較して選べば最適なコロコロが見つかるはずです。

粘着力が強いコロコロは、カーペットなどの奥に入り込んでしまったちりやごみなど、掃除機でもなかなか掃除しづらいものを取れます。布団のダニやほこり取りとしても有効で、強力な粘着力が細かなハウスダストまでしっかりと取ります。

粘着力が強いコロコロはフローリングなど傷つきやすい場所の掃除には向いていませんが、カーペットや敷布団、壁や天井など強度のあるものや場所には使いやすいです。

使い終えたテープを切る際、びりびりに破けてしまったり真っ直ぐに切れなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。テープが切りづらいコロコロは、それだけで不便さを感じてしまいます。そんな時は、斜めカット加工が施されたコロコロなど、テープが切りやすい工夫がされた商品がおすすめです。

斜めカットのテープは端を持って引っ張るだけで簡単にテープをはがせて、手で切る必要もないため綺麗にはがせます。このようにテープがはがしやすい、切りやすい商品は、使い終わった際のストレスを軽減する便利なアイテムです。

粘着クリーナーにはケース付きのものと、ケースが付属していないタイプがあります。付属していないタイプの場合は、必要に応じて別売りの収納ケースを購入しましょう。

ケースの使いやすさは重要なポイントです。すばやく簡単に収納したいなら、左右両方から使用でき立て置きできるケース付きのものを選びましょう。

コロコロは消耗品ですから、コスパも大切になります。普段から継続して使うものだからこそ、できるだけコストを抑えてお得に使えるものを選べば節約にもつながります。

コロコロにコスパを求める場合は、各社共通の交換シートが使える商品がおすすめです。コロコロは本体の価格よりも交換シートの価格の方が安いため、本体のシートがなくなっても交換シートを使って本体を再利用する方がお得です。

交換シートは各社共通のサイズで販売されているため、そのサイズに合った商品を選べば低コストで再利用できます。反対に専用の交換シートを購入しなければならない商品は、少しコストがかかってしまうデメリットがあります。

交換シート以上にコスパがいいのが、洗って繰り返し使えるコロコロです。コロコロといえば使い終えるごとにシートをはがして、次使う時には新しい粘着シートでコロコロします。しかし繰り返し使えるコロコロは、使用後に水で洗ってほこりを落とし、シートの交換は不要なのでお得な商品です。

洗って再利用するコロコロは交換用シートを購入する必要がないため、コスパも抜群です。本体の価格だけで長期間使えます。何度洗っても粘着力が落ちづらい商品を選べば、最高のコスパでコロコロを使えます。

コロコロの本体はダイソーなどの100均、無印やカインズなどでも購入できます。ここではコスパよく買えるコロコロについて紹介していきます。

ダイソーには、自立式のワイヤーカーペットクリーナーがあります。シンプルな構造ですが握った時の安定感があり、また、デザインがいいのでお部屋の見えるところに置いていても違和感がありません。

セリアではコンパクトサイズの幅8cmのコロコロがあります。粘着ロールは別売りなので、本体を買うときは同じ幅のコロコロをセッティングしてください。ノーマルなコロコロでは大きすぎる、シートを1枚使ってしまうのは勿体ない時におすすめです。衣類についたゴミ取りやおかしの食べかすなど小さな範囲の掃除にぴったりサイズです。

ニトリや無印のカーペットクリーナーは収納に便利な自立式。カバーの両側から収納できるので、さっと使えてさっとしまえて便利です。真っ白で無駄のないシンプルなデザインがおしゃれな商品です。別売りのポールを取り付けて持ち手を長くできるので、さまざまな使用場面で活躍します。

カインズではケースが要らないワイヤーフレーム ロングカーペットクリーナが販売されています。カインズのコロコロはその名の通りケースがありません。壁に掛けても床に置いても、本体が浮く構造なのでケース不要です。

持ち手が通常のコロコロより長く、今まで手が届かなかった箇所までコロコロ掃除ができます。さらに、テープのカット面がらせん状なので、めくりやすい点がメリットです。テープのロールも両側からしっかり挟んでいるため、コロコロしている時に外れるストレスもありません。

コロコロを使っていてストレスなのが、テープをカットする時です。どこからめくれるのかわかりにくい、ちゃんとカットできないなどテープについての悩みが多いです。テープをうまく切る方法は、使用したテープをめくった端を次のミシン目の縁に合わせます。使用した面を内に折り返し、畳んだテープを握ってミシン目に沿って手間に引くのがポイントです。

それでも切りにくい方は斜めカットするラインが入ったコロコロテープがおすすめです。切れ目が見つけやすくカットもしやすくなります。

今回はコロコロのおすすめ商品をランキングにしてご紹介しました。どの商品も使いやすく、コスパがいい商品です。コロコロ掃除は欠かせないものなので、使いやすく便利なものを購入しましょう。柄の長さや用途タイプに合わせて、最適のコロコロを見つけてください。