プチプラパウダーファンデーションおすすめ31選｜崩れにくいい塗り方やカバー力高いものも

手軽にベースメイクができるパウダーファンデーションは、使い勝手がよくメイク初心者でも使いやすいアイテムです。プチプラブランドからもパウダーファンデーションは販売されていますが、「プチプラだと機能性は大丈夫なのかな？」と心配な方も多いかもしれません。

実はプチプラパウダーファンデーションにはカバー力の高いものや崩れにくいもの、ツヤ肌になれるものなど優秀な商品がたくさんあります。リーズナブルな価格ながら、自分の理想のお肌に仕上げることも可能です。

この記事では、プチプラパウダーファンデーションの選び方やおすすめ商品を紹介します。マスクにつかない・崩れないパウダーファンデーションの塗り方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

プチプラパウダーファンデーションは年代・肌質・求める仕上がりなどによって選び方が変わってきます。詳しく解説していきますので、自分のお肌に合ったプチプラパウダーファンデーションを見つけましょう。

プチプラパウダーファンデーションを選ぶときは、年代に注目してみましょう。10代～20代・30代・40代と、年代によって肌質は変化し悩みも変わります。年代に合ったパウダーファンデーションを選び、美しい肌を演出してください。

10代～20代の方は、肌に負担がかかりにくい薄づきのパウダーファンデーションが適します。皮脂分泌が多い時期でもあるため、厚塗りすると崩れやすくなります。また石鹸で落とせるタイプだとクレンジングの負担を軽減できます。

30代の方には、保湿力の高いパウダーファンデーションが適します。肌のうるおいを保ちにくくなる時期のため、保湿が不十分だと乾燥で化粧崩れしてしまうこともあります。季節によって肌質が変わる方は、ツヤタイプ・マットタイプを使い分けてみてください。

40代の方は、カバー力の高いパウダーファンデーションが適します。40代はシミやたるみなどさまざまな悩みが気になり始める時期なので、肌悩みをカバーできるタイプを選びましょう。また30代よりもさらに保湿が重要になります。美容液入りだとうるおいをキープできます。

50代は20代よりも肌のターンオーバーにかかる期間が長くなり、乾燥などが気になりだす年代。また40代で気になり始めたシミなどの肌悩みが目立ち始めてしまうことも。50代には保湿力＋カバー力に優れたパウダーファンデーションが適します。

プチプラパウダーファンデーションを選ぶときは、仕上がりのタイプにも注目してみましょう。大きく分けてテカリや皮脂崩れを抑える「マットタイプ」・しっとりとしたツヤ肌に見せる「ツヤタイプ」があります。どんな肌になりたいか決めて選んでみてください。

「とにかくテカリが嫌！サラサラ肌をキープしたい！」方には、マットタイプが適します。マットタイプは油分が少なく、陶器のようなサラサラすべすべのお肌に。テカリや皮脂崩れが気になる脂性肌の方に向いています。

マットタイプは塗りすぎると粉っぽくなってしまいがちですが、そんなときはパフではなく大きめのブラシを使ってみてください。パウダーファンデーションがふわっと肌にのり、ナチュラルな仕上がりになります。またツヤが欲しい場合には、ハイライトを部分的に使ってみてください。

「乾燥が気になる・・・うるおい感のある肌に仕上げたい！」という方にはツヤタイプが適します。ツヤタイプのパウダーファンデーションには保湿成分や油分が多く含まれており、乾燥による化粧崩れを防いでしっとりうるおい感のある肌に仕上がります。

さらに、肌に立体感を出したいならパール入りのものを選んでみてください。どの角度から見ても内側から輝くようなツヤ肌を演出できます。

セミマットタイプは、マットタイプのサラサラ感とツヤタイプのしっとり感を兼ね備えています。「皮脂によるテカリが気になるけど部分的には乾燥しちゃう」という方に向いています。自然なツヤを出しつつ、テカらない肌が作れます。

プチプラパウダーファンデーションを選ぶときは、自分の肌質に合った成分が含まれているかもチェックしましょう。「乾燥肌」「脂性肌」「敏感肌」それぞれの悩みに合わせて、よりきれいに仕上がる成分のものを選んでください。以下で詳しく解説します。

