サバティカル ギリアの魅力｜グランドシートは？買えない？抽選で買う方法も

ソロキャンからグループキャンプまで、同行する人数が変わるたびにテントを合わせるのは大変ですよね。ソロ用はファミリーには小さすぎ、グループ用ではソロや2人には大きすぎ。複数のテントを揃えるための出費で頭を悩ます方が多いようです。

今回ご紹介するサバティカル ギリアは「インナーテントを選択できる」新発想のテント。2人用と5人用のインナーテントが付属しており、ソロから7人の大人数まで対応できます。さらに、サンドストーンカラーで見た目のおしゃれさもポイントです。

この記事では、サバティカル ギリアの魅力やメリットを紹介します。グランドシート付属ではないなど、デメリットも要チェックです。なかなか買えない方のために入手方法や抽選情報、サイズ違いのアルニカについても解説します。

2人用のインナーテントを使用すると、2ルームテントと同様の使い方ができます。150×280cmの寝室に加え、残りのスペースは前室に。タープを張らなくても日差しや雨を避けられ、多くの荷物や自転車の収納が可能です。

5人用のインナーテントを吊り下げれば、テントのほぼ半分が寝室になります。1人用のマットを4枚敷けるサイズがあり、ファミリーキャンプに最適です。前室はやや狭くなりますが、テーブルセットは楽に設置できます。

2人用と5人用、2種類のインナーテントを装備するサバティカル ギリアは、両者を同時に取り付けて7人程度のグループキャンプにも対応可能。2つのインナーの間は人が通り抜けられるので、靴を脱ぐスペースも確保できます。

キャンプにおいてのテントは「大は小を兼ねる」とは言い難いもの。大型になるほど持ち運びも設営もかなり面倒になります。その点、このサバティカル ギリアは大きすぎず小さすぎない5.2×3mのミドルサイズが魅力です。

2人で広く、4〜5人なら快適に、さらに7人でも賑やかに過ごせます。広いリビングはレイアウトも自在なので、コットを持ち込んでのゴロ寝やお座敷スタイルなどさまざまなスタイルが楽しめます。

サバティカル ギリアは、フルオープンで解放的なシェルターとして使えるのも魅力です。サイドシートをすべて巻き上げれば、想像以上に広いスペースのシェルターに早変わり。ロングサイズのテーブルを持ち込んで、グループでキャンプ飯が楽しめます。

また、ポールを追加して、パネルを跳ね上げてタープがわりにできるのもメリット。さらに、シェルターの下に小型のソロテントを設営する「カンガルースタイル」にもおすすめです。

広々使えるサバティカル ギリアは、剛性にすぐれたブリッジフレームを搭載しています。ブリッジフレームはテントのサイドを横切るように通す2本のフレームで、従来のトンネル型テント以上に風の影響を受けにくいのがメリットです。

耐風性が高ければ、標高が高い山などでのキャンプが快適になります。また、内側を風が通り抜けるシェルターとしても安心して使用できるのが魅力。歪みにも強く、耐久性を求める方にもおすすめです。

一般的な7人用2ルームテントの平均価格は50,000円程度、ギリアの定価はそれよりもやや安い47,080円。一見すると差を感じにくい数字ですが、実は素材や機能にこだわった高コスパなテントなのです。

たとえば、フライシートにはフッ素加工とPU加工を施し、撥水性と防水性を同時に高めた軽量ポリエステル素材を使用。2つのインナーテントやシェルターとしても使える汎用性を備えた点も考えると、かなりリーズナブルだと言えます。

キャンプでいちばん大変なテントの設営が、もっと簡単だったら嬉しいですよね。サバティカル ギリアは7人まで収容できるミドルサイズでも、初心者にも直感的に設営できるよう工夫が凝らされています。

メインフレーム3本とブリッジフレーム2本はショックコード内蔵で、バッグから出したら伸ばすだけ。それぞれを同色のスリーブに差し込み、ガイロープをペグダウンするだけです。半自立構造なので、慣れれば簡単に設営できるようになります。

