【高級も】釣竿の人気おすすめランキング17選｜初心者・コスパがいいブランドは？

いざ釣りを初めようと思い立ったら、まずはなにはともあれ釣り竿が必要になってきます。しかし釣り竿はシマノ・ダイワ・がまかつなどいろいろなメーカーから膨大な数のモデルがラインナップされており、初めて選ぶ方はどれがいいのか混乱してしまいがちです。

釣り竿選びは、自分にあったものを選ぶのが非常に大切です。これから釣りを趣味にしていきたい方も、自分にあった使いやすい釣り竿を見つけて、定番レジャー「釣り」を目一杯楽しんでいきましょう。

そこで今回は釣り竿の選び方・ランキングをまとめ、人気の釣り竿を全部で17選おすすめしていきます。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。また記事の最後では釣り竿の修理方法・買取のおすすめについても紹介しています。

万能竿は1本でいろいろな釣りが楽める文字通り万能な釣り竿です。どんな釣り場・ターゲットに対しても柔軟に対応できるため、シンプルに扱えます。万能竿はその扱いやすさから、とにかく魚釣りをしてみたい初心者の方にぴったりです。

万能竿は価格も安い物が多く、コストパフォーマンスを重視したい方にもおすすめです。クロダイが釣りたい、鯛が釣りたいといった、明確な目的が定まっている場合には他の種類の釣り竿に性能が劣ってしまうので、目的に適したものを選びましょう。

磯竿は堤防・岩場といった磯釣りにぴったりの釣り竿です。岩場などに引っかかってしまわないように長めの竿が主流となっており、また全体がしなやかになっているのが特徴です。磯からチヌ・グレ・ウキフカセといった魚を狙うのにおすすめですよ。

軽い仕掛けを遠投しやすい構造となっており、テクニックの求められる釣り方で大活躍します。こちらは竿先が非常に柔らかいため、扱い方を間違えるとすぐに壊してしまう可能性があります。中級者から上級者の方に特におすすめです。

投げ竿は仕掛けを遠投しやすいようにデザインされた釣り竿です。大型の魚が掛かるのも十分に想定されて設計されているため、非常に頑丈でどんな魚種にも負けてしまいません。こちらはサーフ(砂浜)での投げ釣りにぴったりの釣り竿です。

投げ竿の標準的な長さは4〜4.2m程度となっています。投げ竿は全体が硬く張りがある構造のため、軽いオモリを使うような繊細な釣り方にはあまり向いていません。

延べ竿はリールの付いていない非常にシンプルな形状の釣り竿です。仕掛けをセットし、垂らすだけで簡単に釣りを初められるため、初心者でも非常に扱いやすい点が魅力です。川釣りにも使え、海・川問わずに釣りを楽しみたい方にも最適となっています。

海釣りではメバル・ハゼ・サヨリ・ウミタナゴ・アジといった小物釣りに使用します。延べ竿はリールに頼った釣りが出来ないため、テクニックを練習するのにもぴったりですよ。

船で釣りを楽しみたい方には「船竿」がおすすめです。船竿は狭く、揺れやすい船の上でも使いやすいように短めの竿が多くなっています。船に乗って海の上で釣りを楽しむなら、まずは船竿を選んできます。

船釣りはターゲットにする魚種が多く釣り方もさまざまのため、船竿の種類は他の釣り竿と比べても非常に種類が豊富になっています。しっかりとスペック表をチェックし、予定しているターゲット、釣り方にあった船竿を選ぶようにしていきましょう。

ルアーロッドは文字通りルアーを使った釣り方に適したデザインの釣り竿です。ルアーロッドには「スピニングキャストロッド」・「ベイトキャスティングロッド」の2種類があります。スピニングキャストロッドは初心者でも扱いやすいのが魅力。

ベイトキャスティングロッドは扱いにくいものの大物狙いにも使えるパワーのある竿が多く、中級者・上級者の方にぴったりの釣り竿です。ルアーロッドは全体として万能な用途に使えるものが多いため、万能竿として使うのもおすすめですよ。

コンパクトロッドは携帯性を重視してデザインされた収納しやすい釣り竿です。コンパクトロッドにはロッドを分解して持ち運べるものと、竿先を伸縮させて短く収納できる振り出しタイプがあります。

