携帯用フェイスブラシのおすすめ17選｜持ち運びに便利なメイクブラシ

フェイスブラシとはフェイスパウダーやファンデーション・プレストパウダー・チークなど顔の広範囲のメイクをするのに欠かせないメイク道具です。大きめのブラシで顔全体に均一に塗るのに最適。ダマになったりムラが出来にくいので、より自然なツヤ感を出せます。

特に携帯用のフェイスブラシやメイクブラシは、ポーチの中にも入る小さめサイズや蓋がついているものなど持ち運びのしやすいタイプもあり、「ドゥケア」や「資生堂」などのプチプラブランドから職人が1本1本手作りした「熊野筆」までタイプや種類が豊富です。

そこで今回は、携帯用フェイスブラシの形状の違いやおすすめの選び方をポイントごとに解説します。カブキブラシやパウダーブラシなど人気のおすすめ商品も紹介するので、携帯用フェイスブラシ選びの参考にしてみてくださいね。

フェイスブラシの一般的な形である丸平型は、毛先が丸く平筆のような形が特徴です。毛先を動かしやすいのが特徴で、ファンデーションやフェイスパウダーなど用途を選ばず使いやすくなっています。粉の量を調整しやすいのもメリットです。

ブラシの厚みが均一なので、粉の量を調整しやすいのもポイントです。しっかりと色を入れたいときは多めにとったり、ふんわり仕上げたい時は粉を落としたり、好みのメイクを楽しめます。

横幅が広く毛先に向かってボリューミーになっているドーム型もおすすめです。粉を1度にたっぷり含めて、肌に薄く均一にのせられます。フェイスパウダーを使うときに便利なブラシで、透明感のあるナチュラルメイクに仕上げたい人におすすめです。

全体的に毛量にボリュームがあるカブキブラシは、毛の密集度が高く肌にダメージを与えずにフェイスパウダーやチークが塗れるタイプです。キノコのような形状で持ち手が短いのも特徴で、毛先が密集しているので粉含みもよく、肌にのせるとふんわりと密着します。

ふんわりとした薄付きメイクで、ナチュラルに仕上がるので、スッピン風メイクやナチュラルにチークを入れたい人におすすめです。

歯ブラシの形のような特殊な形状のフェイスブラシは近年人気が高いフェイスブラシです。毛と毛の密着度が非常に高く、肌あたりがとても柔らかいのが特徴で、クリームファンデーションやリキッドファンデーションをのせて、肌にムラなく広げるのに適しています。

持ちやすく肌全体にサッと広げられるので、メイク時間を早く済ませたい人におすすめです。なめらかでキメの整ったマット肌に仕上がりますよ。

オーバルブラシのような密集した毛先に、フェイスブラシのような縦の持ち手が特徴的なフラットタイプのブラシもあります。肌の平面に密着するのでフィットして塗りやすく、ムラになりずらいのが特徴です。

クリームファンデーションやリキッドファンデーションを使うとマットな仕上がりになります。携帯用のフラットタイプはキャップがついているものが多く、丸平型よりも毛先が飛び出ないので、毛先が傷みにくいので長く美しい形状を維持できます。

毛先が斜めにカットされたアングル型は、メイク上級者やプロのメイクアップアーティストも愛用するフェイスブラシです。

斜めにカットされているので、ブラシを倒せば顔全体に広くのばせます。ブラシを起こして真っ直ぐにすると、鼻の際や口元など細かい部分も塗りやすくなります。

携帯用フェイスブラシは肌に直接当てるものなので、毛の素材選びには注意したいものです。それぞれの毛の種類を確認しながら、予算と合わせて使いやすいものを選びましょう。

手入れが簡単で傷みにくいフェイスブラシなら、人工毛を選びましょう。ナイロンやポリエステルを使った人工毛は、価格もリーズナブルで使いやすいのが特徴です。人工毛を使用したブラシでも粉含みがよく、肌あたりが柔らかい高品質なものも多くなっています。

