カマンベールチーズおすすめ人気ランキング11選｜成城石井やカルディも

軟質チーズの表面に白いカビを生やして熟成させるカマンベールチーズ。クリーミーでクセがなく日本でも人気のチーズのひとつです。フランス生まれのチーズですが、日本でもスーパー・百貨店・コストコなどの食料品店で販売されています。

カットしてそのまま食べるのがおすすめのカマンベールチーズですが、実はサンドイッチ・チーズフォンデュ・鍋など火を通して溶かして食べるレシピも人気です。またチーズケーキなどのスイーツの材料としても使われています。

今回はそんな人気のカマンベールチーズのおすすめ商品をランキング形式で紹介します。また成城石井やカルディで購入できる商品情報も掲載していきます。ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。

「カマンベールチーズ」とは、表面が白いカビで覆われている白カビタイプのチーズです。フランスのカマンベールで生まれたためカマンベールとの名がつきました。クリーミーな味わいがとってもおいしいですよね。

そんなカマンベールチーズですが、他のチーズとの違いがいまいちよく分からない人も多いはずです。まず味や香りの特徴をみてみましょう。

チーズの女王とも呼ばれる「カマンベールチーズ」の味や香りの特徴はクリーミーでやさしい味わい、香りは穏やかで控えめ。また熟成させると濃厚な味わいに変化するので、味の違いを楽しめるとても魅力のあるチーズです。

記事の最後にはおすすめの食べ方とアレンジレシピも紹介しています。こちらも参考にして、カマンベールチーズを美味しく味わいましょう。

実はカマンベールチーズは糖質が低いためダイエットにもおすすめです。カマンベールチーズの糖質は100gあたりおよそ0.6gしかありません。ご飯であれば100gあたり35gです。かなり差がありますよね。

ダイエットは糖質制限がポイントなので、カマンベールチーズを使ってダイエットしてみるのもおすすめですよ。

1つ目の選び方は「種類で選ぶ」です。カマンベールチーズには熟成を続けるか続けないかによって、熟成タイプとロングライフタイプがあります。味や食感が変わってくるので、自分に合う方を選択するのがおすすめです。順に説明します。

「熟成タイプ」はカマンベールチーズの伝統的な製法で作られたもので、時間とともに熟成度合が進み「味や香り・柔らかさ」が変わります。カマンベールチーズはチーズの表面に白カビをはやして作られますが、この白カビが生きて発酵し続けるのですね。

時間の経過とともにタンパク質が白カビに分解され味に変化がおきます。熟成度合いに応じて味が変わるため、いろいろな味や香り、食感を楽しみたい人におすすめのタイプです。

「ロングライフタイプ」はこれまでに紹介した「熟成タイプ」とは逆に、時間とともに味が変化しません。味が変化しない理由は、チーズを包装し密閉する際に加熱殺菌によって白カビ菌の働きを止めるからです。

熟成しないため品質が安定し長期保存が可能な点が「ロングライフタイプ」の特徴で、価格は比較的安い商品が多いです。また形が崩れにくく、小分けにして売られている場合が多いのでお手軽なおやつとして食べたい人にもおすすめです。

1つ目に紹介する「フランスのノルマンディー地方」はカマンベールチーズのふるさとです。カマンベールチーズはノルマンディー地方にあるカマンベール村が発祥とされているのです。本場の味を味わいたい方におすすめの産地ですよ。

今となっては世界中で生産されているカマンベールチーズですが、ナポレオンも虜になったといわれる本場の味を受け継いでいるのはノルマンディー地方を原産とするカマンベール・ド・ノルマンディだけです。味は濃いめで、白カビ部分が厚いのが特徴です。

2つ目に紹介する産地は「日本」です。日本で作られるカマンベールチーズは日本人の味覚に合わせて作られており、外国産のものと比べてクセがないのが特徴です。プロセスチーズとあまりかけ離れていないため、馴染みやすくおすすめです。

日本産のカマンベールチーズを作っているメーカーも多種多様で、有名な乳製品メーカーが作ったものから牧場で作られたもの、小さなチーズ工房で作られたものなどあります。地元の牛乳から日本人が作っているため日本人に合った味がいい人におすすめです。

フランスのノルマンディー地方と日本を産地としたもの以外のカマンベールチーズも多くあります。カマンベールチーズは世界中で愛されているチーズなため、世界各国でおいしく作ろうと改善に改善が重ねられています。

傾向としては、カマンベールチーズの本場・フランスのノルマンディー地方で作られるものと比べて、クセがなくあっさりしたものが多いです。本場ノルマンディー地方のものや日本産に飽きてきた人におすすめです。

まず紹介する熟成度合いは「熟成度低めタイプ」です。熟成度低めタイプは熟成がまだあまり進んでいないため、硬めでミルクの風味が強くさっぱりとした味わいなのが特徴です。クセがあるチーズは苦手な人におすすめですよ。

