ジャスミンティーのおすすめランキング18選｜効能・効果も紹介【身体に悪い？】

コンビニ・スーパー・カルディなどの食料品店でもよく見かけるジャスミンティー。スッキリとした花の香りでリラックスできると大人気です。ブレイクタイム・家事の合間・酒を飲んだ後など、幅広いシーンに馴染みます。

そんなジャスミンティーは身体に悪いと思っている人もいます。確かにカフェインが含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。しかし実は、リラックス・美肌・ダイエットなど、期待できる効能もあるお茶です。

今回は、茶葉・ティーバッグ・粉末・ペットボトルまでジャスミンティーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。またプレゼントにもおすすめの高級商品の情報も掲載していきます。また美味しい淹れ方についても紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。

ジャスミンティーとはどのようなお茶なのか気になっている方のために、ここではほかのお茶との違いを解説していきます。ジャスミンティーと緑茶の違い・似ていると言われるさんぴん茶について、それぞれ項目にわけて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

ジャスミン茶とは福建省を主産地とする中国茶の花茶の一種で、茶葉にジャスミン茶の香りを移したお茶です。基本的に緑茶をベースとしており、釜炒りの緑茶に茉莉花（マツリカ・アラビアンジャスミン）を重ねて密閉し、香りの移った緑茶を楽しみます。

お茶には香りを吸着する性質があるため、ジャスミンの香りは程よく緑茶へ移り、その香りが長期間保持されるます。そのため、味は緑茶でありながらもジャスミンの花の香りが楽しめるフレーバーティーとして中国はもちろん日本でも人気のお茶となっています。

沖縄でおなじみのさんぴん茶。ラフテーなどのこってり料理のお供や泡盛を割ったりと大活躍。実は、このさんぴん茶もジャスミンティーと同じものです。その呼び名は中国語の「香片（シャンピエン）」から転じたとされています。古くから中国と交易のあった琉球食文化の一部として、沖縄で親しまれてきたのです。

さんぴん茶・ジャスミンティーなどとして日本で親しまれているこのお茶ですが、中国では茉莉花茶（モーリーフアチャー）または香片茶（シャンピェンチャー）と呼ばれ、緑茶以外に烏龍茶でも作られます。また歴史的にも中国と深いかかわりがあるイギリスでも、ジャスミンフレーバーのグリーンティーが親しまれています。

ジャスミンティーにはリラックス効果があるのは有名です。これは花の香りが鎮静効果があるためです。ストレスを感じたとき・忙しい1日の終わりなど、ゆっくりと気持ちを落ち着かせたいときに最適です。

ジャスミン茶のベースである緑茶には、ダイエットに効果があるとされるポリフェノールの一種「カテキン」が豊富に含まれています。ダイエットに関わる効能としては、コレステロールを低下させる作用や、運動時の脂質代謝を活発にして体脂肪の燃焼を助けてくれる効果が期待できます。

また、ジャスミンの香りがダイエットの大敵であるストレスを和らげてくれる効果も期待したいところです。飲むだけで心身のコンディションを整えてくれるジャスミンティー。上手にとってきれいな毎日を過ごしましょう。

最後にジャスミンティーの美肌効果について紹介します。ジャスミンティーにはビタミンC・ビタミンE・ミネラルが含まれています。これらは肌にいい成分として知られています。肌荒れが気になっている方・肌荒れしやすい時期などにぜひジャスミンティーを取り入れてみてください。

日本茶や紅茶などと同様に、本格的にこだわるならば「茶葉（リーフ）タイプ」がおすすめです。ジャスミンティーといっても、その種類や品質はさまざまです。中国茶やお茶の専門店では、低価格で手に取りやすい商品から、高価で最高品質の商品までが選べます。

大白種の新芽で作った緑茶を使用した最高級ジャスミンティーの茉莉春毫は春風のような香り。白い産毛の生えた手もみ新芽を丸い形にした茉莉龍珠は、お湯のなかでゆっくりとほどけながら香りを放ちます。それ以外に、桃やマスカットなどのフレーバーをプラスしたものなどもあります。

手軽さと味・香りの両方を求めるならば、ティーバッグタイプがおすすめです。茶葉を計量したりティーポットを用意する手間が不要で、すぐに本格的な茶葉に近い味と香りを楽しめます。

お湯出し以外にも、水出しに対応しているティーバッグも数多く、マイボトルに水やお湯と一緒に入れて外出先でもいつものジャスミンティーでリラックスできます。伊藤園などの日本茶メーカーを始め多くの商品が揃うティーバッグ。手軽に落ち着いてジャスミンティーを楽しみたい方におすすめです。

