【毛穴】乳液パックにおすすめの乳液12選｜毎日は逆効果？お風呂でのやり方を解説

化粧水をコットンに含ませてお顔に張り付けるローションパックを実践している方はたくさんみえると思います。そんな方の中で、秋になってローションパックが効かなくなってきた方・毎日やっているのに期待するほどの効果が感じられない方には「乳液パック」がおすすめです。

「乳液パック」は少し時間に余裕がある時のスペシャル毛穴ケアとしておすすめで、いつもよりワンランクアップしたうるおいのある肌に導いてくれます。しかし、どうすればいいのか分からない方も多いスキンケア法です。

そこで、今回はお風呂でできる「乳液パック」のやり方と、乳液パックにおすすめの乳液を紹介します。同時に今大注目の「乳液仮面返し」の方法も紹介します。スペシャルな乳液パックで今まで味わえなかった肌の感触を楽しみましょう。

普段から乳液を使ってスキンケアをしてみえる方に、少し時間がある時のスペシャルケアとしておすすめなのが「乳液パック」です。「乳液パック」には特別なものはいりません。乳液とコットンがあれば簡単にできます。

コットンを使ったパックと言えば、化粧水を使ったローションパックが有名ですが、「乳液パック」はさらに、しっかり潤おった弾力のある肌に導いてくれます。また、メイク前に行えばファンデーションのノリも良くなります。

乳液は、化粧水で補給した潤いに油分を補い、水分の蒸発を防ぐのが主な役割です。また、肌の角層を柔らかくして、滑らかな肌へと導きます。乳液パックは、乳液の役割を最大限に引き出す方法で、以下のような方におすすめのスキンケア方法です。

• ローションパックで期待した効果が感じられない方
• お肌の乾燥が気になる方
• お肌を引き締めたい方
• 化粧ノリが悪いと感じる方

「乳液パック」は普通の乳液の使い方と違って、肌が乳液と触れる時間が長くなります。塗るだけでは刺激を感じなかった乳液も、乳液パックでは刺激を感じるかもしれません。「乳液パック」に使う乳液はより低刺激なものを選びましょう。特に肌が乾燥している方は、肌のバリア機能が低下しています。敏感肌用の製品がおすすめです。

「乳液パック」の乳液は硬めのテクスチャーのものがおすすめです。柔らかめのものは、パック中に乳液が垂れてきてしまいます。特にコットンを使わない方法では硬めのテクスチャーのものを選びましょう。逆に、コットンを使う場合は、硬過ぎると乳液がコットンに馴染みにくくなります。乳液パックの方法によっても適したテクスチャーは異なります。

「乳液パック」の主な目的は乾燥の緩和です。しかし、乳液には他にもいろいろな役割を持たせたものもありますので、それを生かしたスキンケアもできます。歳を重ねた肌に潤いを与えるエイジングケア※にはコラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどが含まれた乳液、シミやニキビ後のケアには、ビタミンC誘導体が含まれた乳液がおすすめです。

※エイジングケアとは、年齢を重ねた今の肌にうるおいを与えるケア

ニキビができやすい方は、ニキビができにくい処方がされた乳液がおすすめです。まずはオイルフリーの乳液を選びましょう。

それでも心配な方は、ニキビの初期症状である「コメド」の発生頻度が低い「ノンコメドジェニック」の化粧品がおすすめです。「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示されている乳液です。ただし、すべての方にアレルギーが起こらないわけではないので、異常があった時にはすぐに使用を中止しましょう。

乳液はさまざまなスキンケアブランドから発売されていますが、数多くある乳液の中からどんなものを選んだらいいのか気になりますよね。

無印良品のようなプチプラな乳液であれば、惜しみなく使えるのがメリットです。また、デパコスは、価格は上がりますが、その分成分にこだわったり肌質に合わせて選べたりできるのがメリットと言えます。

自分の重視したいポイントを焦点にして、プチプラ乳液・デパコス乳液をチェックしましょう。

入浴しながらであれば、蒸発しにくいのでコットンは使わなくて構いません。下のような順番で行います。

1. クレンジングをする。（クレンジングバームもおすすめ）
2. 洗顔する。（ゴシゴシではなく、優しく）
3. 湯船に浸かりたっぷりと乳液を塗る。（顔全体をパックするように、たっぷりが重要）
4. 10～15分湯船に浸かる。（液垂れが気になるようであればコットンを利用）

お風呂での乳液パックは、体温が上がっているために、より高い効果が期待できます。しかも、特別な時間を設ける必要もなく手軽にできるおすすめの方法です。

毛穴の目立ちは、加齢によって角層の水分量が低下し、肌の柔軟性が減衰してしまうのが原因です。そのため、毛穴が気になる方は肌に潤いを持たせるのが大切で、「乳液パック」は効果的です。方法は以下を参考にしてください。