乾燥肌の方は、コラーゲン・ヒアルロン酸・スクワランなど保湿成分入りのパウダーファンデーションを選んでください。乾燥肌の方がパウダーファンデーションを使うと粉をふいてしまうこともあるので、うるおいを与えることがきれいに仕上げる鍵になります。

またベースメイクをする前のスキンケアでしっかり保湿することが重要です。化粧水や乳液、クリームなどで水分と油分を与え、うるおいのある肌に整えることでパウダーファンデーションのノリが良くなります。薄く塗ることも長持ちさせるポイントです。

「すぐに肌がベタつくのが悩み・・」という脂性肌の方は、皮脂コントロール成分入りのパウダーファンデーションが向いています。皮脂を吸着して、テカリやベタつきを抑えてくれます。いわゆる「マットタイプ」のパウダーファンデーションの多くに皮脂コントロール成分が入っています。

厚塗りするとパウダーファンデーションが崩れやすくなるため、薄く塗るのがポイントです。さらにベースメイクのときに皮脂崩れを防ぐ化粧下地を併用すると、より崩れにくくなります。

肌トラブルが起こりやすい敏感肌の方は、肌に負担の少ないパウダーファンデーションを選んでください。ただし、オイルフリー・ミネラル成分・天然由来成分・無香料・無着色など複数ありますが、全く肌トラブルが起きないというわけではないので注意しましょう。

敏感肌の方はクレンジング剤の成分でも肌トラブルを起こす可能性があるため、石鹸や洗顔フォームで落とせるタイプが適します。アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト済みといった表示のついた商品もあるので、購入時にチェックしてみてください。

プチプラパウダーファンデーションを選ぶときは、＋α機能にも注目してみましょう。例として以下のような機能がありますが、特にUVカット機能は重要なので必ずチェックしてください。

• UVカット
  紫外線は肌荒れや老化の原因になるため、UVカット機能は必須です。日常使いでのおすすめはSPF30・PA++程度のもの。数値が高すぎるとお肌の負担になります。UVカット効果のある化粧下地との併用もおすすめです。
• ウォータープルーフ
  特に皮脂が出やすい方や夏場で汗をかきやすいときには、ウォータープルーフのファンデーションが便利です。お肌にしっかりと密着し水で流れない処方になっています。落とす際はクレンジングが必要ですので敏感肌の方にはあまり向きません。

ここではCANMAKE(キャンメイク)・CEZANNE(セザンヌ)・ちふれなど、プチプラパウダーファンデーションの人気ブランドを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

プチプラブランドで有名なCANMAKE(キャンメイク)は、かわいい・リーズナブル・高品質なメイクグッズが主に10〜20代に人気です。1,000円以下で買えるアイテムが多数揃っています。

CANMAKE(キャンメイク)の「マシュマロフィニッシュファンデーション」は、ふんわりとマットな仕上がりで、テカリを防止してくれます。また洗顔料のみでオフできるので、忙しい方にもおすすめです。

CEZANNE(セザンヌ)は、シンプルで高品質なメイクグッズが販売されています。学生から大人の女性まで、幅広い年代の方が使いやすいのが魅力のひとつです。

パウダーファンデーションは複数展開されており、UVカット・皮脂固定化パウダー・保湿成分入りなど、さまざまな機能を備えたタイプがあります。「UVファンデーション EXプラス」は、自然に肌悩みをカバーしてくれる人気商品ですが、レフィルがなんと418円。気兼ねなくリピートできます。

ちふれからは無着色・無香料の肌にやさしいメイクグッズが多数販売されています。高品質ながら続けやすい価格で、敏感肌の方にも長年ファンが多いブランドです。

「UV パウダーファンデーション」は、しっかり肌に密着し透明感（※）アップ。軽いつけ心地でキメ細かい肌に仕上げてくれます。SPF36・PA++でUVカット機能も申し分なし。スポンジを濡らしてから使うとマスクにつきにくくなります。

またLDKのサイトで紹介されているモイスチャパウダーファンデーションは、厚塗り感は出ないがカバー力があり、ほどよいツヤを足してくれます。しかし、毛穴にたまりやすいので、扱いに少しコツがいる商品です。

