ブリヂストン製アイアンのおすすめ14選｜歴代名器のツアーステージVIQも

ゴルフをプレイしている方なら、ブリヂストンの名前を1度は耳にしますよね。昔から日本のゴルフ界をけん引してきたメーカーの1つであり、多くの方が愛用しています。ブリヂストンのアイアンモデルX-BLADEなどの「ツアーステージ」や「ツアーB」は、名器との呼び声があるほど人気を博しました。

ゴルフ黎明期から、技術力を高め続けたメーカーの代表格としても有名であり、ミズノ・ダンロップなどと肩を並べるメーカーです。歴代のトッププロも愛用しているブリヂストンは、今の時代でも、さらに進化し続けるメーカーです。

そこで今回は、ブリヂストン製アイアンのおすすめ14選と、その選び方を紹介します。ポイントは、形状・ヘッドの大きさ・ブランドの3点です。人気の過去モデルや、ファイズ・Bシリーズなどの人気シリーズも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アイアンの形状として、初心者から上級者まで使いやすいのは、キャビティバックと呼ばれるものです。フェースの裏側を削ったような形状をしているため、打ちやすさ・ボールの上がりやすさなどが向上します。

ゴルフをプレイするにあたって、キャビティバックのような形状は、どんな場面でも使いやすい特徴があります。飛距離や方向性を向上させるような構造が多く、多少打点がズレても、前にしっかりと飛ばせるため、初心者でも楽しくゴルフができます。

しかし、より精密なコントロールを求める方には、あまりおすすめできません。キャビティバックは、飛ばしやすい反面、細かいコントロールがやりにくい場合が多いからです。しかし、最も種類が多いアイアンでもあるので、ぜひ試してください。

アイアンの中でも、操作性に優れた形状をしているのが、マッスルバックです。キャビティバックと比べて、フェースの裏側がほとんど削られていない特徴があります。ボールを精密コントロールしたい方におすすめのアイアンです。

しかし、操作性が優れている分、扱いが難しいデメリットもあります。スイートスポットが狭くなるため、ミスショットが多くなるためです。また、芯を外してしまう場合も多くなるため、ミスをすると、飛距離が急激に落ちてしまいます。

このように、使いこなすにはそれなりの腕前が必要になるのが、マッスルバックです。しかし、初心者で早く上達したいなら、マッスルバックを使っても問題はありません。精密なコントロールは、ゴルフのスコアにも影響するので、ぜひ使ってください。

キャビティバックより難しく、マッスルバックよりも簡単なアイアンが欲しいなら、ハーフキャビティバックがあります。これは、キャビティバックとマッスルバック双方の特性を活かしたアイアンであり、使い勝手がいいのが特徴です。

ハーフキャビティバックは、ある程度の操作性や方向性を兼ね備えたアイアンのため、バランスタイプともいわれます。どっちつかずの印象もありますが、使いこなせば、汎用性がかなり向上するのがメリットです。

実際、ツアープロも使っているアイアンであり、コースを選ばないので、どこでも一定の成果を挙げられる可能性が高くなります。その分、アイアンを使いこなせる腕前も求められるので、その点は考慮しておきましょう。慣れてしまえば、強い味方になってくれます。

ヘッドの大きいアイアンは、キャビティバックなどが主です。ヘッドが大きいとその分スイートスポットも広く取れるため、ショットに確実性が生まれます。ゴルフを始めたばかりの方におすすめのアイアンです。

また、ヘッドが大きいアイアンは、ソールも大きい傾向があります。ソールが大きいアイアンは、それだけボールの弾道が上がりやすい特徴があります。弾道が上手く上がると、それだけ飛距離もアップしやすいのがメリットです。

ミスショットは、あまりにも多くなると、ゴルフを辞めたくなる要因にもなります。上手くできないと感じるなら、ヘッドが大きいものを1度使ってみるのもおすすめです。そこで、自信を付けながら、あとは徐々に難易度を上げてください。

ヘッドが大きいと打ちやすくなる反面、小さいヘッドは、ボールを芯でとらえにくくなる特徴があります。その分、芯でとらえると、驚くほど気持ちよくショットが打てるのがメリットです。

