ラチェットハンドルおすすめ8選｜最強のラチェットレンチ・スベイルラチェットも！

ラチェット機構により、往復運動のみでボルトやナットを早回しできるのがラチェットハンドルの特徴です。ソケットを付け替えるだけで多くのボルトやナットに対応できる優秀な工具なので、1つは持っておきたいアイテムといえます。

しかし、ラチェットハンドルだけを持っていても単体では使えない場合があるので注意です。また、ラチェットハンドルとよく混同されやすいラチェットレンチは別物なので、そちらも注意しましょう。

そこで今回は、最強のラチェットハンドル・ラチェットレンチ・スベイルラチェットの選び方や、おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

ラチェットハンドルはソケットと合うサイズでなければ使えないため、まずは必要となるサイズを確認してみましょう。

ラチェットハンドルには主に1/2インチ(12.7mm)・3/8インチ(9.5mm)・1/4インチ（6.35mm)の大・中・小の3種類があります。最も汎用性が高く使いやすいのは、3/8インチの中サイズです。

そのため、ラチェットハンドルについて詳しい特徴が分からず、はじめてラチェットハンドルを購入する方は、3/8インチのものがおすすめとなります。

ラチェットハンドルの長さは、主にロング・スタンダード・ショートの3種類のタイプがあります。それぞれに特徴があり、一番長いロングは手が届きにくい奥まった場所にも使用できるのがメリットです。

スタンダードラチェットは汎用性が高く、ロングラチェットは高トルクをかけられます。また、ー短いショートラチェットは狭い場所でとても扱いやすいので、使用する場所や目的によって、長さを選びましょう。

ラチェットハンドルは手軽に早回しできる工具ですが、重いと長時間使用するには疲れてしまいます。反対に軽すぎてもパワーが伝わりにくく、使いにくい場合もあるため、購入前に必ずチェックしましょう。

DIYなどの軽作業で使用する場合重さはさほど重要ではありませんが、仕事で長時間使用する方や、頻繁に使用する方は、疲れにくい軽量のものがおすすめです。

ラチェットハンドルの歯車（ギア）の歯は、数が多いほど滑らかに細やかに動くので、作業の効率化を重視したい方は、ギアの歯数が多いものがおすすめです。また、狭い場所でも作業が簡単にできるかもポイントになります。

しかしその反面、ギアの歯数が多いとそれだけ耐久値が分散しやすく、繊細です。そのため、ギアに負荷がかかりやすい、高いトルクでの締め付けには不向きなものが多い傾向にあります。

その他にも、ラチェットハンドルに関する構造などの詳しい情報は、下記の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

スパナなどの一般的な工具から、プロの自動車整備士が使用する専用工具まで幅広い製品ラインナップを揃えているのが、京都に本社を置く国内メーカー「KTC」です。

ラチェットハンドルは少々高価な部類に入りますが、価格帯に見合う優れた品質に定評があります。なかでも最高峰のDNAを継承するネプロスシリーズは使いやすく美しいと好評で、価格に見合った確かな品質により、多くのファンを獲得しているのが特徴です。

国内有数の工具メーカーである「Ko-ken（コーケン）」は、幅広いニーズに対応した、豊富なソケットレンチの種類が魅力です。

さらに、比較的安価な製品も多く、高コスパな製品が多いのもポイントといえます。DIYなどの一般的な軽作業での使用にも最適な製品を多数そろえているのが特徴です。

1925年の創業以来、数多くの優れたボルト締結機器、トルク管理機器などを生み出してきたのが、国産総合工具メーカー「tone（トネ）」です。

軽いながらもパワーがしっかりと伝わる高い操作性を持ったラチェットハンドルを多数そろえ、リーズナブルながらも高い品質が人気を集めています。

DIYからプロまで、幅広いニーズに対応した大工道具、電動工具、作業工具、園芸道具・機器などをそろえる国産メーカー「sk11」です。

非常にリーズナブルな価格の製品が多いのが魅力といえます。また、価格に対して、耐久性などにも優れ、扱い安いといった声もとても多い信頼性の高いメーカーです。

トップ工業が運営するTOPは、ラチェット・モンキーレンチ類の分野で国内最強の呼び声も高いブランドです。重厚・堅牢なラチェットハンドルは業務用としても信頼性抜群。やや重い・ゴツいといった意見も見られるものの、相応に高品質です。

