【ホラー描写の名手】小野不由美の人気作品おすすめランキング10選

ホラー描写に定評のあるミステリ・ファンタジー作家・小野不由美。その描写の緻密さとストーリーの濃厚さで多くの人気を獲得しています。今回は小野不由美のおすすめ作品をご紹介。初めて手に取る方向けに、選び方のポイントも合わせてまとめます。小野不由美の病気についても記載しています。

2022/06/24 更新

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小野不由美作品の人気ランキング10選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
KADOKAWA/角川書店
講談社
新潮社
KADOKAWA/角川書店
新潮社
メディアファクトリー
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
商品名
営繕かるかや怪異譚
新装版 過ぎる十七の春
東亰異聞
鬼談百景
黒祠の島
ゴーストハント1 旧校舎怪談
残穢(ざんえ)
屍鬼(一)
魔性の子 十二国記 0
月の影 影の海 (上) 十二国記 1
説明
日常を侵食する恐怖を味わう短編集
胸を打つティーンズ向けホラー
闇夜にうごめくあやかしと人の業
ページをめくるごとに恐怖が増す百物語
邪教が支配する孤島の恐怖
ティーン向けホラーの名作がよみがえるリライト新装版
土地に染み込む穢れた怨念
因習の残る村で起こる惨劇
小野不由美最長の大作を飾る一作目
長編シリーズの名作第一巻
リンク
シリーズ
営繕かるかや怪異譚
なし
なし
なし
なし
悪霊シリーズ
なし
屍鬼
十二国記
十二国記
メディアミックス
なし
コミックス化
舞台化・コミックス化
ドラマ化・コミックス化
コミックス化
アニメ化・コミックス化
映画化・ラジオドラマ化
アニメ化・コミックス化
ドラマCD化
アニメ化・ゲーム化
受賞
なし
なし
第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補
なし
本格ミステリ大賞最終候補
なし
第26回山本周五郎賞
第12回山本周五郎賞・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)最終候補
なし
なし
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 シリーズ メディアミックス 受賞
1
KADOKAWA/角川書店
営繕かるかや怪異譚
1,353円
日常を侵食する恐怖を味わう短編集
営繕かるかや怪異譚
なし
なし
2
講談社
新装版 過ぎる十七の春
745円
胸を打つティーンズ向けホラー
なし
コミックス化
なし
3
新潮社
東亰異聞
724円
闇夜にうごめくあやかしと人の業
なし
舞台化・コミックス化
第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補
4
KADOKAWA/角川書店
鬼談百景
605円
ページをめくるごとに恐怖が増す百物語
なし
ドラマ化・コミックス化
なし
5
新潮社
黒祠の島
767円
邪教が支配する孤島の恐怖
なし
コミックス化
本格ミステリ大賞最終候補
6
メディアファクトリー
ゴーストハント1 旧校舎怪談
827円
ティーン向けホラーの名作がよみがえるリライト新装版
悪霊シリーズ
アニメ化・コミックス化
なし
7
新潮社
残穢(ざんえ)
637円
土地に染み込む穢れた怨念
なし
映画化・ラジオドラマ化
第26回山本周五郎賞
8
新潮社
屍鬼(一)
810円
因習の残る村で起こる惨劇
屍鬼
アニメ化・コミックス化
第12回山本周五郎賞・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)最終候補
9
新潮社
魔性の子 十二国記 0
724円
小野不由美最長の大作を飾る一作目
十二国記
ドラマCD化
なし
10
新潮社
月の影 影の海 (上) 十二国記 1
562円
長編シリーズの名作第一巻
十二国記
アニメ化・ゲーム化
なし
比較表を全て見る(10位以降)
KADOKAWA/角川書店

営繕かるかや怪異譚

日常を侵食する恐怖を味わう短編集

ムック本「幽」に掲載された作品を中心に、全10が収録された短編集。日本ならではの怖い話が、じめりとした恐怖をまとって収められています。何気ない日常のどこかに怪異が潜んでいるかもしれない、そんな感覚を味わうことのできる作品です。

 

ただ怖いだけでなく、どこか温かみを感じる雰囲気にまとまっているのも本作の特徴。短編集ではありますが共通した人物の登場があり、全体的には繋がった話として仕上がっています。

 

一篇は大体1時間~2時間程度で読むことのできるボリューム。毎日のちょっとした楽しみにもおすすめできる一冊です。

シリーズ
営繕かるかや怪異譚
メディアミックス
なし
受賞
なし
講談社

新装版 過ぎる十七の春

胸を打つティーンズ向けホラー

小野不由美が初期に書いた名作。17歳の年齢に差し掛かる従兄弟同士の少年たちが巻き込まれる怪異を描くホラー作品です。

 

ティーンズ向けに書かれたものでありながら、大人が読んでも読みごたえ十分。少年のひとり、隆の家を舞台に因縁と怨念が畳みかけるように迫り、その描写の見事さに思わず息を飲むほど。

 

