アイロン用スプレーおすすめ人気ランキング6選｜シワ伸ばし・シワ取りに

スーツで出勤する人にとって、ワイシャツのアイロンがけは日課です。なかなか平日は時間が取れず、週末にどっさりある洗濯物を一気にアイロンがけする方も多いと思います。時間がかかるアイロンがけが、少しでも楽にできるものが欲しいと思う方におすすめなのが「アイロンスプレー」です。

アイロンをかける前にシュッと吹きかけるだけでアイロンがけの時間短縮ができる上にしわ取りが簡単にできてしまう優れモノです。さらに、しわ伸ばしだけでなく中には香りづけしてくれるものもあります。クリーニングに出したような仕上がりを簡単に再現してくれるのが、アイロンスプレーです。

そこで、アイロン用スプレー・シワ伸ばしスプレーについて解説していきます。仕上がりや使い勝手などさまざまな項目からアイロン用スプレーを選ぶ方法やアイロン用スプレーのおすすめ商品を紹介します。ぜひ、使いやすいアイロン用スプレーを見つけてください。

アイロン用スプレーを使うと、通常ならアイロンがけしにくい箇所でもシワをきれいにするのが可能です。また、クリーニング店でしかできないような柔らかい仕上がりもアイロン用スプレーなら再現できます。よりきれいに仕上げたい方におすすめです。

衣類の種類によって、希望する仕上がり具合は違ってきます。アイロンスプレーを選ぶ際には、「どういう仕上がりにしたいのか」といった視点で選ぶのが大切です。

最近ではアイロンがけをしなくてもいい形状記憶のワイシャツが増えているため、楽な形状記憶タイプを購入されている方は多いです。しかし、クリーニングを施したワイシャツのパリッと感は、形状記憶であってもなかなか再現し続けられないのが実状です。

できれば、毎日パリッとした仕上がりのワイシャツを着たいです。 そんなとき、アイロン用スプレーがあれば簡単にパリッとさせられます。スプレーしてアイロンがけするだけなので簡単にできますし、衿や袖部分ののり付けが苦手な方でも安心です。

ワイシャツの場合はパリッとした仕上がりがいいですが、ブラウスはどちらかといえばふんわり着こなしたいアイテムです。アイロンスプレーの中には、衣類をふんわりしたやわらかい仕上がりにしてくれるタイプがあります。

アイロンのすべりを良くしてくれるタイプで細かな洗濯ジワまでキャッチして伸ばせるので、新品同等の仕上がりを実現してくれるのです。特に薄手のタイプのブラウスなどはシワがつきやすい半面、アイロンだけでシワを取りつつ柔らかなふんわり感を出すのは難しいです。アイロンスプレーを使えば、シワを伸ばしつつふんわり柔らかい着心地を実現できます。アイロンがけの時間も短縮できて一石二鳥です。

アイロンスプレーの主成分である洗濯のりには2つの種類があり、それぞれに使い勝手が違います。仕上がり具合に加えて、自分に適した使用感のアイロンスプレーを選ぶ必要があります。

天然素材で作られている「天然のり」は手肌に負担をかけにくいので安心して使えます。天然のりはでんぷんから作られている自然成分のため、仕上がりの持続性には若干欠けてしまいますがしっかりとした張りのあるパリッとした仕上がりを実現してくれます。

のりの強度があり張りのある仕上がりを得意とする天然のりは、スプレータイプに限らずさまざまな形状のものが販売されています。液体のタイプは水で薄めて衣類に塗っていくため、水で薄める濃度も考慮して使わないと失敗に繋がりやすいデメリットがありますが、スプレータイプは適正な濃度に調整されているためこのような心配はありません。

ただし、使用料が多すぎるとごわごわして固くなりすぎてしまう恐れがあるため吹きかける量は気を付けてください。皮膚にの負担を考慮したものが欲しい方は、天然のりを使用したアイロンスプレーを使うをおすすめします。

市販されている洗濯のりのほとんどは、この「合成のり」が使用されています。天然のりは濃度や使用料の調整が比較的難しいため、薄める工程の必要ない合成のりが人気を集めています。

また、衣類の表面を合成のりでコーティングしてくれるため、汚れがつかなくなるメリットも嬉しいところ。ただし、合成なので天然成分だけで作られているわけではなく、ポリ酢酸ビニルや耐熱性ポリマーなどの化学成分が含まれている点は把握しておくべきポイントです。

