クリームチーズおすすめ13選｜スーパーで買える安い市販品も！ドンキに売ってる？

クリームチーズはそのまま食べるほか、お菓子作りや料理に使うなどさまざまな食べ方を楽しめる食材です。癖が少なく、チーズはあまり得意ではないけれどクリームチーズは好きな方も多くいます。

定番のプレーンタイプのほかハーブや香辛料、ドライフルーツが入ったタイプなど、クリームチーズは種類が豊富。さらに、スーパーで市販されているものからギフトにぴったりのお取り寄せ品まであり、購入する際にはどれを選ぼうか迷ってしまいます。

そこで、今回は子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方に親しまれる美味しいクリームチーズの選び方・おすすめ商品をご紹介。記事の最後にはクリームチーズを使ったレシピや保存方法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。ドンキで安い商品は買えるのかも必見です。

クリームチーズは別名「フロマージュ・ア・ラ・クレーム」とも言われています。熟成していないため柔らかい食感と真っ白できめが細かい見た目が特徴です。その滑らかさから、スプレッドとしても使用されます。

またドライフルーツ・ナッツ・チョコレートなどを加えて、デザート感覚で楽しめる点もクリームチーズの特徴です。加工もしやすく、チーズケーキの材料には欠かせないものとなっています。

クリームチーズは大きく分けて、ナチュラルチーズとプロセスチーズの2つの種類が販売されています。それぞれ食感や保存方法などに違いがあるので、使う目的や好みによって選びましょう。2つの特徴を詳しく紹介します。

現在販売されているクリームチーズのほとんどがナチュラルチーズです。ナチュラルチーズは、生乳を乳酸菌で発酵させて、熟成させています。発酵を止めていないので、熟成期間によって味が変わります。

乳酸菌は整腸作用があり、酸素と一緒にとると消化にいいので、腸の調子が良くない人は積極的に取り入れるのがおすすめです。ナチュラルチーズは乳酸菌が発酵し続けていて賞味期限が短いため、1度開封したら早めに食べきりましょう。

プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱して溶かしてから、もう一度成形したものです。熟成がとまっているので、一定の味を保っています。チーズ独特の風味が弱く、乳製品が苦手な人も食べやすいです。

価格が安く賞味期限も長いので、気になる商品があったら買い置きできるのも魅力です。一口タイプやブロックタイプなど形状もいろいろあるため、用途に合わせて購入しましょう。調理に使うよりもそのまま食べると食感があり、プロセスチーズならでは美味しさを感じられます。

プレーンなタイプは、パスタなどの料理やお菓子を作るときに使えます。また、パンやクラッカーにのせてそのまま食べても美味しく、何にでも利用できてます。商品によって、濃厚さやフレッシュさが違うので、用途にあわせて選びましょう。

特に塩分は注意が必要です。お菓子を作るときは、塩分が入っているタイプだと全体の味が変わってしまいます。逆に、サラダなどのトッピングに使うときには、塩分があったほうが美味しいです。

おつまみとして選ぶなら、ハーブや香辛料が入ったタイプがおすすめです。固形のタイプはそのままいただいても美味しいですが、クラッカーやバケットなどにのせても違った美味しさを楽しめます。また、野菜のディップにすると、お酒を飲んでいるときに不足しがちな栄養も一緒に摂れます。

お酒の種類によってフレーバーを選べるのもポイントです。たとえば、渋みの強い赤ワインには、スパイスの効いたクリームチーズが合います。お酒を飲みながら、どのフレーバーが合うのか試してみるのも楽しいです。

フルーツやナッツが入っているタイプは、甘みがあるのでデザートにぴったりです。お食事後のコーヒー、紅茶のお供にいただくと、甘さがほんのり広がります。リンゴ、パイナップル、レーズンなど入っているものによって甘さも違います。

フレーバーの量にこだわるなら、自分でつくるのもおすすめです。ドライフルーツやナッツを購入して細かく切って加えるだけで、おしゃれなデザートになります。お子様の手作りおやつとしても喜ばれます。

クリームチーズは、いろいろな容量があります。輸入製品は大容量タイプが多くお得感がありますが、ナチュラルチーズは賞味期限が短く長期の保存がきかないので、用途にあった容量を選びましょう。

チーズケーキなどのお菓子を作るなら、1度に使う量が多いので大容量でも使い切れます。パーティなどでクリームチーズを使った料理を出す時も、大容量がベターです。おつまみとしてそのまま食べるなら、少量で食べきれる個包装のものがおすすめです。

おつまみとして食べるなら、固形が食べやすいです。そのままお皿に入れるだけで、箸やスプーンを使わずに手軽にパクッと口に入れられるので、簡単におつまみとして利用できます。

手が汚れてしまうとグラスを持つときに汚れた手を拭かなければなりませんが、1つずつ個包装になっていると手が汚れません。また、お酒を飲んでいるとつい食べ過ぎてしまいますが、個包装はどのくらい食べたのかが分かるので制限できます。

