自転車ナビの人気おすすめ10選｜ロードバイクナビやサイクルナビも

ロードバイクなどの自転車がメインの移動手段の方は、かなり遠い場所まで自転車を走らせたり、慣れない道を通ったりします。そんな時に自動車のように、ナビが付いていると嬉しいと思いませんか？実は自転車用のナビも、開発されています。

車用のポータブルナビも使えますが、自転車用ナビはサイクリスト向けの機能が充実していておすすめです。しかし、自転車用ナビはサイクルナビやロードバイクナビなどさまざま種類があります。ガーミンやパナソニックのゴリラなど、販売メーカーも多いので選ぶのが大変です。

今回は、自転車用ナビの選び方やおすすめ商品をご紹介します。購入を迷われてる方は参考にしてください。スマホのGPS機能を使ったナビアプリについてもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。

自転車に取り付けて、速度や走行距離などを計る装置がサイクルコンピューター（サイクルナビ）です。ケイデンス（ペダル回転数）や心拍数、消費カロリーなどが計測できます。GPSを搭載するサイクルコンピューターは、ナビゲーション機能が付いたものもあります。

ポータブルサイズのカーナビの中にも、自転車やバイクの使用に対応するものがあります。屋外での使用を想定して防滴性能を備えており、消費カロリーの自動計算などに対応する商品もあります。

トレッキングなどに使用するハンディGPSにも、自転車での使用に対応する商品があります。登山の厳しい環境下で使用するため、耐久性に優れています。登山ルートのほかにも一般道もサポートしているので、自転車用ナビとして市街地でも使用可能です。

サイクルコンピューターが備える機能としては、ケイデンス（ペダル回転数）や心拍数、速度の測定などがあります。それぞれセンサーが必要になりますが、持っていない人は本体とのセット商品を選ぶのもおすすめです。また、センサーとの接続方式も確認しておきましょう。

ナビゲーションシステムは、ナビに使用する地図が本体に収録されたものと、インターネット上の地図を使用するものがあります。商品を選ぶ際には、パソコンやスマートフォンと接続が可能かどうかを確認しておきましょう。

インターネットの代表的なサービスは『ルートラボ』です。KMLやGPX形式の地図データがのダウンロードできます。ユーザーが作成したサイクリングルートも、共有サービスとして公開されています。また、自身でルート作成も可能です。

自転車では通れるルートが多いため、サイクリング初心者や移動手段として使用する方は、提示されるパターンの多いものがおすすめです。

ルートパターンが多いものであれば、目的地までの最短ルートや、大通り・裏通・サイクリングロード優先、交通量や坂道の多さなど、さまざまなルートの中から自分の目的に合ったものを選べます。

ナビの中でもハイスペックのモデルには、音声案内機能がついているものもあります。音声案内があれば画面を見ずにルートの案内が確認できます。また、走行中にもルート検索がしやすい点がメリットです。

ルートを設定して目的地に到着した後に、出発点と到着点のルートを入れ替える機能があれば、さらに利便性がアップします。

本格的なロードバイクで使用するなら自転車用ナビも本格的なサイクリングコンピューターを揃えたくなってしまうところです。さまざまなスペックの商品が販売されていますが、スペック相応に価格は高くなってしまいます。

見やすい自転車用ナビが欲しいなら、高精細なカラー液晶を搭載したものがおすすめです。各種機能が色分けされて表示されるので、わかりやすくなっています。自転車用ナビとしても詳細な地図表示に対応し、ルートの確認も容易です。

ナビゲーションシステムに欠かせないのが、人工衛星を利用する『位置情報計測システム』です。最も一般的な測位システムが『GPS』です。ビル街や山間部での使用も想定される自転車用ナビの中には、『GLONASS』などの複数の測位システムに対応しています。

自転車用ナビは基本的に3万円前後の高価なものが多いです。高級な物は10万円近くする場合もあります。本格的にサイクリングで長距離移動を行う方ならまだしも、ちょっとお試しで使用してみたい方にとっては敷居が高いです。

そこで、コストパフォーマンスを重視した商品から選んでみるのもおすすめです。相場は3万円前後ですが、機能がシンプルなものなら1万円台から購入できる商品もあります。

Panasonic(パナソニック)は、日本の大阪府門真市、守口市に拠点を置く日本を代表する大手電機メーカーです。エアコンや洗濯機、テレビといった家電製品を始めとしたありとあらゆる電化製品を取り扱っています。

そんなPanasonicの自転車用ナビは、カーナビも出しているGorillaシリーズが有名です。ユーザーアンケートを行った結果に基づき、約6時間の走行が可能な大容量のバッテリーを搭載しています。

GARMIN(ガーミン)は、1989年にアメリカで設立されたGPS・GNSS機器のメーカーです。カーナビだけでなく、高性能なGPSが搭載されたスマートウォッチでも有名なメリットです。スイミング用・ランニング用・登山用・ゴルフ用など、さまざまなシーンに適したスマートウォッチを開発しています。

GARMINの自転車用ナビは高性能なものは8万円以上しますが、シンプル機能のものなら2万円程度で購入できます。

SONY(ソニー)は、東京都港区に本社を置く、日本を代表する総合電機メーカーです。映画・音楽などのソフトウェア分野、およびハード・ソフト・サービスを横断する家庭用ゲーム機分野に重点を置いています。

SONYの自転車用ナビ・NVシリーズは、大画面から小型化のものまであり、吸盤で貼り付けるタイプなど幅広いラインナップを取り揃えています。タッチパネルを搭載しているものが多く、操作も簡単です。

自転車NAVITIMEは、自転車のルート検索に特化したナビアプリです。徒歩や自動車ではなく、自転車を想定したルート検索ができるのが特徴で、自転車の移動に役立つ機能が充実しています。無料は推奨のみですが、有料会員は最短・サイクリングロード優先など7つのルートパターンで検索可能です。

操作が直感的でわかりやすく、地図はコントラストがはっきりしていてロートの高低差もわかります。無料で利用可能で、月額300円のプレミアムと月額600円のプレミアムプラスがあります。

自転車のルート検索にも使える無料の地図アプリです。交通手段を選択してルート検索ができます。選べる交通手段に自転車はありませんが、徒歩かクルマを選択すれば自動車のルート検索が可能です。クルマでルートを探す場合は、高速道路や有料道路を選ばないようにオプションで設定できます。

サイクリングロードは検索できませんが、一部のサイクリングロードが地図に表示されます。道路の混雑状況も表示可能です。

地図の見やすさにこだわったゼンリンのナビアプリです。有料会員は移動手段を徒歩・電車・車・自転車から選んでルート検索できます。自転車は推奨ルートのみですが、ルート検索と同時に消費カロリーまで表示されます。サイクリングロードも、表示可能です。

無料版でもフリーワード検索・郵便番号検索などさまざまな地図検索が可能です。iOSは7日・Android20日まで、有料版の機能を無料でお試しできます。

自転車のナビにスマホアプリを使うなら、スマホホルダーがおすすめです。スマホホルダーがあれば、ハンドルにスマホを取り付けたまま走行できます。自転車を止めてスマホを取り出す必要がなく、走行中でもナビアプリを確認可能です。

時間や天気などもスマホで簡単に確認できます。しっかり取り付けられるので、スマホが落下する心配もありません。取り付け位置を調整すれば、走行中の記録動画の撮影にも活躍します。

今回は自転車用ナビとして使用可能なおすすめ商品についてランキング形式でご紹介しました。自転車用ナビに対応するさまざまな商品が販売されていますが、ご自身の用途や予算を考慮して最適な商品を選んでください。