どちらもかさばらないため非常に持ち運びやすく、携帯性の高い釣り竿が欲しい方に最適です。価格も安いものが多く、こちらはコスパの高い釣り竿が欲しい方にもおすすめです。

沖磯で釣れるグレ(メジナ)・イシダイ・チヌといった魚を狙いたい方は、磯竿がおすすめです。ウキ釣りやサビキ釣りに使う磯竿の長さは、ほかの竿と違い、こちらは短い竿よりも長めの竿の方が使いやすくなります。

なかでも幅広い魚種・フィールドに対応する磯竿が欲しい方は「1.5号5.3m」の磯竿が使いやすくおすすめです。もっと大物にも対応したい方は、少し短めで太く重い「3号4.5m遠投」がおすすめです。こちらもチェックしていきましょう。

海底を徘徊しているキス・カレイ・カサゴ・アブラメといった魚を釣りたい方は、投げ竿がおすすめです。投げ竿のターゲットは主に沖合を回遊するキス・カレイや、海底に潜んでいる魚をメインとしています。

投げ竿の長さは基本的には標準的な4.2mタイプがおすすめです。華奢な方や女性の方の場合はより振り抜きやすい短めの3.7mタイプもおすすめです。200m以上の大遠投がしたい方の場合は、特に長く重い4.5mタイプが最適になります。こちらもチェックしていきましょう。

波止場で釣れるメバル・イワシといった小型魚や、川釣りでコイ・フナが釣りたい方は延べ竿がおすすめです。リールのない昔ながらのシンプルな形状をしている延べ竿は、気軽に釣りを楽しむのにはうってつけの釣り竿となっています。

延べ竿の長さは釣りたいターゲットにあわせて選ぶのが大切です。アジ・メバル・イワシなど波止場での釣りなら4.5〜6.3mの長さが最適です。ウグイ・タナゴなど川での釣りなら4.5ｍが扱いやすくぴったりになります。こちらもチェックしていきましょう。

海で大物から小物まで幅広いターゲットを釣りたい方は「船竿」がおすすめです。船釣りは多くの釣りスタイル・魚種が存在するため、船竿はそれぞれに対応できるように膨大な種類が展開されています。

船竿を選ぶときはまずどんな魚をターゲットにするのか、どんな釣りスタイルで釣るのかを明確にしておき、それにあわせて船竿を選んでいくのが大切です。中・小物を狙う繊細な釣りなら軽量で操作性の高いロッド、大物を狙うなら強く耐久性のあるロッドを選んでいきましょう。

海釣りの中でも人気のあるターゲットであるシーバス(スズキ)を狙うなら「ルアーロッド」がおすすめです。ルアーの中にはシーバス用ルアーが数多くラインナップされており、ルアーロッドを選んでおけば、こうしたシーバス専用のルアーを使えます。

シーバス釣りならロッドは遠投しやすい2.5〜2.9m前後のロッドが最適です。川幅の狭い場所・広い場所など、シチュエーションにあわせてキャスト精度・遠投性との兼ね合いを考えながらロッドの長さを選んでいきましょう。

カーボン素材は最近の主流となっている、軽くて感度のいい素材です。カーボン素材にはさらに低弾性カーボンと高弾性カーボンの2種類があり、最近ではこの2種類をバランス良く混ぜ合わせて設計されたものが多くなっています。低弾性カーボンは少し重く、良く曲がるのが特徴です。

高弾性カーボンは折れやすいデメリットがあるものの、軽く感度に優れています。カーボン素材は使いやすく感度にも優れた釣り竿が欲しい方におすすめです。低弾性・高弾性の比率もチェックしながら選んでいきましょう。

グラス素材はひと昔前まで主流となっていた、価格の安い素材です。ガラス繊維から作った素材となっており、粘りが強く折れにくのが特徴です。また現在では価格も非常に安いため、こちらはコスパを重視した釣り竿が欲しい方におすすめです。

グラス素材は重たい素材となっており、現在主流となっているカーボン素材と比べると、少し扱いにくく、感度も低めです。

「ライト」と表記されている竿は柔らかくよく曲がるため、軽量から中量クラスのルアーを使う方におすすめです。ルアーが軽いものであってもよく曲がり、ロッドの反発力を十分に活かしてしっかりと遠くまでキャストができます。

またライトの釣り竿は魚のバイトを弾いてしまいにくく、魚に違和感を与えない食わせが可能になっています。ライトの釣り竿は重量のあるルアーが使えない点、パワーを活かしたファイトには不向きです。

