【最強】ザリガニの餌人気おすすめ16選｜家にあるものでOK？何食べる？【代用も】

「ザリガニ釣りでザリガニを釣ったけれど、何を食べるの？」と疑問に思う方も多いと思いますが、ザリガニを飼育するにあたって最強の食べ物は「ザリガニの餌」です。金魚の餌や煮干しで代用している方もいますが、それではザリガニに必要な栄養素を十分に摂取できません。

しかし、調べてみるとザリガニの餌は種類が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。実は、健康な個体向け・赤ちゃん用・色揚げ用と目的別に展開されているので、自分のザリガニの健康状態や成長に合わせた餌を選ぶのがポイントになります。

そこで今回は、ザリガニの餌の選び方や最強の人気おすすめ商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。餌を与える頻度や食べない原因と対処法、かつおぶしなどの家にあるもので代用できる食品についても詳しく解説します。

「人工飼料」は、健康で長生きできるように作られたザリガニの餌です。主食としておすすめであり、栄養バランスに優れている点から、普段から食べさせるのに問題がないのが特徴です。

ダイソーなど100均ショップで販売されているメダカ・金魚・熱帯魚用の餌でも食べますが、ザリガニは雑食性のため、人工飼料によっていろいろな栄養を摂取する必要があります。人間と同じように、栄養バランスが悪いと健康を害したりストレスが溜まったりする恐れがあります。

またカルシウムが含まれているザリガニ専用の人工飼料を与えることで殻がしっかりと成長します。人工飼料の原料は動物性・植物性のバランスがよく、ザリガニの健康維持に役立つのでおすすめです。

ザリガニの大好物といえば「生餌（いきえ）」です。代表的な生餌といえば、赤虫・イトメ・イトミミズなどがあり、自然の中で育ったザリガニが自ら獲って食べるものなので食いつきは抜群です。

ほかにも、魚や牛レバーなども生餌に分類されるため、食欲がないときに少量ずつ与えると喜んで食べてくれるかもしれません。しかし、赤虫やイトミミズなどは自宅での管理が難しく、そんなときは冷凍された生餌がおすすめです。

水草は、水槽の水質を安定させるために必須のアイテムです。水槽のアイテムとしてだけでなく、ザリガニの隠れ場所や非常食としても活躍します。旅行や出張などで長期間留守にする場合は、餌の代わりに水草を入れておけば安心です。

ザリガニの餌としての水草は、繁殖力が強くて手軽に育成できるオオカナダモやマツモがおすすめです。無農薬のものが理想ですが、農薬が残留している可能性のある水草しか手に入らない場合は、水槽とは別の容器で日光を当てながら数日水を入れ替えて農薬を除去してください。

家にザリガニの餌がなければ、野菜・パン・鰹節などの「家にあるもの」で代用ができます。ほかにも、さきいか・あたりめ・鳥のササミ・ゆでた刺身・煮干し・チーズなど、スーパーで販売されているものもよく食べてくれます。

中でもさきいか・あたりめはザリガニの好物で、ザリガニ釣りの釣り餌としてもよく使われます。餌として代用する場合は、ザリガニの健康を考えて、脂肪分が少なく味つけがされていないタイプを選んでください。

赤ちゃんザリガニの時期には、わかめ・にんじん・キャベツなどの「植物性の餌」がおすすめです。自然界にいるザリガニの赤ちゃん（稚ザリ）は、苔・水草などを食べているため、同じように植物性の餌・水草を与えてください。

水草があるだけでザリガニの隠れ家になったり、水をキレイにしてくれる作用があるため、ザリガニの赤ちゃんの成長には欠かせない環境です。ただし、ワカメを与えすぎると稚ザリの殻の色が茶色になっていくため、青く育てたい場合は別の餌を与えてください。

主食としてザリガニに餌を与える場合「動・植物性原料」がしっかり配合された栄養バランスがいい餌を選んでください。雑食のザリガニは、煮干し・魚の切り身・イトミミズといった動物性、水草・レタス・ほうれん草などの植物性、刺身・スルメなど人間用の食品も食べるため、餌には困りません。

