おしゃれなオーディオラックのおすすめ10選｜ニトリも！自作キットや中古は？

こだわりのオーディオ機器を床や机に直置きしてませんか？機材が増えると置き場所が無くなってくるし、かといって折角こだわった機器も乱雑に部屋に積み上げてしまっては見栄えも悪いです。そんなとき、オーディオラックがすっきり収納できます。

しかし、オーディオラックはニトリなど多くのメーカーからたくさんの種類が発売されておりどれを選べばいいか迷ってしまいがちです。そこで、今回はオーディオラックの選び方やおすすめ商品をご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

記事の最後には、知っているようで意外に知らないオーディオラックの正しい使い方や、自作キットを使ったオーディオラックの作り方についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

オーディオラックはその名のとおり、オーディオ機器専用に作られた収納ラックです。むき出しのまま置いておくよりも見た目がよくなるのはもちろん、音質向上のために防振対策が施されているなど、音質にもいい影響を与えてくれます。

そして、その音質に対する影響はオーディオボードやスピーカースタンドの素材によって変化します。高価で高性能なオーディオ機器の本来の音質を更に高めるといったメリットもあるのです。

オーディオ機器の中でも、重たいアンプやコンポを置く場合は、オーディオラックの耐荷重に注意が必要です。オーディオ機器は数十kgのものが珍しくないためこれらの機器を積み重ねると、100kgを超えることがあります。

もし耐荷重を超えてしまうと支柱部分や棚板部分に亀裂が入り、破損するリスクが高くなります。したがって、オーディオラックの耐荷重を確認し、載せる機器の重さとラックの耐荷重を比べて選ぶようにしましょう。

扉があるタイプのオーディオラックのメリットは、「機器の落下を防げる」です。地震などで家が揺れた際に、扉がないタイプだと前面に何も支えがないので落下してしまい、本体の破損やケーブルの断線などにつながる危険性があります。

さらに、ほこりやごみが付きにくいメリットもあります。一度満足いく配置で収納してしまうと、取り出すのが億劫になりますが、扉がほこりやごみの付着を防いでくれるので、こまめな掃除が面倒な方にもおすすめです。

扉がないタイプのオーディオラックは、取り出しが簡単なので自由に設置したり快適に入れ替えたりできます。見た目も開放感があって好まれる方も多いです。ただし、扉がない分地震などの大きい揺れが発生した場合の落下のリスクが上がってしまいます。

さらに、ほこりやごみが入ったり付着したりしやすいため、こまめに掃除が気にならない方におすすめです。

縦型のオーディオラックは、狭いスペースでもコンパクトに設置できます。一人暮らしの方や部屋が狭くて余裕がない方におすすめです。一か所にまとめておけば、見た目もすっきりします。

また、背の低いスピーカーを、縦型のオーディオラックの最上部に置けば、高さを出せるのもメリットです。さらに、縦型の製品にはキャスター付きが多いので、移動を前提に選びたい方にも向いています。

横型のオーディオラックは、背が低い分圧迫感もなく、設置してもお部屋の広々とした雰囲気を乱しません。低い家具でインテリアを揃えている方には、統一感が出るのでおすすめです。天板が横に長いので、この上にディスプレイやスピーカーを置いても問題ありません。

このように、横型オーディオラックはテレビ台としても活用できるのがメリットです。

オーディオラックは、流通している半数以上が木製の製品です。しかし、木製でも使用している木材の種類によって音は変化します。柔らかめの木材からは暖かみのあるウォームな音が、素材が硬くなっていくほどソリッドな音になるのが特徴です。

また、空洞の多いベニヤ合板は安いですが、振動が大きくオーディオラックには向いていません。密度が高く共振の少ない木材を選ぶのがおすすめです。

ガラス製のオーディオラックは、クリアな見た目が非常に美しく、インテリアとしてお部屋をおしゃれに演出してくれます。シンプルでスタイリッシュな雰囲気のお部屋には特に相性がいいです。

ガラスは割れるリスクがありますが、分厚い強化ガラスや防弾ガラスなどの丈夫なガラスを使っているものを選べばリスクを軽減できます。ガラス製は、音の響き方にも影響を与えないので、オーディオラックにうってつけです。

MDF材とはミディアム・デンシティ・ファイバーボードの略で、原料の木材チップを蒸煮・解繊したものに合成樹脂を加えて成形したものです。表面が硬く平滑で、水や湿度に対する寸法安定性にも優れています。

非常に密度が高く硬い素材なので、金属的なソリッド感のある響きをします。また、本体重量もかなり重く重心がしっかりしているため、大きいオーディオ機器におすすめです。

本体の重量があるものは、重心がしっかりとしていて耐荷重も優れているものがほとんどです。特に高価なスピーカーユニットなどは非常に重いものが多いため、重心が整っていないラックの上には怖くておけません。

重心が取れているずっしりとしたオーディオラックの上であれば、安定感もあって安心して機器を乗せられます。安定性を重視している方は、重量タイプのオーディオラックを選んでください。

以前は、オーディオ機器は男性だけの高価な趣味と思われる傾向がありましたが、昨今では家庭用にもお手軽に設置できる物などが普及しました。重たい物が多いオーディオ機器ですが、女性でも簡単に運べるような軽いオーディオラックも発売されています。

特に、頻繁に移動させるのであれば、キャスター付きが便利です。キャスター付きは、掃除や部屋の模様替えの際も無理なく動かせます。

最初は小型の物から始め、徐々にオーディオ機器の付け足しを考えている方は、収納範囲を拡張可能なタイプのオーディオラックがおすすめです。扉付きのタイプにはこの機能はありませんが、扉のないタイプのオーディオラックには、あとから付け足し可能なものがあります。