DIYにはスタンダードの物でも十分ですが、場所によってはヘッド部分に工夫をした種類（スイベルラチェットハンドル・伸縮ラチェットハンドル）などを使用すると、作業がより楽になるのでおすすめです。

ラチェットハンドルの中でも、スイベルラチェットハンドルは、ヘッドが自由に動くのが特徴です。そのため、ストレートではアプローチしにくい、部品が密集したような狭い場所での作業をスムーズに行えます。

伸縮ラチェットハンドルは、規格内の長さの範囲であれば任意で長さを変えられるので、1本で2役以上を買ってくれます。長れば高トルクをかけられ、短くすればで狭い場所にも対応可能です。

どんな長さのものを購入していいか分からない方や、これから多くの用途で使用する場面が想定される方にもおすすめです。

バイクのメンテナンスにラチェットハンドルは欠かせません。首振りラチェットハンドルがある場合は、サイズは扱いやすい3/8インチで十分です。しかし、長さは、遠くの作業をする場面が多いため、延長棒（エクステンション）があった方が安心して使えます。

用途が定まっている場合は単一のラチェットハンドルでも構いませんが、汎用的に使い回したい場合はアクセサリ類が付属するラチェットセットを選びましょう。サイズの違うソケットを着脱したり、ハンドル延長用のアタッチメントを付けたりと用途の幅が広がります。

ソケットと組み合わせて使用するラチェットハンドルとよく混同されるラチェットレンチは、ソケット部分がハンドルと一体化しており、単体のみで使用することができます。

また、一口にラチェットレンチと言っても、シノ付きラチェットレンチや、板ラチェットレンチ、コンビネーションラチェットレンチなど、さまざまな種類があります。

ラチェットレンチのおすすめ人気ランキングは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

ラチェットハンドルは正しい使い方をすれば、安全で確実かつ効率的に作業を進められます。ここでは。ラチェットハンドルの正しい使い方をご紹介しますので、チェックしておきましょう。

ラチェットハンドルにソケットを取り付けなければ、使用できません。製品によって取り付け方法などは異なりますが、プッシュボタンを採用しているメーカーが多く、プッシュボタンを押しながらソケットの取付け・取外しを行います。

なお、ユニオン機構など、作業中にソケットが不意に外れないよう設計されているものもあります。また、装着の際に本体にレバーが装備されている製品は、レバーの向きを確認してからラチェットハンドルとソケットを取り付けましょう。

ねじのサイズに合ったソケットをラチェットハンドルに装着したら、作業に入ります。まず、ネジやナットなどを締められるところまでは、手で締め付けます。

ある程度締まったら、ここからラチェットハンドルの出番です。グリップ（柄部）をしっかりと握って、適切な力でボルトを締めていきます。場所によっては、グリップ部分ではなくヘッド部分を持って締めると、効率的に作業可能です。

その他、ラチェットハンドルの各部位の名称や、正しい使い方についての詳細は下記の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

ラチェットハンドルは、定期的にメンテナンスすれば長く使い続けられます。まず、ギアが見えるところまで分解し、ギア欠けが見られるほど摩耗している場合は交換が必要です。

ギアに欠損等が無ければ、パーツクリーナー等できれいにしてあげて油を差すだけでメンテナンスは十分となります。その際に、CRCやラスペネ等の潤滑剤や、グリスのような粘度の高い物は使わないようにしましょう。

ここまで、ラチェットハンドルのおすすめ18選をご紹介してきましたが、いかがでしたか？ここで紹介した製品はほんの一部で、他にもたくさんの種類のラチェットハンドルがあります。作業効率がもっと上がるように自分にぴったりのラチェットハンドルに出会えるといいですね。