ミステリの要素もあり、初めのページから最後のページまで読み飽きずに進めることができます。まずはできるだけライトな作品を探したい方向けの作品です。

シリーズ
なし
メディアミックス
コミックス化
受賞
なし
新潮社

東亰異聞

闇夜にうごめくあやかしと人の業

日本に首都「帝都」が築かれてから29年が立ったころという設定のミステリホラー。文明開化を迎えた日本の、西洋化に向けた和・洋入り乱れた文化の表現が秀逸です。

 

物語の軸となるのは、さる侯爵家のお家騒動ですが、物語の周辺には理屈で語ることのできない不思議な現象の数々が横たわっています。理屈や化学で解明できることとそうでないこと、一体その境目はどこにあるのか。

 

ストーリーの終わりには、アッと驚かされる結末が待っています。日本らしい湿り気をおびた恐怖と、東亰を彩る美しい描写が魅力的な一冊です。

シリーズ
なし
メディアミックス
舞台化・コミックス化
受賞
第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補
KADOKAWA/角川書店

鬼談百景

ページをめくるごとに恐怖が増す百物語

映画化された小説、残穢と地続きの世界観を持つ短編集。百物語をベースに、短い話がぎっしりと詰め込まれています。

 

この本を読むときは、ぜひひとりでゆっくりと不気味さを味わって。一篇は5分から10分ほどで読めてしまいますが、続けるうちに恐怖が降り積もるような感覚に襲われます。まさに、百物語を聞いているような気分を味わうことのできる作品。

 

メディアミックスでドラマ化、およびコミックス化していますので、小説を読んだあとにまた別の媒体で恐怖を味わうのも一興です。

シリーズ
なし
メディアミックス
ドラマ化・コミックス化
受賞
なし
新潮社

黒祠の島

邪教が支配する孤島の恐怖

夜叉島と呼ばれる架空の孤島を舞台に展開するミステリホラーです。失踪した作家と、そのあとを追う主人公を中心に、やがて全体の秘密に迫ります。

 

島を支配する排他的で陰鬱な雰囲気は終始重苦しく、読み手に空気感まで感じさせるほど。話の核に邪教を据えているので、土着信仰、宗教に興味のある方には特におすすめしたい一冊です。

 

ホラー的な要素も含まれますが本流はミステリ。謎解きの段にはスッキリとしたカタルシスを得られます。第二回本格ミステリ大賞最終候補ノミネート作品です。

シリーズ
なし
メディアミックス
コミックス化
受賞
本格ミステリ大賞最終候補
メディアファクトリー

ゴーストハント1 旧校舎怪談

ティーン向けホラーの名作がよみがえるリライト新装版

小野不由美の人気作「悪霊シリーズ」の第一巻目となるのが本作。刊行当初のものは廃版となり、リライト新装版として復刊しました。シリーズ一作目の本作は、主人公麻衣と一也の出会い、学校で起こる怪異の顛末が描かれます。

 

ティーンズ向けのホラー作品として書かれているために、怖さだけに集約しない構成。淡い恋といった少女漫画的な雰囲気も感じられるのが魅力です。アニメ化、コミックス化もされているので、合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。

 

ドキドキワクワク、そして恐怖が連続する展開には、子供も大人も夢中になること必至。ティーンズ文庫の金字塔とも呼べるシリーズを、ぜひ試してみてください。

シリーズ
悪霊シリーズ
メディアミックス
アニメ化・コミックス化
受賞
なし
新潮社

残穢(ざんえ)

土地に染み込む穢れた怨念

映画「残穢 -住んではいけない部屋-」の原作本。本作の特徴的なところは、主人公の「私」が小野不由美自身を想像させる作りになっていること。実在の作家仲間なども登場し、作品の生々しさを演出します。
 

物語の核は「事故物件」など、いわゆるいわくのある土地です。本当に存在する人々が、もしかしたらこんなに恐ろしい体験をしたのかもしれないと考えると恐怖は爆発的に膨らむから不思議。読みながら何度も後ろを確認してしまう作品に仕上がっています。

 

誰にでも起こり得ることだから、本当に何かが潜んでいたら怖い。そんな恐怖心を、否が応にも刺激される珠玉のホラーを楽しんでください。

シリーズ
なし
メディアミックス
映画化・ラジオドラマ化
受賞
第26回山本周五郎賞
新潮社

屍鬼(一)

因習の残る村で起こる惨劇

舞台となるのは、古い因習が未だに根深く残る寒村。人口1300人、交通アクセスも悪くほとんど陸の孤島のような場所でストーリーが展開するホラー作品です。屍鬼という夜にだけ活動できる人外のものと、それに対峙する村人それぞれに焦点が当たる構成となっています。

 

村人の日常がとても丁寧に描かれる一方、それを侵食するように膨らむ怪異の存在は恐ろしいの一言。人の暮らす場所が静かに崩壊する恐怖他人を信じられなくなる恐怖は、読み手の心をもザワつかせます。

 

