ファットバイクおすすめ人気28選｜あさひやドンキホーテで買える？

ホームセンターやコストコなどでも手軽に入手できるファットバイクは、太いタイヤを装備しており、険しい雪道や砂地、山道などでも走行可能です。また、通勤や街乗りにも最適で、ロードバイク用のタイヤよりも5倍大きいタイプを使用するファットバイクもあります。

激安で手に入るものもあり、その安さに驚くかもしれません。自転車といえばアスファルトなど平らな道を走る乗り物のイメージが強いですが、ファットバイクであれば意外にも氷と雪に閉ざされたミネソタ州の雪のうえでも走れるのが特徴的です。

今回は、手軽で安いファットバイクの選び方やおすすめ商品をご紹介します。また、あさひなどの専門店やネット通販でのカスタマイズ方法も紹介。人気のbronxのかっこいい自転車や快適な電動自転車も紹介していますので、ぜひチェックしてください。

ファットバイクとは、太いタイヤ幅を持つのが特徴のスポーツバイクです。極太タイヤが地面をしっかりとグリップするので、砂利道・不整地・雪のうえなど、路面が不安定な場所でも快適にスイスイ走れるのが魅力です。

また、空気圧を変えることで2種類の乗り心地が楽しめるのも特徴のひとつで、通常の空気圧（30PSI）から減らすと、地面からの衝撃を吸収するサスペンション効果が望めます。フワフワした快適な乗り心地はもう手放せません。

太いタイヤは路面にしっかりグリップするので安定感があり、自転車が苦手な方でも割と簡単に走れます。本体がタフに作られており、頑丈なのも嬉しいポイントです。

ファットバイクのデメリットは、車体重量の重さがある点です。極太タイヤに極太リムとなれば、車体自体が重くなるのも当然であり、長距離を走るのは、体への負担もあってあまりおすすめできません。

また、空気圧を下げればサスペンション代わりとなってフワフワした快適な乗り心地を楽しめますが、ペダルも重くなります。悪路を走行するとなれば頑丈なフレームも必要になり、価格もあがるデメリットもあります。

軽い走りを期待したいのであれば「3インチ」のファットバイクがおすすめです。マウンテンバイクに近い操作性とスピード感をもちつつ、ファットバイクらしい見た目のインパクトがあってかっこいいと定評があります。

「セミファット」と呼ばれるタイヤで、安定感においてはほかの太さよりもやや劣りますが、スピード感のある軽快な走るを楽しみたいのであればおすすめです。まさに街走りにぴったりで、通勤などにもおすすめのファットバイクです。

スピード性にこだわるのであれば「4インチ」のファットバイクがおすすめです。安定性も操作性もあって、トータルバランスがいいと言われており、性能のバランスにこだわっている方におすすめします。

雪道や未舗装の荒れた道にぴったりで、はじめてファットバイクを乗る方向きです。3インチでは不安定で走りに自信がもてないのであれば、4インチのファットバイクからはじめてみましょう。とても扱いやすいバイクだと、ランキングや口コミでも注目されており、選ぶのに迷ったのであれば4インチが推奨されます。

グリップ力や安定力を求めるのであれば「5インチ」のファットバイクがおすすめです。雪道などハードな環境の道を走る機会が多い場合に最適であり、太くて接地面積が増えるのでどっしり安定感があります。

階段などの段差などにも強く、タイヤから伝わる衝撃も少ないので快適なロードバイク生活を送れます。険しい道で活躍するようなモデルを探している方は、5インチのファットバイクをチェックしてください。

とてもいがつい形がかっこよく、男性だけでなくて女性からも一目置かれるほど、憧れのモデルといえます。

バランスのいい「スチール」は安いのも魅力的です。街乗りに特化したタイプに多く採用されており、購入しやすくとにかくコスパ力の高さにこだわって選びたいのであればスチール製のファットバイクをおすすめします。

また、剛性も高くて、街乗りに使用するには十分な強度を誇り、重量もあまり重くないため、バランス性の優れています。外観もとてもおしゃれで高級感があり、外見・コスパともにこだわっている方は、スチール製のファットバイクをチェックしてください。

衝撃吸収力の高い「クロモリ」「チタン」は、山道・林道・未舗装の道を走行にするのにおすすめです。クロモリとチタンのファットバイクがありますが、ほとんどがクロモリ素材で、耐久性に優れている点が魅力的です。

