ハムスターの餌人気おすすめ15選｜主食のペレットやおやつも紹介

ハムスターはとても愛らしく飼いやすいため、ペットとしてとても人気ですね。しかし飼育しやすいからと言って、ただ適当に餌を与えているだけではいけません。ペレットなどハムスターに合う餌を選ばないと、体調不良になりかねないのです。

せっかく縁あって家に来てくれたのですから、最後まで大事に責任を持って育てたいですね。そこで今回はハムスターの餌の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

この記事ではハムスターの主食やおやつなどの餌の選び方以外にも、ジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターなどハムスターの種類別の餌の与え方も紹介しています。こちらも確認して、健全な状態で飼育できるようにしましょう。

「ペレット」とは、人工的に作られた硬い粒状の餌で、ハムスターの主食となる餌をいいます。木の実や種を砕いて固めており、たんぱく質・脂肪・繊維などの栄養が豊富です。しかし、これですべての栄養が満たされるわけではありません。

ペレットを主食にして、野菜や果物のおやつも与えるようにしてください。1日の餌の目安量を餌箱に入れておけば、ハムスターが食べたい時に食べるはずです。大量に餌箱に入れてしまうと肥満の原因になりかねませんので、注意してください。

ペットショップで購入したハムスターなら、ペットショップで何を食べていたのか聞いておくのがベストです。いきなり環境が変わる上に、餌まで変わると警戒するかもしれません。安心して食べてもらえるようにしてください。

ハムスターは野菜や果物も大好物です。サツマイモ・キャベツ・ブロッコリー・かぼちゃ・小松菜・とうもろこしなどを好んで食べてくれます。しかし、与えすぎると水分過多となり、下痢を引き起こしてしまいかねません。

水分が多いとされるキュウリやレタスは特に与えすぎに注意が必要ですが、にんじんにも水分は含まれている点を忘れないようにしてください。また、リンゴやイチゴ、バナナなどの果物にも栄養はたくさんあります。

しかし、果物には糖分が多く含まれており、肥満の原因になりかねません。あくまで主食はペレットにしておいて、野菜や果物は、細かく切ってから、少量だけ与えるようにしてください。

人間にとって身近な食べ物でも、ハムスターにとっては命の危険に関わるものもありますので、注意しておいてください。まず、玉ねぎや長ネギなどのネギ類は赤血球を壊してしまい、腎不全や貧血を起こしかねません。

女性に人気のアボカドも痙攣発作などの恐ろしい症状を引き起こす可能性があり、チョコレートのカフェインは中毒性があります。またツツジ・アジサイ・ヒヤシンスなどの人気の観葉植物は、下痢や貧血以外に死に至る病気になるケースも珍しくありません。

ハムスターを飼うなら、ハムスターの食事内容はもちろん、飼育環境にも意識を向けなければならないのです。ハムスターに与えてはいけない食べ物をしっかりと把握しておきましょう。

ハムスターが、健全な筋肉や血液を作るためには高タンパクの餌が必要です。タンパク質を摂って、運動をさせて健全な体を作るのですね。ハムスターの運動量が少なく、筋肉が作れない状況であってもタンパク質を摂っていれば大丈夫です。

高タンパクの餌を食べていれば今ある筋肉の保持もできます。またタンパク質を保持できれば、登る・走るなどのハムスターの基本的動作で筋肉を合成していけるのです。

ハムスターが成長する時期、妊娠している時期、活動が減少するであろう冬前など、栄養を蓄えたい時期は、特に高タンパクの餌を選ぶようにしてください。

成長期でも妊娠期でもないのに、高タンパクすぎると肥満になる恐れがあります。高タンパクの餌が理想ではありますが、高タンパク・低脂肪の餌を選ぶのがおすすめです。

成長期や妊娠期のハムスターには高タンパク・高脂肪の餌を選んだ方がいいとされるのですが、そうでない場合は低脂肪のものを与えておくと間違いないありません。肥満気味だと思われるハムスターには、低脂肪な上に繊維質の多いものが望ましいです。