自分で作るタイプの中で最も手軽なのが、粉末タイプです。たくさんの量を飲む方であれば、ペットボトルタイプよりもコスパに優れていておすすめです。お湯にも水にもサッと溶けてすぐに飲める手軽さは、忙しい時には嬉しいポイントです。

また粉末タイプは、お湯や水で淹れる茶葉やティーバッグでは手間のかかるアレンジにも便利につかえます。パウンドケーキなどのお菓子作りに使ったり、ゼリーや寒天などに入れたり、牛乳と混ぜてタピオカミルクティーを作ったりと、幅広く楽しめます。

お出かけ先でもいつでもどこでも買えるペットボトルのジャスミンティー。最近では、どこのコンビニでも大手ブランドのジャスミンティーが買えるのはもちろん、コンビニ各社がプライベートブランドから出しているこだわりのジャスミンティーも買えます。

ペットボトルタイプのジャスミンティーは、最高等級の茶葉である銀毫を使用したものや、カフェインを抑えたり、体脂肪を減らすのを助けるトクホのもの、コンビニではホットのものも揃います。飲みたい時にすぐ飲めるのが、ペットボトルならではの嬉しいポイントです。

ジャスミンティーのベースとなる茶葉は、緑茶と烏龍茶の2種類です。基本的には緑茶が中心です。蒸し製法の日本茶とは異なり、香り高い釜炒りの緑茶に開花直前の最も強い香気を放つジャスミンのつぼみを重ねて着香させます。花を何度か取り替えて基準の香りになるまで繰り返して作られます。

烏龍茶ベースのジャスミンティーは、緑茶ベースのものよりもしっかりしたコクとすっきりした喉ごしが特徴です。発酵させていない緑茶に対して、発酵を半分進めて火を入れるため、茶葉の香り成分「テルペン類」が最大限に引き出されます。烏龍茶ベースのジャスミンティーは、特にこってりした料理にも相性がいい特徴があります。

ジャスミンティーには、その香りの強弱に差があります。香りが強ければいい訳ではなく、飲みやすさにも関係するポイントでもあります。ここでは、芳醇な香りと控えめな香りの2タイプについて見てみましょう。

ジャスミンティー本来の香りを楽しみたいならば、リーフタイプがおすすめです。特に何度も香りづけの工程を丁寧に繰り返している商品には、天然のジャスミン花の芳醇な香りを楽しめる商品があります。

また水出しよりもお湯出しの方が香りが立ちます。適温で茶葉から淹れると、緑茶とジャスミン両方のいい香りを楽しめます。値段は品質に比例しますが、その香りの強さは商品によってさまざまです。商品説明や口コミなどを参考にしてみましょう。

強すぎるジャスミンの香りが苦手ならば、茶葉の香りづけの工程が少ないものがおすすめです。気になる商品を見つけたら、商品説明や口コミで香りの強さについてチェックしてみましょう。茶葉タイプを使用する場合は量を加減したり、手持ちの緑茶とブレンドするなどの方法もあります。

ペットボトルタイプは淹れたてではない分、茶葉タイプよりも香り立ちは控えめとなる傾向があります。粉タイプのジャスミン茶には香料としてジャスミンの香りが加えられている場合が多く、比較的香りが薄いとの口コミも多いようです。また、それぞれの好みに合ったジャスミンの香りを楽しみましょう。

ジャスミンティーは、そのリラックス効果から寝る前にも飲みたいお茶ですが、カフェインを含む緑茶や烏龍茶をベースにしているため、眠気覚ましの興奮作用があります。そのため、寝る直前の飲み物としてはあまりおすすめできません。

しかしカフェインレスやノンカフェインの商品もあり、寝る前のリラックスタイムにも飲めます。カフェインを完全にカットしたい方は、カフェイン含有量0の表示のあるデカフェタイプや大麦をベースにした麦茶タイプを選んでみましょう。

ジャスミンティーの品質によりこだわりたい方は、オーガニック商品がおすすめです。有機栽培された茶葉を使用している商品ならば、農薬の影響は気になりません。また香料・着色料不使用のものもおすすめ。高級スーパーマーケットや自然食品屋で購入できますので、気になる方は探してみてください。

ジャスミンティーは便利な通販はもちろん、相談しながら高級茶葉をゆっくり選べる専門店や、低価格で珍しい商品に出会える食料雑貨品などでも購入できます。ここでは、買う場所と価格に注目して解説していきます。

ジャスミンティーを普段から飲んでいる方ならば、一度は飲んでみたい高級茶葉。贈り物にも最適なジャスミンティーを買うならば、中国茶や台湾茶などのお茶の専門店がおすすめです。50gで3,000円程からが一般的なようです。

