つや消しスプレーのおすすめ人気10選｜ガンプラ・プラモデルに！塗り方は？

つや消しスプレーは、吹き付けるだけで物の表面のテカリをなくしてマットな質感にできる優れたアイテムです。高級感が出るので、プラモや自動車のパーツなどに使用する方が多いです。

家具や建具など木製のものに、つや消しスプレーを吹き付けると室内空間に馴染むマットな質感になるのでD.I.Y.にもおすすめのアイテムです。ほかにもヘルメットに吹き付けてアーミーな感じにしたり、金属のアクセサリーに吹き付けて落ち着いた感じにしたり、ガンプラ・プラモデル・車のパーツに吹きかけたりできます。

そこで今回は、プラモなどの素材のテカリをなくして高級感や落ち着いたイメージを出したい方のために、人気のマットブラックなどのおすすめのつや消しスプレーをランキング形式でご紹介します。ぜひご覧いただいて、自分の使い方にピッタリな艶消しスプレーを見つけてください。

プラモ（プラモデル）はプラスチック素材なので光沢があります。つや消しスプレーを使うと光沢がなくなりプラスチック感が薄れ安っぽさがなくなります。プラモ用つや消しスプレーは専用のものを使用するのがおすすめです。

プラモ専用つや消しスプレーとして定番なのは、MR.HOBBYの仕上げ用スプレーです。トップコート・プレミアムトップコート・Mr.スーパークリアーなどがあり、つや消しが用意されています。半光沢もあり、光沢とつや消しの中間の仕上げにできます。

プラモのつや消しスプレーはスミ入れをした後に使います。先につや消しスプレーをしてからスミ入れをすると滲んでしまいます。また、スプレーが出始めの1秒程度は空吹きをしてからプラモに吹き付けるときれいに塗れておすすめです。

自動車やバイクのホイールやボディをつや消しスプレーで塗ると、ワイルドでクールなイメージになるのでおすすめです。自動車やバイクの塗装をきれに仕上げるのは技術がいります。最初にしっかりと塗装を落とした後、下地材を塗り、つや消しスプレーで仕上げます。

自動車やバイクのつや消しスプレーでよく使われるのは、ホルツのツヤ消し仕上ペイント・SOFT99のペイントボデーペン・アサヒペンの高耐久ラッカースプレーです。SOFT99やアサヒペンはホームセンターなどで簡単に手に入るのでおすすめです。

車やバイクに塗るつや消しスプレーには耐久性が求められます。雨や雪、強い日差し、激しい温度差に対応したものがおすすめです。つや消し塗装はワイパーなどの小さなパーツから初めて、技術が身についてからホイールなどの大きなパーツに挑戦しましょう。

家具や建具などをつや消しスプレーでマットに仕上げると、簡単にシャビーシックなイメージにできます。シャビーシックとは、古ぼけているが優雅さがある意味の言葉です。大人の女性にふさわしいインテリアのスタイルです。

シャビーシックは白い家具がメインでパステルカラーをプラスした上品なスタイルです。白のペイントをした後、つや消しスプレーで仕上げ、より古い感じを出せます。つや消しスプレーをした後で紙やすりなどで削って加工するとさらに雰囲気がでます。

家具に使うつや消しスプレーでおすすめなものは、アトムハウスペイントの水性スプレー・ニッペWOOD LOVEつや消しニススプレー・ウレタンニス・アサヒペン水性多用途スプレーなどです。テカリを無くして高級感をだすのにおすすめです。

つや消しスプレーは大きく分けると水性と油性があります。それぞれの特徴をご紹介しますので参考にしてつや消しスプレーを選んでください。

ダイソーなどでも購入可能な水性のつや消しスプレーの一番の特徴はシンナーをほとんど使っていない点です。揮発性のシンナーを塗料の薄め液として使ってあると、スプレーするときに多少吸い込みます。体への影響を気にされる方は、主に水で薄めている水性スプレーがおすすめです。

しかし、塗った塗膜の強度は油性より水性の方が弱いので、自動車やバイクなど外で使用する製品には油性がおすすめです。プラモで水性の塗装をした上からつや消しスプレーをする場合は水性がおすすめです。油性を使うと水性塗料が溶け出すので注意しましょう。

家具や建具に塗る場合も、水性のつや消しスプレーなら家に入れたときにシンナーのツンとした臭いがしないので、臭いを気にする方におすすめです。水性ならスプレーの塗料が手についた場合にも水で落ちるので安心できます。

油性のつや消しスプレーの一番の特徴は塗膜が強い点です。手で引っ掻いたくらいでは傷がつかないので丈夫さを求める場合におすすめです。自動車やバイクのホイールなど砂利や小石が飛んで傷がつきやすい部分の塗装にもおすすめです。

屋外で使うウッドデッキなどにも油性のつや消しスプレーがおすすめです。雨や雪で濡れても色落ちがしにくくしっかりとマットな質感を保てます。プラモで使う場合はラッカー系の塗装をした上につや消しスプレーをする場合に使います。

