正座椅子のおすすめ15選｜100均やしまむら・ドンキにある？どこで売ってる？

みなさんは日常生活で正座をするといった機会がありますか？最近では正座をしたことがない方もいます。しかし大人になると、法要や親戚の集まりなどで正座する機会が増えます。足が痺れて恥ずかしい思いはしたくありません。

そこで正座椅子を使うと、正しい正座ができるだけではなく、正しい姿勢や腰痛改善効果を得られます。実は正座椅子にはクッションタイプや背もたれ付き、きのこ椅子などがあり、タイプはさまざまです。

今回は正座椅子の選び方やおすすめ商品をご紹介します。「どこで買える？」との疑問を解決すべく、しまむら・100均・ドンキ・イオン・ニトリ・ホームセンターなど人気のお店で買えるのかも調査しています。正座椅子の代用品や、別の使い方などもご紹介しますので、参考にしてみてください。

正しく正座をすると、丸まった背筋が伸び姿勢を正せます。必要な場だけではなく、習慣的に正座を取り入れると、骨盤周りの筋肉が鍛えられ、骨盤の歪みの緩和へも繋がります。

背筋を伸ばせば、猫背の方にもおすすめです。大人にも効果はありますが、子供の頃から正しい正座をサポートする正座椅子を導入すると、正しくきれいな姿勢が身につきやすくなります。

長時間正座をすると起きてしまう足や腰のしびれ。長時間正座をした人は誰もが経験があると思います。正座椅子を利用して正座をすると、足や腰への負担が減らせ、長時間でも楽に正座ができます。

長時間正座をしなければいけない法要などの場では、正座に慣れている人でもしびれに困らされてしまう場面が出てきてしまいます。正座椅子があれば、その心配も無くなり安心です。

正座椅子を利用し、正しい正座をすると腰痛にも嬉しい効果が見込めます。腰痛を訴える人の多くは、骨盤の歪みや位置に原因があるようです。

正座により歪んでいる骨盤を正し、背筋を伸ばすと骨盤だけではなく背骨や腰椎も正しい位置に戻りやすくなります。正座椅子で正しい正座のサポートをしましょう。

椅子タイプの正座椅子は一番スタンダードな形状の正座椅子です。椅子タイプの座面には脚のパーツがついていますので、座面の下に足を入れて座る形です。座面が上半身の体重をサポートしてくれるので、足や膝の負担が減ります。

商品によっては脚の部分の取り外しや、折りたたみができるものがあります。カバンに入れても邪魔にならないものもありますので、コンパクトに収納して正座椅子を持ち運びたい方にはおすすめです。

スタンダードでコンパクトなタイプもある椅子タイプですが、注意したいのは高さが合わずに足が入らない、座面が小さく、体格に合わないなどの失敗が起こる可能性です。失敗しないためにも購入前に確認しておきたいところです。

クッションタイプの正座椅子はサイズが大きいものが多く、座面も広いものも多いので男性など体格が大きい人にもおすすめの正座椅子といえます。デザイン性が高いものも多いので、インテリアとしても使えるものもあります。

足の間に挟んで使うものが多くクッション性も高いので、椅子タイプよりも座り心地は高いといえます。正座以外の体勢での使用や、ものによっては枕としても使えるので、人気のタイプといえます。

ただ、座面を支える足もクッションでできているものが多いので、少し安定性に欠ける点は注意が必要です。また、そのデザイン性は法要など落ち着いた場では使いづらいかもしれません。

正座椅子には背もたれつきのタイプもあります。椅子タイプや、クッションタイプと違い背もたれがあるので、安定感が違います。背もたれがあると後ろに倒れる心配が少なく、安心して座れます。

ご高齢の方も長時間安心して座れる背もたれつきの正座椅子は、プレゼントとして人気がある正座椅子です。コンパクトな椅子タイプやクッションタイプと違い、作りがしっかりとしていますので、普段使いもできます。

プレゼントとして人気の安定感のある背もたれつきの正座椅子ですが、しっかりした作りのため価格が高くなったり、ものによっては重量が重く、持ち運びには適さないといった点には注意が必要です。

