【歴史・グルメ・作法】池波正太郎のおすすめ人気ランキング10選

池波正太郎は年配者が若者に読ませたい作家No.1ということです。世の中の善と悪、辛いところや美しいところが余すところなく描かれているからでしょう。そこで、池波正太郎のおすすめ時代小説、エッセイなどを人気ランキングで紹介。お気に入りの本をみつけてくださいね。

2022/06/25 更新

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池波正太郎の人気ランキング10選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
講談社
KADOKAWA
新潮社
文藝春秋
ごま書房新社VM
文藝春秋
新潮社
新潮社
新潮社
文藝春秋
商品名
娼婦の眼
西郷隆盛 新装版
むかしの味
おれの足音
男の作法
その男
散歩のとき何か食べたくなって
真田太平記
剣客商売
鬼平犯科帳
説明
池波正太郎にはめずらしい現代小説
明治維新史としても秀逸
思い出の味をめぐるエッセイ
素顔の大石内蔵助を知る
かっこいい大人の階段を昇ろう
敗者の側からみた幕末
大人女子の本格グルメ道におすすめ!
忍びの活躍が大人気!池波流・歴史絵巻
真逆親子のチャンバラ・ビジネス
誰もが知る超人気シリーズ
リンク
ジャンル
現代小説
時代小説
エッセイ
時代小説
エッセイ
時代小説
エッセイ
時代小説
歴史小説
時代小説
シリーズ
なし
なし
なし
あり
なし
あり
なし
あり
あり
あり
出版年月日
2014/1/15
2017/7/25
1988/11/30
2011/11/10
2009/5/1
1981/7/25
1981/10/27
1987/9/30
2002/9/20
2016/12/31
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ジャンル シリーズ 出版年月日
1
講談社
娼婦の眼
810円
池波正太郎にはめずらしい現代小説
現代小説
なし
2014/1/15
2
KADOKAWA
西郷隆盛 新装版
648円
明治維新史としても秀逸
時代小説
なし
2017/7/25
3
新潮社
むかしの味
529円
思い出の味をめぐるエッセイ
エッセイ
なし
1988/11/30
4
文藝春秋
おれの足音
751円
素顔の大石内蔵助を知る
時代小説
あり
2011/11/10
5
ごま書房新社VM
男の作法
1,404円
かっこいい大人の階段を昇ろう
エッセイ
なし
2009/5/1
6
文藝春秋
その男
605円
敗者の側からみた幕末
時代小説
あり
1981/7/25
7
新潮社
散歩のとき何か食べたくなって
637円
大人女子の本格グルメ道におすすめ!
エッセイ
なし
1981/10/27
8
新潮社
真田太平記
810円
忍びの活躍が大人気!池波流・歴史絵巻
時代小説
あり
1987/9/30
9
新潮社
剣客商売
637円
真逆親子のチャンバラ・ビジネス
歴史小説
あり
2002/9/20
10
文藝春秋
鬼平犯科帳
713円
誰もが知る超人気シリーズ
時代小説
あり
2016/12/31
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講談社

娼婦の眼

池波正太郎にはめずらしい現代小説

昭和三十年代の娼婦たちを描いた、池波正太郎にはめずらしい現代小説です。知る人ぞ知る名作といえるでしょう。遊び人の池波正太郎は吉原に入り浸っていた時期もあり、数えきれない娼婦と接してきました。江戸情緒の残る戦前の下町も著者のホームグラウンドであり、得意分野とすらいえるのかもしれません。

 

画家のアンリ・ルソーなど、娼婦と一緒に過ごす時間を特別に感じる芸術家は多いですが、池波正太郎が娼婦に向けるまなざしも、やはり特別な愛情にあふれているのです。娼婦だけがもつ美しさ、金の力を信じて逞しく、そして小粋に生きる女性たちの姿が力強く描かれています。男性だけでなく、女性にもおすすめの隠れた名作ですよ。