「ミディアム」と表記されている釣り竿は重めのルアーもしっかり使え、50cm以上の大物を狙いたい方におすすめです。硬い竿は曲がりにくいため、フッキングの際に力が伝わりやすく、顎の硬い魚にもしっかりとフッキングができます。

ミディアムの釣り竿であれば十分にパワーを生かした力任せのファイトができ、大物をしっかり釣り上げられます。しかし、軽量ルアーが使いにくい点・魚にバレてしまいやすい点・釣り竿自体が重いものが多い点があることを覚えておきましょう。

「ヘビークラス」と表記されている釣り竿はとにかく硬く、超大物を釣り上げる切り札としておすすめです。超大物狙いの重量級ルアーを使え、しっかり遠くまでキャスティングできます。また竿が非常に硬いため、感度が高く魚の食いつきを見逃しません。

とにかく大物を釣り上げたい中級者以上の方におすすめです。ヘビークラスはテクニックが必要な点・軽量ルアーが使えない点・釣り竿自体が重い点がデメリットとして挙げられます。

釣り竿の長さについてもチェックしてましょう。長い竿と短い竿にはそれぞれメリットデメリットがあります。基本となるこちらの点についてまず確認していきましょう。長い竿は遠距離や深いところまで仕掛けを落とせる点、しなりが活かしやすい点が魅力です。

一方、デメリットとしては、取り回しの悪さ・魚を取り込みにくさ・重さがあります。短い竿はコンパクトで取り回しが良く、シャープな動きが可能な点が魅力です。代わりに飛距離が伸びにくいです。使うシチュエーションにあわせて最適なものを選んでいきましょう。

「2000円以下」の釣り竿は安くて購入しやすく、初心者の方やご家族で釣りを楽しみたい方にぴったりです。機能は最低限のものが多くなっていますが、その分手軽に購入するできコストパフォーマンスに優れています。

そのまますぐに釣りを楽しめるように、仕掛けとセット商品になったものも多く、とりあえず近くの海で釣りを体験してみたい方にもおすすめです。こちらは釣りを体験してみたい初心者の方・ファミリー層におすすめです。

「5000円前後」の釣り竿は価格と機能のバランスが良く、これから長く釣りを趣味にしていきたい方にぴったりです。こちらの価格帯の釣り竿は耐久性・性能もしっかりとしたモデルが多く、釣りのテクニックをしっかり試せます。

ラインナップも非常に豊富になっており、自分にあった釣り竿をしっかり見つけられます。こちらはこれからいろいろなテクニックを習得していきたい初心者から中級者の方におすすめです。

「1万円以上」の釣り竿は豊富な機能を搭載した高機能なモデルが多く、釣り竿の性能を重視したい方におすすめです。

こうした価格帯となってくると、メーカーが工夫をこらした性能の高い釣り竿が多くラインナップされており、テクニックを十分発揮できる高性能な釣り竿を見つけられます。こちらは性能重視の釣り竿が欲しい方におすすめです。

釣り竿の中には、ケースなど他の釣りに必要な道具とセットになったセット商品も多く販売されています。これから釣りをする道具を揃えていく方は、釣り竿と合わせて必要な道具を一気に揃えられるこうしたセット商品もチェックしていきましょう。

セット商品は全体を個別で購入するよりも安く手に入れられるため、コストパフォーマンスを重視したい方にもおすすめです。

シマノは言わずとしれた日本の大手アウトドア・スポーツ用品メーカーです。シマノの釣り竿はさまざまなユーザーのニーズに応える豊富なラインナップと、優れた耐久性が魅力です。

豊富なラインナップから、しっかりと自分の要望にあった釣り竿を選べ、優れた耐久性から長く愛用しても簡単には壊れません。こちらは自分にぴったりの耐久性に優れた釣り竿が欲しい方におすすめです。

ダイワはシマノと並んで有名な日本の大手釣り具メーカーです。ダイワの釣り竿はシマノ同様豊富なラインナップを展開し、さらにコストパフォーマンス面に優れた釣り竿が多のが特徴です。

しっかりとした機能性をもちながら価格も安く、コスパを重視した釣り竿が欲しい方に最適となっています。こちらは自分にぴったりのコストパフォーマンスに優れた釣り竿が欲しい方におすすめです。

