ワンピースのジャージおすすめ10選｜サイクルジャージはロードバイクでも使える？

サイクリングに欠かせないアイテムといえばサイクルジャージです。従来からあるサイクルジャージは大きく分けてワンピースタイプとセパレートタイプの2種類があり、それぞれメリット・デメリットがありました。最近ではそれぞれのメリットを活かしたセパレートワンピースが主流となっています。

セパレートワンピースの最大の特徴は上半身部分が左右に大きく開く点です。ワンピースタイプのメリットである空気抵抗の少なさや着心地のよさはそのままに、脱ぎ着しやすい構造になっています。真夏の走行でも前を開けられる範囲が広く、すばやく体を冷やすことが可能です。

この記事ではサイクルジャージの特徴・種類とワンピースタイプのメリット、選び方のポイントを解説。ワンピースタイプのおすすめ10選と人気ブランドもあわせて紹介しています。サイクリングを快適に楽しみたい方必見です。

サイクルジャージの特徴は身体のラインが出るピッタリしたシルエットです。サイクリング初心者の方には若干抵抗があるかもしれません。自転車の本場ヨーロッパではサイクリングはスポーツとして認知されており、他のスポーツウェア同様、快適で安全性の高い走りのためにサイクルジャージを着る必要があるのです。

ワンピースタイプの特徴はシームレス構造による空気抵抗の少なさです。もう一つの特徴は着心地のよさ。従来からあるボトムはウエストで締めるタイプと肩紐がついたタイプがあり、肌に当たる部分に負荷がかかります。ワンピースタイプはこうした負荷がなくストレスがありません。上下一体なのでサイクリング中に泥や砂が入らないのも人気の理由です。

ワンピースタイプのデメリットについてご紹介します。まず、ワンピースタイプの価格が高いことが挙げられます。エアロ効果が得られるというメリットはありますが、その分価格も高くなってしまいます。

ワンピースタイプはエアロ効果が得られる一方で、キツさも感じることがあります。体にピッタリとフィットするため、動きに制約が生じることがあります。さらに、ワンピースタイプではゼッケンの付けにくさがあります。レースやイベントでゼッケンを付ける必要がある場合、ワンピースタイプでは付けにくさを感じることがあります。

快適な走りを実現するにはサイクルジャージの選び方が重要です。機能性はもちろんのこと、季節に応じた素材やデザイン、安全性もしっかりおさえたいですね。サイクルジャージを選ぶポイントを詳しく紹介します。

サイクリングは運動量が多く大量の汗をかきます。気温の高い日であればなおさらです。汗による不快感や汗冷えを防ぐためにも、吸汗速乾性に優れたサイクリングウェアを着用しましょう。常にサラリとした着心地が保たれて快適に走れます。

通気性をよくするメッシュ素材や、肌に触れると冷たく感じる接触冷感素材が使われているウェアもありますので、季節に応じて選んでみてください。

サイクルジャージは身体にフィットしたデザインが一般的です。風による空気抵抗を抑えることで速い走りが実現でき、長く走っていても疲れにくくなります。服のバタつきが抑えられることで、走行中に風にあおられたり、服が引っかかってケガをする可能性も軽減されるでしょう。安全面においても、密着性のあるウェアがおすすめです。

サイクルジャージの素材はストレッチ性が高く動きやすいのが特徴です。走行中は前傾姿勢になるため、腹部に圧迫感を感じないものがおすすめ。ペダルを漕ぐときに突っ張りを感じないかどうかも、快適な走りにつながるポイントとなります。ストレスなくサイクリングを楽しめるよう、ポイントをおさえて選びましょう。

サイクリングウェアに欠かせないのが、サドルによる臀部の痛みを軽減するパッド入りパンツです。ライディング中はどうしても臀部に負担がかかります。快適な走りを追求するなら弾力性と通気性を重視して選びましょう。適度な弾力性が座骨と骨盤を衝撃から守り、通気性に優れた生地が長時間の走行で生じるムレを軽減します。

