お好み焼き粉のおすすめ15選｜市販のお好み焼きの素やレシピも紹介

お祭りの屋台やお店で食べるお好み焼きですが、自宅でお好み焼き粉を利用して作る方は多いです。薄力粉で作る方も多いですが、味付けが大変です。実はお好み焼き粉は味がよく、さまざまな隠し味が入っています。記載された具材を入れて混ぜるだけなので、時短も可能です。

山芋が入っているものや、有名お好み焼き店から販売されているものなど、お好み焼き粉は種類が多いので、好みの味やメーカーで選ぶと失敗しません。また、糖質がカットできるタイプやカロリーカットタイプもあるので、食事制限をしている方にもおすすめです。

そこで今回は、お好み焼き粉の選び方や市販のお好み焼きの素人気ランキングをご紹介します。500gで何人前作れるのか・好み焼き粉を使ったアレンジレシピなども必見です。ぜひ参考にしてください。

おすすめのお好み焼き粉をご紹介する前に、まずはお好み焼き粉と小麦粉の違いについてご紹介します。

お好み焼き粉の食塩・砂糖・風味原料・アミノ酸などは、調理した際の味付けの役割を担っています。鰹節や昆布に含まれるアミノ酸やイノシン酸、グルタミン酸などが組み合わさって旨み成分が発揮され、美味しさが向上します。

お好み焼き粉には、ベーキングパウダーや加工でん粉、増粘多糖類などが含まれています。これらによって、ふわふわ食感やもっちり感がプラスされて美味しいお好み焼きが出来上がります。山芋パウダーが含まれているものも多くあります。

ベーキングパウダーや加工でん粉などは、小麦粉には含まれていないので、同じお好み焼きを作ってもふんわりの具合が変わります。小麦粉が大量に余っている場合は、お好み焼き粉と混ぜて使うと使いやすいです。

お好み焼き粉は、普通の小麦粉には含まれていない味付けの役割を担う成分や、食感を向上させる成分が含まれています。見た目にあまり違いはありませんが、食べた時の味や質感に違いが出るように作られています。

小麦粉でお好み焼きを作ろうとすると味が劣ったり、固く仕上がってしまう傾向にあります。小麦粉でつくる場合は、別に山芋を入れたり味付けを行う必要があるので、時間がかかってしまいます。調理時間やコスパを考えると、お好み焼き粉で作るのがおすすめです。

お好み焼き粉の風味や食感で選ぶ方法です。同じお好み焼き粉でも、含まれている成分が変わると、風味や食感が変わります。求める味に近いタイプを選びましょう。

お好み焼きを食べたときの旨味を重視する方は、出汁やエキスが多く含まれているタイプがおすすめです。食べたときに、鰹節やこんぶなどの出汁が香り、お好み焼き粉の旨味を感じられます。お好み焼き粉の成分表でチェックしましょう。具材を多く入れる場合は、控えめに出汁が使われているものがおすすめです。

山芋はお好み焼きをもっちりとした仕上がりにしてくれる食材です。お好み焼き店でも山芋を入れているお店が多く、山芋が入っているだけで専門店の味に一気に近づきます。

お好み焼き粉を購入する際は山芋の成分が入っているのを確認してください。ただし、山芋アレルギーの方は、山芋成分が入っていないものを選んでください。

お好み焼きは小麦粉が主成分なため、糖質が多く含まれています。ダイエット中の方で 糖質が気になる方は、糖質オフのお好み焼き粉がおすすめです。糖質オフのお好み焼き粉であれば、罪悪感がなくお好み焼きを食べられます。

使うソースやマヨネーズも合わせて、糖質カットのものを使用すれば、より身体にいいお好み焼きが作れます。鰹節を多めに乗せて、ポン酢で食べるのもおすすめです。

市販のお好み焼き粉は、使う量を取り出して使う大袋になっているタイプと、数100g単位で小分けに分けられている小袋タイプがあります。

小袋タイプよりも大袋タイプの方がコスパ面で優れており、大人数の家族で使う方や、お好み焼きパーティーなど一回で大量に使い際に便利です。使用頻度の少ない方には大袋タイプはおすすめできません。

ただし大袋は、開封後に長期間保管しているとダニなどが発生してしまう可能性があります。少人数や一人暮らしなどでたまにしかお好み焼きは食べない方は、小分けになったパックを購入した方が新鮮な状態で美味しいお好み焼きが食べられます。