正座が苦手な方・膝の調子が悪い方・お子様の姿勢を正したい方などに、非常に手軽に使用できるのがきのこ椅子です。個性的なデザインでおうちの中に置いてあるだけで目を引きますね。余計な金具などもないため、お子様にも使いやすく座るだけで正しい姿勢が身につきます。

膝や腰への負担も軽減され、足も痺れず長時間座っていられます。こたつに入る時にもお使いいただけますので、お子様やご家族へのプレゼントとして購入してもいいですね。

正座以外にもあぐらをかいて使用も可能です。この場合も姿勢は正座の時と同じように、自然と背筋は伸びますので安心して使えます。

正座椅子は支える脚が中央にあり、挟み込んで使用するタイプのもの以外は、基本的に座面の下に足を入れて使用するものが多くなります。ですので、その高さは選ぶ際にとても重要です。

高さがないとそもそも足が入らない、正しい正座になっていないといった本末転倒な結果を生みかねません。高さが合わないものに無理やり座ろうとすると、とても不格好となり、姿勢にも悪影響となってしまいますので注意が必要です。

長時間使用するなら、座面の幅が40〜50cm程度あるものがおすすめです。座面の幅が広いと体重が分散されるため、長時間正座をしたときの足の痛みを減らせます。長時間正座する方や、体重が重い方は座面が広いモデルをチョイスしましょう。

正座椅子を常に使う状況があり、畳などの上に置いておく場合は重さに関して問題はないですが、使う機会が少ない・基本的には収納しているなど限定された使い方をされている方には、軽い正座椅子の方がおすすめです。

ご年配の方や体格のいい方が使う場合、体勢を崩す心配があります。その場合は安定感が必要です。正座椅子の重量が重い方が安定感は増しますので、選ぶ際の基準にしましょう。

畳の部屋で正座椅子を使うなら、設置する部分の面積が広いものがおすすめです。設置面が少ないとそれだけ同じ部分に荷重がかかってしまいます。畳はフローリングより柔らかく荷重によって凹んだり、跡が付いたりしやすいため、畳と接する面積が多い方がダメージは少なくなります。

支える脚は1本より2本、細いより太いものがベターです。また、接する部分が大きいとぐらつきにくく、安定感がよくなります。

環境にあわせたデザインの正座椅子でないと、いざというときにレイアウトがおかしい、恥ずかしいなどといった状況になりかねません。正座椅子にはインテリアとして使用してもおかしくないおしゃれな製品もありますので、デザインも気にしてみましょう。

持ち運んで使用する、外でしか使用しない、収納して目につかないところに置く場合はそこまで気にしなくてもいいかもしれません。。その場合はシンプルなデザインのものを選ぶと無難です。

正座椅子は外でしか使わない、部屋に置いておくと邪魔。といった方には携帯できる折りたたみタイプがおすすめです。折りたたみタイプなら、車に保管しておいて必要なときに出せます。

ただし、軽量で持ち運べるといったメリットは座面が小さく、安定性に欠ける、座り心地が悪いといったデメリットがあります。購入の際は、使用する場面と使用する方の体格等を考え購入しましょう。

携帯できる軽量な正座椅子は、基本的に支えとなる足が中央に一つといったものが多いです。あまり持ち運びはしない、家での使用が多い方は両端に支えがある正座椅子がおすすめです。

座面の両端に支えがあると、安定感が違い長時間正座をする場合でも安心して座っていられます。足のしびれや、痛みの程度も変わってきますので、家で長時間正座するといった方にはおすすめの正座椅子です。

正座椅子を選ぶ際に気にしたいポイントとして座面の広さがあります。男性の方や体格がいい方は座面が広く、安定感のあるワイドタイプがおすすめです。コンパクトで携帯性に特化したものは、座面が狭い場合が多いので注意が必要です。

座面が小さいとお尻が痛くなったり、しびれてしまったりと大事な場で集中できません。座面がワイドタイプだと、長時間正座する場合でもゆったりと座れますのでおすすめです。

ご年配の方が正座椅子を使う際は、バランスを崩して後ろへ倒れてしまわないように注意しましょう。一般的な正座椅子では背もたれがないのでご年配の方が使うには危険です。そういった場合には背もたれのついたタイプを選びましょう。

背もたれがあると、当然後ろへ倒れる心配は少なく、使っている方も周りの家族の方も安心です。また背もたれがあるおかげで、後ろへ体重がかけられるので、腰への負担も減り、正座が楽になります。