がまかつは性能の高い磯竿で有名な大手釣り具メーカーです。がまかつの釣り竿はガマラーはコアなファンがいるほどの高性能な釣り竿が多くなっています。他メーカーの釣り竿とはまた違った独特な粘り腰のある釣り心地となっています。

他メーカーと比べると初心者向けの釣り竿は少なく、がまかつはベテラン向けの人気メーカーです。リーズナブルな初心用の釣り竿もありますが、本格派アングラーが満足する高級な釣り竿もラインナップしています。こちらは抜群の使い心地をもった高性能な釣り竿が欲しい方におすすめです。

最強の釣り竿を選ぶなら、やはり二大メーカーであるダイワとシマノからのチョイスとなります。ダイワとシマノはアングラーの間では人気を二分しています。どちらも扱う釣り竿の種類が多く、釣り竿以外のリールやラインも充実しています。

価格帯も初心者用からプロ用まで幅広く、どのような釣り人にも対応できる柔軟さがあるため、迷うのは当然です。海釣りやバス釣り、川釣りなど細かなジャンルにおいて、どちらのメーカーも試せば自分にとっての最強の釣り竿が見つけられます。

記事をまとめていく前に、最後に釣り竿の修理方法についてご紹介していきます。万が一の事態に備えて、修理方法についてもしっかりとチェックしておきましょう。釣り竿が故障してしまった時は、基本的には購入したメーカーに釣り竿を持ち込み、修理依頼を出します。

このとき保証書がない、もしくは保証書の期限が切れてしまっている場合は修理代金を全額負担しなくてはならない場合があります。釣り竿を購入した時に付いてくる保証書はこうした場合に備えて大切に保管しておきましょう。

この他に釣り竿を自分で直す方法もあります。故障した部分が穂先のみなどであれば、意外と簡単に修理できておすすめです。

釣り竿を売る場所は、買取専門店・オークション・フリマなどが一般的です。釣り竿を売りたい時は、こうした買取ショップを上手く駆使して、なるべく高く買い取ってもらいましょう。基本的には釣り竿のモデルの価値・状態などによって買い取り価格は変わってきます。

実は釣り竿を売る時は「売るタイミング」も重要です。各ジャンルの釣りのシーズン前には、ショップ側としても多く釣り竿を仕入れたいため、比較的高めに価格を付けてもらえます。

下記記事では他の釣具用品について詳しく紹介されています。興味のある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

釣り竿を購入しても初心者の方は「釣り竿の他に何を揃えればいいか」疑問に感じるはずです。そこで、基本的な持ち物を紹介します。

• 釣竿
• リール
• ライン
• ルアーやフック、エサ（釣りの種類によって異なる）
• プライヤーやハサミ
• ライフジャケット
• クーラーボックスまたはバッカン

上記は基本的なものです。その他にも役立つ装備を以下でご紹介します。

• ウェーダーやフィッシングブーツなど滑りにくい靴
• 偏光サングラス
• レインコート
• ビニール袋
• 日焼け止めや帽子
• ウエットティッシュやタオル

釣り場や船の乗船の有無などで持ち物は変わります。夜釣りならばヘッドライト、大物狙いならランディングネットなど状況に応じて準備してください。

釣り初心者には、危険な魚とそうでない魚の見分けがつかない場合が多いです。危険な魚の代表としては、ゴンズイやオニカサゴが挙げられます。

ゴンズイは、夜の海釣りをしているとよく釣れる魚の1つです。ナマズのような見た目で、ギンポやアイナメと間違えやすいです。背ビレと胸ビレに毒腺をもっているため、暗い中で誤って触ってしまうと危険です。刺された時には50度のお湯で患部を温めると、毒の拡散を抑えられる場合があります。

オニカサゴは、美しい見た目ではありますが、胸ビレ・背ビレ・エラブタあたりに毒針を持っている危険な魚です。オニカサゴに刺されると、体が痺れて呼吸困難に陥る場合もあります。刺された時には、毒素を絞り出しながら冷水で患部を洗い、その後患部を温めてすぐに病院に行きましょぅ。

釣り竿は自分の釣りたいターゲットにあわせて選ぶのが大切です。自分にぴったりの釣り竿で、魚とのファイトを楽しんでいきましょう。今回の紹介を通して、皆さんにあった釣り竿が見つかれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。