しかし、栄養バランスが崩れると共食いを始めてしまうため、ザリガニの好物ばかりではなく、動物性・植物性の餌を均等に与えてください。

脱皮したあとや成長期のときは「カルシウム配合」を強化したザリガニの餌を選んでください。脱皮したあとは殻と一緒にカルシウムが失われるため、体内のカルシウム不足に陥ってしまうかもしれません。

体内のカルシウムが不足すると思うように脱皮ができなくなるため、死んでしまうケースもあります。成長期や脱皮のあとはカルシウムが特に必要なので、積極的にカルシウム配合を強化したザリガニの餌を与えてあげてください。

「善玉菌配合」のザリガニの餌であれば、健康維持やニオイ防止に効果が期待できます。ザリガニは水中で食事や排せつを行うため、どうしても水が汚れやすくなります。

そのまま放置してしまうとザリガニが病気になる恐れもあるため、頻繁に水を取り替えるのがいいのですが面倒くさいものです。納豆菌・乳酸菌などの善玉菌を配合したザリガニの餌であれば、水質低下の予防・ザリガニの腸の健康維持に役立ちます。

色揚げタイプのザリガニの餌を考えているのであれば、色素・栄養素をしっかりとチェックしてください。ザリガニの体の色は食べ物で左右されるため、色揚げタイプのザリガニの餌を選ぶ飼い主が増えています。

たとえば、赤色の色素を含むものであれば赤みが強くなり、逆に赤い色の色素が含まれていないものをあげれば白色になることも珍しくありません。赤色にしたいならアスタキサンチンやベータカロチンを含む餌、青色にするならサンマ・イワシ・サバなどの赤系色素を含まない餌を選んでください。

いつも同じ餌だと、人間と同じようにザリガニも飽きてしまいます。餌を食べない原因になっている場合もあるため、食欲を取り戻したいのであれば「いつもと違う」餌を与えてあげましょう。

たとえば、普段は人工飼料を与えているのであれば、生餌にしてみるのもいいです。赤虫やイトミミズなど自然に存在している生物は、ザリガニにとって好物です。ほかにも、生魚や牛レバーなどもよく、栄養バランスなども考慮しながら与えてください。

ザリガニ釣りで使う餌は「崩れにくく丈夫」なものを選びましょう。ザリガニは雑食のため、肉系も植物系も何でも食べますが、釣り針に刺して池などの水中にいれるとすぐ崩れてしまう餌では釣れません。

また、ザリガニの両方のハサミはとても強力であり、釣る途中で切れてしまうことも考えられます。おすすめは興味を惹くサキイカ・スルメ・煮干しで、水に濡れてもふやけない・崩れない・切れないタイプの餌を用意してください。

水をできるだけ汚したくないのであれば「スティックタイプ」のザリガニの餌がおすすめです。基本、ザリガニは餌を一気に飲みこむのではなく少しずつちぎって食べる習性があるため、食べかすが水中に散らかります。

水が汚れるとニオイが繁殖し、敏感なザリガニが食欲が低下して病気になってしまうかもしれません。水質の低下を防ぐためにも、ザリガニが食べやすいようになるべくスティックタイプのザリガニの餌を選びましょう。

ザリガニの餌を買うときは、必ず賞味期限をチェックしてください。せっかく栄養価が高いザリガニの餌を買っても、賞味期限が切れたものは好ましくありません。賞味期限切れの餌はビタミンや油分の劣化・害虫の侵入・カビや雑菌の繁殖などのリスクがあり、ザリガニが体調を崩してしまう可能性もあります。

賞味期限は守り、開封したらできるだけ早めに使い切るようにしてください。賞味期限が明記されていない餌は避けた方が無難です。

「キョーリン」は、鯉・金魚・メダカなどの観賞用魚だけでなく、カメ・トカゲ・ザリガニ・エビなどの飼料を取り扱っているメーカーです。ほかにも、鳥用飼料・小動物用飼料もあります。

「ヒカリ」ブランドにはたくさんの種類のザリガニ用の餌があるので、飼っているザリガニの特性や好物に合わせて選べます。また、食欲が低下してしまったザリガニに効果がある「赤虫」も豊富に揃っています。

「イトスイ」は、カメ・鑑賞用魚の餌・アクア用品・猫のおもちゃなどを扱っているメーカーです。「コメット」ブランドのザリガニの餌は100円以下と、とにかく価格が安いのが魅力です。