正座椅子を使う場面が限定されているとしても、お金を出して買うものですので、できるだけ長く使いたいですね。そこでチェックしたいポイントは正座椅子の耐久性です。

正座椅子は座面に体重をかけて座るものですので、耐久性が弱いと壊れてしまいます。座っている最中に壊れてしまったりすると怪我をしてしまいますので、耐久性には注意して正座椅子を選びましょう。

耐久性を見るポイントとしては使う方の体格や正座椅子のタイプ・材質などです。正座椅子には耐荷重が書いてあるものも多いので、使う方の体重と照らし合わせて、耐久性が強いかどうかの判断基準にしてみましょう。

「Sumicco」の名称で正座椅子を展開している三ツ矢商店。部屋の隅っこに置きたくなるようなかわいらしいデザインの正座椅子です。小ぶりなサイズ感ですが材質にはこだわりがあり、耐久性があります。

重量は軽量で、お稽古や催事など色んな場面に最適です。また、どんな空間でも溶け込むデザインはインテリアとしても部屋に置いていても違和感がないので、デザインを重視する方にも三ツ矢商店の正座椅子はおすすめです。

Sumiccoは一つ一つ手作業で作られているそうです。環境に配慮した樹脂を使用した正座椅子の内部構造は特許も取得しており、デザイン、技術ともに安心して使える正座椅子を作っているメーカーです。

斬新なデザインのインテリアを提供しているソルシオンでは、「PATATTO」という正座椅子を販売しています。一見すると正座椅子とは思えないようなデザインですが、その実用性は高く信頼できる製品です。

カラー・サイズ・種類ともにラインナップが豊富な上に材質はポリプロピレン製で汚れに強く、屋外でも使用できます。

またPATATTOシリーズの正座椅子は、とてもコンパクトに収納できる点も魅力です。折り畳んだ際の薄さはなんとクラッチバッグに入るほどで、いつでもどこでも気軽に持ち運べます。耐久性も高く、長く使用したい方にもおすすめです。

洗練されたデザインで、使用する場所を問わない正座椅子、正座革命を展開しているメーカーがITO製作所です。正座革命は携帯に便利な折りたたみ式でありながら、座面はソファー用の生地を使用するなど座り心地や耐久性にもこだわった作りです。

さっとコンパクトに折りたため、組み立てるときも簡単。組み立ててもサイズはコンパクトなので、正座をすると隠れ、正座椅子を使っていると気づかれにくいと好評です。

ITO製作所の正座椅子は名古屋の工房で作られています。もとは自転車屋さんで、店名はイトーサイクルだったそう。宴会や会合に出ても男性のようにあぐらをかけないなどの理由で発明されたのが正座革命です。4年間で1万5千個ほどを販売するほど人気があります。

エムールは主に布団や枕などの寝具、睡眠に関するアイテムの販売、事業を行っている大手のメーカーです。寝具の他には家具や照明機器なども販売しており、そのなかで正座椅子の展開も行っています。

日本製の天然そばがらを使用した正座クッションが人気です。デザインも可愛らしくインテリアとしても部屋に置いていても違和感がありません。普通のクッションのようにあぐらをかくときにも使えます。

またエムールの正座クッションはごろ寝にも最適です。正座椅子としての機能も高く、枕としても十分に使えるところは、家具と睡眠にこだわるエムールのメーカーらしさが見えます。

正座椅子は大手ショッピングセンターやニトリでも購入できます。イオンでは正座椅子の販売はないものの、正座椅子の代わりに使える硬めのクッション「王様のうたた寝枕」を入手可能です。

ニトリには椅子タイプの正座椅子があります。両サイドに足が付いているので、安定感抜群です。ファッション衣料店のしまむらでは、寝具やインテリアも販売していますが、2024年3月現在では正座椅子の取り扱いはないようです。

2024年3月現在、ダイソーなどの100均ショップで正座椅子は販売されていないようです。ただ、100均で買える発泡スチロールのレンガとクッションを使って簡易的な正座椅子を作る方法があります。