ただし、クロモリは重量があって、腕力に自信がない方は購入する前に試し乗りをしておくのをおすすめします。ファットバイク本体にも重量があるのを考えると、ネット購入は控えたほうがいいです。

チタン製はクロモリと同じように耐久性が高くて軽量ですが、その分価格が高くなるのを頭にいれておいてください。

湿気やサビに強い素材である「アルミ」のファットバイクは、スチールと同じく安いのが特徴です。脚力に自信がない方でも安心して乗れて、水にも強くてサビにくく、ビーチクルーザーの素材としても注目されています。

また、剛性もあって耐久性に優れ、長く愛用できる点でも見逃せません。衝撃吸収性は弱く、長時間乗っていると手・腕が疲れやすいのが難点ですが、舗装された道のツーリング・通勤や通学・街乗りに最適です。

もっとも軽い素材の「カーボン」のファットバイクは、高価にはなりますが最高品質として注目されています。軽いうえに衝撃吸収性も高く、長距離の走行にうってつけですが、キズがつきやすく修復が大変なのが難点です。

舗装された道などの長距離ツーリングにぴったりで、とても太いタイヤを採用したファットバイクでも、フレーム素材にカーボンを採用しているファットバイクであれば持ち運べるタイプもあります。軽さと乗り心地で勝負をしたいのであれば、カーボン素材のファットバイクは選んで損はありません。

「20インチ～26インチ」のファットバイクのホイールは、操作性が高いのが特徴です。小ぶりなサイズで、街乗りやカーブが多い道など、コントロール性にこだわりたいのであればこのタイプをおすすめします。

ファットバイクはタイヤが大きい分、普通のマウンテンバイクよりも機敏な動きが少し苦手です。そのため、小ぶりなホイールのファットバイクであれば、ちょっとした小回りが効いて便利です。通勤・通学・普段使いとして使う場合は、20インチから26インチの小ぶりタイヤ・ファットバイクを探してみてください。

「27.5・29インチ」の大きめホイールは、長距離ライダーにおすすめです。ファットバイクの本来のよさを体感でき、一漕ぎで進む距離も大きいため、スピードが出やすくなります。

本格的なトレイル・長距離ライド・オフロード走行などで使うのであれば、まさにぴったりのバイクです。ファットバイクのみならず自転車選びは用途に合わせて選ぶのが基本であり、買ってから後悔しないように目的に合ったタイヤサイズを選んでください。

ファットバイクのホイールをチェックするならば、エンド幅も確認してください。エンド幅とは、ホイールを挟みこんでいるフレームの幅で、特殊な規格を採用している場合が多いです。

とくに太いタイヤのファットバイクは特殊規格で、レア規格だと交換時間も長くかかってしまいます。そのため、ファットバイクを選ぶときは、ホイールのエンド幅の規格に合うかどうかも必ずチェックしましょう。

基本は、前輪と後輪の2か所をチェックし、交換時間なども考慮しながら選ぶと問題がなくスムーズに済みます。

「折り畳み式」のファットバイクは、持ち運びに便利です。乗っていないときのファットバイクの置き場所に困っているのであれば、折り畳み式はとても理想的であり、専用バッグにいれれば移動もラクチンです。

たとえば、電車やバスなどの乗り物にも乗れて、家から駅まではファットバイクに乗って、駅から電車に乗りたい場合に優れています。また、大型コインロッカーを使えば、盗難の恐れもありません。

ただし、折り畳み式のファットバイクはコンパクトサイズであり、長時間走ると疲れてしまうため、注意が必要です。

「電動アシスト」タイプのファットバイクは、電動タイプで険しい坂道もラクに漕げます。その分価格が高くなってしまいますが、普段、利用する道が坂で通常タイプではきつい場合に便利です。

中には電動タイプで、持ち運びに便利な折り畳み式機能も搭載しているモデルもあるため、チェックしてみる価値があります。使う用途や利便性に応じて選ぶと、コストや機能をムダがなく活用できます。少しでもラクに、かつ、快適に自転車ライフをエンジョイしたいのであれば、電動アシスト機能つきファットバイクはおすすめです。

「ルック車」は、安価で通勤や街乗りにおすすめのファットバイクタイプです。悪路を走るのに十分な剛性を備えていないタイプで、その名のとおり、街乗りには適していても悪路での走行は難しく危険です。

本来の使いかたであるトレイルランのためにファットバイクを購入したいのであれば、できるだけルック車は控えましょう。悪路で転倒をしてケガをする前に、もう一度用途について考えてから購入を検討してください。