また、本作はITやシャイニングで有名な作家、スティーブン・キングの著作「呪われた町」に対するオマージュとなっています。キング好きの方にもおすすめの作品です。

シリーズ
屍鬼
メディアミックス
アニメ化・コミックス化
受賞
第12回山本周五郎賞・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)最終候補
新潮社

魔性の子 十二国記 0

小野不由美最長の大作を飾る一作目

魔性の子は、小野不由美最長のシリーズ作品である「十二国記」の一作目に当たる作品です。0となっているのは、本作はいわゆる前日譚であるから。現代日本を舞台に据えながら、異世界の存在を確かに想像させる一冊です。

 

本作を読まなくてもシリーズ一巻は十分に理解できますが、やはり地続きの作品ですからぜひ最初に手に取っていただくことをおすすめします。登場人物の内面描写が鋭く読み手の心に働きかけ、より十二国記の世界に深く没頭するきっかけとなるでしょう。

シリーズ
十二国記
メディアミックス
ドラマCD化
受賞
なし
新潮社

月の影 影の海 (上) 十二国記 1

長編シリーズの名作第一巻

前日譚、魔性の子から連なる異世界の物語です。ストーリーの直接的な繋がりはありませんが、魔性の子を読んでいれば、この世界のことをより深く推察できるはず。

 

第一巻は、突然異世界に飛ばされてしまった陽子という女子高生が主人公。元の世界にはいない妖魔との闘いに巻き込まれて行く姿を描きます。ごく普通の女の子であった陽子が、裏切りや争いを経験し、戸惑い怒り悲しみながらももがく姿は胸を打ちます。

 

生死の境がすぐ目の前にある極限の状況の描写はまさに凄烈。シリーズの始まりから、心をグッと引き寄せられる作品です。

シリーズ
十二国記
メディアミックス
アニメ化・ゲーム化
受賞
なし

小野不由美のおすすめ商品比較一覧表

商品画像
メーカー
KADOKAWA/角川書店
講談社
新潮社
KADOKAWA/角川書店
新潮社
メディアファクトリー
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
商品名
営繕かるかや怪異譚
新装版 過ぎる十七の春
東亰異聞
鬼談百景
黒祠の島
ゴーストハント1 旧校舎怪談
残穢(ざんえ)
屍鬼(一)
魔性の子 十二国記 0
月の影 影の海 (上) 十二国記 1
説明
日常を侵食する恐怖を味わう短編集
胸を打つティーンズ向けホラー
闇夜にうごめくあやかしと人の業
ページをめくるごとに恐怖が増す百物語
邪教が支配する孤島の恐怖
ティーン向けホラーの名作がよみがえるリライト新装版
土地に染み込む穢れた怨念
因習の残る村で起こる惨劇
小野不由美最長の大作を飾る一作目
長編シリーズの名作第一巻
リンク
シリーズ
営繕かるかや怪異譚
なし
なし
なし
なし
悪霊シリーズ
なし
屍鬼
十二国記
十二国記
メディアミックス
なし
コミックス化
舞台化・コミックス化
ドラマ化・コミックス化
コミックス化
アニメ化・コミックス化
映画化・ラジオドラマ化
アニメ化・コミックス化
ドラマCD化
アニメ化・ゲーム化
受賞
なし
なし
第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補
なし
本格ミステリ大賞最終候補
なし
第26回山本周五郎賞
第12回山本周五郎賞・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)最終候補
なし
なし
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 シリーズ メディアミックス 受賞
1
KADOKAWA/角川書店
営繕かるかや怪異譚
1,353円
日常を侵食する恐怖を味わう短編集
営繕かるかや怪異譚
なし
なし
2
講談社
新装版 過ぎる十七の春
745円
胸を打つティーンズ向けホラー
なし
コミックス化
なし
3
新潮社
東亰異聞
724円
闇夜にうごめくあやかしと人の業
なし
舞台化・コミックス化
第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補
4
KADOKAWA/角川書店
鬼談百景
605円
ページをめくるごとに恐怖が増す百物語
なし
ドラマ化・コミックス化
なし
5
新潮社
黒祠の島
767円
邪教が支配する孤島の恐怖
なし
コミックス化
本格ミステリ大賞最終候補
6
メディアファクトリー
ゴーストハント1 旧校舎怪談
827円
ティーン向けホラーの名作がよみがえるリライト新装版
悪霊シリーズ
アニメ化・コミックス化
なし
7
新潮社
残穢(ざんえ)
637円
土地に染み込む穢れた怨念
なし
映画化・ラジオドラマ化
第26回山本周五郎賞
8
新潮社
屍鬼(一)
810円
因習の残る村で起こる惨劇
屍鬼
アニメ化・コミックス化
第12回山本周五郎賞・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)最終候補
9
新潮社
魔性の子 十二国記 0
724円
小野不由美最長の大作を飾る一作目
十二国記
ドラマCD化
なし
10
新潮社
月の影 影の海 (上) 十二国記 1
562円
長編シリーズの名作第一巻
十二国記
アニメ化・ゲーム化
なし
比較表を全て見る(10位以降)