自宅OK！サンドバッグおすすめ10選｜吊り下げ・DIYも！静かに使える？

サンドバッグは、打撃系の格闘技のトレーニングでは欠かせないアイテムです。パンチやキックなどを打ち込む練習に、非常に大きな効果があります。さらに、全身を使った有酸素運動でもあるので、ダイエットの効果やストレス解消効果も得られます。

最近では、女性や子どもの運動としてサンドバックを使う方も増え、特に天井から吊り下げるタイプはどの角度からも使えて使い勝手がいいので大人気です。自宅ジムとしてサンドバックでボクササイズやストレス発散する有名芸能人も増えています。

この記事では、「サンドバックを使うとうるさい？静かなものはある？」といったお悩みや「初心者向けのサンドバックが知りたい」との声にお応えします。サンドバックを使うメリットをはじめ、吊り下げタイプやウォーターサンドバッグなど自宅用のサンドバックのおすすめ商品・DIYできるかについても解説するので、参考にしてください。

• キックによるヒップアップ効果
• パンチはウエストと二の腕を引き締る
• 消費カロリーが高くダイエットに最適
• 体幹が鍛えられ、バランス感覚がアップ
• 全身を動かし、血行改善
• 強い打撃でストレス発散

吊り下げ式は、天井から吊るして使うタイプのサンドバッグです。チェーンやロープを使って吊り下げ、キック・パンチ・タックルなどの運動に使えます。吊り下げ式の特徴を以下にまとめました。

【吊り下げ式のメリット】

• どの角度からでもサンドバッグでき、非常に使い勝手がいい
• 耐久性も高いため、思い切った強い打撃にも対応できる
• 種類が多くそろっている
• どんなに強く打っても倒れない

【吊り下げ式のデメリット】

• 吊り下げる場所が必要になる
• 重量がかさむほど天井などに負荷がかかる
• ある程度広い場所がなければ、設置が難しい

自立型は、その名の通り自分で立つタイプのサンドバッグです。下部にやや広めの土台がついており、中に水や砂などを入れてその重みによって立ち上がります。自立式の特徴を以下にまとめました。

【自立式のメリット】

• 狭い自宅でも使える
• 女性の力でも動かせる程度の重さなので、移動させやすい
• 打撃の際の衝撃音が少ない

【自立式のデメリット】

• 軽いため打撃の衝撃で土台が動いてしまう
• 土台から水が漏れやすい

手軽に設置できる自立式のサンドバックは、ボクシングを習い始めた子供にもぴったり。子どもの身長に合わせた子供用サンドバックも発売されています。

スタンド型のサンドバッグは、専用の器具を使って吊り下げるタイプのものです。サンドバッグの背後などにシンプルなスタンドが付いており、そこからサンドバッグを吊り下げます。スタンド式の特徴は以下の通りです。