1. いつもの化粧水と乳液で普通にスキンケアする。
2. コットンを2枚に裂き、毛羽立ちのない方全面に乳液を広げる。
3. 毛穴が気になる部分に貼って5分ほど放置する。
4. コットンを剥がし、肌に残った乳液を手でしっかりなじませる。

黒ずみが気になる場合は「ふき取り化粧水」の使用がおすすめです。

肌の乾燥を防ぐための「乳液パック」は、口元や目元など顔全体が保湿できる基本の方法です。下の順番で「乳液パック」を施します。コットンは使わないのでお風呂タイムに行うのもおすすめです。

1. 化粧水で肌を整える
2. 皮膚がやや隠れる程度にたっぷりと乳液を塗る。（たっぷりが重要！）
3. 乳液が透明になるまで放置する。（20分程度）
4. 余った油分を軽く押さえるように優しくオフする

洗顔やクレンジングで落とせなかった汚れや古い角質を「拭き取り化粧水」で落としておくとより効果的です。肌を引き締めたい方におすすめの「乳液パック」の方法は以下の通りです。

1. 洗顔（＋拭き取り化粧水）で汚れを落とす
2. 化粧水や乳液で普通にスキンケアをする。
3. コットンを2枚に裂き、毛羽立ちのない方全面に乳液を広げる。（少し多いかなと思うくらいが適量）
4. 毛穴の黒ずみが気になるところに貼る。
5. 10～15分ほど放置

「乳液仮面返し」は多くの美容関係の書籍も出してみえるビューティディレクターの小林ひろ美さんの提唱する美容法です。フリーアナウンサーでありタレントとしても活躍してみえる田中みな実さんがテレビやSNSで紹介されたので注目を集めました。乳液パックの応用編のスペシャルケアとして、その効果と方法を紹介します。

「乳液仮面返し」は乳液とシートマスクでパックする方法です。シートマスクも乳液もそれぞれ特徴のあるものが作られています。「乳液仮面返し」では この2つの組み合せ方は自由で、その時の肌の悩みに合わせて組み合せられます。ただし、毎日行うのは逆に肌トラブルにつながる可能性もあるので、スペシャルケアとして施すのがおすすめです。

シートマスクだけのケアは、時間とともにシートの水分が蒸発してしまいますが、「乳液仮面返し」は水分と同時に油分を補い水分蒸発を防げます。また、裏返す前にシート表面が乳液で覆われ、シートマスクの美容成分が肌の角質層まで届きやすく、ハリのある肌に仕上がります。特に、肌トラブルの起きやすい、季節の変わりめなどにおすすめの美容法です。

それでは、「乳液仮面返し」の基本的なやり方を解説していきます。また、アレンジ方法も紹介するので、参考にしてください。

基本の「乳液仮面返し」の仕方を下に紹介します。

1. 洗顔し化粧水で肌を整える。（肌の汚れはきれいに取り除いておく）
2. シートマスクを顔に被せ10分間放置する。（シートが浮かないように）
3. シートマスクに乳液をたっぷりのせる。（たっぷりが重要）
4. シートマスクを裏返して10分放置する。（シートが浮かないように）
5. シートマスクを剥がして乳液を肌になじませる。（ハンドプレスで温めながら）
6. クリームを塗る。（うるおいが逃げないようする）

シートマスクは目元や口元のケアができませんので、別途ポイント保湿ケアをするのがおすすめです。

乾燥しやすい目元もしっかりケアしたい方には、目元コットンが効果的です。目元コットンのやり方は以下の通りです。

1. シートマスクに残った美容液をコットンに染み込ませる
2. コットンを2枚に裂く
3. コットンをシートマスクの目元部分に引っ掛けて顔にのせる

コットンを挟むと、シートマスクの目元のスペースが埋められるので、乾燥しやすい目尻まで美容液がいき渡りやすくなります。

乳液仮面返しは、週2~3回くらいの頻度で行うのがおすすめです。しかし、フェイスパックの両面を使って、長時間パックをし続けるケア方法なので、頻繁に行ってしまうと反対に肌に負担がかかってしまう場合もあります。

特に、はじめて乳液仮面返しを行う方は、1度試して肌の様子を見てから、回数を増やして続けていくのがおすすめです。

顔の肌荒れが気になって、人に会うのが億劫になっている方はいませんか？そんな方には特に「乳液パック」がおすすめです。また、マスク生活で肌が荒れ気味な方も、乳液パックのスキンケアがおすすめです。荒れたお肌をケアして自信のある肌を手に入れましょう。