セラミド化粧水のおすすめ15選｜無印にある？デパコスからプチプラまで紹介！

セラミド化粧水に含まれるセラミド成分は、肌にやさしく潤いを与えてくれるため、乾燥肌・敏感肌の方に特におすすめです。セラミドは高保湿成分で、肌に足りない水分・油分を補い、潤いをサポートするなど、肌の乾燥に悩んでいる方にピッタリの化粧水です。

しかし、セラミド成分には種類があり、マツキヨなどのドラッグストアで購入できるプチプラ価格のものから、百貨店などで購入できるデパコスまで、幅広いブランドから販売されています。人型セラミドや動物性セラミドなど、違いがわからない方も多いですよね。

そこで、本記事ではセラミド化粧水の選び方、おすすめ15選を紹介します。また、化粧水の効果的な使い方や、無印のおすすめ化粧水も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

セラミドとは、肌の角層のすき間を満たす肌の必須成分です。また、紫外線や乾燥などの刺激から肌を守ってくれる役割を担っています。この役割をバリア機能といい、セラミド化粧水で不足したセラミドを補い、バリア機能をサポートします。

セラミドは体で生成できますが、加齢・ストレス・日焼けなどのターンオーバーの乱れで減少します。セラミドが不足してしまうと、角層のバリア機能が十分に発揮できず、乾燥・肌荒れ・カサつきなどの影響が出てしまうため注意が必要です。

また、不足したセラミドを補うと、肌に潤いを与え、キメが整った肌をキープできます。ぜひセラミド化粧水を活用して、肌を健やかに保ちましょう。

ヒト型セラミドは、天然セラミドとも呼ばれていて、人間が持つセラミドに似た構造で作られています。そのため、肌に馴染みやすく、少量でもバリア機能をサポートしてくれるのがメリットです。

ただし、ヒト型セラミドの成分自体が高価なため、高額な化粧水が多いのがデメリットです。安い化粧水で、ヒト型セラミドが含まれていたとしても、少量しか入っていない商品が多くなっています。

非ヒト型セラミドは、セラミドに似たものを人工的に作り出した成分です。類似セラミドとも呼ばれていて、石油などから合成して大量生産が可能なので、プチプラ価格でたっぷり使えるのがメリットです。

ただし、ヒト型セラミドよりもセラミド自体の効果は劣ります。また、非ヒト型セラミドは成分名が複雑なので、後で紹介するセラミドの表示名称を参考にしてください。

動物性セラミドは、牛・馬・豚などの脳や脊髄などから抽出した成分で作られています。ヒト型セラミド同様、人間が持つセラミドに構造が似ているため、肌の角質層まで浸透しやすく、保湿力が高いのが魅力です。

また、天然成分で作られています。大量生産できない天然成分のため、高価な化粧水が多いのがデメリットです。

植物性セラミドは、米・大豆・とうもろこしなどの植物由来の天然成分から作られています。植物性セラミドは、プチプラ価格で購入でき、コスパと肌へのやさしさを重視する方に最適です。

ただし、ヒト型セラミドや動物性セラミドよりも、角質層への浸透に時間がかかるのがデメリットです。保湿力もやや劣るため、セラミドの効果を重視するならヒト型セラミドの入っている化粧水を使用しましょう。

肌に潤いを与える成分は、セラミド化粧水と一緒によく使われています。ヒアルロン酸・コラーゲンなどが主に挙げられます。これらの成分は、肌に水分を引き寄せて潤いを与えるため、セラミドと一緒に使われているかチェックしましょう。

• ヒアルロン酸
• コラーゲン
• アミノ酸類（アルギニン・セリン・グリシンなど）
• グリセリン
• BG（ブチレングリコール）
• DPG（ジプロピレングリコール）
• PCA-Na
• 乳酸Na

スクワラン・ワセリンなどの成分は、水分を閉じ込めてフタをする役割を果たしています。肌に潤いを与えるセラミド・ヒアルロン酸などを、油分でフタをしてくれるため、肌の潤いをキープしてくれます。ぜひ、以下のような成分が含まれている化粧水を選びましょう。