初めてフェイスブラシを使う人や、予算をそこまで掛けたくない、手軽に使えるものが欲しい人は人工毛を選ぶようにしましょう。

リスや山羊、馬やイタチなどの動物の毛を使用した天然毛もあります。質が高く1つ1つ丁寧に作られているので本物思考の方におすすめです。山羊やリスの毛1本1本が細くて柔らかく、粉含みがいいので顔全体にふんわりとのせやすくなっています。

イタチや馬の毛は、他の天然毛に比べればハリとコシがあります。耐久性が高く毛の消耗が起きにくいのが特徴ですが、動物アレルギーがある人は肌荒れが起きる場合があるで、注意が必要です。

持った時の握りやすさや、使いやすさなどはサイズに影響します。自分にとって持ちやすく使いやすいサイズのものを選びましょう。

携帯用フェイスブラシは特に、ポーチに入れられるコンパクトサイズで作られています。コンパクトといっても、サイズは商品ごとに異なるので商品サイトでサイズを確認するのがポイントです。写真ではイメージしづらい時も実際の長さをイメージしやすくなります。

持ち手が長いものがいいのか、毛の長さが長いものがいいのかも選ぶ際のポイントです。毛先を重視すると持ち手が短くなります。一方持ち手の長さを重視するなら、ブラシの毛の長さが短いものを選ぶといいかもしれません。

携帯用フェイスブラシを選ぶときには、顔のどこに何を使うものかを考慮して選ぶのも大切です。同じファンデーションでも、リキッドやクリームにはオーバルやフラット、フェイスパウダーやチークには丸平型やドームなど適したブラシが異なります。

ファンデーション1つでも、広い部分に塗るときはオーバル型、小鼻や口元にはフィットしやすいアングル型など、部位によって使い分けも可能です。化粧したい部位や手持ちのアイテムによって最適なブラシタイプを使い分けるのをおすすめします。

携帯用フェイスブラシにはあらかじめキャップやカバーが付属したものもあります。設計の時点で持ち運ぶ前提に作られているので、フェイスブラシの形にフィットし毛先が散らばりにくくなっています。

またブラシに付着したパウダーが落ちにくいので、収納するときもポーチ内が汚れにくいのもメリットです。キャップやカバー式を選ぶときには、開閉のしやすさを考慮して選びましょう。収納時に毛を巻き込まないようキャップをつけやすいタイプがおすすめです。

スライドして毛を出すタイプも携帯用としておすすめです。毛全体をケース内に格納できるので、キャップ式同様ポーチ内で汚れません。ただスライドして毛が格納しているだけなら、上からホコリが入る場合もありますが、スライドして蓋もつけられるタイプは品質を保ちながら保管できます。

スライドや繰り出し式を選ぶときには、固定方法を忘れずにチェックしましょう。ブラシを出したときに固定ロックがついていれば、使用時にガタガタせず安定して塗れます。

ポーチやカバンに入れてフェイスブラシを持ち運ぶとき、柄が長すぎるとポーチに入りきらない場合があります。全長10cmから15cmサイズのものなら収まりがいいのでおすすめです。サッとポーチから取り出せるので、出し入れもしやすくサッと化粧直しできます。

ファンデーションには、リキッド・パウダーの2種類があります。それぞれ適したフェイスブラシが異なるので、購入するときにはどのファンデーション向けのブラシかどうかを確認して選びましょう。マットな仕上がりで、肌全体に均等に塗るならリキッド用がおすすめです。

先端がふんわりとしたパウダー用ブラシは、粉タイプのファンデーションに使いましょう。パウダー用フェイスブラシは、下地やベースメイクをキレイにぼかす効果もあり、エアブラシで仕上げたようなシームレスの肌に仕上がります。

