キャッチャー防具のおすすめ人気ランキング10選｜選び方やメンテナンス方法も

野球の守備の要とも言えるポジションであるキャッチャーは、ピッチャーが投げる球を受ける、打者が振ったバットが近くを通る、クロスプレーなどさまざまな危険と隣合わせなポジションです。

そんな危険から守る為に必須なアイテムとして、キャッチャー防具は存在します。キャッチャー防具を身にまとうことで、恐怖心が無くなり思い切ったプレイや、自身を持ったプレイが可能になるのです。

今回はそんなキャッチャー防具の人気のおすすめをランキングで紹介していきます。キャッチャー防具はさまざまなメーカーから販売されているので、防具選びに迷ってしまう事も多いですよね。そこでランキングと共に選び方のポイントも紹介していきますので、是非参考にしてください。

野球には硬式・軟式の違いがあり、キャッチャー防具でも硬式用・軟式用と違いがあります。しっかりと安全を守るためにもそれぞれ専用の防具を使いましょう。

硬式用のマスクは硬式球に合わせて、フレームが頑丈で太く強く作られています。またフレームの隙間の幅が広く作られているのも特徴です。

硬式用のキャッチャー防具を軟式で使用すると、柔らかく変形しやすい特性を持った軟式球が隙間の広いマスクをすり抜ける可能性があるのでとても危険です。

軟式用の防具を硬式で使うのも止めておきましょう。軟式用の防具は硬式用の防具と比べて耐久性や丈夫さに欠けます。その為硬式球の衝撃を吸収出来ませんので、怪我に繋がる可能性が高くなります。やはり軟式用防具は軟式で使いましょう。

キャッチャーが装着する防具の中でも、マクスは最も重要なアイテムです。マスクを選ぶ際は、視界の良さと何より信頼性を重視しましょう。マスクは顔を守る重要な役割を担っていますので、信頼性が何より大切です。頑丈でしっかり守ってくれるものを選びましょう。

周囲を見渡すには視界の良さが重要になってきます。その為、金属製の中空設計がおすすめです。その他の素材には樹脂製のタイプがあり軽いのが特徴です。

スロートガードと聞いて馴染みがない方もいるかもしれませんが、スロートガードとはキャッチャーの喉を守る役目を担っている防具であり、マスクの下にぶら下げるようにして装着します。喉に打球が当たる確立は低いとはいえ、当たった時の事を考えると無くてはならない防具と言えます。

マスクと一体化しているタイプや個別になっているタイプがありますが、最近ではプロでもアマチュアでもマスクとスロートガードが一体化しているタイプが主流です。

キャッチャーの必須アイテムの1つであるヘルメットは、ボール以外にもバッターが振ったバットからキャッチャーの頭を守る重要な役割を担っています。その為ヘルメットを選ぶ際は充分な強度を重視しましょう。

その他に重視したいのは、通気性とサイズ感です。試合中にヘルメットが蒸れるので、通気穴が空いている、メッシュ素材などになっていればより快適にプレイができます。

ヘルメットは頭の保護以外にもマスクをズレにくくする役割も担っています。その為ヘルメットのサイズ感はピッタリとした物の方がおすすめです。

胸やお腹などといった胴体の幅広い範囲を守ってくれるプロテクターは、身体の保護以外にもボールの衝撃を吸収して後ろに逸らさない、ボールをその場に止める働きも担っています。

メーカーや商品によって特徴が異なり、吸収能力が高いタイプや身体の動かしやすさなどタイプはさまざまです。凹凸があるタイプは身体を曲げやすいのでフィット感に優れ、肩まで保護してくれるタイプは初めての方にもおすすめです。

レガースは膝やすねなど脚全体を守ってくれる防具です。キャッチャーは地面に膝などをつける事が多くあります。またクロスプレーの際にランナーのスパイクなどからも保護してくれる役割もあります。