サイクリングでは、なるべく荷物を少なくするのがおすすめです。サイクルジャージは背中にバックポケットがついているデザインが多く、ある程度の持ち物なら十分入ります。短距離の走行であればバックポケットだけで対応可能です。リュックのように背中全体に負担がかからないので、ストレスフリーでサイクリングを楽しめます。

紫外線が強くなる時期は、UVカット素材のサイクルジャージを着用するのがおすすめです。紫外線対策は肌への負担を緩和するだけではありません。紫外線を浴び続けると体内に活性酸素がつくられます。これを中和するために、抗酸化物質であるビタミン類が使われることで、疲労感につながります。疲労対策のためにもUVカットは欠かせません。

気温の高い季節のサイクリングはたくさん汗をかきます。汗で濡れたままの状態では不快感があるだけでなく、汗冷えの原因にもなります。この時期に最適なのが吸汗速乾性に優れたウェアです。吸いとった汗をすばやく蒸発させ、サラサラな状態をキープできるウェアを選べば快適な走りを楽しめます。

秋冬のサイクルジャージに必須なのは保温性と防風性です。フリース素材など裏起毛タイプのウェアもあり、気温5℃程度のサイクリングでも十分対応できます。透湿性も重要なポイントです。湿気を逃し、汗で身体を冷やさないような素材を選びましょう。春夏でも使える吸汗速乾性のウェアは、保温性も兼ねており秋冬のアンダーウェアとしても使えます。

最近のサイクルジャージはメンズ・レディースともにデザイン性に優れたものが豊富です。メンズウェアは洗練されたクールなデザイン、レディースウェアはカジュアルでポップなデザインが多く、本格的なライドだけでなく街乗りにも適しています。サイクリングを楽しむなら、走りとファッションの両方を追求したいですね。

サイクリングでは車道を走ることもあり、安全に気をつける必要があります。自動車からの視認性を高めるため、派手なカラーのサイクルジャージを選ぶのがおすすめです。蛍光カラーや色使いがきれいなデザインは自動車から見えやすく、安全面において効果があります。反射板やリフレクターロゴがついたウェアは光を反射するので、夕方から夜にかけての走行におすすめです。

サイクルジャージはワンピースタイプだけでなく、上下が分かれたセパレートタイプもあります。特徴とメリットデメリットを踏まえて、自分にあったウェアを選びましょう。

ノーマルパンツはベーシックなタイプのボトムで、一番普及しているタイプのサイクルジャージです。洋服と同じくスタンダードな形が特徴で、最も脱ぎ着しやすいタイプといえます。一方で腹部に締めつけ感があり、長時間走行していると痛みが出る場合もあります。固定力も十分とはいえず、走行中にずれやすいのもデメリットの一つです。

ノーマルパンツ同様上下が分かれており、肩ひもがついているタイプがビブパンツです。ノーマルパンツと違い、肩ひもで支えるので腹部への圧迫感がなく負担がかからない点がメリットです。一方、ビブパンツのデメリットは脱ぎ着が面倒な点です。肩ひもをおろす必要があり、特にトイレの使用時に大変だといえるでしょう。

機能性とファッション性の両方を追求したいなら、サイクルジャージの人気ブランドをチェックしておきましょう。

• パールイズミ：国内トップクラスのシェアを誇る1950年設立の老舗ブランド
• ラファ：スタイリッシュなデザインが人気のイギリスのブランド
• カステリ：海外のプロチームも使用している機能性に優れたブランド
• シマノ：機能的でコスパもよい初心者向けの定番ブランド
• TOKYO Wheels：日本の「ラファ」ともいえる存在の洗練されたブランド
• カペルミュール：高級感がありながらも普段使いとしても使える優秀ブランド
• アディダス：低価格で高品質が魅力の有名スポーツメーカー

サイクルジャージの特徴とワンピースタイプのメリット、おすすめのサイクルジャージワンピース10選を紹介しました。サイクルジャージはしっかりポイントをおさえて選ぶことが重要です。最近では、機能性とファッション性に優れたサイクルジャージを提供するブランドも増えてきました。ぜひこの機会に、自分に合ったサイクルジャージで快適な走りを楽しみましょう。