ジャンル
現代小説
シリーズ
なし
出版年月日
2014/1/15
KADOKAWA

西郷隆盛 新装版

明治維新史としても秀逸

この小説において、池波正太郎は自由奔放なフィクションの面は控え、西郷隆盛の人生を克明に追及しています。時代小説はリアリティが大切という人におすすめの小説といえるでしょう。西郷隆盛という親しみやすい題材と手頃なボリュームなので、池波正太郎ビギナーにもおすすめです。

 

また、西郷という謎多き人物を軸とした明治維新史としても秀逸です。「なぜ英雄であった西郷が逆賊として死ななければならなかったのか」「明治維新という革命とは何だったのか」など深い問いにも応えてくれるでしょう。

ジャンル
時代小説
シリーズ
なし
出版年月日
2017/7/25
新潮社

むかしの味

思い出の味をめぐるエッセイ

人生の節々で出会ったお店を巡るというエッセイ。お店自体の紹介や、おいしさも紹介してくれますが、併せて語られる池波正太郎の思い出話が面白いと評判です。1988年出版のため、すでになくなってしまったお店もありますが「たいめいけん」など今も人気のお店もとりあげられていますよ。

 

数多くの名作グルメエッセイがある池波正太郎ですが、この本をベストと推す人もたくさんいます。読みようによっては、チェーン店やファーストフードがあたり前になった世の中に警鐘を与えてくれる本でもありますよ。

ジャンル
エッセイ
シリーズ
なし
出版年月日
1988/11/30
文藝春秋

おれの足音

素顔の大石内蔵助を知る

大石内蔵助といえば忠臣蔵で四十七士を率いるリーダーというイメージが真っ先に思い浮かびます。そして、吉良を油断させるために表向きは遊郭などで遊び呆けているが、裏では統率力のある立派なリーダーといった印象もあるのではないでしょうか。

 

しかし、大石内蔵助はずっと昔から昼行灯と呼ばれていたことを知っていましたか。その素質はすでに子どもの頃からあり、友だちと遊びに行くこともなく昼寝ばかりして家族を呆れさせていたそうです。また、青年、大人になると読書や書道、剣術も熱心に取り組みますが、一向に上達しなかったといわれています。

 

本書はそんな大石内蔵助という人物を描いた時代小説です。討ち入りを描いた部分は少ないため、忠臣蔵と同じ内容を期待するとがっかりするかもしれません。しかし、逆に忠臣蔵が好きな人なら絶対に読んでおきたいような新鮮な視点がおすすめの小説なのです。新たな大石内蔵助の魅力を探してみませんか。

ジャンル
時代小説
シリーズ
あり
出版年月日
2011/11/10
ごま書房新社VM

男の作法

かっこいい大人の階段を昇ろう

ビールのお酌、お店の人への声のかけ方、寿司屋におけるマナーなど、知っておきたい作法というものがありますよね。男性ならば、これらを知っているだけで周りの人から尊敬されることもあります。

 

しかし、実際問題として、周りにこのような素敵な先輩や年配者がいないこともしばしば。それなら粋な人間の代表であるような池波正太郎に弟子入りしてみてはどうでしょうか。本書は発売からすでに30年以上経過している本ですが、今も売れ続けている超ロングセラーです。いつの時代も変わらない男の作法を身に付けましょう。

 

たとえば、お寿司屋さんで「アガリ頂戴!」なんて通ぶって言っていませんか。これはお店の人の隠語で客が使って良い言葉ではないのです。また、うなぎ屋で「なかなか出てこないな」とお茶で空腹をまぎらわしてはいませんか。うなぎ屋では清酒を飲みながらゆっくりと待つのが粋なのです。この本を読めばテレビCMではありませんが「1UP」すること間違いありません。

ジャンル
エッセイ
シリーズ
なし
出版年月日
2009/5/1
文藝春秋

その男

敗者の側からみた幕末

本書の主人公は、架空の人物「杉虎之助」を中心として描かれた幕末維新を題材にした小説です。架空の人物とはいえ、西郷隆盛、中村半次郎、伊庭八郎といった人物たちは史実に基づいており、リアリティは十分です。

 

官軍賊軍の中立的立場の杉虎之助を通して描かれる幕末は、時代小説をかなり読み込んできた人にとっても新鮮に移るのではないでしょうか。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の竜馬も、幕府側、討幕側という範疇を超えたスタンスがありました。つまり、この小説と似たような小説のたくらみを持っていますが、「その男」は敗者の側から描かれているともいえます。

 

3部構成でちょうどよい長さと感じる人も多いのではないでしょうか。こうしたこともあって、池波正太郎の売り上げランキングでは常に上位にランクインしています。

ジャンル
時代小説
シリーズ
あり
出版年月日
1981/7/25
新潮社

散歩のとき何か食べたくなって

大人女子の本格グルメ道におすすめ!

