【最強】防音カーテン・遮音カーテンのおすすめ15選｜電車・車の音をカット

自宅で、家の外から聞こえる電車や車などの騒音を抑えたいと思う方は多いです。また、自宅の赤ちゃんや小さな子供、ペットや楽器の音などが外に漏れて迷惑になっていないかと気になるケースもあります。

そんな時の強い味方が防音カーテンです。気になる騒音を抑え、特に家の中から外に音が響くのを軽減するのに優れています。防音だけでなく遮熱や遮光等のプラスアルファのメリットが同時に得られるなど機能が豊富で、レースカーテンの中にも防音性の高いものがあります。

そこで、今回は防音カーテンの選び方やおすすめ商品をご紹介します。楽天やAmazonから気軽に購入できます。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。また「防音カーテンは効果ない？」という疑問にも答えています。防音カーテンがもっと快適になる上手なお手入れ方法も必見です。

まずは定番、ドレープカーテンです。多くの人がカーテンといえば思い浮かべるであろう、一番オーソドックスなタイプで、厚地の生地が波打つ構造になっています。お部屋に彩りを添え、優美でおしゃれな印象を与えてくれます。

防音カーテンは生地の厚さが音を抑える効果をもたらしてくれるのと、需要の高さも相まってこのドレープカーテンが主流です。防音カーテンの種類が豊富で、おすすめランキングにも多く登場します。

一点注目しておきたいのは、特に防音効果をしっかり高めたい場合は、ドレープの波打つ部分の隙間から音が漏れるのを避けるため、ドレープが少ない部分を選ぶのがおすすめです。隙間を覆うタイプのカーテンレールを使うと更に効果が高まります。

ドレープカーテンとともに利用する場合が多い、透けるタイプのシアーカーテンです。レースのタイプを思い浮かべる方が多いです。特に、日中は日差しを適度に採り入れて明るい部屋で過ごすためシアーカーテンを使う方は多いと思います。

意外かもしれませんが、この透けるタイプのシアーカーテンにも防音・減音効果があるタイプがあります。防音効果はむしろ日中に欲しい方は多いはずですので、シアーカーテンを選ぶ時にも防音効果に注目するのがおすすめです。

また、部屋の外から室内の様子が見えにくいミラーレスタイプにも注目すると、さらに快適なシアーカーテンを選べます。明るい部屋を保ちながら防音・ミラーレス等の効果をしっかり活用して、より過ごしやすいお部屋を目指しましょう。

シェードカーテンは、ドレープカーテンのサイズ対応が少ない縦長タイプの窓に適したカーテンです。シェードは、正式にはローマンシェードと呼ばれます。シェードカーテンは、ひもやチェーンを操作して上下に開閉するタイプのカーテンを指します。

イメージとしては、ロールスクリーンやブラインドのような開閉の仕方を思い浮かべてください。カーテン専門店では、シェードカーテンを販売している店は多く、ドレープカーテンの生地を使ってシェードカーテンをオーダーできるお店もあります。

開閉時に高さ調節ができて、窓を適度に開けながら日光を防ぐ使い方もできます。すっきりとした印象になるので、爽やかでかっこいいお部屋にしたい時はシェードタイプの防音カーテンがおすすめです。閉めると窓を面で覆えるので防音効果は高いです。

続いては、カーテンの生地の素材で選ぶ方法です。どのような生地が防音効果に優れ、取り扱いやお手入れがしやすいのかを見ていきます。

ベルベット素材は毛足が長く光沢感があって、大人っぽく高級感がある雰囲気があります。このベルベットは、防音面でも優れた素材です。その秘密は、その生地の構造にあります。

ベルベットは実は、タオルと同じようなパイル状の織物です。この構造から、生地にたくさん空気を含む状態になっています。タオルはパイル地の性質を活かして水分を多く吸収しキープしますが、そのイメージで、パイル地は空気と音を吸収するのです。

もちろん、パイル地であるベルベットも音をしっかりと吸収します。防音カーテンは音を抑える加工が主となるものですが、生地素材そのものが音を吸収し抑えてくれるベルベットだと更に効果が高まるのは言うまでもありません。

カーテンに利用されている代表的な素材の一つがポリエステルです。ポリエステルのいいところは耐久性です。日々開け閉めをして使うカーテンにとって、ポリエステルの摩耗に強くしっかりとした強度がある性質は重要です。