製品によって違いがあるので参考程度にですが、賞味期限のおよそ20日以上前のものは「熟成度合低めタイプ」に当てはまります。まだとろみがついていない状態で食べられるのもこの時期です。

次に紹介する熟成度合いは「食べごろタイプ」です。食べごろタイプはその名の通りカマンベールチーズを食べるに一番適した時期に食べます。適度に熟成も進み、中心の酸味が消えそのチーズの最も美味しい時期と言われています。

製品によって異なりますが目安としては賞味期限のおよそ14日前が食べごろです。臭いやクセがあまりないですし柔らかいので、カマンベールチーズにまだあまり慣れていない人にもおすすめです。

続いては「過熟タイプ」です。過熟タイプは熟成を進ませてから食べるため、におい・くせ・コクが強いのが特徴です。クセがある味や香りなため、カマンベールチーズに慣れてきた人におすすめ。

賞味期限前後のものがこの「過熟タイプ」に相当し、この時期になるとチーズを切った際なかからチーズがとろりと流れ出す場合もあります。過熟タイプはタンニンのしっかりとした赤ワインとの相性もバッチリです。

「熟成中度タイプ」は熟成が進む熟成タイプで、カマンベールチーズの変化を楽しみつつ食べられます。加熱殺菌されていないカマンベールチーズは毎日少しずつ熟成が進むので熟成具合に応じて変わるチーズの味わいを楽しみたい人におすすめです。

少しずつ食べるのが前提なため、カットする際は綺麗なナイフで切り、切り口が乾燥しないよう保存してあげましょう。ただし途中でカビが生えてしまったら食べるのを中断してください。

4つ目の選び方は「殺菌乳の有無で選ぶ」です。殺菌乳とは牛からとるミルクが殺菌されたものです。カマンベールチーズは殺菌乳が使われているか使われていないかで味わいが異なります。それぞれどのような特徴あるのかチェックしておいたうえで選ぶのがおすすめです。

「殺菌乳があるタイプ」のカマンベールチーズの味の特徴はマイルドな味わいです。マイルドな味わいなため日本人の人は比較的食べやすいですよ。クセのないマイルドな味が好きな人におすすめです。

日本国内で作られるカマンベールチーズ、外国産のカマンベールチーズの大半がこの殺菌乳があるタイプです。外国産のものは「Pasturize」との記載があれば殺菌乳なため、確認してから購入してください。

対して「無殺菌乳」は殺菌乳がないタイプです。無殺菌乳で作られるカマンベールチーズの味の特徴はコクが強めで上質なミルク感、深みのある旨味です。販売されている製品の大半が殺菌乳タイプで無殺菌乳は稀なため、めずらしいチーズを食べたい人におすすめです。

無殺菌乳にするには厳しい規制をクリアする必要がありますが、フランスではちらほらと無殺菌乳で作られたカマンベールチーズがあります。ラベルに「Lait Cru」と記されているものが無殺菌乳なので気になる方はチェックしてみてください。

5つ目の選び方は「価格で選ぶ」です。スーパーでお手頃に買える500円以下のカマンベールチーズやこだわりぬかれた2000円以上のカマンベールチーズなど価格はさまざまです。コストパフォーマンスを求めるのか、こだわりの商品を味わいたいのかなどはっきり決まっている人におすすめの選び方です。

スーパーで販売しているカマンベールチーズは「500円以下の安いもの」が多く気軽に買えます。メーカーは多種多様ですが、日本の大手メーカーが作った製品が多いのが特徴です。

価格は安めですがもちろん品質も保障されているため、コストパフォーマンスよくカマンベールチーズを食べたい人におすすめです。お手軽なおやつやおつまみとして食べられます。

2000円以上の値段がついたカマンベールチーズもあります。これらの高級チーズはこだわり抜いた製法で作られていたり、外国産が多いのが特徴です。プロセスチーズとは異なる本格的なカマンベールチーズを食べたい人におすすめです。

国産の高級カマンベールチーズであれば、日本人に合った味わいで作られたワンランク上のチーズを楽しめます。外国産であれば本場フランスのカマンベール・ド・ノルマンディを体験してみるのもおすすめです。

プレジデントは、カマンベールチーズの本場フランスの大手チーズメーカーです。本場なだけあって奥深い味わいとクリーミーな食感が特徴です。2008年にパリ農業コンクールで銀賞に輝いた実績も持ちます。

こちらのメーカーは外国産なため日本人が食べる場合、好みに合う・合わないの差が大きいです。ただ本場フランスの味を確かめてみたい人は一度挑戦してみるのがおすすめです。