池波正太郎は大のグルメとしても知られおり、お気に入りのお店について文章を書くこともありました。そのなかで、最も人気があるおすすめのグルメ本がこちらです。この本は、流行りだけの薄っぺらなインスタグルメではなく、本物のグルメに興味を持つ大人女子からも人気の本なのだそうです。確かに、池波ファンからは意外かもしれませんが、アマゾンのトップ3にランキングしています。

 

スイーツ好きならば知らない人はいない銀座の資生堂パーラーをはじめとして、外神田界隈の「花ぶさ」、三条木屋町「松鮨」などの名店が次々に紹介されます。また、知る人ぞ知るお店や「どぜう鍋」「馬刺し」「蕎麦」がおいしいお店もなど紹介。読んでいるうちにきっと行きたくなってしまいますよ。

 

生粋の江戸っ子で、庶民の食を知り尽くした池波正太郎なので、普通の人がリーズナブルな価格で食べられるグルメ中心なのもおすすめです。本のタイトルそのままに、ふらっと寄りたくなってしまうようなお店ばかりです。大人女子をデートに誘うときも必読の本かもしれませんね。

ジャンル
エッセイ
シリーズ
なし
出版年月日
1981/10/27
新潮社

真田太平記

忍びの活躍が大人気!池波流・歴史絵巻

真田十勇士で知られるように華々しいタレントが揃った真田家ですが、国力の面でみると信濃の小国にすぎません。武田や上杉、北条、豊臣、徳川という大国、支配者に翻弄されながらも真田家を守るのは至難のことであったでしょう。そんななか、真田昌幸・信之・幸村を軸とした戦と人間模様を描いた歴史絵巻として圧巻のスケール感があるのが、この池波正太郎の真田太平記です。

 

本作は池波正太郎の「真田もの」の決定版といわれています。とはいえ、本作のファンは、大河ドラマ的要素というよりは、真田家に使える忍びの活躍が面白いといった声や、NHKの大河ドラマなどではほとんど描かれないような家臣、庶民などの描かれ方を高く評価しています。

 

大上段に歴史を俯瞰するというよりは、その時代に生きた人々の暮らしや生き方を、現代人が読んでもわかる生き生きとした面白い物語に仕上げているところがおすすめです。このあたりは、さすが池波正太郎といったところでしょう。

ジャンル
時代小説
シリーズ
あり
出版年月日
1987/9/30
新潮社

剣客商売

真逆親子のチャンバラ・ビジネス

とにかく面白くて読みやすい池波正太郎の小説、といえばこれ。1話完結で読みやすいですよ。鬼平と比べると洒脱で粋な面が強調されているため、たとえば、旅行の道中でスカっと読み切りたいときなどにおすすめです。

 

ときは老中、田沼意次が幕府を牛耳る世知辛い世の中。主人公は、60歳近い隠居でありながら、19歳の娘に手を出して結婚するようなちょい悪スケベ親父、小兵衛。しかし、無外流の剣術の達人でもあります。

 

かたや主人公の小兵衛の息子は諸国を放浪して剣術の腕を磨き、今は道場を開いている大治郎。腕は確かですが、とにかく生真面目で融通が聞かず、そして、24歳にしていまだ女を知りません。清濁併せ飲む小兵衛と、堅物の大治郎のコンビの掛け合いがこの小説の最も大きな魅力といえるでしょう。

 