また、ヘッドが小さい分、ボールの精密コントロールができるようになります。先程紹介したマッスルバックがこれに当たりますが、ゴルフにとって、コントロールの良し悪しはかなり重要です。

しかし、無理をしてヘッドの小さいアイアンを使っていると、ミスショットが増える要因にもなります。その点を考慮しつつ、自分に合ったものをしっかりと選んでください。

ヘッドの大きさは、アイアンの使いやすさに関係する場合が多くあります。そのため、自分に合ったものを選ぶ際、ヘッドの大きさはしっかり確認してください。力量に合わないアイアンは、上達の妨げになるためです。しかし、下手な方もヘッドの小さなアイアンを使って問題ありません。

むしろ、少しでも早い上達を狙うなら、小さいヘッドのアイアンを使うのをおすすめします。一度小さいヘッドを使いこなせれば、ほかのアイアンも同様に使えるためです。アイアンのヘッドを選ぶときは、自分の腕前と今後のレベルアップを視野に入れるようにしましょう。

また、自分がミスショットに対してどれだけ寛容になれるかによっても、ヘッドの大きさは変わってくるので、よく検討して購入してください。

ボールを飛ばす点に特化したコンセプトを掲げているのが、ブリヂストンのPHYZ（ファイズ）です。このシリーズは、すべてのクラブに対して、無駄なく飛ばすのを前提に設計構造がなされているため、飛ばし屋にはおすすめといえます。

アイアンは、基本的に飛ばす点を目的としたクラブではありません。しかし、ブリヂストンの技術によって、アイアンできれいに飛ばせるよう工夫がなされています。特に、力があまりない方でも飛ばせるのが、嬉しいポイントです。

ゴルフの飛距離は、必ずしも体格の良し悪しだけで決まるものではありません。特に、PHYZのアイアンは、飛ばすために最も最適な弾道を出せるように計算されています。そのため、自然体のスイングで、力のない方でも飛距離を伸ばせます。

ブリヂストンアイアンで、バランスに優れたものを開発しているのが、ツアーBシリーズです。以前は、「ツアーB」と「ツアーJGR」と2つのブランドに分かれていましたが、現在は統一されています。さまざまな場面で使えるアイアンが揃っており、自分の腕前や特性に合わせたアイアンが選べます。

もちろん、PHYZと同じように、飛距離にも妥協はしていません。アイアンの特性を活かして、少しでも遠くに飛ばせるような工夫がなされています。また、打ちやすさにも定評があり、多くの方が愛用しています。ブリヂストン製アイアンを使うなら、まずはこのシリーズから検討するのがおすすめです。

さらに、スコアを作りたいなら「201CB アイアン」、寛容性を求めるなら「202CBP アイアン」、飛距離を求めるなら「213HF アイアン」がおすすめです。よりこだわりたいなら、試打してから選んでください。

現在では生産が終了していますが、ブリヂストンゴルフを支え続けてきた名シリーズが、TOURSTAGEです。これまでも多くの方に愛用され続け、プロでも使っている方は少なくありません。

TOURSTAGE　VIQが生産終了になり、そのあとに出てきたのがブリヂストンゴルフです。そのため、TOURSTAGEはシリーズではなく、ブランドそのものですが、その実績は計り知れないものがあります。

今でこそ生産終了になってしまいましたが、これまでの実績を知っている方は、継続して愛用しています。多くのプロゴルファーが実績を残したアイアンのため、興味がある方は、ぜひ使ってください。

気になるアイアンが見つかっても、新品は高いため手が出ない方もいます。そんな方は中古もおすすめです。しかし、中古は偽物が出回っている可能性もあるため、しっかり確認してから選びましょう。中古が気になる方は、ぜひ以下の注意点を参考にしてください。

• アイアンはすべて同じメーカーの同じブランドで統一する
• 極端にライ角が調整されているクラブは避ける
• ヤフオク・メルカリなどは偽物の可能性があるため、しっかり確認する
• 偽物を確実に避けたい方は有名なゴルフショップで購入するのが無難

ブリヂストン製アイアンの選び方と、おすすめ13選を紹介しました。ブリヂストンは、日本のゴルフ界でもかなりの歴史を持ったメーカーです。プロが使っているモデルも多いので、ぜひ普段のゴルフライフに役立ててください。