重要視すべきポイントは、サイズ感です。サイズ選びを間違えるとプレイ中にズレてくるため怪我の元となります。しっかりと固定できるモデルを選びましょう。

キャッチャー防具はさまざまなメーカーから販売されています。どんな防具を購入するのがいいかわからない方は、メーカーで選ぶのもおすすめです。ここからは人気でおすすめの有名メーカーを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ZETTは野球用品を幅広く取り扱っていて、プロ野球にも高校野球にも大きく貢献している歴史ある老舗メーカーです。多くの甲子園出場校が使用していて、プロ野球選手のモデルも販売されているなどクオリティは確かなものと言えるでしょう。

また少年野球用のキャッチャー防具も豊富に取り扱っていて、サイズ展開も幅広いので身体の小さな小中学生に見合った防具が多くあります。少年野球用のキャッチャー防具を探している方におすすめです。

元々はキャッチャーミットを中心に取り扱っているハタケヤマは、プロ野球選手からの人気も高くキャッチャーミットのシェアはおよそ半数とも言われている程です。そんなハタケヤマはキャッチャー防具にも力を入れていて、プロ野球選手用として硬式用の防具がメインでしたが、近年では軟式用の防具も取り扱っています。

ハタケヤマのキャッチャー防具の特徴は、プロテクターにビブソーブという回転をと衝撃を吸収してくれるシートを採用している点です。また機能性が高い事もあり価格も比較的高い傾向にありますが、本格的に野球に取り組みたい方におすすめです。

野球用品のみならずさまざまなスポーツ用品を幅広く扱い、世界的な人気を得ているミズノはやはり国内の野球用品のシェアも高く少年野球からプロ・アマチュアまで幅広く支持を得ています。

ミズノのキャッチャー防具は、本格的なモデルから初めての防具までとにかくラインナップが豊富です。またサイズ展開も幅が広いので防具選びに悩む事は少なくなるはずです。

プロテクターはミズノ独自の「EASY&FIT」構造を採用しているなど子供でも扱いやすい工夫がされているのも嬉しいポイントですね。キャッチャー防具選びに迷ったらミズノから選ぶと間違いがないのでおすすめです。

キャッチャー防具を選ぶ際は、サイズ展開が豊富なモデルを選ぶのがおすすめです。キャッチャー防具の中にはワンサイズの商品も多くあり、身体と防具のサイズ感が合っていないと動いているうちにズレてきたり、怪我の元になってしまいます。

小中学生にはジュニア用と書かれた専用のモデルがおすすめです。中には身長に合わせたサイズもあり、160～175cmはMサイズ、170～185cmはLサイズを目安に選ぶと失敗しません。さらに失敗を減らすために、可能であれば実店舗で試着をしましょう。

自分にぴったりあう防具をお探しの方は、オーダーメイドもおすすめです。サイズや形だけでなく、自分の好きなカラーで作ってもらえるため、お気に入りの防具になること間違いなしです。また、オプションとしてチームの名前を入れられる会社もあるので、いろいろな会社を探してみてください。

暑い夏や、雨の日でも使用するキャッチャー防具ですので、汗や泥で汚れることも多くなります。慣れ親しんだ相棒を長く使うためにも、防具のメンテナンスや洗濯が非常に大切になります。

防具の内部、特にマスクは汗の汚れや臭いが染み付いていますので、中性洗剤で念入りに洗いましょう。プロテクターやレガースなどは泥の汚れが最も付いている箇所ですのでスポンジやブラシで念入りに汚れを落としましょう。

汚れを落とした後は、絞ったり押したりして念入りに水を切りましょう。あとは陰干しをしてしっかりと乾燥させて洗濯終了です。汗臭さや汚れなどを軽減できるので、小まめに洗うのがおすすめです。

キャッチャー防具は硬式・軟式によって用途が変わりますし、メーカーやモデルによっても特徴が異なります。各々重視するポイントもそれぞれですが、何より一番重要なのが信頼性です。

キャッチャー防具の本来の役割である、キャッチャーを守ってくれる安全性の高い防具を選びましょう。安全性を重視した上で、動きやすさや機能性といったポイントで選び快適なプレイで野球を楽しんでください。