つい可愛くて多めに餌を与えてしまいがちですが、低脂肪のものを選んで、体型管理ができるようにしてください。

肥満だと思われるハムスター、便秘が続いているハムスターには、繊維を多く含んだ餌がおすすめです。購入の際は、目安としては繊維12％以上のものを選んでください。

繊維質は消化や吸収されず、そのまま大腸まで進んでいく栄養素です。そのため、便秘解消や整腸効果が期待できます。肥満気味であったり便秘が続くなどの症状が気になる場合は、繊維を多く含んだ餌を与えるようにしてみましょう。

肥満や便秘にはさまざまな要因がありますが、繊維質を多く含んだ餌を与えると解消されるケースも多いです。ハムスターの餌選びの際は、この繊維質に注目して購入するのをおすすめします。

ハムスターの前歯は硬いものをかじると削れます。逆に削れないと伸び続けてしまうため、若く健康的なハムスターには、固形のハードタイプの餌を与えるようにしてください。

基本はハードタイプの餌を食べれば歯は削れますが、歯が伸びすぎると病院で切ってもらわなければなりませんので注意が必要です。そうならないためにも、飼い主は毎日ハムスターの様子を観察しましょう。

またハードタイプは長持ちするので、保存しやすいメリットがあります。ハードタイプを問題なく食べてくれるなら、わざわざソフトタイプを選ぶ必要はありません。

ソフトタイプはその名の通り、指で簡単に潰せるほど柔らかい餌です。歯を削るために硬いハードタイプをおすすめしましたが、ハードタイプは硬いものを砕けない子供のハムスターや高齢のハムスターには向きません。

しかしハードタイプとは違い、ソフトタイプは傷みやすいデメリットがあります。弱いハムスターは外敵が多い巣穴の外に頻繁に出られないため、餌をため込む習性があります。傷みやすいソフトタイプはため込みに向かないため、ため込みやすい子にはおすすめできません。

餌が傷むとハムスターの体調に影響しますし、餌をため込めこめないとハムスターはストレスを抱えてしまいます。子供や高齢のハムスターなど、事情がない限りはソフトタイプは避けたほうがいいです。

野菜も食べてくれるはずのハムスターですが、中には生野菜が苦手なハムスターもいます。その場合は、乾燥野菜の餌がおすすめです。普通に餌として与えられますが、副食として与える場合がほとんどです。

おやつとして与えたり、いつものペレットの上からふりかけのようにして与えたり、工夫しながら与えている人が多いようです。生野菜のように傷みが早いわけでもなく、長期保存も可能ですから、一つ購入しておくのをおすすめします。

餌のバリエーションを増やしたい場合やご褒美におやつを与えたいなどの場合は、乾燥野菜の餌はとても重宝します。

ハムスターと言えば、ひまわりの種を両手でつかんでモグモグ食べている姿が愛らしいですね。しかし、実際はひまわりの種だけを与えているわけではありません。基本はハムスターのおやつだと思っておきましょう。

ひまわりの種を与える量も2～3日に1回程度でいいとされており、かなり少ないと感じますよね。しかし多く与えすぎてしまうと体調不良を引き起こす可能性があり、また肥満の原因にもなりかねません。

ひまわりの種をほおばるハムスターは愛くるしく、つい多めに与えてしまいがちですが、ハムスターの健康を考えるのならば、あくまでご褒美のおやつ程度として与えるようにしましょう。

ハムスターの餌には、ペレットにひまわりの種やドライフルーツを混ぜたミックスタイプのものもあります。食いつきがいいので人気ではありますが、実はおすすめできるタイプの餌だとは言えません。

他の動物もそうですが、ハムスターは好きなものから食べ始める場合がほとんどです。いくらミックスされていても、ペレットを除けながらひまわりの種やドライフルーツのみを食べ始めてしまうのです。