お好み焼き粉にコスパの高さを求めるなら、業務スーパーのお好み焼き粉を買いましょう。通常のお好み焼き粉が100g~500g程度で販売されているのに対し、業務スーパーで販売されているものは、1kg以上の大容量で販売されているのが特徴です。

業務スーパーのお好み焼き粉は、価格も500円以下で買えるタイプが多く、コスパもいいので大家族や頻繁にお好み焼き粉を使用したい方におすすめです。

小麦粉やホットケーキミックスなど、老舗の製粉メーカーとして有名なニップンです。お好み焼き粉は3種類展開しており、山芋粉入りや鶏・鰹のWだし入りなど、お好み焼きが美味しくなるさまざまな工夫が凝らされています。新しい試みとして発売された「お好み焼き革命」は、先入れパウダーによってふわっと軽い食感が楽しめます。

日清は、カップヌードルやインスタント食品を多く販売しているメーカーです。お好み焼き粉の販売も多く、大容量タイプが安い価格で買えるのが特徴になります。ほかにも糖質50％オフやダシにこだわっているもの、山芋入りなど豊富な種類から販売されているので選びやすいです。

一人暮らしの方には、洗い物が少なく混ぜるだけで作れるカップのお好み焼き粉セットが人気です。スーパーで気軽に買えるので人気の高いメーカーになります。

昭和産業は、パスタや食用油・冷凍食品などを販売するメーカーです。お好み焼き粉も多く取り扱っていて、10枚とたくさん焼ける大容量タイプから、初めてでも失敗せずに焼ける魔法のお好み焼き粉などがあります。

また、もちもちの食感にこだわっている小麦粉100％のタイプ・大阪発祥鶴橋風月とのコラボで作られたものなど、求めるお好み焼きに合わせて選べるのも利点です。

ここでは、お好み焼き粉を使った美味しいお好み焼きのレシピをご紹介します。気分に合わせて入れる具材を変えたり、トッピングを変えたりもおすすめです。

【A】

• お好み焼き100グラム
• 水 100cc 
• 牛乳 50cc

【B】

• キャベツ 2分の1玉 
• ネギ お好みで

【C】

• 卵 2個
• 天かす 適量
• 紅生姜 適量
• 豚バラ 5~6枚

＊一般的な500gのお好み焼き粉は約10枚作れます。ひとり2枚ずつ食べるとおよそ5人前の分量です。

1. 【A】をすべてボールに入れて配合し、泡立て器でダマがなくなるまでよく混ぜて冷蔵庫で3時間寝かせます。大容量をつくる場合は、少しずつ混ぜ合わせていくと、ダマが残りにくいのでおすすめです。ボールは大きめのサイズを用意しましょう。
2. キャベツは粗みじん切り、ネギは小口切りにしこちらも冷蔵庫で1時間寝かします。カット野菜を買ってきて混ぜるのもおすすめです。
3. 生地と具材を焼く前に混ぜます。生地80gに対し野菜130gで配合すると、黄金比率になり美味しいお好み焼きが作れます。また、生地に混ぜるときは天かす、卵、生姜を加えて空気を含ませながら混ぜ合わせてください。
4. 鉄板を温めたら油を少々多めに引いて、直径16~17cmぐらいのサイズの生地を流し込んでください。
5. 豚バラを上に乗せて蓋をし3分ほど蒸し焼きにします。その後周りの生地の色が変わって来たら再び蓋をして3分ほど焼きます。中がしっかり焼けているか確認しましょう。鉄板の温度設定によって時間は異なるので、見た目を見て焼けているか判断しましょう。
6. 完全に焼けたらソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をお好みでかけて完成です。他にもチーズを乗せたり、紅しょうがを乗せたりとアレンジもできます。ハケを使って塗ると、均一に塗れるのでおすすめです。

お好み焼きの具といえば豚肉が定番ですが、他にもおすすめの具材はさまざまあります。餅・チーズ・辛子明太子などは相性もよく人気の具材です。また、チーズはシュレッドチーズを使うのが一般的ですが、カマンベールやクリームチーズもおすすめです。キャベツ代わりにもやしを入れるのも試してみてください。

お好み焼き粉よりも、柔らかい食感が特徴のチヂミです。お好み焼き粉とジャガイモ、ニラ、えのきを用意しましょう。最初に、すりおろしたジャガイモ、お好み焼きと水を入れていき混ぜます。粉っぽさがなくなるまで、混ぜたら残りの材料を入れます。