アーラはヨーロッパで人気のある乳製品メーカーである「アーラフーズ」が作ったカマンベールチーズです。原産国はデンマークです。シンプルなのに上品のある味わいを楽しめるのが特徴です。

外国産のカマンベールチーズですがアーラはあまりクセがなくすっきりしているため、日本人でも食べやすいです。パンとの相性も抜群。外国産のカマンベールチーズを初めて食べてみる人にもおすすめですよ。

雪印メグミルクは日本でもおなじみの大手乳製品メーカーですよね。雪印メグミルクからもカマンベールチーズが販売されています。日本人の味覚に合わせたクセや香りがあまり強くないチーズに仕上げているのが特徴です。

外国産のカマンベールチーズはひとくちサイズ以上をまるごと販売していますが、雪印メグミルクのカマンベールチーズはひとつずつ梱包されています。そのため食べやすいですよ。日本人に合った食べやすいカマンベールチーズをお求めの方におすすめです。

カルディ(KALDI)は全国に数百以上のテナントを持つ、コーヒー豆や世界各地の輸入食品を取り扱っているお店です。世界各地のカマンベールチーズの取り扱いもしています。

カルディに行けばスーパーでは普段目にできない珍しいカマンベールチーズを発見できるはずです。外国産のチーズに興味がある人におすすめですよ。

成城石井は近年特に注目を集めているスーパーマーケットで、日本製品のほか外国から輸入した食品も多く扱っています。直輸入ワインやチーズ、お菓子など世界から選りすぐられた食品がたくさん。

成城石井もKALDIと同様に外国産のカマンベールチーズを購入可能です。成城石井で他の買い物をしたついでにカマンベールチーズも買って食べてみるのもおすすめです。

ここでは成城石井やカルディで購入できるカマンベールチーズをご紹介します。ぜひ内容をチェックして、購入のヒントにしてください。

• 成城石井：「プレジデント プチカマンベール125g」苦みが少なく食べやすいチーズ。サンドイッチやピザがおすすめ。
• カルディ：「イル ド フランス カマンベール125g」クリーミーな口当たりが魅力。カットしてそのまま食べるのがおすすめ。

カマンベールチーズのおすすめの食べ方1つ目は「そのまま焼く」です。実は焼くだけでも、そのまま食べるのとはまた違う味わいを楽しめます。

焼き方はフライパンにカマンベールチーズをのせ、弱火～中火で焼き目がつくまで両面焼けば完成です。切り目を入れると中身がとろっと流れ出てきます。スプーンですくって食べればとろとろの食感を楽しめますよ。

カマンベールチーズのおすすめの食べ方2つ目は「蜂蜜をかけて食べる」です。カマンベールチーズにいきなり蜂蜜をかけてもいいですし、焼いたうえに蜂蜜をかけて食べても美味しいですよ。

カマンベールチーズと蜂蜜の相性はとてもいいので経験がない人はぜひ試してみてください。とくに甘いのが好きな人におすすめの食べ方です。またはちみつは栄養のある食品のため体にも嬉しい食べ方ですよね。

続いてはカマンベールチーズのおすすめのアレンジレシピをご紹介です。1つ目は「カマンベールチーズのベーコン焼き」です。こんがり焼いて食べるベーコンが好きな人やとろっとした食感が好きな人におすすめのアレンジレシピですよ。

作り方はとってもカンタンで、用意したカマンベールチーズ丸ごとをベーコンですきまなく巻き付け、オーブントースターで焼くだけです。オーブントースターのかわりにフライパンを使って作れます。ベーコンのすきまから出てくるとろとろのチーズがたまりません。

カマンベールチーズのおすすめのアレンジレシピ2つ目は「明太子とカマンベールのアヒージョ」です。アヒージョは「オリーブオイルとニンニクで食材を煮込む料理」です。このアヒージョにカマンベールチーズと明太子を加えて煮込みます。

オリーブオイル100ml・鷹の爪輪切り小さじ1/2・塩小さじ1/4・ニンニク2片・明太子60g・一口サイズのカマンベールチーズをすべて一緒に煮込めば完成。好みに合わせてネギをふりかけたり、食パンにつけたりしても美味しく食べられます。

大きなカマンベールチーズを購入した場合は、一度に食べきれないため保存をする必要があります。ポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

• 加熱して食べる場合：冷凍保存可能。ラップなどに包んで密封するのがポイント。
• そのまま食べる場合：冷蔵保存がおすすめ。オーブンシートに包んで容器に入れ、野菜室で保管してください。

この記事ではカマンベールチーズの選び方とおすすめ商品や、おすすめの食べ方＆アレンジレシピなど紹介しました。カマンベールチーズといってもメーカーや商品ごとにさまざまな味わいがあります。ぜひ自分に合ったお気に入りのカマンベールチーズを見つけてみてください。