ナイロンが特に強度が強く、ポリエステルはそれに次ぐ強さで、しっかりとしているのに手触りがいいのも特徴です。一度つけたら長く使いたいカーテンは、素材自体が劣化に強い素材だと安心です。

日差しを浴びて使うカーテン。太陽の紫外線でどうしても劣化していくものなので、長持ちする防音カーテンを選びたい場合には、ポリエステルの素材に注目して選ぶのがおすすめです。

続いては、どうやって防音するのか、その仕組みのタイプによって選ぶ方法です。用途によって適性が変わるのでしっかり確認しましょう。

遮音タイプは、文字通り音を遮って通さない、つまり音を遮って跳ね返す防音のタイプです。防音のしくみは、音をボールのイメージに重ねて球技に例えるとわかりやすく、遮音タイプはバレーボールのブロックのように音を跳ね返して入れないしくみです。

このタイプは、外から入ってくる音を軽減するのに効果的です。具体的には、電車や車等の交通騒音、学校や店舗からの音等を軽減させるために、外の音を跳ね返して室内に入って来させないので室内で感じる騒音を軽減させます。

防音カーテンは元々、室内の音が外に出るのを軽減させるのが主であるので、あなたが防音をしたい対象が外の音なら、この遮音タイプであるのを重要ポイントとしてチェックしておくのがおすすめです。

防音のもう一つのタイプは吸音タイプです。これは音を吸収してその先に進ませず音を通さなくするしくみです。球技に例えると、ドッジボールで投げられたボールをキャッチするイメージです。しっかりと音をつかんで吸収し、先に行かせません。

このタイプは、家の中の音が外に出てしまうのが気になる場合に向いています。赤ちゃん・子供の遊ぶ音や声はもちろんですが、特に注目してほしいのがピアノ・ギター等の楽器を弾くご家庭です。

ご近所へのエチケットとして、また不快感を与え、トラブルを防止する観点からも、吸音タイプの防音カーテンを選んで、できる限りの対策はしておきたいものです。

先ほど、音の吸収タイプでも話題に上がった楽器の音。高音域の楽器音は防音カーテンが軽減させられる得意分野の音域ですが、実は、外から聞こえてくる楽器の音が気になるのか、自分の家から出る楽器の音が気になるのかで選び方が変わります。

外から聞こえてくる楽器音に対応しやすいのが、遮音タイプです。アルミ等を織り込んで音を跳ね返し部屋の中に入らないようにし、屋内で過ごす時に聞こえる音が軽減されます。

逆に、部屋の中でピアノ等の楽器を演奏する音が外に聞こえるのを防ぎたい時には吸音タイプがおすすめです。両方とも気になるなら、吸音タイプのドレープと遮音のシアー等、併用をするとさらに効果がアップします。

話し声や子供の声、ペットの泣き声、いびきの音、洗濯機や掃除機の音など、気になる生活騒音はいろいろあります。楽器等と違い、低音域の音も多くあります。先ほど、防音カーテンは高音域の抑制が得意と話しましたが、逆に低音には弱めです。

そんな時に目安にしたいのが、防音カーテンが何重構造になっているかどうかです。元となるカーテン素材に重ねて加工がなされますが、大きめの生活雑音までカバーしたいなら、元布に三重の加工を加えた四重構造がおすすめです。

日常生活程度の生活騒音を抑えたいなら、三重構造がおすすめです。いずれの構造でも、家の中での音が外に出るのを避ける吸音タイプと、家の外からの音をシャットアウトする遮音タイプを併用しておくとより快適に、防音効果が得られます。

線路の近く等、電車の音が聞こえるのが気になる方は多くいらっしゃいます。二重窓になっている家もありますが、そうでない場合や、やはりカーテンで防音対策をしたい場合には多いはずです。

電車の音には高音域・低音域のさまざまな音や響きがあり、特に低音の響きは防音カーテンでは防ぎにくい音の種類と言えます。だからこそ、防音効果の高い厚めのカーテンや、防音性能の充実したカーテンを選んで少しでも軽減させるのがおすすめです。