拡張機能がない場合は、同じ種類のオーディオラックを並べる方法で統一性を出せます。

高価なオーディオ機器は重たいものが多いです。積み重ねると100kgを超えも珍しくありません。オーディオラックの耐荷重をオーバーすると、柱部分や棚板部分が破損する可能性があるので、耐荷重はしっかりとチェックしましょう。

最初のうちはそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、徐々にオーディオ機器が増えた場合を考慮して、耐荷重に余裕のあるオーディオラックを購入するようにしましょう。

積み重ねたオーディオ機器をオーディオラックごと移動させたい場合は、キャスター付きをおすすめします。横に転がすだけで移動できるので、普段は収納しておいて使用するときだけ近くに移動させるといった使い方も可能です。

また、オーディオラック自体を移動できるので、付近の掃除も快適に行えます。インテリア性も高いので、周辺の掃除もしっかり行き届くこのタイプはおすすめです。

アンプは種類によってそれぞれサイズが異なります。高さと幅に対応しているものを選ぶのもちろんですが、意外と見落としがちな奥行きもしっかり確認してください。あまりにもピッタリすぎると取り出しづらかったり、今後オーディオ機器を買い替えた時に対応できない場合も。

自分が所持している、または、購入予定のアンプの大きさに対して余裕のあるものを選びましょう。

初心者の方で特にこだわりもない方は、3000円程度でも意外にしっかりした作りのものは買えるので、コスパを重視して探してみましょう。今後オーディオ機器を買い替えたり買い増しして、サイズがあわなくなったら、そのときに本格的なオーディオラックに買い替えるのも手です。こだわりがないうちはコスパ重視でもOKです。

安定性や耐久性が優れていて、かつデザイン性も求めているならば選択肢は高級品ですが、その分長く安全に使用できます。安いものでも3~4万円くらいからありますが、10万円近いものまで価格はピンキリです。

なかなか手を出しづらいかもしれませんが、こだわりを持って長く使っていくのであれば高いお金をかける価値はあります。

購入する前に、どんなものか試してみたい方は、中古品から試すのもおすすめです。リサイクルショップやオークションサイトにもたくさん出回っているので、まずはそういったところから気になる商品を探してみましょう。

当然新品で買うよりもお安く、破格の値段で手に入る可能性もあります。ただし、ほしいメーカーやデザインが必ず見つかるわけではないのが留意点です。

ハヤミ工産は、1927年創業の老舗メーカーです。低価格ながらしっかりした造りのオーディオラックを取り揃えています。家庭用・オフィス用テレビスタンドをはじめ、多彩なオリジナルブランドのAVファニチャーを開発・販売しているのも特徴です。

ハヤミ工産のオーディオラックは、初心者にも手が届きやすいリーズナブルな価格帯で、品質のいい商品を多く取り揃えています。扉付きや拡張型のものまで、用途好みにあわせて選べるのもポイントです。

タオックは、ハイグレードオーディオのためのハイエンドブランドです。「振動を制する者はオーディオを制する」をコンセプトに掲げ、高剛性・高制振性を追求しています。

最高峰の振動吸収率と整振技術を用いて開発されたオーディオラックは、オーディオ機器本来のポテンシャルを最大限に引き出してくれます。音質にこだわりたい方におすすめしたいメーカーです。

「IKEA」は世界的に認知度の高いスウェーデン発祥の大手家具販売店で、白やグレーのナチュラルカラーをベースとした北欧風デザインが有名です。商品はほとんどの商品が自分で組み立てる必要がありますが、その分かなりリーズナブルな価格で購入しやすい価格となっています。

組み立てるのが面倒でなければ、コスパ重視の方にもおすすめです。

透明感のあるガラス製オーディオラックをお探しの方には、SOUND MAGICをおすすめします。ガラス製は割れるのが心配と思われがちですが、SOUND MAGICの製品には、強化ガラスやあわせ防弾ガラスを使用したものもあるのが嬉しいポイントです。

また、拡張性もあり、すべてのオーディオラックにキャスターの取り付けが可能となっています。ガラスは圧迫感が出にくく、洗練された印象になるのもメリットです。

オーディオラックを、長く安全に使うポイントを2点紹介します。1つ目は、コンセント周りのこまめな清掃です。コンセント付近はほこりやごみがたまりやすく、何かの拍子で火花が発生するとほこりに燃え移り、火災に発展してしまう可能性があるので十分注意しましょう。

2つ目は、転倒防止対策です。重量のあるオーディオラックは、地震などで倒れたら収納していた機器が破損してしまいます。その際、下敷きにでもなったら大けがをする可能性があるからです。耐震マットや転倒防止用のロープなどで、安全対策も取り入れてください。

おしゃれなオーディオラックも気になるけど、高いものは手が出ないので安いオーディオラックを探している方は、簡易的な「自作キット」でDIYするのも手です。ただし、コストパフォーマンスは抜群にいいですが、人気メーカーから販売されている商品より耐久性や耐荷重といった性能面は劣ってしまいます。

小さい子どもやペットがいる家庭では、安全性も考慮して材料を選んでください。安全性を重視したいのであれば、人気メーカーの既製品がベターです。

ニトリにはオーディオ専用のラックとして販売されている商品はありません。ただしTVラック・スチールラックといった類似品のラインナップは豊富であり、用途・目的によってはニトリの商品で代用できる場合があります。ぜひチェックしましょう。

今回は、オーディオラックの選び方のポイントとおすすめ商品をランキング形式で紹介しました。オーディオラックの購入を検討している方は、ぜひ、今回紹介した内容を参考にしながら、おしゃれなものを見つけてください。