第一巻においては、道場生が一人もおらず食うにも困っていた親子のもとに「人ひとり斬ってもらいたい」という奇妙な依頼が舞い込みますが、はたして。

ジャンル
歴史小説
シリーズ
あり
出版年月日
2002/9/20
文藝春秋

鬼平犯科帳

誰もが知る超人気シリーズ

この小説を原作とした中村吉右衛門が演じた鬼平犯科帳のテレビシリーズはなんと28年間続いたといいますから、知らない人はほとんどいないでしょう。池波正太郎を代表する作品が「鬼平犯科帳」です。最近ではアニメ化もされ、若い人にも支持を拡大している鬼平の魅力とは一体どこにあるのでしょうか。

 

義理・人情・ユーモアがバランスよく盛り込まれているのはもちろんですが、しかし、他の時代小説の追随を許さない理由のひとつは、鬼平という人物の目を通じて捉えなおされた世の中なのでしょう。勧善懲悪の時代小説とは無縁な、懐の深さがあります。

 

「人間(ひと)とは、妙な生きものよ。悪いことをしながら善いことをし、善いことをしながら悪事をはたらく」という鬼平の言葉がこれを象徴しているといえるでしょう。厳しいながらも、心の底では優しい人物が鬼平なのです。

 

鬼平は部下や密偵たちに大義と規律を与え、プライドを持たせるとともに、あくまで彼らを同じ人間として扱っています。こうした態度はリーダーシップの理想像ともいわれており、ビジネスのマネンジメントを学ぶ本としてもおすすめなのです。男が惚れてしまう男、鬼平に理想の上司の姿を探してみてはどうでしょうか。

 

ジャンル
時代小説
シリーズ
あり
出版年月日
2016/12/31

池波正太郎のおすすめ商品比較一覧表

商品画像
メーカー
講談社
KADOKAWA
新潮社
文藝春秋
ごま書房新社VM
文藝春秋
新潮社
新潮社
新潮社
文藝春秋
商品名
娼婦の眼
西郷隆盛 新装版
むかしの味
おれの足音
男の作法
その男
散歩のとき何か食べたくなって
真田太平記
剣客商売
鬼平犯科帳
説明
池波正太郎にはめずらしい現代小説
明治維新史としても秀逸
思い出の味をめぐるエッセイ
素顔の大石内蔵助を知る
かっこいい大人の階段を昇ろう
敗者の側からみた幕末
大人女子の本格グルメ道におすすめ!
忍びの活躍が大人気!池波流・歴史絵巻
真逆親子のチャンバラ・ビジネス
誰もが知る超人気シリーズ
リンク
ジャンル
現代小説
時代小説
エッセイ
時代小説
エッセイ
時代小説
エッセイ
時代小説
歴史小説
時代小説
シリーズ
なし
なし
なし
あり
なし
あり
なし
あり
あり
あり
出版年月日
2014/1/15
2017/7/25
1988/11/30
2011/11/10
2009/5/1
1981/7/25
1981/10/27
1987/9/30
2002/9/20
2016/12/31
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ジャンル シリーズ 出版年月日
1
講談社
娼婦の眼
810円
池波正太郎にはめずらしい現代小説
現代小説
なし
2014/1/15
2
KADOKAWA
西郷隆盛 新装版
648円
明治維新史としても秀逸
時代小説
なし
2017/7/25
3
新潮社
むかしの味
529円
思い出の味をめぐるエッセイ
エッセイ
なし
1988/11/30
4
文藝春秋
おれの足音
751円
素顔の大石内蔵助を知る
時代小説
あり
2011/11/10
5
ごま書房新社VM
男の作法
1,404円
かっこいい大人の階段を昇ろう
エッセイ
なし
2009/5/1
6
文藝春秋
その男
605円
敗者の側からみた幕末
時代小説
あり
1981/7/25
7
新潮社
散歩のとき何か食べたくなって
637円
大人女子の本格グルメ道におすすめ!
エッセイ
なし
1981/10/27
8
新潮社
真田太平記
810円
忍びの活躍が大人気!池波流・歴史絵巻
時代小説
あり
1987/9/30
9
新潮社
剣客商売
637円
真逆親子のチャンバラ・ビジネス
歴史小説
あり
2002/9/20
10
文藝春秋
鬼平犯科帳
713円
誰もが知る超人気シリーズ
時代小説
あり
2016/12/31
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