価格の安さから人気が高く、ネット通販などでもすぐに売り切れになってしまいます。いくつかまとめ買いをしていく人もいますが、賞味期限などもあるため、食べられる分量を注文するようにしてください。

できるだけ安い値段でコスパの高いザリガニの餌をお探しの方には、ダイソーなどの100均で販売しているザリガニの餌もおすすめです。ダイソーでは熱帯魚コーナーに置かれていて、ザリガニの餌は2種類展開しています。

きちんと「ザリガニ用の餌」として販売されているため、飼育に必要な栄養成分はしっかりと配合されているので安心です。100均のザリガニの餌の愛用者もいるほどなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ザリガニは与えられた量の餌を食べようとするため、1日に与える量や頻度には十分に注意が必要です。まだ体が小さいときは毎日2回しっかりと食べさせ、大きくなったら肥満予防に2日に1回に減らします。

しかし、多匹飼いをしている場合は共食いをするリスクもあるため、極端に餌を制限するのはやめておくべきです。餌の量はスティックタイプの人工餌は1本・野菜は一かけらなど、様子を見ながら与えるようにしてください。

また、雑食のザリガニは大食漢のイメージがあるかもしれませんが、外見が大きくても小食なザリガニもいます。餌を舐めるように少しずつ食べている場合は、様子をみながら少しずつ与えて適切な量を見極めてください。食べ残しは水質悪化に繋がるため、きちんと取り除くのも大切なポイントです。

ザリガニが餌を食べない一番の原因とされるのは、冬場の水温の低下などによる水温悪化・水質悪化です。水温がぐっと下がるとザリガニは冬眠状態になって、動きが停止して餌を食べなくなります。

水温計で24度前後を保てているかチェックし、冬はヒーターの使用も考慮してください。もちろん自然界にいれば冬眠するのは正常なことなので、特に心配いりません。夏から秋にかけてしっかりと栄養を与えて、冬眠に備えてあげてください。

また、水槽の水質悪化もザリガニの健康を害する恐れがあるため、水換えは週に1回は行うようにします。

ザリガニが餌を食べない理由に、餌に飽きてしまった・好きではないなどが挙げられます。人間と同じようにザリガニも、同じものばかり食べていると味に飽きてしまって食べなくなります。

また、ザリガニにも好物や苦手な味があり、メーカーによってまったく食いつきが違う場合もあります。違う餌を与えてみると喜んで食べてくれるかもしれないので、一度試してみてください。それでも食欲が戻らないときは、魚・牛レバーなどの生餌を与えてあげるのもひとつの方法です。

ザリガニは脱皮をする3日ほど前から餌を食べなくなります。ザリガニの動きが鈍くなり、黒っぽい体の色になってきたら脱皮の兆候かもしれません。ザリガニの脱皮は、成長するうえでとても大事です。そのため、脱皮期間に食欲がなくなって餌を食べなくなっても問題はありません。

特に脱皮中のザリガニはとてもデリケートで、ムリに餌を食べさせようとしたりむやみに触ったりすると死んでしまう場合もあります。脱皮中のザリガニは刺激せずに、静かに見守ってあげてください。また、脱皮の抜け殻はカルシウム補給でザリガニが食べるため、そのままにしておきます。

脱皮以外にも、繁殖期間中や産卵前にも餌を食べなくなる場合があります。食欲がなくなるかは個体差があるので、様子をみながら餌の量や回数を増減してください。

飼育されているザリガニの寿命は3年から5年とされており、寿命が近づくと食欲も落ちます。たとえば、健康なザリガニであればしっかり足で立てますが、体調が悪いザリガニはお腹が下についてしまう場合が多いです。

ザリガニの健康を維持できるように、しっかりと栄養のある餌を与えてください。また、長期間飼育している個体で、殻のツヤがなくなる・動きがゆっくりになる・隠れて出てこないなどのときは寿命が近いため、やさしく見守ってあげましょう。

この記事では、ザリガニの餌の選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。ザリガニの餌は市販の人工飼料・生餌・水草以外に、家にあるものでも代用できます。大切なペットであるザリガニが健康に育つように、ザリガニの餌は用途や健康状態に合わせてしっかり選んであげてください。