合成のりは、絹など衣類の素材によっては使用できないものがあります。また、天然のりと比べ仕上がりの持続性が高い反面、のりが落ちにくい点がデメリットです。

合成のりは用途に合わせて選べるよう、さまざまなタイプが販売されています。シワを予防してくれる成分を配合しているものや高温に強い成分を配合しているものなど、成分の違いはもちろんスプレー式やジェルタイプなど形状もさまざまです。使いやすいもの、使用する衣類に合わせて適切なものを選ぶのをおすすめします。

「スプレータイプ」は手を汚さないで使えます。スプレーをシュッとひと吹きしてアイロンがけをするだけで、簡単にのり付けが可能。ワイシャツの袖口や襟など部分的に使用するのに適しています。

アイロンスプレーの大半は合成のりであるため、汚れを付着しにくくしてくれるコーティング効果も期待できますし、耐性ポリマーが含まれている商品の場合は高温に耐えられるためアイロンがけにはもってこい。

広範囲に使用しても問題はありませんが、その場合は量をたくさん使うためコスパが良くないのでスプレータイプに関しては部分使いがおすすめです。

「液体タイプ」は、衣類ではなくシーツやソファーカバーなどの面積の広い布製品用として使うのに適しています。液体タイプの洗濯のりの仕上がりの特徴は、ふんわり柔らかくなる点です。

ただし、使用量をしっかり確認して使わなければ、期待する仕上がりにならない可能性があります。液体タイプは洗濯機で使える上に容量もたっぷり入って販売されていますので、コスパも〇。大きな布製品用に1つ持っておくのをおすすめします。

天然のりをより使いやすく加工しているのが、「水溶性ジェルタイプや粉末タイプ」。アレルギーなど肌の弱い人は、ジェルや粉末タイプの天然のりであれば手軽に使えます。

天然のりの特徴であるパリっとした仕上がりを再現してくれるため、ワイシャツや浴衣などののり付けに最適です。一方で、ブラウスなどの空気感のある衣類には不向きと言えます。

使用する前にはのりの付き方にムラができてしまわないよう、きちんと水に溶けるかどうかを確認してから使うのをおすすめします。洗剤などの薬品でアレルギー反応が出てしまったり肌が弱い人も、天然成分の水溶性・粉末タイプなら安心して使えます。

シワ取りスプレーを使用する際は、対応素材もチェックする必要があります。使える素材は綿・ウール・合成繊維・麻で、レーヨン・シルクには対応していないものが多いです。合成繊維であってもポリエステル100％の生地は、スプレーが生地に浸透しないためシワ取り効果がなく、逆に輪ジミができてしまう場合があります。

どの素材であっても、目立たない箇所にシワ取りスプレーを試してから使用するのがおすすめです。

アイロンスプレーの代用として使えるのが、市販のスプレーと水道水です。洋服を乾いたままでアイロンするより、少し湿らせた方がアイロンの効果が長持ちします。方法はスプレーボトルを購入し、水道水を入れてスプレーするだけでOKです。

次回も使用する場合は、スプレーボトルの水は交換してください。人によってはアイロンスプレーを使うとパリパリ過ぎると感じる方もいます。水道水なら硬くならず、肌に合わない方も使いやすいです。スプレーボトルがない方は、服が生乾きの状態でアイロンすれば同じ効果が得られます。

アイロンが不要のシワ取りスプレーが、さまざまなメーカーから発売されています。使用方法は商品によって多少異なりますが、衣類から10～20cm離してスプレーし、手で衣類を伸ばしてハンガーに掛けるだけで簡単です。基本的に綿・ウール・麻・合成繊維に使えますが、水に弱いシルクやレーヨンには使用できないものがほとんどです。

シワを取るだけでなく、消臭や静電気防止などプラス効果のあるシワ取りスプレーもあり、用途によって選べます。家を出る際、衣類のシワに気づいたときなどサッとスプレーするなど重宝します。もっとシワ取りスプレーについて知りたい方は下記のリンクを参考にしてください。

アイロンスプレーがあれば、簡単手軽にシワ伸ばし・シワ取りできます。また、希望する仕上がり具合に応じたアイロンスプレーの種類があるのも心強いポイント。すてきな香りのついたものなら、億劫なアイロンがけがたちまちリラックスタイムになります。大切なお洋服を長持ちさせるためにも、アイロンスプレーを上手に活用しましょう。