松下幸之助の本・書籍の人気おすすめ10選｜ベストセラー・名言を残した著書も

松下幸之助と聞けば知らない方はいないほど有名です。松下幸之助さんは旧松下電器（現パナソニック）の創業者であり、PHP研究所の創業者でもあります。また、一代でパナソニックを築き上げた経営手腕は素晴らしいものです。

松下幸之助さんは小学校を4年で中退して、それからは丁稚奉公に出されました。この時の経験がのちの経営に生かされます。そして、16歳で大阪電灯（現関西電力）に入社し、在職中に簡単に取り外しのできる電球を考案します。

この電球の販売が松下電器創業のきっかけになりました。それからどんどん功を成し大企業へと成長しました。そんな松下幸之助さんの人生や経営について書かれた本が人気を博しているのです。本記事では、松下幸之助さんの自伝や名言を残した書籍を紹介します。

これからの人生をどのようにして生きるべきかを知りたい方は少なくないはずです。人間だからこそ、自分の一生を後悔のないものにしたい。そこでおすすめしたいのが松下幸之助さんが考える人生論について書かれた本です。

60年以上経営をしてきて、その中で多くの失敗と成功を経験したからこそ理解できる人生の生き方があります。松下幸之助さんはお金を得るのが成功とは言っていません。これは、実際に松下幸之助さんが成功して巨額の富を得たからこそ知れたのです。

本当の成功とは何か、充実した人生を生きるために何が必要かは、松下幸之助さんの人生論が説かれた本を選べばわかります。是非この機会に自分の人生の指針となる本を見つけてください。

松下幸之助さんの経営手法が優れているかどうかは、過去の数多くの成功をみれば考えるまでもありません。今後起業して経営をしたい方には、経営について書かれた本を選ぶのをおすすめします。

経営についてのビジネス書を読めば経営を学べるかもしれませんが、経営で大事なのは知識やスキルだけではありません。経営をおこなう姿勢や意識も大切です。そして、この姿勢や知識を松下幸之助さんの本で学べます。

松下幸之助がどのような人物であるかを知るには、生い立ちや歩んできた人生について書かれた自伝がおすすめです。著書で言えば『私の自叙伝』『経営の神様とよばれた男』です。人は生まれ育った環境や若かりし頃の経験によって物事の考え方や価値観が形成されていきます。

そのため、松下幸之助が経営者になる前の人生を読み解けば、会社の経営方針の礎が理解できます。

松下幸之助さんのこれまでの生き方が書かれた伝記を選ぶのをおすすめします。ビジネス界で成功している方は、よく手っ取り早く成功するためには成功者の真似をしなさいと言います。これは言い得て妙で、確かにこれ以上の近道はありません。

成功する方法として大きく分けて二つの方法があります。一つは今までにない新しいものを作って成功する方法と、もう一つは過去の成功パターンを真似して成功する方法です。そして、後者の方法をおこなうために成功した松下幸之助さんの伝記を読むのが必要です。

松下幸之助さんの伝記を読めば、松下幸之助さんがどのようにして成功したのかが学べます。それを真似すれば成功へ一歩近づきます。松下幸之助さんを伝記を読み、それを模倣して成功へのチャンスを掴んでください。

格言集はズラズラと文章が続いているのではなく、コンパクトに必要な言葉だけで書かれていてわかりやすいので、本を読んだ経験のない人や本は読むけどなかなか読み進められない方におすすめです。

また格言集には、松下幸之助さんがこれまでの人生の中で語ってきた意味深い言葉を掲載しているので、1冊読むだけで松下幸之助さんがどういう人柄で何を考えているのかがわかります。

実際に成功を収めている松下幸之助さんの言葉だからこそ伝わってくる思いや言葉の重さがあります。松下幸之助さんを1冊で知りたいのであれば、格言集を選ぶといいです。これまでの自分を振り返るきっかけを作れます。

松下幸之助さんは「素直」について多くの本で語ってきています。「素直」でいれば得られるメリットが大きいと言っているのです。しかし、「素直」でいるのは簡単ではないとも松下幸之助さんは知っています。

