ギーの人気おすすめランキング15選【美容効果やダイエット効果も！】

ギーとは、インド発祥のアーユルヴェーダのレシピをもとに作られた、純度の高い精製油脂のことです。牛乳やバターを長時間煮詰めてろ過することで、余分な水分・タンパク質・不純物などを取り除いているので、「体に良い油脂」として注目を集めています。

海外セレブがバターコーヒーを作る時にギーを使用しているというニュースが、日本でも話題になっています。しかし、ギーを試してみたいけど購入しても使い切れるのかと不安になってしまう方も少なくないでしょう。実は、ギーは様々な料理やお菓子作りなどにも使用できる万能オイルなのです。

そこで今回は、ギーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。また、最後にギーの使い方やレシピ、自分で作る方法も紹介していますので、ぜひ試してみてください。

ギーは、バターから作られるオイルです。つまりギーの材料がバターということです。ギーを作る工程で、バターに含まれる水分やタンパク質などが取り除かれます。また、乳糖やガゼインもほぼ含まないため、牛乳アレルギーの方でも食べられます。

不純物も除去されているので、他のオイルよりも酸化しにくく常温で保存できることも大きな特徴です。さらに煙点がバターよりも高いので、活性酸素などが発生しにくくより健康的なオイルと言えます。

ギーは次世代のスーパーフードと言われるヘルシー食品です。アメリカで「最も体に良い油ベスト5」の第1位に輝いたこともあります。体に良いと言われている成分を豊富に含んでいる栄養価の高いおすすめの油脂です。

具体的な効果としては、エネルギーとして燃焼されやすいので、ダイエット効果や忙しい朝の活力源として期待されます。また、免疫力を高めたり消化機能を回復するなどの効能がある栄養素が豊富に含まれている点も嬉しいポイントです。

ギーには、豊富な栄養素が含まれています。共役リノール酸は、脂肪の燃焼や分解を助けて溜めこみにくくする働きがあり、体脂肪だけを減少させる効果も報告されています。他にも抗酸化作用のあるビタミンAやEも含まれ、健康維持やアンチエイジングに役立ちます。

また、ギーは熱に強く、加熱してもトランス脂肪酸に変化しないという特徴があります。オリーブオイルやごま油も体に良い油ですが、熱すると一部がトランス脂肪酸に変わってしまうため、生食でないと効果があまり期待できません。ギーは加熱調理に最適な油なのです。

ギーはバターから作られるオイルということで、バターだから太るのではないか・体に悪いのでは、と不安に思う方も多いでしょう。しかし、ギーはバターを原料にはしていますが、バターと同じ物ではありません。

バターから不純物を取り除いているので、酸化しにくい点も健康に良いポイントです。また、脂肪を蓄積しやすいと言われている長鎖脂肪酸がバターと比べて少なく、消化吸収が4倍ほど早く10倍のスピードで燃焼すると言われている中鎖脂肪酸を多く含んでいます。

さらに、共役リノール酸には、脂肪の燃焼・分解を助け、体脂肪だけを減少させるという効果も報告されています。ギーはバターと違い、脂肪を分解し代謝を速めてくれるダイエットに効果的な油脂なのです。

ギーを使ってみたいけれど、どんなものを選んだら良いかわからないという方も多いでしょう。自分に合ったギーを選ぶためのポイントをこれからご紹介していきます。

ギーには2つの形状の違うタイプがあります。使いたい用途や場面・ご自分の好みに合わせて、ピッタリのタイプを選びましょう。

幅広いメニューに使いたい方は、ペースト状のタイプがおすすめです。市販されているギーのほとんどはこのタイプです。冷やされてクリーム状に固まっているので、バターのようにパンに塗ったり、コーヒーに入れたりとオールマイティに使用できます。

加熱すると黄金色のオイル状に変化するので、炒め物やお菓子作りにも使えます。常温では固まっているので持ち運びもしやすく、アウトドアでもギーを楽しむことができ、おすすめです。

ドレッシングとして使用したり調理油として使うことが多い方は、すでにオイル状になっているものがおすすめです。ココナッツオイルなどのMCTオイルがブレンドされているものは常温でも固まらないため、そのまま使えます。

マッサージに使用する方も、溶かす必要がなく手軽で便利です。コーヒーに入れる際も、温めて溶けるのを待たなくて良いので、忙しい朝に気軽に使いたい方にもおすすめです。

ギーはミルクやバターからできていますが、その原料は様々です。原料にこだわったギーはたくさん販売されていますので、購入の際にはチェックして選ぶと良いでしょう。

健康に気を遣っている方なら、できるだけ安心で栄養価が高いものを選びたいのではないでしょうか。それには、グラスフェッドバターを使ったものを選ぶのがおすすめです。グラスフェッドとは、自然の牧草をたっぷり食べて放牧されているという意味です。

穀物などを飼料にせず、ホルモン剤や抗生物質を使っていない牧草をたっぷり食べ、広々とした土地でストレスなく放し飼いで育った牛のミルクは、非常に栄養価も高くなります。購入の際には、グラスフェッドの表記があるギーをぜひチェックしてみてください。

ギーには、他のオイルなどがブレンドされているものが多数販存在します。ココナッツオイルが配合されていると、完全無欠コーヒーを作る際に新たにオイルを足さずにつくることができ、とても手軽です。また、ギー独特の香りや味に少し抵抗がある方は、香りや味が付いていると食べやすくなります。料理の味付けなども簡単にできるのでおすすめです。

ただし、味や香りが付いていると料理の味が変わってしまう可能性もあります。さらに、せっかくグラスフェッドバターが原料のものを選んでいても、香り付けのためにたくさんの添加物が入っているのも残念です。混合物入りのギーを選ぶ際は、自然由来のものを選ぶと安心です。