クリームチーズは、1kg以上の業務用サイズも販売されています。特に自宅まで届けてくれる通販は、重さを考えずに購入できるため人気があります。ケーキなどのお菓子をつくるなら、業務用サイズがお得でおすすめです。

一般的にチーズケーキをつくるときは、200g前後のクリームチーズを使います。手作りでパンをつくる時も、一回で200g前後は必要です。業務用サイズなら十分な量があり、量が足りなくなって追加購入する心配はいりません。

パンに塗るクリームチーズなら、さっと塗れるスプレッドタイプがおすすめ。スプレッドタイプは柔らかく伸びがいいので、パンに塗りやすいのが特徴です。また、フタ付きの容器は使用後そのまま冷蔵庫に入れられて、朝の忙しいときに重宝します。

スプレッドタイプにも、いろいろなフレーバーが入っているものが販売されています。デニッシュ系のパンには、フルーツの入った甘いタイプが合います。ハード系のパンなら、ガーリックやペッパーなどのスパイスが効いたタイプがおすすめです。

クリームチーズの塩分含有量は商品によって違い、クッキーやクラッカーにのせるなら、しっかりと塩分の入ったタイプがおすすめです。塩分がないと味がぼやけてしまいますが、塩分がしっかり入っていると全体が味しまり、丁度いいバランスになります。

パスタに使うときにも、塩分が入っているものがおすすめです。塩分の量はどのメーカーもこだわっているので、食べ比べてみましょう。

サラダに使うときは、柔らかすぎるタイプだと野菜がベタベタしてしまい、生野菜のシャキシャキ感がなくなってしまいます。若干硬めのタイプを選ぶと、生野菜の食感を損なわずにおいしく食べられます。

どのようなドレッシングをかけるかによって、適したクリームチーズが違います。自家製オリーブオイルと塩などのシンプルなドレッシングなら、フレーバーが入ったタイプがおすすめです。個性の強いドレッシングなら、シンプルなプレーンだとお互いの邪魔をしません。

塩分の含有量などで違いはありますが、クリームチーズの賞味期限は通常4ヶ月から8ヶ月です。特にフレッシュタイプは、水分が多いため賞味期限が短いです。ただし、この期限は未開封の場合で、開封後は1週間くらいで食べ切るようにしましょう。

クリーチーズは消費期限ではなく、賞味期限で表示されています。期限を過ぎると味は落ちてしまいますが、すぐに食べられなくなってしまうわけではありません。未開封のまま期限が切れた場合は、品質に問題が無ければ食べられる場合もあります。

ちょっと高級なクリームチーズは、おもてなし料理やギフトにもぴったりです。ラム酒に漬け込んだレーズンをふんだんに使ったクリームチーズや、レモンやピスタチオを使用したクリームチーズも人気です。

贈り物なら見た目も重要です。おしゃれな瓶に入ったタイプや高級感のある箱に入ったものを選べば、きっと喜んでもらえます。

クリームチーズは癖が少ないチーズですが、中に入っているフレーバーや香辛料によっては口に合わず、まずいと感じる場合もあります。気になる人は、塩分が濃いタイプや癖のあるフレーバーは避けるのが無難です。新しい商品に挑戦するときは、口コミもチェックしてみましょう。

キリ(KIRI)は、フランスのシュレンヌに本社を置くベル社が提供しているクリームチーズです。チーズの歴史は130年で、日本でも発売してから40年近い年月がある、おなじみのチーズです。

個包装、ブロック、スプレッドのほかスティックがついているものもあり、用途によって選べます。特に個包装は一般的なスーパーだけでなく、コンビニエンスストアでも購入できます。

フィラデルフィア(PHILADELPHIA)は100年以上前、ニューヨークの小さなチーズメーカーからうまれました。クリームチーズを広げるために考案されたのがチーズケーキで、現在は世界中の人が食べています。チーズケーキ・ベイクドチーズケーキに合うクリームチーズです。

個包装、ブロック、ブラックペッパーが入ったものから1枚ずつパラフィン紙につつまれた薄いタイプまで、いろいろな種類を展開しています。ブロックタイプは人気があり、多くのスーパーで購入できます。

雪印は北海道に工場がある日本のメーカーです。牛乳、バター、チーズなどいろいろな種類の乳製品を扱っていますが、クリームチーズも販売していて、ブロックタイプとスプレッドタイプの2つを扱っています。

ブロックタイプは、ケーキやお菓子を作るときにおすすめ。スプレットタイプは100gなので、賞味期限を気にせずに食べきれるサイズです。フレーバーのタイプは、クリームチーズでは販売されていません。

アーラ(ARLA)はデンマークに拠点を置く、ヨーロッパ最大の乳製品メーカーです。チーズの種類も豊富で、ブルーチーズやカマンベールなどの本格的なチーズも取りそろえています。

クリームチーズはさまざまなフレーバーが入ったスプレッドタイプが大変人気です。

販売店により多少値段は前後しますが、スーパーではクリームチーズ200gあたり「400円〜600円」の価格帯で販売されていることが多いです。※2023年10月24日現在