たとえば、遮音・吸音の両方の効果があるカーテンの利用や、ドレープの防音カーテンに重ねて防音のシアーカーテンを合わせる等、二重の防音機能で音を跳ね返したり吸収して、家の中に伝わる音を少しでも減らすのがおすすめです。

赤ちゃんの泣き声、特に毎晩夜泣きする場合は、赤ちゃんに対する心配やお世話の疲れだけでなく、ご近所に迷惑をかけていないかの不安がストレスになる場合は多いはずです。いつかおさまるものとはいえ、できる限りの対策はしておきたいです。

そんな時は、静かな夜に響く泣き声をできるだけ抑えられるよう、四重構造以上の防音効果が特に高いカーテンがおすすめです。元となる布に三重以上の加工を加え、厚みも密度もある防音カーテンなら、外に出る泣き声を減らせます。

家の中から外に出る音への対策なので、吸音効果の高いものを選ぶのが原則です。また、ドレープによる隙間をできるだけ減らす、カーテンレールのカバーを見直す、日中のためにシアーカーテンも防音にする等、防音効果を高める工夫をするのもおすすめです。

防音効果の目安となる大切な指標と言えば、生地の厚さと密度です。それらをわかりやすく比較するには、重さを確認すると簡単です。生地の層が多いもの、そして、隙間が少ない高密度で織られているもの程、音を通さず、吸音・遮音の効果に優れています。

思い切ってシンプルに考えると、防音性能は重さに比例する傾向があるわけですが、重すぎるとレールの対荷重をオーバーする可能性があります。あらかじめ耐荷重を確認してからその重さ以内にするか、レールの交換を含めて考えるかを検討しましょう。

防音効果が優れたものがいいのは間違いありませんが、よりライトな防音機能でも十分に防げる場合もあります。上記にご紹介した音の種類による選び方を参考にして検討してみてください。

防音カーテンを選ぶ時の基本とも言える選び方が、窓枠より大きいサイズを選ぶ方法です。窓枠より大きめのカーテンにすれば、窓全体をしっかりと覆えるので防音効果が高まるのです。

防音の基本、特に家の中から外に出て行く音に重要なのは、音が窓ガラスに到達するのをできるだけ避けるようにするのがポイントです。隙間やカーテンのめくれから、防音カーテンを介さず音が直接ガラスに届いてしまったら、せっかくの防音効果が活かせずもったいないです。

既製品の大きめサイズを選ぶのももちろん有効ですが、必要に応じてオーダーするのもいい方法です。腰窓なら窓枠の下15cmくらいまでカーテンがかかるのが理想で、掃き出し窓ならカーテンの裾と床の隙間ができるだけ少なく、床につかない長さが効果的です。

防音カーテンの中には、防音効果をもたらす、または高めるためのコーティングを施したものがあります。高度な防音効果を求めるために、三重構造・四重構造等の多層構造のカーテンに防音コーティングをされる場合が多く見られます。

一方、シンプルなカーテンに防音コーティングを施して、より手軽に防音対策ができる商品もあります。このタイプの良さは、何といっても価格の安さです。日常生活の音を防音するのにはこれで十分な場合が多いので、ニーズに応じて探してみてください。

防音コーティングは各社の工夫や特徴があるものなので、比較検討するときにしっかり注目し、理解をしてから選ぶのがおすすめです。気になっている音に合った防音コーティングがあれば、さらに効果が期待でききます。

続いては、洗えるかどうかで選ぶ方法です。一番おすすめなのは洗濯機による洗濯ができるタイプです。特に明るめの色で汚れが目立ちやすい場合は、洗濯機でしっかり洗えるときれいなカーテンがキープしやすいので嬉しいです。

洗濯は可能だけれど水温が一定温度以下である等、お手入れの際の条件が指定されている場合があります。また、手洗いのみ可能な場合もあります。洗うときには、生地の傷みや破れを防止するため、カーテンフックを外して洗いましょう。

カーテンフックが縫い付けられて取れない時には、フック部分を折り畳み、タオルを被せて紐で縛ってフック部分を表面に出さないようにして洗います。洗濯機利用にはネットを使い、生地の劣化を感じたら手洗いのみにすると長持ちします。

