【2024】漢文参考書の人気おすすめ20選｜共通テスト対策に！理系の人も

理系も文系も共通テストで欠かせない漢文ですが、漢文は授業数が少ないなどの理由から苦手意識がある方が多く、自分の力に合わせた参考書を選ぶことが重要ですが、そもそも実力がどの程度かわからないのでどこから学べばいいかわからないという方も多いかと思います。

そこで今回は漢文の参考書の選び方やおすすめ商品をご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。漢文参考書の名著と呼ばれる商品も紹介しています。

記事の最後には漢文参考書ルート・漢文の具体的な勉強方法についてもご紹介していますので、是非最後までご覧になってください。

高校生になるまで漢文の勉強をほとんどしたことがないという方も少なくありません。高1レベルの基本的な内容を学べる基礎レベルの参考書は入門用に最適です。

共通試験で高得点を狙うなら、どれだけ正確に書き下し分を作れるかが重要です。漢文に苦手意識がある人にも、これから学び直したいという方にも基礎レベルの参考書はおすすめです。

共通試験では、基礎的な内容をどれだけマスターしているかが安定して高得点が狙えるかどうかの分かれ目になります。

漢文は、現代文や古文と比べると圧倒的に学校の授業でも触れる機会が少ないです。なので、基礎的な内容を学ぶには、なるべく多くの基本的な問題を解くことがおすすめです。句形や文法の参考書と併用してもいいです。

私立では早稲田や慶應、国立では東大などの難関大学を受験する方には、幅広い分野まで網羅しつつ実践的な問題が含まれている参考書がおすすめです。

難関大学の入試問題では単純な知識量を問われるよりも、基礎的な内容は理解しているのが前提で思想の理解や解釈が問われるような問題が多く出題されます。なので、高度な内容まで解説されている参考書を選ぶことがおすすめです。

参考書を選ぶ際は、学びたい内容に合わせた種類から選ぶのもいいです。ここでは「情報量が多く見やすいもの」と「解説が詳しいもの」の2種類についてそれぞれご紹介していきます。

句形や単語の情報量が多い参考書は、辞書代わりに使うこともできます。志望校の過去問を解いたりするうえで、わからない単語や句形が出題された場合はこういった参考書が役に立ちます。

また、辞書代わりに使えるので見やすさも重視しましょう。情報量が多い分、ごちゃごちゃしていると知りたい情報が見つけられません。特に索引などが付いていると便利です。

一旦基本的な漢文の知識を学んだら、その後は問題集を使って多くの問題を解き、実戦力を身につけましょう。インプットした情報をアウトプットすることで深く理解することが出来ます。

問題集を選ぶ際には、問題の質はもちろんですが解説がより丁寧に記載されているものを選びましょう。間違えた問題を復習するためには詳細にまで渡って解説されているものが非常に役に立ちます。

これまでのセンター試験では毎年説話に関する問題が出されるのがほとんどでしたが、まれに漢詩に関する問題が出されました。

数年に一度の割合ですが、出題される可能性がある以上高得点を狙う上では学んでおきたい分野です。完璧な対策を取るためには、漢詩について解説されている参考書を選ぶのがおすすめです。

暗記ものが苦手な方にはCDやDVDなどによる音声・映像付きの参考書がおすすめです。CDなどによる音声が付いているものは、移動中や睡眠前などに聞き流すことで空いた時間を使って学習することが出来ます。

またDVDなどによる映像付きのものは、人気講師の講義風景が収められているものが多いです。予備校などに通わず独学で勉強している方は特にモチベーションの維持が難しいので、こちらに語り掛けてくるような映像で学ぶのも効果的です。

2021年1月からは、約30年続いた大学入試センター試験が廃止され、新テストである「大学入学共通テスト」が開始されました。今後はこちらの共通テストがセンター試験に代わって毎年実施されます。

今現在販売されているものは、共通テストに対応しています。なので最新版の参考書を購入することをおすすめします。

漢文の参考書の中には、これまでの多くの受験生が使用して合格を収めたことから名著と呼ばれるまでに至った評価の高いものが存在します。

中でも尚文出版の表紙のパンダが特徴的な「必携新明説漢文」という参考書は高校レベルの漢文の復習・受験勉強をサポートしてくれる強力な教材です。コンパクトなA5サイズで持ち運びも簡単で、読みやすく覚えやすい内容が特徴です。

まず最も重要なのは基本知識と単語です。基本知識を固めることで基本的な知識量を問われる問題に答えられるようになり、応用問題などにも対応できます。

特に技法用語は暗記しておかないと文章を読んで理解できないので、しっかり基礎をマスターしてからステップアップするようにしましょう。

どんな言語でも文法が分かっていないと文章が読み解けません。それは漢文を学ぶ上でも同じで、文法に関する知識と理解は必須です。

特に返り点や再度文字は、正しい読み方を問う問題で良く出題されます。句形に関する問題も、ランダムに出されるようである程度出題傾向が決まっています。貴重な得点を稼ぐためにもしっかり文法を理解しましょう。

独学で学習しているとつい忘れがちですが、実際に文章を声に出して音読することで文法をリズムとして体感しやすくなります。ただ参考書の内容を眺めているよりも、頭に入ってきやすいです。

最初に書き下し文で読んだら次は白文で読む流れで音読を繰り返すことでスムーズに文法知識を学ぶことが出来ます。

教科書や参考書の内容を読んで理解したと思ったら、なるべく多くの問題を解きましょう。まずは自分の理解した内容を確認するために問題を解き、間違っているものがあったらもう一度参考書に戻って頭に入れ直しましょう。

そうして徐々にミスを潰していったら、次は共通テストや志望校の過去問を解いて実践的な対策を行いましょう。出題傾向を確認して、出題されるであろうジャンルの問題に慣れるといいです。

せっかくいい参考書を使うなら、勉強効率を高めましょう。そのためには、学習全体を通した計画が必要です。まず、高校1年生の時点では漢文の知識を定着させ、2年生では簡単な問題を解き始め、3年生で仕上げの入試問題の演習をするのがおすすめです。

「早稲田の国語」と言われるように、早稲田は国語全体のレベルが高いです。漢文を解くためには、単語と句形の知識を増やすことが大切です。漢文の語法などの基礎意識をつけるには「漢文早覚え即答法」がおすすめ。

次に、手を動かしてノートに書き込んだり問題を解きましょう。過去問を解く際には、解く時間をあまりかけずに、解答の確認や和訳の照らし合わせに時間を割くようにしましょう。

まず、勉強を始める前に模試を受けるなどして現在の自分の学力を測りましょう。自分の力が分かったら、現在から志望校合格までに必要な参考書を揃えて学習ステップのルートを作ることをおすすめします。

一度ルートを作ってしまえば、後は目的に向かって学び進めるだけです。必要な参考書選びは、是非この記事で紹介した選び方のポイントを参考にしてみてください。

古典(古文)は漢文と同様に暗記する内容も多いですが、しっかり基礎から学ぶことで共通テストでも安定して高得点を狙える教科です。

さらに、古典は今回紹介してきた漢文と似た性質があり、合わせて勉強すると相乗効果でお互いの教科がより理解しやすくなります。是非漢文と古典はセットで学んでみてください。次の見出しでは古典の教材についてもご紹介します。

今回は漢文の参考書の選び方のポイントとおすすめ商品をご紹介しました。漢文の参考書の購入を検討している方は、是非今回ご紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。