（※）肌が潤い透き通るような印象

DHCは、肌への優しさを追求し天然成分を生かしたナチュラル処方の化粧品を開発しています。「Q10モイスチュアケア クリアパウダリーファンデーション」は、肌の乾燥が気になる方におすすめです。「コエンザイムQ10」をはじめとした美容成分が濃密うるおい処方で、弾力アップにも期待できます。

ヴィセはコーセーのプチプラブランドで、コーセー愛用者からも多くの支持を集めています。おしゃれで上品なデザインも人気の秘密。そんなヴィセのファンデーションは、使用感が上質なのが特徴です。

価格は2000円前後と、プチプラ商品のなかでは少し高いと感じる方もいるかもしれません。お試しサイズの商品も販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

「せっかくメイクしてもマスクについて取れちゃう」と悩んでいる方は多いですよね。ここでは、マスクにつかない・崩れないパウダーファンデーションの塗り方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

パフを使用する場合は、顔に塗る前にパウダーファンデーションをパフ全体に揉みこみましょう。そのあと、余分な粉を手の甲で調整するのがポイントです。このひと手間でパウダーファンデーションが均一にのり、粉吹きや乾燥による化粧崩れを防いでくれます。

ブラシを使用する場合もパフと同じで、パウダーファンデーションを含ませたあと手の甲で量を調整しましょう。また、顔にパウダーファンデーションを塗り終わったあと、何もついていないブラシを使用して余分な粉を払います。このひと手間でツヤ肌に見せられるので、ぜひ挑戦してみてください。

パウダーファンデーションがマスクにつかないようにするには、自分の顔に合ったマスクを使うのがポイントです。サイズの合わないマスクを使用すると摩擦が起き、パウダーファンデーションがつく可能性があります。

また、フィックスミスト(メイクキープスプレー)を使うのもおすすめです。皮脂崩れ・乾燥崩れを防ぎ、ベースメイクを長持ちさせてくれます。スプレー後は乾くまで待ってからマスクを着けてください。フェイスパウダーやティッシュなどを使ってファンデーションの余分な油分を取り除く方法もおすすめです。

一般的に肌の色には、「黄色いイエローベース」「青色味なブルーベース」の2種類があります。多くのファンデーションはこの2つをベースに選べるようガイドがあるので、自分がどちらなのか知っておくと選びやすいです。

またコスメだけでなく髪色や服の色も自分に似合うものが選べるようになります。化粧品売り場でプロに診断してもらうのが正確ですが、以下の表で簡単に自分で診断することもできます。

〈簡単に診断する方法〉

パウダーファンデーションは正しい順番で塗るとより美肌に見せることができます。パフを使ってパウダーファンデーションを塗る場合は、以下の手順がおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. パウダーファンデーションをパフの半分の面積に取る（この量で顔の半分！）
2. 顔の内側から外側に向かって力を入れずにパフを滑らせる。
3. 両頬と額を塗ったら、パフに残っているファンデーションで目、鼻、口周りに塗る。目のキワや小鼻はパフを半分に折って塗るとヨレにくい。
4. 厚みやムラがある場合は、ファンデーションが付いていない部分で叩くように馴染ませる。

プチプラパウダーファンデーションは「保湿」や「皮脂吸着」を謳っているものでも化粧崩れしてしまうことがあります。「値段が安いとそれなりなのかな？」と思ってしまいますよね。

そんなときは、化粧下地を工夫してみてください。「保湿系ファンデでも乾燥する！」という方はより油分の多い下地、「マットタイプでもベタつく！」という方はよりサラサラにしてくれる下地を組み合わせてみましょう。同じファンデーションでも、下地を変えるだけで化粧持ちが格段にアップすることもあります。

パウダーファンデーションの使用期限は、未開封で3年、開封後は1年です。クッションタイプやリキッドタイプよりも長持ちする傾向にありますが、肌に直接触れるものですので、使用期限は守りましょう。スポンジやブラシを清潔にしておくのも、長持ちさせるポイントです。

プチプラパウダーファンデーションは、機能性の高いアイテムがたくさんあります。年代・仕上がり方・肌質・など、今回紹介した選び方をぜひ参考にしてみてください。自分にぴったりのプチプラパウダーファンデーションを見つけて、美しい肌を演出しましょう。