ルースパウダーとは、固まっていない粉状のフェイスパウダーで、プレストパウダーとはパウダーをプレスして固めた固形状のパウダーです。特にルースパウダーはクリームファンデーションやBBクリームを塗った後に使用するとフワッと肌に密着します。

ルースパウダー用のブラシを使うと、毛穴をぼかしながらムラなく塗れます。一方ブレストパウダーは、肌への密着度が高いためブレストパウダー専用のブラシがおすすめです。しっかり肌悩みをカバーしながら、均一に塗り広げられます。

チーク用のフェイスブラシを選ぶときには、自分がどんなチークを頬に入れたいかをイメージしながら選びましょう。しっかりとチークを入れるなら毛密度の高いフェイスブラシがおすすめです。色もしっかり入って、血色のいい頬が完成します。

ナチュラルでふんわりとチークを入れたい人は、毛先がふんわりとしたフェイスブラシがおすすめです。粉含みの量を調整でき目立ちすぎないよりナチュラルなチークの仕上がりになります。仕上げたいメイク方法に合わせて選ぶようにしましょう。

使うパウダーの種類も、自分が思うメイクの仕上がりを叶える上でポイントになります。 ナチュラルに仕上げたいかしっかりとマットに仕上げたいかによって毛質を選びましょう。

透明感のあるツヤ肌に仕上げたいなら、毛先が硬く短めのフェイスブラシがおすすめです。スタンプのようにトントンと肌にのせていくとマットな仕上がりになります。毛穴をしっかりカバーしながら仕上がるので、肌悩みをしっかりカバーして陶器肌に仕上げたい人におすすめです。

毛先が柔らかく肌あたりのいいルースタイプブラシは、パウダーをより肌に密着させ小鼻などの細かい部分にもしっかりとのせられます。パウダーの粉をしっかり含めるので、顔全体に塗るのもひと塗りで叶うのもポイントです。ふんわりと透明感のある仕上がりにしたい人におすすめします。

いつでも清潔なものを使いたい、気軽に手入れがしたい人にはプチプラのフェイスブラシがおすすめです。プチプラなものは100均でも販売されています。どんなものか試してみるのにもプチプラなら気兼ねなく始められますね。

品質はデパコスや職人が1つ1つ作ったものより劣るので、傷むのが早い点はデメリットです。それでもプチプラならすぐに交換しやすいリーズナブルさで、いつでも新しいものを新調しやすくなっています。

職人が1本1本丁寧に作り上げた質のいいフェイスブラシがいいならデパコスブランドを選びましょう。天然毛を使用していたり、人工毛でも天然毛に負けない質がいいものを使用しているので長く愛用できます。

また、化粧品の仕上がりをより美しくするフェイスブラシをセレクトして販売しているのもポイントです。同ブランドの化粧品とセットで使うと、よりメイクの仕上がりを高められます。

熊野筆とは、広島県熊野町で作られた筆の総称で職人技が受け継がれた品質の高いブラシが揃います。使いやすさと肌触りの良さは、誰をも魅了しプロのメイクアップアーティストにも愛用者が多いのも特徴です。高品質で耐久性のあるフェイスブラシを探している人におすすめ。

メイクアイテムや部分使いに合わせて最適なフェイスブラシを選べるmac。粉含みがよく顔全体にふんわり均一にのせられるブラッシュブラシや、小鼻など細かい部分にふわり濡れるスモールコントアーブラシなど種類が豊富です。1度使ったらもう他のは使えないなどの口コミも多くなっています。

天然毛を使った白鳳堂のフェイスブラシは、品質が高く長く愛用できる逸品です。山羊や灰リスを使用した柔らかく粉含みのいいブラシは、末広がりで握りやすく手にスッと馴染みます。劣化が起きにくいよう24金メッキにクリアコーティングしているのもポイントです。美しい形状が長続きします。