• スクワラン
• ワセリン
• 植物性オイル

化粧水は、さっぱり・しっとりなどのテクスチャーが違うものが販売されています。毎日使うものなので、自分が使いやすいテクスチャーを選びましょう。使いやすさを重視するなら、ポンプタイプの化粧水がフタを開ける手間がないためおすすめです。

また、化粧水の香りもチェックしましょう。苦手な香りだと使い続けるのが難しいため、毎日使い続けられる無香料や好きな香りを選ぶのがおすすめです。

刺激のある成分が苦手な敏感な肌の方は、低刺激処方や添加物が入っていないものを選ぶのがおすすめです。エタノールなど刺激がある成分が含まれていると、肌が敏感な方は肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

見分けるポイントは、「パッチテスト済」「アレルギーテスト済」「アルコールフリー」「パラベンフリー」などの表記を参考にします。また、これらの表記があっても完全にトラブルが起きない訳ではないため、少量を肌につけて肌に変化がないか確認してから使用するのがおすすめです。

セラミド成分や保湿成分量など、成分量や使い心地にこだわりたい方は、デパコス価格の化粧水がおすすめです。デパコス価格の化粧水は、ヒト型セラミド・動物性セラミドなど、高価なセラミド成分を使用しているものが多いです。

使用感やパッケージもワンランク上の仕上がりで、スキンケアしている間も優雅な気持ちになります。また、百貨店やデパートなら、販売員の方が肌に合った化粧水を選んでくれるのも魅力です。

マツキヨなどのドラッグストアや、無印などで購入できるプチプラ価格の化粧水は、惜しみなくジャバジャバ使えるのが魅力です。類似セラミドや植物性セラミドを使用しているものが多く、顔だけでなく全身の保湿にも人気です。

セラミド化粧水を初めて購入する方は、プチプラ価格の商品から試してみましょう。

セラミドは、表示名称が改訂されていて、化粧品表示名称の見分け方が難しいです。そこで、以下でセラミドの主な表示名称（改定前・改定後）と、それぞれの機能性について紹介します。

高すぎない値段で試しやすい無印の化粧水ですが、セラミドは含まれていません。しかし、無印の化粧水はコストパフォーマンスが高く、肌質に合わせて種類を選べるのが魅力です。

一番人気がある敏感肌用シリーズや、天然うるおい成分を含むクリアケアシリーズ、年齢を重ねた肌にうるおいを与えるエイジングケアシリーズなどがあります。より詳しく無印の化粧水について知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

セラミド化粧水を効果的に使うには、使い方や注意点をチェックしておきましょう。ただ塗るだけでなく、馴染ませ方や化粧水の量などにも注意して行うと、よりセラミド化粧水の効果が感じられます。

【使い方】

1. 洗顔をする
2. 化粧水の推奨量を手に取る（多い場合は2回に分ける）
3. 額・両頬・顎・鼻の5点に化粧水をつける
4. 手のひらに残った化粧水を顔の内側から外側に向かって馴染ませる
5. 手のひらで顔を包み込むように馴染ませる
6. 手に残った化粧水を首やデコルテに塗る

【注意点】

• 各化粧水に表示されている推奨量を守る
• シャバシャバした化粧水は多めにつける
• 顔全体に均等に馴染ませる
• 肌にやさしくプレスするように馴染ませる

セラミド化粧水を使って肌を保湿しても、肌のつっぱりやカサつきが気になる方もいますよね。肌は、紫外線などで日焼けをすると、肌表面の角質から水分を奪い、乾燥によってシミ・シワ・たるみなどの原因となります。

また、加齢・睡眠不足・栄養不足などによって、ターンオーバーが乱れると、健やかな肌が育たなくなってしまいます。その他にも、摩擦・怪我などの刺激があると、肌のバリア機能が低下がするので、極力肌に刺激を与えないのが大切です。

そのため、セラミド化粧水などを使って保湿するのはもちろん、日焼け止めクリームを塗ったり、バランスのいい食事・睡眠時間などを気にしたり、日々の生活習慣で乾燥しないように心がけましょう。

同じ「セラミド化粧水」と謳っていても、セラミドの種類やその他の保湿成分など、チェックする大切なポイントがあります。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に、使い心地や価格帯など、毎日無理なく保湿できるものを選んでみてください。