また、クリームチーズはドンキでも販売されています。過去に98円でクリームチーズを販売していた例があり、ほかの店よりも安い値段で手に入る場合もあります。購入したい方は、現在の取り扱い状況についてお近くの店舗に問い合わせてみましょう。

コスパの高いクリームチーズなら、コストコや業務スーパーで購入するのがおすすめです。たとえば、コストコでは24個入りの通常1,000円以上するKiriのクリームチーズが、700円で手に入ります。

業務スーパーでは1.36kgの大容量のアメリカから輸入されたクリームチーズが、100gあたり約130円で購入できます。価格にすると1kg以上ある巨大なクリームチーズが1,760円です。スイーツ作りやお料理などクリームチーズを頻繁に利用する方におすすめです。

クリームチーズは、どうしてもカロリーが気になります。料理などに最もよく使われるプロセスチーズのカロリー339kcal/100gに対して、クリームチーズのカロリーは346kcal/100gと高めです。個包装のものにするなど、一度にたくさん食べないようにしましょう。

しかし、糖質は100gあたり2.3gと低糖質な食品です。ダイエット中は食事を制限しているため栄養バランスが乱れて、髪や肌がカサついてしまいます。クリームチーズには体に必要な栄養素が含まれているので、食べ過ぎや一緒に食べる食材に気をつけながら上手に食べれば、ダイエット中にもおすすめの食材です。

妊娠中の方は非加熱で製造されたナチュラルチーズをそのまま食べるのは、避けてください。クリームチーズの場合は、国産ならば基本的には問題ありません。

外国産のクリームチーズの場合も、加熱処理されたプロセスチーズならば安心です。いずれにしても、商品に記載された説明をよくチェックしてから購入してください。

ダイエット中でチーズケーキのカロリーが気になる人に、ヨーグルトを使ってカロリーを抑えたレアチーズケーキのレシピを紹介します。

【材料】

• ビスケット8枚
• バター25g
• クリームチーズ200g
• 砂糖70g
• プレーンヨーグルト（無脂肪）200g
• レモン汁小さじ1
• バニラエッセンス少々
• 粉ゼラチン5g

【手順】

1. ビスケッを保存袋に入れ、麺棒でたたいて細かくします。
2. 溶かしたバターを加え全体に馴染ませます。
3. 2を型に入れてスプーンなどで押しつけます。
4. ボウルにクリームチーズ200gを入れて泡立て器で滑らかにして、残りの材料を記載順に入れて混ぜます。
5. 4をこし器でこしながら型の中に流し込みます。
6. 冷蔵室で3時間以上冷やして完成です。

簡単でシンプルなパスタのレシピです。スパゲッティ、ペンネ、フィットチーネなど、いろいろなパスタによく合います。マッシュルームなどのキノコ類やべーコンを入れても美味しくいただけます。

【材料】

• 生クリーム100ml
• クリームチーズ20g
• コンソメ小さじ1
• パスタ1人分
• 黒コショウ少々
• 粉チーズ大さじ1

【手順】

1. フライパンに生クリーム・クリームチーズを入れて中火で混ぜ合わせます。
2. まわりがふつふつとしてきたら、コンソメを加えてさらに混ぜ合わせます。
3. 馴染んだら火から下ろして、茹でたパスタにかけてください。
4. 黒コショウ少々と、粉チーズ大さじ1をかけたら完成です。

クリームチーズは意外と簡単に作れます。賞味期限が短いので、必要な分だけ作れるのは嬉しいポイントです。塩分も、自分の好みに調整できます。手間がかからないので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料】

• 牛乳500ml
• 生クリーム200ml
• レモン汁少々
• 塩少々

【手順】

1. 牛乳・生クリームを合わせて50～60度に温めます。（沸騰させないようにしましょう）
2. 温まったらレモン汁を加えて、そのまま20秒間動かさずに待ちます。（木べらでゆっくり動かすと、だんだんと分離していきます）
3. ボウルの上にザル、その上に布を置いて、そこに牛乳をゆっくりと入れてこしていきます。
4. 2～3時間で水切りして、さらに1時間おくと市販のクリームチーズくらいの硬さに固まりますのでボウルに移して塩を入れて練れば完成です。

ブロックタイプは一度に使い切れず、残ってしまう場合があります。とくに業務用の大容量タイプを購入した場合は、一度にすべてを使うのは難しいです。その場合、賞味期限が短いクリームチーズを上手に冷凍保存する方法があります。

まずは、小分けに切ってからそれをフリーザーパックに入れて、使用しない分は空気に触れないようにします。解凍する時は分離を防ぐために、常温ではなく冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍しましょう。

メーカーによっては、冷凍をすすめていないところもあります。その場合は冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べ切りましょう。

チーズの中でも、使い道が広いのがクリームチーズです。癖がなく、口当たりがなめらかなので、子供からお年寄りまで食べられる食材です。今回は、いろいろな角度からクリームチーズを選ぶポイントを紹介しました。ぜひ、参考にして自分にぴったりの商品を見つけてください。