原料の安全性を考えるなら、オーガニックにもこだわりたいものです。農薬などが使われていない有機飼料を食べている・ホルモン剤や抗生物質の過剰投与を受けていないなど、オーガニックの基準を満たしている牛を使っているかをチェックしましょう。

国や地域によってオーガニックの基準は異なります。海外のメーカーの場合、各国のオーガニック認証がされている商品を選ぶと安心です。アイハーブなどで海外商品で購入する際は、オーガニック認証があるかチェックすると良いでしょう。

ギーは食品ですので、選ぶ際には容量もポイントになります。様々なタイプが販売されていますので、ご自分の使い方に合わせて最適なサイズを選ぶことがおすすめです。

お料理やバターコーヒーなどで毎日ギーを使う方なら、大容量のタイプがおすすめです。量が多いものはコスパが良いので、お得にギーを使うことができます。コストがかかりすぎると、継続して使用するのが困難になってしまうこともあります。

また、ギーは常温で保存できるオイルですので、比較的長期保存ができます。味や香りが好みに合えば、容量が多いものを選ぶのがおすすめです。

ギーは比較的長期保存ができますが、食品ですので、あまり長く保存するとその品質は落ちていきます。酸化した油は、ダイエット効果が薄れ健康にもあまりよくありません。少量ずつしか使わない・ダイエットに使用したいという方は、容量が少なめのタイプがおすすめです。

また、ギーは商品によって味や香りに違いがあります。初めて購入する方は、少量タイプのもので試してみるのもおすすめです。

初めてギーを使ってみるという方は、味付きのタイプがおすすめです。ギーはバターを高濃度に精製したものですので、独特の香りや味があります。初めて食べる方の中には、苦手と感じる方もいるようです。

ココナッツやガーリックなどの香りや味が付いたものは、抵抗なく料理やコーヒーに取り入れることができます。ギーの濃厚な味わいと比べてクセが無く、ココナッツオイルや普通の調味料のように使えるので、初心者の方におすすめします。

ギーはもともとインド発祥で、スリランカなどのアーユルヴェーダ医療で使用されていたものです。インドやスリランカが産地のものは、以前から多く販売されています。しかし、現在ではヨーロッパなど様々な地域でも作られています。

ナチュラルフードが多数販売されているアメリカのものや、牧場の多いオランダ、フランス、さらにフィンランドなどの産地が有名です。日本でも作られていますので、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

ギーは伝統的な製法で作られている歴史のある食べ物ですので、老舗のブランドやこだわりのあるメーカーが多数あります。ブランドごとに、考え方やこだわりが違いますので、自分に合ったブランドを選ぶのも一つの方法です。

世界的に大人気のギーは、今や世界中で生産されています。オーガニックにこだわっている、原料のミルクの品質が高いなどそれぞれブランドごとに特徴があります。また、インドのギーをカレーやナンに使うと一味違いますし、プレゼントに喜ばれるブランドもあります。使用法によって最適なブランドを選ぶのも良いでしょう。

ギーは健康に良いだけではなく、様々な使い方ができます。料理や体のケアなどに幅広く活用できるギーの使い方を、これからご紹介していきます。

ギーはバターと同様、様々な料理に使うことができます。水分や不純物を取り除いているので、むしろバターよりも使いやすくヘルシーです。いつものオイルをギーに変えるだけで、格段に風味がアップします。

具体的には、サラダのドレッシングに使用したり、バターの代わりに肉や魚のソテーに使うことができます。カレーに入れてナンをギーで焼くと、あっという間に本格的になります。トーストにそのまま塗るだけでも美味しいので朝食にもピッタリ。ギーがじわっとパンに染み込んでいくので、焼く前に塗るのがおすすめです。

もともと、チベットの人たちが紅茶にギーを入れて飲んでいたことをヒントに誕生したと言われているバターコーヒー。健康志向の高い方やダイエットに興味のある方が、朝食代わりに飲んでいます。ホイップしてコーヒーに入れるだけの手軽さも人気のポイントです。

雑誌やメディアで紹介されて注目を浴びている完全無欠コーヒーは、ギーにさらにココナッツオイルなどのMCTオイルを入れたものを指します。オイルがブレンドされた商品なら簡単に作ることができます。また、コーヒーだけではなくホットミルクに入れてみるのもおすすめです。

ギーはアーユルヴェーダの世界では治療用として使われているので、マッサージオイルとしても非常に適しています。適量を手に取り、くるくるとマッサージしましょう。顔やボディに使用すれば、なめらかで潤いのある肌へと導いてくれます。

また、スマホやパソコンなどで目が疲れることの多い方は、まぶたに優しく塗り込むこともおすすめです。口元のほうれい線が気になる方や、お肌が疲れているなと感じる時に、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

実は、ギーは自分でも簡単に作ることができます。無塩バター300gを鍋に入れてゆっくり溶かします。しばらくすると泡が大きくなりパチパチと音を立て始めます。音が無くなり下に茶色い沈殿物ができて、全体が金色の透明な液体になったら火を止め、キッチンペーパーなどでろ過したら出来上がりです。

最初に火にかけるとかけると焦げてしまうので、バターを入れてから火をつけるようにしましょう。焦げないように注意さえすれば、どなたでも手軽にギーを作ることができます。材料は無塩バターだけですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

今話題のスーパーフード、ギーについてご紹介しました。種類も豊富で様々な使用法のあるギーは、健康的な生活やダイエットを成功させる手助けをしてくれます。ぜひこの機会に、ご自分にピッタリのギーを見つけてその効果を感じてみてください。