防音カーテンは生地が厚く重い傾向にあり、価格は高くなってしまいがち。特に、防音効果が高いほど、材料・加工・機能に対する値段がついてしまうものです。立派なカーテンでしっかり防音できるはもちろんですが、値段も考えなければいけません。

適切な防音カーテンを選ぶには、どんな音が気になりどこまで対策をするのかを明確にするのが何より大切です。そのニーズに応じて、値段も機能も納得できるものを選ぶのが大切です。

また、オーダーより既製品、多重構造よりシンプルカーテンにコーティングしたタイプの方が安くなる傾向にあるので、ニーズにあった選択肢をいろいろ考えながら、予算と相談するのをおすすめします。

ニトリには防音効果があるカーテンが多数あり、同時に遮光効果もあるものが人気です。防音については、カーテンにコーティングを施して防音効果を高めているコーティングタイプのものが主流で、リーズナブルなお値段が嬉しいラインナップです。

ニトリのいいところは、インターネットでしっかり情報を調べた上で、近くの店舗で実際の質感や肌触り等を見て選べる点です。カーテンは素材感と実際に見た色彩が非常に重要なので、本物を確認できると安心です。

生活騒音を防ぐには十分で、かつ遮光や保温等プラスアルファの機能が嬉しい商品がカラーラインナップ豊富に展開されていますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。

防音カーテン・静(Shizuka)は、名前の通り静かな環境を作り出す防音カーテンとして口コミで人気のカーテンです。減音効果が高く、アラーム音で50%、ピアノ音で70%、ジェット音で80%もの減音を実現しています。

防音カーテン・静はベースの生地に三層コーティングされた四重構造で、繊維と繊維の間に隙間ができる二重織りの本体構造で吸音を実現し、断熱効果が高いアルミチタンコーティングと、遮音効果が高い酸化チタンコーティングがされています。

吸音・遮音の機能を併せ持ち、遮光1級を超える完全遮光生地と断熱効果により、日光や外気温を気にせず過ごせます。毎日長い時間過ごすリビングはもちろん、寝室で使うのもよく眠れるのでおすすめです。

防音カーテンのお手入れは、洗えるタイプなら汚れが気になったら洗うのが理想ですが、大きなカーテンを洗うのは何かと大変ですし、洗う回数を重ねると縮んでしまう場合や、洗えないタイプのものもあります。そんな時は日々のちょっとしたケアが大切です。

たとえば、天気のいい日かつ部屋に風が入ってこない風向きの日に、布団たたき等でほこりを落とすようにしておくと汚れがたまりにくくなります。また、布用の防臭・除菌スプレーをこまめにかけておくのもひとつの方法です。特にタバコを吸う場合には重要です。

半年に一回、年の瀬に年一回等のタイミングを決めて洗濯したりクリーニングに出す人も多いようです。防音カーテンは特殊なつくりやコーティングがされているので、洗濯やクリーニングは製品の指示に従い丁寧に扱うのがきれいに長持ちさせるコツです。

カーテンの防音効果を高める方法は、カーテンと壁の間に隙間を空けないのがポイントです。音はカーテンにできた隙間から漏れてしまうため、隙間をなくせば防音効果が高まります。カーテンと壁に距離ができてしまう場合は、画鋲でカーテンの端を留める方法もアリです。ただ、賃貸住宅の場合は、穴が開いてしまう場合があるので確認してください。

カーテンの長さはアジャスターフックなどで調整し、天井からの隙間もなくすようにします。さらに、防音のレースカーテンや防音ライナーと組み合わせれば、防音性が高まります。

内窓とは、家の窓の内側に追加で設置する窓ガラスとサッシのことです。内窓はインナーサッシ・二重窓とも呼ばれ、内窓を設置すると外窓との間に空気層ができ、防音性に加え断熱性・気密性もアップします。

内窓と外窓では異なる暑さのガラスを用い、また窓と窓の距離が離れているため、振動が共鳴する太鼓現象が起こりにくく防音効果に優れているのが特徴です。賃貸で内窓を設置するのは難しいですが、一軒家の方は有効な防音対策として内窓の設置を検討するのも手です。

今回はおすすめの防音カーテンについてお話してきました。防音対策は何の音に対してどこまでやるのかを明確に考えれば、自ずと必要なものが見えてきます。あなたのお家に合った防音カーテンで、毎日の暮らしがよりよくなると願っています。