ただし、水性の塗装の上につや消しスプレーを使うと塗料が溶け出す危険性があります。しかし、プラモの仕上がりが非常によく塗装が丈夫になります。触っても塗膜が取れにくいので、手でパーツを稼働させる、ガンプラなどのつや消し塗装におすすめです。

つや消しスプレーには使いやすい人気の色があります。クリアやブラックなどおすすめのつや消しスプレー人気色をご紹介しますのでご覧ください。

クリアのつや消しスプレーは、いろんな色で塗装した上から吹き付けてマットな質感にできるので人気があります。塗装が光沢タイプの場合でもマットにできるので、家具などのイメージチェンジに役立ちます。

自動車のホイールに吹き付けてつや消しにすれば、簡単にカスタムカーのドレスアップができます。また、ガンプラなどの最後の仕上げとして使えば、安っぽさをなくし、実際の戦闘に使われていたような古びたイメージにできおすすめです。

塗装済で組み上げるだけのプラモに使うのにもおすすめです。つや消しクリアスプレーを吹き付けてテカリをなくすだけで、現実味を帯びたプラモになります。かっこいいプラモをつくりたいが時間がない方におすすめです。

黒い色がついたつや消しスプレーは自動車の古びたワイパーを塗るのにおすすめです。ワイパーは黒のプラスチックや金属でできていますが、雨や雪、直射日光の影響を受け、時間が立つにつれて白くなってきます。

白くなって安っぽくなったワイパーに、黒い色のつや消しスプレーを吹き付けると、新品のような美しさになります。黒いプラスチック部品なら同じような効果があるので、自動車のパーツやバイクのカウルなどに吹き付けるのもおすすめです。

なれてきたらバイクのタンクやミラー、ホイールなどすべてにつや消しスプレーを吹き付けてワイルドなイメージにできます。ヘルメットも塗ってマット仕上げにすれば統一感が出てます。自動車やバイクを手軽に男っぽいイメージにできおすすめです。

つや消しスプレーで一番乾燥時間が早いのがラッカースプレーです。夏なら20〜30分、冬なら30〜60分程度で乾燥します。2度塗りを行う場合は、完全に乾くまでしっかりと乾燥時間をとってから重ね塗りをするのがおすすめです。

水性つや消しスプレーも乾燥時間は早く、夏なら30〜40分、冬なら40〜70分程度です。多用途スプレーは乾燥時間が長く、夏なら40〜60分、冬なら1〜2時間程度かかります。2度塗りをする場合はひび割れを防ぐために、完全に乾いてから塗るのがおすすめです。

乾燥時間を早めたい場合は、ドライヤーを当てたり、電気ストーブで乾かしたりする方法もあります。晴れている日なら、つや消しスプレーで塗ったものを外に置いておけば室内よりも速く乾くのでおすすめです。

こちらの商品は、塗装の色褪せやペンキの剥げ落ちの原因となる有害な紫外線を極限までカットする成分を盛り込んだスプレーです。ガンプラなどの塗装にも大活躍してくれるほか、プラスチックも幅広く活用できます。

100均のダイソーでは、水性のつや消しスプレーを取り扱っています。鉄・木・コンクリ―ト・スレート・ガラス・プラスチックの素材に塗ることが可能です。プラスチックも対象のため、ガンプラの仕上げなどにも活用できます。

コスパのいいアイテムなので、初心者やお試しで使ってみたい方におすすめでき、薄く重ねて塗った際の仕上がりのきれいさも評判です。

つや消しスプレーは、オリジナルドール作りでも活躍します。100均のセリアでは、ペイントがされていない状態のドールボディ・ドールヘッドを販売しています。ペイントを施してオリジナルドールを作りたい方から、注目されているアイテムです。

しかし、セリアのドールは、全体的につやが目立つため、落ち着いた質感にしたい場合は、つや消しスプレーの使用が推奨されます。以下にドールにつや消しスプレーをする際に、失敗しないためのやり方をまとめます。

1. つや消ししたい箇所を中性洗剤で洗い、乾かす
2. つや消ししたくない箇所をラップで保護する
3. つや消しした箇所のゴミをメラミンスポンジなどでサッと取り除く(※こすらない)
4. つや消しスプレーは、使用前によく振ってから空吹きする
5. 吹きつける際は、ドールとスプレーの距離を離す
6. ドールにスプレーを吹き付けるのではなく、スプレーにドールをくぐらせるようにする
7. 吹きつけ後は、ほこりがつかないようにする(※容器に入れて保護する)

アクセサリーの塗装にクリアスプレーを使うと、テカリが出て安っぽくなります。そのため、つや消しスプレーを使うことをおすすめします。また、つや消しスプレーを使う際は、効果が薄くならないよう湿度が低い環境で使用してください。

つや消しスプレーのおすすめ人気ランキング10選はいかがでしたでしょうか。プラモデルやパーツをきれいに仕上げるには、塗るものの種類専用のつや消しスプレーを選ぶのがおすすめです。ぜひ、使いやすくてきれいに濡ることができるつや消しスプレーを見つけて使ってください。