携帯しやすく使いやすいシンプルなフェイスブラシなら無印がおすすめ。繰り出し式なうえ、キャップも付いているのでブラシの形状を傷つけません。ブラシ自体も肌あたりが柔らかく、クセがつきにくい人工毛を使用。植物由来なので肌を傷つけないのも嬉しいポイントです。

最近では100均でもフェイスブラシを購入可能。100円に見えない高品質、高見えデザインのものも多く愛用者が増えています。ふんわりボリュームのあるドーム型で、ファンデーションやチークのタイプに関わらず使いやすいのが特徴。肌に優しく自然なキメ肌に仕上がります。

ACROは、時代の美を探求しつづけ、4つのブランドを展開する化粧品メーカーです。製油など植物から得られる成分で作られた製品がラインナップされるブランド「THREE」では、フェイスブラシをはじめとするさまざまなブラシが揃っています。

ACRO「THREE」のフェイスブラシは、たっぷりと豊かな毛量で肌当たりがやさしく、フェイスラインに自然に沿うようにパウダーをのせられます。パウダーが均一に乗り、透明感のあるメイクに仕上がりますよ。

「スタイルナンダ」は韓国発祥のメイクアップとファッションを扱うメーカーです。かわいい系からキレイ系まで幅広い層をターゲットに、かわいらしいデザインと流行を取り入れたメイクアイテムが人気となっています。

スタイルナンダのブランドの1つ「3CE」は、スモークピンクが特徴のフェイスブラシを展開しています。繊細でなめらかに密着するブラシで、部分ごとに使い分けられる豊富なラインナップです。柔らかな人工毛が、細部のポイントメイクに最適です。

「志々田清心堂」は、メイクブラシを専門に扱うメーカーです。機能性と使用感にこだわり、ひとつひとつ丁寧に作られています。豊富な品揃えと品質の良さから、プロのメイクアップアーティストにも愛用者が多いメーカーです。

ブラシの種類は、フェイスブラス・パウダーブラシ・チークブラシなど大変豊富です。また、毛質も山羊毛・ウマ毛・イタチ毛などさまざまあり、機能や予算に応じて選べます。スライド式で収納できるフェイスブラシが、携帯性の良さから大変人気です。

ここからはファンデーションやチークを塗る際の、正しいフェイスブラシの取り扱い方を解説します。正しい方法で使うと、仕上がりに大きな差が出るので正しく使うようにしましょう。

リキッドファンデーションを塗る場合には、手の甲にファンデーションを取りブラシの両面または全面にファンデーションを馴染ませます。ブラシの両面にファンデーションを取ったなら、顔の半分を片面ずつ塗りましょう。

オーバルブラシやフラットブラシは、顔の外側に向かって一気に広げるとムラなく均一に塗り広げられます。パウダーファンデーションの場合は、ブラシで粉を取ったあと手の甲の上で余分の粉を落とすのがポイントです。

ブラシを立てながら、余分な粉を落とすように軽く撫でるように塗布していきます。その後、立てたブラシを横に寝かせながら、クルクル回しながら押し当てて粉を定着するようにしましょう。

フェイスブラシには皮脂汚れや汗が付着しやすいので、定期的なお手入れが必要です。使うたびにティッシュで余分なクリームや粉を拭き取るようにしましょう。毎日使うたびに手入れするのに加えて、週に1度はしっかり洗う必要があります。フェイスブラシ専用の洗剤で洗ったり、水に溶かした石鹸で軽く泡立てて洗いましょう。

ぬるま湯でしっかりすすいだあとは、自然乾燥で乾かします。ゴシゴシこすったりドライヤーで強制的に乾かすと、毛先が傷んだり広がる原因になります。優しく洗って、自然乾燥するのがポイントです。

今回は、携帯用フェイスブラシのおすすめ商品をご紹介しました。メイクの仕上がりが各段にアップする持ち運びのしやすいフェイスブラシなら、きっとメイク直しの時間も楽しみになります。今回ご紹介したフェイスブラシの中から、お気に入りのものを選んでみてください。