そうなるとひまわりの種やドライフルーツでお腹がいっぱいになってしまい、肝心のペレットを食べ残してしまう可能性があります。ペレットを食べきった上で、おやつを与えるようにしてください。

大容量タイプの餌はお買い得ですが、ハムスターは体格が小さく餌の消費量が多い動物ではありません。大容量のものより、小分けになっているタイプの餌の方がおすすめです。

また、最初から製造年月日が古いものを購入してしまうと、賞味期限以内に食べきれないケースも出てきます。購入の際は、製造年月日を確認し、古くないものを選ぶようにしてください。

特にソフトタイプ（半生）の餌は傷むのが早いですから、製造年月日や賞味期限は重要であり、確認が必要です。ハムスターの身体を作り、健康を維持する餌ですから、飼い主が責任感を持って選ぶようにしていきましょう。

ハムスターの餌は毎日消費するものですから、多めに買っておきたいところです。ただ人間の食べ物と同じで買いすぎると消費しきれなかったり、味が落ちたりする場合もあります。賞容量で餌を選ぶときには何に気をつけておけばいいのか見ていきましょう。

先ほども説明したとおりハムスターは身体が小さく、餌の消費量が多い動物ではありません。ハムスターを1匹しか飼っていないのに、大容量タイプの餌を購入したところで消費期限内に食べきるのは難しい場合がほとんどです。

大容量タイプはお買い得ではありますが消費期限内に消費できないのなら購入しても、得はできませんよね。1匹しか飼っていない家庭では、大容量タイプよりも少量タイプで小分けになっているタイプの餌がおすすめです。

容量や価格だけにとらわれずに飼育環境などを考慮したうえで、最適だと思われる餌を選ぶようにしてください。

ハムスターの飼育環境次第では、大容量タイプの餌が向いている場合もあります。餌の消費量が多い動物ではないハムスターでも、多頭飼いしている場合は餌の消費量も多くなります。

たくさんハムスターを飼っている家庭なら、大容量タイプの購入でお買い得に餌が買えます。しかし、安易に「うちは多頭飼いだから、大容量タイプの餌」と考えるのはおすすめできません。

実際に飼っているハムスターの食べる量を考え、賞味期限以内に食べきれるかどうかを考慮してください。多頭飼いでも賞味期限以内に消費できそうにないのなら、やはり少量の小分けタイプにしておいたほうが無難です。

一言にハムスターと言いますが、ジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターなど、ハムスターにも種類があります。それぞれのハムスターの特徴をふまえて選ぶ方法を模索していきましょう。

ジャンガリアンハムスターは体長が7～13cm程度、体重が30～40gと個体差は大きいものの、比較的小さいタイプのハムスターです。

多頭飼いに向いているとされますが、それも性格の相性があるため慎重に見極めなければなりません。その点からも「多頭飼いができる＝餌の消費量が多い」などの安易は判断はやめておきましょう。

ジャンガリアンハムスター1匹で、1日約3ｇぐらいを目安に餌を与えるようにしてください。他のハムスターよりも小食であるジャンガリアンハムスターですから、通常だとやはり少量タイプの小分けがベストです。

ゴールデンハムスターは種類が豊富なタイプのハムスターで、体調は14～17cm程度で体重は100～200ｇ程度と言われており、ジャンガリアンハムスターと比較しても大きめのハムスターです。

温厚で人懐っこく、初心者向きのハムスターだと言われているものの、 縄張り意識が強くて多頭飼いには向いていません。できるだけ1匹ずつ分けて飼育したほうがいいといわれているため、多頭飼をしていない飼い主も多いです。

体格が大きめなので、ジャンガリアンハムスターよりは餌の消費量が多く、1日10～15ｇ程度が、餌の消費量の目安です。何匹飼っているかも考慮しながら、餌の種類を選ぶようにしてください。