あとは、ごま油を敷いたフライパンでこんがり焼いていくだけで完成です。お好み焼きよりも、重たくないのでちょっとしたおつまみにおすすめです。ポン酢やラー油との相性もよく、ねぎや大根おろしを乗せてアレンジしても美味しくなります。

韓国風のチヂミにする場合は、焼く前にキムチを混ぜ込むのがおすすめです。コチュジャンを入れたり、韓国のりを入れたりなど、キムチに合わせた味付けすると美味しく仕上がります。チーズをかけても美味しいのでおすすめです。

お好み焼き粉の主原料は小麦粉です。揚げ物にしてもおいしく食べられます。材料は、お好み焼き粉（150g）・卵（1個）・お好きな具材（イカやエビなど適量）です。サクサクとした食感が楽しいので、おつまみやおやついもおすすめのアレンジレシピです。

ボウルにお好み焼き粉・卵・水（1/2カップ）を混ぜ、フリッターの衣を作ります。イカやエビ・ナス・ズッキーニなど、お好みの食材を衣にくぐらせ、中温で揚げれば完成です。豚肉や鶏肉などで作ったり、鶏肉や牛肉などお肉を入れても美味しいです。

そのまま食べても美味しいですが、ソースをかけたり、マヨネーズをかけたりとたこ焼きのように食べるのもおすすめします。あっさりとした味付けが好きな方は、ポン酢をかけて食べてみてください。

おやつや、お酒のおつまみとして人気のクラッカーも、お好み焼き粉で簡単に作れます。お好み焼き粉100gに対して、バター（35g）、水（大さじ1）、黒ごま（大さじ1）が必要です。最初に、お好み焼き粉をバターを入れて、手で潰しながら混ぜていきます。

水を加えながら固めて、大きな塊にします。あとは、黒ごまを混ぜながら伸ばしていきます。小さい袋に入れて、麺棒で伸ばしていくと綺麗に仕上がります。あとは、冷蔵庫で30分ほど冷やし、4cm角に切り分けたら、170度に熱したオーブンで20分間焼きます。

焼きあがったら、ケーキクーラーで冷ましておくと美味しいクラッカーが出来上がります。クリームチーズをつけたり、チョコレートをつけたりとトッピングをすると、見た目もかわいく仕上がるのでおすすめです。

お好み焼き粉で、たこ焼きを作るのも可能です。たこ焼きをつくる場合は、お好み焼き粉の分量よりも水を多く入れるのがコツです。たこ焼き20個分をつくる場合は、お好み焼き粉100gに卵と水を300c入れましょう。その他は、お好みの具を入れていきます。

ボールに入れて材料を混ぜて、たこ焼き機に流し込んでいきます。穴に1個ずつタコを入れていき、焼きあがったら半分づつひっくり返していきます。転がしながら焼いていくと、丸に仕上がります。焼けたら、ソースやマヨネーズで味をつけて完成です。

焦げた部分を小さいへらで食べるのが楽しいもんじゃ焼きも、お好み焼き粉を使って作れます。最初に、ボールにお好み焼き粉と水・ウスターソースを入れて泡立て器で混ぜていきます。割合は、お好み焼き粉50gあたりに水が300mlとお好み焼き粉よりも多めに水が入っています。

ウスターソースはお好みでいいですが、濃いめが好きな方は50mlほど入れておきましょう。しっかり混ぜ合わせたらキャベツや桜えび・ショウガなど、もんじゃ焼きに入れたいトッピングを混ぜていきます。あとは土手を作り、流れないようにしてから汁を入れていきます。

とろみが付いたら、具と汁を混ぜ込んでいき、おこげをつくれば完成です。へらやスプーンなど、小さいサイズのものを選ぶのがおすすめです。ほかにもオートミールでも作れます。

通販でもお好み焼き粉を購入できます。迷ったら、売れ行きの高いお好み焼き粉から挑戦するのもおすすめです。人気の高いものは、出汁がしっかり使われていたり、ふんわり仕上がったりと、自宅で美味しいお好み焼きを作れるものが多いです。

以下では、お好み焼き粉の売れ筋ランキングを紹介しています。合わせて参考にしてください。

今回は、お好み焼き粉の選び方と人気おすすめランキングを15選紹介しました。お好み焼きだけでなく、お好み焼き粉を使ったアレンジレシピも合わせて覚えておくと、料理の幅が広がります。お好み焼き粉に迷ったら、ランキングを参考にしてください。