テントと言えばオレンジやグリーンなど、目立ちやすいカラーリングが一般的ですね。自然の中での安全性の観点から言えば、視認性が高い色が多いのは納得。しかし、サバティカル ギリアは自然に溶け込むようなサンドストーンカラーが特徴です。

カーキでもコヨーテでもない、地面にも樹木にも馴染む魅力的なカラー。SNSでも映えるようなおしゃれなキャンプサイトにしたい方には、ナチュラルな色合いのギリアがおすすめです。

サバティカル ギリアの全高は170cm。一般的な身長の方やお子さんならテント内で動き回るのも楽々ですが、大柄な方にはややデメリットです。天井をやや低くした構造は耐風性の高さを維持するためのものでも、全高を上回る身長の方は中腰になります。

また、インナーテントの高さは140cmほど、開口部はさらに低くなるため、テントへの出入りや移動もしにくいのが難点。テント内での作業をする際には、頭上を確認しましょう。

サバティカル ギリアには、冬場に足元から吹き込む冷気をブロックするためのスカートが付属していません。このため、フライシートが地面から浮いた状態になり、晩秋から冬・早春にかけてはテント内が寒く感じます。

真冬のキャンプや寒さに弱い方は、保温性が高いマットやシュラフなどでの防寒対策が必要です。ポリエステル素材を使用しているため火に弱く、テント内や付近でのストーブや焚き火で暖をとるのは危険なので避けてください。

オープンスタイルのシェルターとしても使えるサバティカル ギリアは、設置したら直接地面の上で過ごします。就寝時にはインナーテントがあるので心配ありませんが、食事や団らんなどをするにはグランドシートが必要です。

コットやテーブルセットを設置しておけば気になりませんが、インナーテント以外でくつろぎたい方には別途グランドシートの購入をおすすめします。また、雨降りの水溜り対策としてもグランドシートは必要です。

なかなか買えないテントでも、公式通販を狙っていればおおむね入手できるもの。しかし、サバティカル ギリアは公式通販でも購入できません。予約・抽選販売のみが買えるチャンスですが、いつでも予約できないのが難点です。

サバティカルではほぼ毎月抽選販売が行われています！公式通販サイト「A&Fオンラインストア」や、サバティカル公式サイト内のNEWSに日程が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。

ほぼ毎月抽選販売のチャンスがあるとはいえ、少しでも当選率を上げたいところです。当選率アップのためには、第一に以下のようなタブー事項を行わないようにしましょう。

• 過去に当選したものへの応募
• 同じ住所から複数の応募（家族でもNG）

また、応募フォームの自由記述欄には、意見・感想・要望など商品に対する思いをしっかり書きましょう。メーカーの方は案外見ているもので、「この人に買わせてあげたい」と思ってもらえるかもしれません。転売ヤーではないと知らせる効果もあります。

とにかく確実に買いたい方には、メルカリを活用する方法もあります。中古品だけでなく、未使用の新品が販売されているのは魅力ですが、定価より高い価格で取引される商品が多いためじっくり品定めする必要がありそうです。

サバティカルのギリアを使用していて、もしポールなどのパーツが壊れた・紛失した場合は、取り扱いショップのA&F（エイアンドエフ）に修理・交換を依頼しましょう。カスタマーセンターに問い合わせれば対応してもらえます。

サバティカル アルニカは、4〜5人向けの2ルームテントです。リビングと寝室を備え、ギリア同様設営が簡単なトンネル型。フルオープンになる8面のフライシートはすべてキャノピーとして活用でき、テントと同幅程度のタープを立てるよりも便利です。

また、ギリアにはなかったスカートを装備し、冬場も暖かく過ごせるのが魅力。さらに、前後左右にはすべてメッシュパネルを採用しており、キャンプ中の嫌な害虫を気にせず過ごせます。

サバティカル ギリアの商品は、Amazonや楽天ではメーカーからは直接販売されていません。商品自体は出品されていることもありますが、定価の数倍で売られていることもあり、損をするので注意が必要です。

ソロでも大家族でも、人数やシーンに合わせて自在にレイアウトできるサバティカル ギリア。欲しくてもなかなか買えない人気すぎるテントは、今までにない機能性とリーズナブルな価格が魅力です。ぜひ本記事を参考に、購入を検討してみてください。