人間では足りない栄養素をサプリメントで補うケースがありますよね。今やペット界でもサプリメントは常識であり、ハムスターの餌にサプリメントが入っているものもあります。たとえば、整腸効果のある乳酸菌サプリメントもそのひとつです。

高齢のハムスターには、関節の維持を助けるグルコサミンやコンドロイチンが配合されたものもあります。他にも目の疲れを癒してくれるアントシアニンが配合されたもの、乳酸菌の増殖を助けるオリゴ糖が配合されたものなどさまざまあります。

体調不良や高齢により、サプリメントが必要になるのはハムスターでも同じなのですね。飼っているハムスターに合わせて必要だと思うサプリメントを探してください。

ハムスターの餌は「高ければいい」「安いから悪い」わけではありません。自分が飼っているハムスターに合わせて選んだうえで、値段やコスパの良さを選ぶようにしてください。

大容量タイプの餌ならお買い得ですし、大容量タイプの餌でなくても小分けタイプの餌の中から値段が安いものを選ぶ方法もおすすめです。

ハムスターの餌は種類が豊富で選ぶのも大変ですが、数あるハムスターの餌の中から自分が飼っているハムスターに必要な栄養素がしっかり取れる餌を選び、なおかつコスパがいいものを探してみてください。

ハムスターは小さい動物なのでもともと消費する餌の量は多くありませんが、ジャンガリアンハムスターとゴールデンハムスターでは消費する餌の量が違ってきます。ハムスターの1日の餌の量の目安は、体重の約5～10％と言われています。

ジャンガリアンハムスターなら、体重が約30～45ｇであるため2～3ｇが最適です。また、ゴールデンハムスターなら、体重が約80～125ｇなので10～15g程度与えるようにしてください。個体差があるので飼っているハムスターの体重を把握し、与えすぎに注意が必要です。

ハムスターは夜行性の動物で、夜19時ごろから活動を始めます。ハムスターは運動と休憩を繰り返しながら、休憩の合間に餌を食べています。活動前に餌を補充しておいてあげるといいです。

夜間の活動前に餌を与えるのがいいですが、その際に餌を与える時間を決めておくのもおすすめです。決まった時間に餌を与えると、ハムスターにも生活リズムがつきます。時間になったら餌をねだるなど、コミュニケーションも取りやすくなります。

また、餌も大事ですが水もしっかり補充しておいてください。夜間の活動中に水分をたくさん必要とするのに、水が無くなってしまわないようにしましょう。

ハムスターに餌を与える回数は、1日1回で入れっぱなしで問題ありません。しかし、生野菜などであれば鮮度もあるため、1～2回に分けて与えてましょう。また1度で多く食べないハムスターもいますので、その場合は2回に分けます。

健康的なハムスターであれば1日餌を与えられなくても元気ですが、2日以上開けてしまうと危険です。人間にとっての1日は、ハムスターにとって3週間とも言われています。ハムスターのためにも、毎日きちんと決まった時間に餌を与えるように心がけてください。

ハムスターは小さくても動物には変わりありません。体調やストレスなど、さまざまな原因で餌を食べなくなるケースもあります。ペットショップから引き取られ、環境が大きく変わったときにストレスを感じていたり、警戒していたりします。

また、病気やケガで餌が食べられない場合もあるはずです。寒すぎたり暑すぎたりして、実は体調不良を起こしてしまっていたり、餌が硬くて食べにくいなども考えられます。食べなくなったのには何かしらの原因があります。

ハムスターの餌の食いつきが悪いと感じたら考えられる原因を探り、手遅れになる前に動物病院へつれていくなど早急に対処していくようにしてください。

ハムスターの餌を選ぶときには、いろいろと考慮する点がありましたね。ハムスターの餌の選び方や与え方をしっかり確認し、ハムスターの餌のおすすめ商品なども踏まえてハムスターを健康的に飼っていきましょう。