また、正座椅子に近い高さの折りたたみ椅子でも代用可能です。ただし、椅子の下に足を入れられないので、足を両サイドに開く座り方に限られます。いずれも耐久性やデザインなどは選べませんが、とにかく安く欲しい方は試してみるのも選択肢の一つです。

生活用品から食品、衣類など何でも揃うドン・キホーテ。正座椅子の取り扱いも多く、どこに買いに行くのがいいか迷ったときは、まずドン・キホーテへ行ってみましょう。また、実用的なタイプをお探しの方は、お近くのホームセンターを覗いてみてください。

そのほかにも雑貨などを取り扱うロフト・東急ハンズなどのバラエティショップでは、おしゃれでかわいい種類の正座椅子が販売されていますので、インテリアを意識している方にはおすすめです。

せっかく買った正座椅子。しかし正しく使用ができていないとそのメリットはデメリットになりかねません。ここでは正しい正座椅子の使い方をご紹介していきます。

お気に入りの正座椅子を手に入れたあとは、正しい正座椅子の使用方法を覚えて、足や腰の負担を軽減し、正しい姿勢を手にしましょう。

立膝をつき、正座椅子を後ろから位置を合わせて座り込む。正座椅子のタイプによって変わりますが、コンパクトなクッションタイプなら立膝をついた状態で位置を合わせ、前からお尻へと敷けます。

クッションタイプの場合は座面の向きに注意して座ってください。座面の下に空間があるタイプの正座椅子に座るときは、折り曲げた膝下を空いている空間に入れましょう。座面に全体重を乗せられるので、足への負担がなくなります。

正座椅子には足を入れるタイプ、挟み込んで使用するタイプとありますが、正座椅子に座るときは、楽で正しい姿勢が取れているか注意しながら座ってみましょう。意識するだけでも姿勢は変わってきます。

正座椅子には正座だけではなく、あぐらをかくのに適した商品も多くあります。座り方は座面に腰を下ろした状態で、そのままあぐらをかくだけです。床から高さがあるので、床に直接座っている時よりも立ち上がりが楽です。

正座椅子をあぐらに使用するときは、コンパクトな携帯用正座椅子よりも、両端に支えのあるタイプや、座面のしっかりしたクッションタイプ、手すりがついているものなどある程度強度があり、しっかりした正座椅子を選びましょう。

正座でもあぐらでも、立ち上がるときにバランスを崩して怪我をするなどが起きてはいけません、お使いの正座椅子はどういった座り方に適しているかを考えて使いましょう。正しく安定して座れる椅子を選べば、長時間の正座やあぐらでも体に負担の少ない座り方ができますね。

正座椅子は持っていないが、正座をしなければいけない状況になった。一度きりなので正座椅子を買うのはもったいない。そういうときは家にあるものを正座椅子の代用として使用して、その場をしのぎましょう。

まずは、代用品として挙げられるのがどこのご家庭にもあるタオルです。小さく丸め、その上に挟み込むようにして正座をしてみましょう。膝を曲げる角度が浅くなり正座が楽になります。座り心地はタオルの種類で調節してみましょう。

小さなクッションがある方は正座椅子の代用品として使用できます。タオルと同じようにクッションを敷いて正座をしてみてください。負担が軽減されるはずです。ただ、タオルもクッションも出先へ持ち運びには向きませんので、正座椅子の購入をおすすめします。

勉強と姿勢には関係があります。姿勢が悪いと集中力が落ち、体への負担もかかります。そうなると成績が落ちてしまう要因にもなりかねません。床に座り、ローテーブルなどで勉強しているお子さんには正座椅子はおすすめです。

正座椅子で正座をして正しい姿勢で勉強すると集中力が上がり、勉強にも身が入ります。正座をしなくても、普通の椅子として使えるタイプの正座椅子なら、そのまま足を伸ばして座って勉強もできます。どちらも床に座っているよりは楽ですね。

テレワークが増えた今、お仕事に椅子を探している方にも正座椅子はおすすめです。勉強やお仕事での使用がメインならば、しっかりとした作りの正座椅子を選ぶと集中力や仕事の効率に繋がります。

ここまで人気の正座椅子や選び方などをご紹介してきました。正座椅子はここでは紹介しきれないくらいに種類やデザインがあります。お気に入りの正座椅子を手に入れて、同時にきれいな姿勢を目指しましょう。