ファットバイクを探しているとき「激安」を謳っている商品に出会う場合がありますが、注意が必要です。ファットバイクは耐久性に優れており、極太タイヤにすると価格もぐんとあがります。

ネットなどで「激安」と書かれたファットバイクについつい魅了されてしまいますが、値段に見合った商品であると考えるべきです。機能性に不具合が出たり、そもそも、ファットバイクとしての本来の機能から外れている場合があります。

ファットバイクを選ぶときは、デザイン・機能性とともに、価格にも考慮しながら探してみてください。

新品のファットバイクの購入を躊躇するのであれば、中古品も視野にいれてみましょう。ヤフオクやメルカリなどでは多くの商品を出品しており、中には新品同様のファットバイクに出会えるかもしれません。

できるだけコストを抑えて、もともと安価で機能性が劣るタイプは控えたいのであれば中古品もおすすめポイントです。探してみると掘り出し物に出会えるチャンスもあり、ヤフオクやメルカリなどのIDがある方は活用してみましょう。

SURLY（サーリー）は、ファットバイクブームの火つけ役としても知られている、アメリカミネソタ州の自転車メーカーです。ファットバイクの元祖である「パグスレイ」のモデルチェンジによって根強い人気を誇っています。

また、頑丈で乗り心地のいいクロモリフレームを採用しているのもポイントで、過酷な環境でも気兼ねなく乗れて便利です。険しい坂道などで自転車に乗りたい方は、SURLY（サーリー）のファットバイクをチェックしてみてください。

BLONX（ブロンクス）ファットバイクは、アメリカで誕生したファットバイクを低価格で提供している神奈川県藤沢市の自動車メーカーです。4・5万円が主流で、ちょっとしたお小遣いで買えるところが魅力的です。

とくに通勤や通学で利用しやすい点から、ランキング・口コミでも話題のファットバイクといえます。また、直径16インチ・20インチのファットバイクもあるため、ジュニア用のファットバイクを探している方にもおすすめです。

Cannondale（キャノンデール）は、1971年にアメリカのコネチカット州で設立された自転車メーカーです。2003年に倒産していますが、現在ではドレルインダストリー社傘下の自転車ブランドの一つとして注目されています。

高性能アルミフレーム（CAAD）のロードバイクなど、幅広いラインナップが揃っていて注目度が高いです。気になるファットバイクはCAADを採用しており、アルミフレームのスタイリッシュなデザインが人気です。

サイクルベースあさひは、身近な存在・みんなが集まる場所として広まった自転車メーカーです。全国展開しているため、通いやすい自転車屋さんといった感じで、価格も安い点からチェックしてみるのをおすすめします。

色んなブランドのファットバイクを取り揃えており、好みのブランドがあれば価格の比較をしてみてください。ほかにも、デザインだけでなくカラーバリエーションも豊富で、好みの色のファットバイクにきっと出会えます。

ファットバイクは、コストコでも購入ができます。コストコは、食材のまとめ買いができるのが魅力的ですが、実は家電や自転車なども販売されています。ファットバイクも揃っており、3万円台で買えるタイプもあって、コストコで食材の買い出しをした際に「山道を颯爽と走りたい」と思っている方は検討してみましょう。

また、ドンキホーテでもファットバイクが販売されています。店舗によっても異なりますが、チャリンクスの「バンバリ」やクロモリロードバイクの「Spark」などがなんと2万円台で購入可能です。ホームセンターや自転車店のファットバイクと価格比較しながら選んでください。

ノーマルのままでも十分に楽しめるファットバイクですが、自分好みにカスタムするとさらに楽しみの幅が広がります。たとえば、タイヤサイズを好みや乗り方によって変えてみたり、空気圧を変えてみるだけで全然違います。

スピードを出すなら空気圧は高めで、泥道など悪路を走るならば空気圧は低めです。また、フロントフォークは固定タイプが多いですが、ダンパー式のサスペンションフォークに換えると悪路走破性が増します。そして、ドロッパーシートポストにすると、シートの高さを手元のレバーやボタンなどで調整できて便利です。

今回は、ファットバイクの選び方や人気おすすめランキング25選、さらにファットバイクのカスタマイズについて紹介しました。通勤・通学・街乗りなど普段使いから、山道などの険しい道まで対応できるファットバイクをぜひ堪能してください。