素直でいるためには物事の本質を知るのが大切です。また、素直だからこそ得られるものが多くあります。人は自分を少しでも良く見せるために無理をして強がりがちですが、潔く自分の弱さを認め、他人の良さを受け入れられる素直さが松下幸之助さんの成功の秘訣です。

自分の生き方やこれから自分はどういう人間でいたいのか答えを出したいのなら、松下幸之助さんが素直さについて書いた本を選ぶのがおすすめです。松下幸之助さんの本は大抵が素直さについて書かれているので、選ぶときに迷う心配はありません。

人は必ず社会に出て何かしらの就職を経験しますが、その中で必ず人を指導する立場になります。たとえば自分より入社が遅い社員がいれば、自分がその社員を指導する立場になります。

松下幸之助さん自身は長年企業のトップとして指導者でいたため、その経験で得たものや感じたものを本に綴っています。つまり、指導者に必要なものや心構えを松下幸之助さんの本で学べるのです。

60年以上の時間を経て得たものを、たった1冊の本で学べるのは非常に効率がいいです。社会人ならどんな人であっても、松下幸之助さんの指導者としての在り方について書かれた本を選ぶのをおすすめします。

経営について学びたいなら松下幸之助さんの経営哲学が説かれたものを選ぶがおすすめです。松下幸之助さんは60年以上経営者として松下電器を大きくしてきました。この60年間の月日の中には、楽しい経験や苦しい経験も数え切れないほどあったはずです。

それでも自分の信念や理念を貫き通し、どんな恐慌にも立ち向かえたのは松下幸之助さんの経営哲学があったからです。現代では起業がしやすくなっているため、経営に関しても軽視されがちですが、正しい経営がないところに企業の成功は存在しません。

国家の発展を考えるとどんどん起業をして経済活動を行うべきです。そして正しい経済活動を起業を通しておこなうなら、実際に成功した松下幸之助さんの知識を本で学ぶのをおすすめします。

「松下幸之助をもっと知りたいけれど、活字だらけの本はどうも苦手……」 そんな方は、漫画を手にとってみましょう。松下幸之助の人生を描いた漫画本は数多く出版されています。彼の抱いた思想や哲学なども分かりやすく表現されており、老若男女を問わず多くの方に読まれています。

松下幸之助は数々の名言を残しています。その中でも3つの心に響く名言を紹介します。

• 「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします」
• 「青春とは心の若さである」
• 「人間は磨けば輝くダイヤモンドの原石」

「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします」

ひとつめの名言は、松下幸之助はいつも大切にしていた「素直な心」です。物事は先入観や利害、感情が入ると判断ミスや誤った行動をしてしまいます。そのためには、何事にもとらわれないありのままを見られる素直な心が必須だと説いています。

「青春とは心の若さである」

次に、青春は若さがなくなると青春ではないと考えがちです。しかし、肉体的な衰えはあっても精神的な面は人それぞれの考えによって決まるものです。心の若さでいくつになっても挑戦し続ければ青春であると松下幸之助は言っています。

「人間は磨けば輝くダイヤモンドの原石」

最後は人間は誰しも磨けば光る素晴らしい資質を持っているため、可能性を信じ信頼すれば誰しも素晴らしい人材になれるが、磨き方が間違えれば輝かせるのは難しい。それほど会社にとって人材の育成は大切になってくると経験から語られています。どの名言も時代が変わっても心に響きます。

人気の衣料ブランドであるユニクロの社長・柳井正氏も執筆本を多く出しています。経営理論はじめ仕事への取り組み方から日常生活の送り方・名言など、さまざまなことを学べます。

下記にリンクの記事にて、詳しく解説しています。おすすめの著書もご紹介していますので、興味を持たれた方は ぜひご覧ください。

今回は松下幸之助さんの書いた本の中で、人気がありおすすめのものをランキング形式紹介しました。松下幸之助さんのメソッドや考え方を知りたい方は是非1冊手に取ってみてください。