全国展開しているお茶の専門店ルピシアでも季節によっていろいろなかわいいパッケージの本格的な商品を手に取れます。専門店では最高級茶葉を使用していたり、茶葉やジャスミンの産地にまでこだわった逸品に出会えたりします。

緑茶や烏龍茶以外に希少な白茶を使用したものや、ディーポットの中で花が開く仕掛けのある工芸茶などは贈り物にもぴったりです。透明なガラス製のポットや耐熱グラスなどもギフトにおすすめです。

自家焙煎コーヒーと個性的な輸入食材で大人気のカルディ。このカルディにも、目利きのバイヤーが見つけてきたジャスミンティーが揃います。300円から1,000円以内の低価格のものが中心です。

カルディには、ジャスミン茶にぴったりのスイーツも揃っています。月餅やエッグタルトなどの中国・台湾のお菓子だけでなく、和菓子や生チョコとの相性も上々です。甘いものと一緒に幸せなリラックスタイムを満喫しましょう。

お気に入りのジャスミンティーの茶葉を見つけたら、その淹れ方にもこだわってみましょう。緑茶ベースの場合は、お湯の温度は甘みと旨味を引き出す80～90℃が適温です。水出しの場合は冷蔵庫で6～8時間ほどじっくり抽出させます。

お湯出しの場合は適量の茶葉を入れたティーポットにお湯を注ぎ、このお湯はすぐに捨てます。この時、カップなどの茶器に移して温めてから捨ててください。空になったティーポットに2回目のお湯を注ぎ、ふたを閉めて30秒ほど蒸らします。温めたカップに注いで香りを楽しみながらいただきましょう。

大量のジャスミンティーを作る場合も、80～90℃のお湯が基本です。ヤカンなどの耐熱容器にお湯を準備して、茶葉を投入します。バラバラの状態ではなく、お茶パックなどに入れておくと後片付けが楽です。蒸らし時間は3～5分程度で、お茶パックを取り出していただきましょう。

ジャスミンティーのベースである緑茶や烏龍茶に含まれるカフェイン。目覚ましの興奮作用があるため、寝る前の飲用は避けましょう。また、出生時の低体重の原因リスクになると言われている妊娠中の方は、量を制限するか控えてください。

授乳中も同様に、母乳にカフェインが移行しやすく赤ちゃんがカフェインの影響を受けやすいと言われています。コーヒーに比べて緑茶や烏龍茶はカフェイン量は半分以下の商品がほとんどです。適量を考えて飲むか、ノンカフェイン、低カフェインのジャスミン茶を上手に取り入れましょう。

ジャスミンティーには、子宮収縮作用のある成分が含まれています。これは、カフェインの有無にかかわらず、ジャスミンが持つ作用です。特に妊娠37週（正産期）以前の場合、飲みすぎると早産のリスクが高まるので要注意です。

ジャスミン以外にも、ハーブティーでよく使われるレモングラス・ローズマリー・シナモン・リコリス・マテ・ハトムギなども子宮収縮作用があります。購入前には念のため産婦人科医かハーブ専門店に確認するのがおすすめです。

ジャスミンティーのベースである緑茶や烏龍茶に含まれるカフェインには、利尿作用があります。長距離のバス移動や長い映画など、トイレにすぐ行けない状況が予測される場合には、カフェインを含むジャスミンティーは避けてください。

カフェインの含まれていないタイプのジャスミンティーを用意するか、水、麦茶、黒豆茶、ルイボスティーなどのノンカフェインドリンクがおすすめ。砂糖や人工甘味料、酸味の強い柑橘系もトイレが近くなる原因となります。上手に選んで適度に水分をとりましょう。

ジャスミンティーをインターネットで調べると「ワキガになる」との情報をよく目にします。しかし、ワキガはアポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚常在菌によって分解されるのが原因です。また遺伝やホルモン、生活習慣の乱れなどが根本的な原因として挙げられます。

そのため、ジャスミンティー自体にワキガの体臭を発生させる要素はないと言えます。ただ注意しなければならないのが、飲み過ぎによるカフェインの大量摂取です。カフェインの摂り過ぎによって自律神経が乱れると汗をかきやすくなります。もともとの体質によっては菌が繁殖しやすくなり臭いも発生する原因となる可能性もあります。

コンビニで手軽に買えるものから、高級なもの、ちょっと変わったものまでさまざまなジャスミンティーを紹介してきました。ひと時のリラックスタイムにジャスミンティーを取り入れてリフレッシュしましょう。