【スタンド式のメリット】

• コンパクトで折り畳み可能
• 耐久性が強い
• 打撃音が静か

【スタンド式のデメリット】

• 置き場所が必要
• 床に傷がつく可能性がある

「賃貸マンション住まいで天井に吊るせない」「騒音が不安」といった方は、天井に穴をあける必要がなく、打撃音が静かなスタンド式がおすすめです。

本革製サンドバッグの一番の特徴は、耐久性が高い点です。頑丈なので強い打撃にも耐え、長く使用できます。本革のメリットをチェックしてみましょう。

【本革のメリット】

• 心地いい本格的な打撃音
• 使うほどに風合いが増す
• 通気性がいい

【本革のデメリット】

• 値段が高い
• 重たい

長期間継続して使用する場合は、メリットの方が多くなります。ストレス発散などにも使えますが、本格的なトレーニングをしたい方に向いている素材です。

見た目は本革と遜色のない合成革。本革との違いを知っていますか。本革と比較したときのメリット・デメリットはこちらです。

【合成革のメリット】

• 本革に比べ汚れにくい
• 撥水性があるので手入れが簡単
• 価格が安い
• 雨ざらしにも強い

【合成革のデメリット】

• 劣化が早く、長く使うと表面がボロボロになりやすい
• 衝撃音が物足りなく感じる

短期的に使いたい、ちょっとだけお試ししたい方は、合成革でトライしてみるのがいいですね。

重量の重いサンドバッグは、比較的上級者向けとなっています。上級者におすすめしたい3つの理由を紹介します。

1. 強い打撃を加えても衝撃を吸収できる
2. 大きな揺れがなく安定しているので、激しいパンチやキックを打ち込める
3. 頑丈で、長期間の使用に耐えられる

そのため、本格的なトレーニング用として使う場合には、重量のあるサンドバッグがおすすめです。

一方、軽めのサンドバッグは、比較的経験の浅い人向けとなっています。その理由は、3つあります。

1. 重いサンドバッグは手や足への負担が大きく怪我の原因となる
2. 軽量のためトレーニングしたい時だけ取り出せる
3. 経験の少ない子どもも使える

軽いサンドバッグは衝撃が少ないので、手足を傷める恐れもそれほどありません。そのため、初心者や軽い運動目的といった人の場合、重量の軽いサンドバッグを使うのがおすすめとなっています。

なるべく派手な音を出したい場合は、本革のサンドバッグがおすすめです。前述のように、本革は打った時に気持ちのいい音がする特徴があります。

打撃の際の大きな音は、気分がすっきりしてストレス解消にもなりますし、トレーニングの実感も得やすいメリットがあります。イライラを吹き飛ばしたり気分よく練習したい時は、合成革より本革の方がおすすめです。

ご近所への騒音を配慮し、「なるべく音をさせたくない」といった人も多いですよね。そんな時は「ウォーターバッグ」タイプのサンドバックを選ぶ手段もあります。

「ウォーターバッグ」はその名の通り、中に水を入れて使うタイプのサンドバッグですが、打撃の音がほとんどしないのが特徴です。また衝撃も少ないので、女性や子どもなどにも人気のタイプとなっています。

ダイエット目的で選ぶなら、比較的軽めのサンドバッグがおすすめです。動かしやすく設置も簡単なので、ダイエット目的が多いと思われる女性でも使いやすくなっています。逆に重いサンドバッグを無理に使うと、ケガのもとにもなるので要注意です。

ボクシングなどの格闘技はもちろん、ラグビーやアメフトといったスポーツのトレーニングが目的であれば、ある程度重めのサンドバッグが最適です。重量がある方が、強い当たりを想定した練習ができます。

また、身体をぶつける練習なら吊り下げ式より自立型がおすすめです。自立式で人型のサンドバッグなら対戦相手をイメージして実戦に近い感覚が得られます。

ストレス発散が目的なら、とにかくケガの心配の少ないサンドバッグを選びましょう。重量が軽く、設置も簡単なものです。本体の中身が空気や水のものを選ぶと、ケガの心配もほとんどありません。

結論から言えば、サンドバッグはDIYで自作できます。しかし、費用もかかるうえに簡単ではないため、おすすめはできません。同じ金額と手間をかけるのであれば、売られているサンドバッグを購入して使う方がいいです。

ここでは購入後のサンドバッグの正しい使い方について紹介していきます。

サンドバッグに突きを当てる場合は、手首と拳が一直線になるよう真っ直ぐに打つのが大事です。手首が曲がっていると、衝撃で手首をくじく恐れがあります。

また、サンドバッグに当てるのは、人差し指と中指の付け根（第三関節）あたりが基本です。ここは「拳頭（けんとう）」と呼ばれる場所で、素手の場合もグローブを付ける場合でも、ここを狙うのが大切になります。

蹴りの場合は、技によって脛や足の甲など当てる部位が違います。いずれにせよ、ケガをしないような無理のない角度が大切になります。

初心者であれば、最初はあまり強めに打たないようにしてください。まずは弱めの蹴りから始め、徐々に当て方のコツをつかんでから強めの打撃に切り替えていくと、ケガの心配も少なくなります。

以上、自宅用のサンドバッグについておすすめ商品などを紹介してきました。サンドバッグは種類や重さによって、いくつものタイプに分かれます。自分の目的にぴったり合った商品を選べるように、ぜひおすすめ商品を参考にしてみてください。